池崎理人&松田迅、INIは “ずっと悩んでいるグループ” ヒット狙うべく邁進「僕たちもその一曲を狙っていきたい」「【「I Need I」インタビュー前編】
グローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)によるドキュメンタリー映画「INI THE MOVIE『I Need I』」が現在公開中。モデルプレスでは池崎理人(いけざき・りひと/24 ※「崎」は正式には「たつさき」)と松田迅(まつだ・じん/23)の2人にインタビューを実施。結成から4年の思い出を振り返りながら、お互いへのリスペクトやグループとしての葛藤・成長などについて熱く語ってもらった。<インタビュー前編>
ドキュメンタリー映画「INI THE MOVIE『I Need I』」
2021年11月のデビューから現在まで、約4年間のメンバーの姿を映し出したINI初の映画作品。タイトル『I Need I』には、「僕たち(I)があなた(I)と繋がっていく(Network)」というINIの出発点から始まり、約4年間をメンバーとMINI(ファンネーム)と共に過ごしてきた中で、「お互いが必要な存在(Need)」となっていくという想いが込められている。INI池崎理人&松田迅、ドキュメンタリーでの素の表情は「そのまま愛して」
― まず映画についてのご感想からお聞かせください。池崎:シンプルに、成長したなと思いました。映画の中の自分が語っている考え方が今の自分とは結構違っているし、逆にみんなが思っていることも映画の中で意外と知ることができました。映画を観た後は結束力が高まったというか、メンバー同士の絆がより深まったと感じています。
松田:いろいろなことがあったと再認識できました。こうして裏側の姿を見せるのは初めてなので、みなさんに見てもらえることが嬉しい気持ちと、どういう反応をしてくれるんだろうという怖さもあります。僕たちの素というのをちゃんと伝えられる機会を持てたので、本当にありがたいと思います。
池崎:そのまま愛してほしいよね。
松田:そのままね。
― ほかのメンバーの方の考え方で新しく知れた部分というのは?
池崎:あえてお互いに語ることはありませんでしたが、各々がやりたいことが見え始めて、チームでどう動いたらいいか分からない時期があって。映画で当時の部分が映っていて「みんなそう思っていたんだ」と確認できました。反対に、今はそう思うことがないので、そのときと比べてまとまったと感じています。あ!あと、迅が「やっぱ天才集団や!みんなの才能がもっと世に出てほしい」みたいなことを言っていたときにめっちゃいい奴じゃん」と思いました。
松田:嬉しいです(笑)。やっぱりみんな一人ひとり、熱いものを持っていると感じました。1人挙げるとしたら、(尾崎)匠海についてで、1月にそれぞれソロステージ(「LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS」)をさせていただいたのですが、そのリハーサルのときに1人で熱いことを明かしてくれたのが映像に残っていて、見ていてすごく感動しました。
INI池崎理人&松田迅が達成感を感じた瞬間
― 4年間の活動の中で特に達成感のあった出来事を挙げるとしたらいつですか?池崎:やっぱりこの間のバンテリンドーム ナゴヤ公演(9月開催「2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]」)は本当にすごくて、今までのライブの中で一番楽しめました。単独ドーム公演は京セラドーム大阪から2回目なのですが、着実にドームツアーの目標に向けて動けていると思いましたし、毎回とても大勢のお客さんが来てくれるので、すごく誇りに思えて、これだけたくさんの人に支えられているんだな、と実感できる瞬間でした。
松田:個人のことにはなるのですが、作詞をしたことです。オリジナル楽曲「Reveal」の作詞をやり遂げて、そのパフォーマンスをしたときには頑張って良かったと、強く思いました。その経験をきっかけにグループの楽曲「What A Night」の作詞に挑戦してみようという気持ちにもなれて、MINI(ファンネーム)の方の嬉しい反応を見て「やって良かった」と思えました。
池崎理人&松田迅、INIは「ずっと悩んでいるグループ」ヒット狙うべく邁進
― そうした中でも壁にぶつかる瞬間もあるのでしょうか?池崎:ずっとあります。
松田:ずっと悩んでいるグループだと思います。一つ挙げるとすると、デモを聴いたときは「これでいいのか?」と悩んでしまうことも度々あって。どういう曲がMINIだけではなく様々な方に好まれるのか分からないですし、時代の需要と流行りにどう乗っていけるかが本当に難しいと思っています。以前で言うと、嵐さんの曲は本当に誰もが知る曲ばかりじゃないですか?僕たちもその一曲を狙っていきたいですし、アーティストの方がたくさんいる中でどうやって生きていくかという悩みはたくさんあります。
INI池崎理人&松田迅、バンテリンドーム ナゴヤ公演で過去イチの手応え
― 先ほどのお話にもありましたが、バンテリンドーム ナゴヤ公演はファンの皆さんからの評判が良かったですよね。改めて手応えのほどはいかがでしたか?池崎:バッチリでした。
松田:個人的には過去イチぐらい良かったのではないかな、と思っています。
池崎:僕は最近になってより一層ステージを楽しむ力が増した気がしていて、やっぱり自分が楽しもうとするのが一番大事だなと感じるんです。あとはダブルアンコールも嬉しかったよね。本当に何も決まっていなかったのですが、裏で「ダブルアンコール起きているけどどうします?」みたいになって、そこで「『What A Night』やろうぜ!」となるのも愛されている曲だと感じて、すごく気持ちが良かったです。
※最終日の9月15日公演のみダブルアンコールを実施。
松田:めちゃくちゃ良かったです!
