駒木根葵汰&新原泰佑、前作キスシーン誕生裏話 2人が感じていた気持ち「したくてするみたいな」【「25時、赤坂で Season2」インタビュー後編】
俳優の駒木根葵汰(こまぎね・きいた/25)と新原泰佑(にいはら・たいすけ/24)がW主演を務めたテレ東系ドラマ「25時、赤坂で」の続編「25時、赤坂で Season2」(10月1日(水)スタート 毎週水曜深夜1時〜放送)が決定。インタビュー後編では、モデルプレス読者から選ばれた前作のキスシーンの裏話を明かす。2人が抱えていた気持ちとは?
駒木根葵汰&新原泰佑W主演「25時、赤坂で Season2」
本作は、美しい容姿と実力を兼ね備えた⼈気モデルで俳優の羽山麻水(駒木根)と、オーディションを勝ち抜き羽山の相手役に抜擢された新人俳優・白崎由岐(新原)が美しくも切ない恋に落ちていく様子を抒情的に描いた、芸能界を舞台にしたラブストーリー。2024年4月期に実写ドラマ化された2人の切なく美しい恋物語は、国内のみならず海外でも話題を呼んだ。Season2では、両片思いの末にようやく結ばれた2人の恋のその先を描く。駒木根葵汰&新原泰佑、桜の木の下でのキスシーン秘話
― 前作の最終話、桜の木の下でのキスシーンは、モデルプレス読者が選ぶ「2024年春ドラマベストキスシーン」トップ10にも選ばせていただきました。ようやく思いが通じ合ったこのシーンは、どのように作り上げましたか?新原:そうだよ!すごい作品の並びだったよ!あのシーンはロケーションとしても良かったですし、散っている桜がすごく印象的でした。僕らも急勾配な景色の良い坂に座っていたりして、そこのシーンはすごく良いですよね。イチ視聴者としても好きなシーンです。でも人気俳優があんな地べたに座っちゃいけないんですよ!
駒木根:良いでしょ。別に地べた座ったって。
新原:ダメだよ!人気俳優があんなところでキスだなんて!ダメだよ!だってする?しないでしょ?
駒木根:する日が来るかもしれない。
新原:来ないでよ。頼むから。あんなところでするんじゃないよ(笑)。それでも止められない思いみたいなものが感じられたシーンでしたし、序盤から何回も出てくる坂なので、坂の使い方、構図はカメラマンさんとたくさん相談しました。お芝居に関しては、すごく相談したかと言われたらそうでもない気がします。
駒木根:まず現場に行ったときに、照明さんとカメラマンさんがすごくはしゃいでいて、「何しているんだろう」と思ったら「ここにしようと思う!」と。みなさんがいて作ってくれた道を僕らがたどって、あとは自分たちの表現をするだけだったので、やるべきことに集中できました。相談して作るよりは、お互いに思っていることを、作り上げられたのかなと思います。
― ほかのキスシーンとの心持ちの違いはありましたか?
新原:新原としては「ここ良いシーンだな」と思いながらキスしていました(笑)。
駒木根:天気も良く、ロケーションも最高で、良い気温だったので、地べたに座り込むには本当に最適な、あとはキスをするだけという感じでした。
新原:そうですね。心にあまり不自由がなく、したくてするみたいな気持ちでした。
駒木根葵汰&新原泰佑、“喧嘩”の時期から“安定期”へ
― 前回のインタビューでは、距離を縮めるために、“喧嘩”をしてボケとツッコミの構築を行ったと答えていらっしゃいましたが、今回の続編に向けて行っていることはありますか?新原:喧嘩はもう終わったよね。
駒木根:喧嘩の時期はもう過ぎました。安定期という感じです。
新原:(笑)。安定期ですかね。
― これから共演者の方たちと仲を深めるためにやりたいことはありますか?
駒木根:あまり今までそういうことをやってきたタイプではなかったので、パッと浮かばないですが、宇佐卓真(佐久間はじめ役)も南雲奨馬(山瀬一真役)も同世代なので、みんなでご飯に行って、決起会みたいなことはやっても良いのかなと思います。
駒木根葵汰&新原泰佑、海外ファンからの不思議な呼び名
― 韓国でのファンミーティングも開催されて、世界でも大きな反響を呼びました。世界中からの反響を受け、発見したことはありますか?新原:発見したこと…。
駒木根:世界は広いなと思いました。
新原:(笑)。
― このような世界的な反響は予想されていましたか?
新原:全くしていなかったです。そもそも原作が世界で人気だったというのもありますが、それがイチドラマとして世界まで羽ばたいて人気になることは、当たり前ではないことなのかなと思っています。実写化というハードルの高さ、そこに求められるドラマとしてのクオリティ、いろいろなものが重なって初めて、みなさんに「良い」と言ってもらえるものができるので、韓国に2人で行くことも予想していなかったですし、そこからSeason2も。バカでかい言い方をすると、世界が待ってくれているので、期待されている感覚もありますし、それに応えたい気持ちもあります。
駒木根:バカでかい言い方したね。
新原:世界が待っているので!僕たちを!
駒木根:世界に待たれていることはあまり感じていなかったです。普段いろいろな配信サイトで観ていると、韓国作品やハリウッドがよく目についていたんですが、実は自分たちが作り上げてきたものも通用するんだということをこの作品で感じました。Season2では、よりその幅を広げていきたいです。
― 国内外の反応の違いはありましたか?
新原:そんなにがっつり違うことはなかったです。原作を大切に扱いながらやっていたので、日本でも、韓国に行ったときも、みなさんすごく温かく迎えてくださいました。一つびっくりしたのは、海外の方が白崎のことをママ、羽山さんのことをパパって呼ぶんです。僕がママと言われることが多くて、何でなんだろうと思っています。
駒木根:熱量はどこの地域の方も同じくらい持ってくれていると思いますが、その表現の仕方がすごく違いました。日本のファンは穏やか。海を渡ると、思ったことを全部伝えてくれたり、行動に移してくれたりするところがあって、SNSの投稿に対しても日本の方は1つのコメントですが、海外のファンの方たちは3つくらいコメントをしてくれるので、コメント数が増えて嬉しいです(笑)。
駒木根葵汰&新原泰佑の夢を叶える秘訣
― 夢を追うモデルプレス読者へ向けてお2人が思う夢を叶える秘訣を教えてください。前回、新原さんは「挑戦すること」と答えてくださいました。この1年を振り返ってみて挑戦したことはありますか?新原:これ難しいんだよな~。自分が出せる最大限、かつ今まで自分が出したことがない新しい芝居を目指していました。今年は舞台もあり、日曜劇場もあり、表現をしていく中で、ある程度の自由の中に求められているハードルみたいなものがあって。期待していただけることの嬉しさと、それを絶対に裏切れないプレッシャーの狭間にずっといる気がしていて。そういったときに、自分が「このくらいで良いだろう」と絶対に満足はしないと決めています。
自分が辛いと思っても、もっとプレッシャーの中で生きている人だっていると考えると、自分の感じているプレッシャーはすごく小さいですし、こんなことでくじけていたら、今後僕は何にも耐えられない。だから、それでも前に進まなければという強い意思を欠かさず持つことを信念に持って生きていますが、それが夢を叶える秘訣にも繋がるんじゃないかなと思っています。
― 駒木根さんは「1番近しいものを一生懸命追いかけること」と答えてくださいました。
駒木根:自分に嘘つかないことです。やらなければいけないことも自分に嘘ついてやらないときもあるかもしれないですが、それはきっと後悔する材料の一つになると思うので、やってみて失敗したらそれはしょうがない、どうしようもなかったことだと思いますし、とりあえずとにかくやる、ということは重要なのかなと思います。それは変わらないかもしれないです。
そのうえで働いて、お金を稼いで、幸せになって愛を築く。そして死ぬ。それが人生。
新原:夢の話しているんだよね(笑)?
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
駒木根葵汰(こまぎね・きいた)プロフィール
2000年1月30日生まれ、茨城県出身。主な出演作は「機界戦隊ゼンカイジャー 」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」、ドラマ「星降る夜に」「天狗の台所」「やぶさかではございません」「いつか、ヒーロー」など。初舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(2026年1月~2月)が控えている。新原泰佑(にいはら・たいすけ)プロフィール
2000年10月7日生まれ。埼玉県出身。主な出演作は、ドラマ「アオハライド」 「御上先生」 、舞台「インヘリタンス-継承-」「球体の球体」「梨泰院クラス」など。映画「ベートーヴェン捏造」(9月12日公開予定)が控えている。もっと詳しくみる
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