池崎:ああいうところで楽しめてやれているのも成長した証なのかなと思います。
INI池崎理人&松田迅、ライブ制作面での進化「熱量は過去に比べて本当に高まっていっている」
― 昨年から今年にかけて、ホールからアリーナ、そしてドームまで、3規模の会場を経験したからこその成長はありましたか?※2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE]はホールをメインに、2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]はアリーナで開催。
池崎:より主体的に作るようになったことでしょうか。アリーナツアーでは演出家さんとの話し合いで苦戦した部分もあったのですが、ドーム公演では自分たちの持っているものをすべて出して、特にユニットステージでは主体性とクリエイティビティを持って「こうやりたいです」と伝えられるようになりました。
松田:みんなが一つの作品に向かって頑張る熱量は過去に比べて本当に高まっていると思います。ホール公演はできることが限られていたこともあり、普段から手掛けてくださっているディレクターの方と一緒に頑張っていくような感じだったのですが、今回に関しては、メンバーが演出やライティングなどに対しても意見を言えるようになったことが本当にいいことだと感じました。次のツアーがあれば、もっとより良いものになるんだろうなと思います。
― ユニットステージも注目を集めていましたよね。お二人が一緒に参加した「Busterz」はどのように作っていったのでしょうか?
※池崎、松田、許豊凡の3人で「Busterz」を披露。
松田:0から1を作ってくれたのは理人と豊凡です。2人とも世界観に凝ってくれて、そのおかげでステージングが素晴らしいものになったと思っています。
池崎:でも、途中から迅が登場してダンスブレイクして〜という流れがない「Busterz」は想像できません。
松田:そう言ってくれると嬉しい(笑)。いい意味で緩急をつけられたと思っていますし、メンバーもファンの方も褒めてくれたので、作ってくれた2人に感謝です。歌とダンスの両方を見せることができたので、本当にいいバランスでいいステージになりました。
INI池崎理人「Present」の作詞で感じた難しさ「J-POPの良さを詰め込みたかった」
― 11月19日にリリースされるWINTER SINGLE『THE WINTER MAGIC』のタイトル楽曲「Present」の注目ポイントをおうかがいしていきたいです。池崎さんは西さんと一緒に作詞も担当されていますね。池崎:難しかったのですが、日本語をふんだんに使いました。今までのINIはヒップホップやラップメインの楽曲が多かったのですが、今回はJ-POPの良さを詰め込みたかったんです。冬のJ-POPをすごく勉強して聴き込んで、自然な日本語の使い方にものすごくこだわりました。文字数も少なめで、1音に1文字ぐらいで、無理やりラップっぽくしていないところが良さかな、と思っています。まっすぐ好きな人に愛を伝えるというテーマの中で、冬の良さを詰め込みながら頑張りました。
― みなさんのビジュアルも可愛らしいものが多いですよね。
松田:僕はとにかく笑顔で撮りました(笑)。
池崎:可愛い。MVも撮ったのですが、迅が可愛すぎて度肝を抜かれました。
松田:あはは!スーパーアイドルになりました。楽しみにしていてほしいです。
(modelpress編集部)
池崎理人プロフィール
生年月日:2001年8月30日血液型:O
出身:福岡県
身長:179
松田迅プロフィール
生年月日:2002年10月30日血液型:B
出身:沖縄県
身長:171
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