松本潤、人との対話前には“情報収集”「刺激にもなるし面白い」悩みを抱える人との向き合い方も【「19番目のカルテ」インタビュー】
TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』(よる9時~)で主演を務める嵐の松本潤(まつもと・じゅん/41)に、モデルプレスらがインタビュー。後編では、松本が座長として心がけていることや人と対話する上で意識していること、悩みを抱える人との向き合い方について語った。
松本潤主演『19番目のカルテ』
本作は、病気を診るだけでなく心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。主演を務める松本は、キャリア30年目にして自身初となる医師役で、魚虎(うおとら)総合病院に新設された総合診療科に所属する総合診療医・徳重晃(とくしげ・あきら)を演じる。松本潤、座長として意識していること「共有しやすい環境を作れたら」
― 小芝風花さんと新田真剣佑さんからは、松本さんの存在が現場全体を活気づけているというお話もありました。松本さんが現場で座長として意識されていることはありますか?松本:今作でというよりは、普段自分がその作品に参加させてもらう時、特に主演でやらせていただく時は、なるべく人を巻き込むことを考えています。会話も自分と誰かだけでするよりは、そこの近くにいる人に話を振ったり、みんなで1つのことを話したり。芝居にしても「このシーンどうする?」という話は、なるべく周りの人たちが共有しやすいようにみんなに聞こえるように話をします。みんなで作っていくものだと思うので共有しやすい環境を作れたらというのは意識していますね。
松本潤、人との対話で心がけていること「すごく刺激にもなる」
― 総合診療医は問診が大事ということでしたが、松本さんご自身が人と対話をする上で心がけていることがあれば教えてください。松本:関係性が長くなっている人でも、なんとなく「この人ってこうだよね」って自分が思っているイメージとずれてくる瞬間はあると思うので、そういう時は「今どういうことを考えているんだろう」とか、久々に会った時に「今何にハマっているんだろう」とか、どういうことが楽しくて、どういうことが好きではないのかみたいなことは、直接的に聞かなくてもキャッチアップするようにしています。それが自分の中ではすごく刺激にもなるし面白い。自分が普段生活している中ではあまり感じなかった感情とか、得られなかった情報が入ってくるので、そういう時間はすごく刺激的だなと思います。
― 人との対話というお話もありましたが、もしご自身の周りに悩みや苦痛を抱えている人がいたら、松本さんはどんな行動を取りますか?
松本:僕はせっかちなので、何か人が悩んでいるという話を聞くと、すぐにそれをどうにか解決したいという脳が働いてしまうんです(笑)。ですが、あまりそれは人が求めてないということも経験上学んできまして、なるべく「そうなんだ」と聞くように心がけています。自分自身も何か物事に対して悩んでいたり考えていたりすることを言葉として口に出すことで、自分の耳の中に戻ってきて整理される、みたいなことが多々あるので、みんながみんなそうじゃないとは思いますが、求められた以上のことを返さないようにしています。関係性が深ければ、時としてその人が今言われても困るようなことをポンって先に言ったり、全然違うこと、欲しい言葉じゃないものを渡す時はあるとは思うのですが、あまり言わないようにしていますね。
― 最後に、第2話の見どころをお願いいたします。
松本:非常に総合診療科らしい話なのかなと思っています。疾患がメインではあるのですが、その疾患は疾患だけでは解決できないということに対して、どう医者が向き合うかという話になってくるので、1話、2話は非常に総合診療科が何をやっているのかということを描く上でも大事なストーリーだと思います。医療もので“あと何秒”とか、“何センチのものをどれだけ早く切る”とかそういう話では全くないので、いかに温かく“ヒューマン医療エンターテインメント”という方向に触れるかという意味では、このドラマらしい非常に心が温まるいい話になっているんじゃないかなと。観ていただけるとうれしいです。
― 貴重なお話、ありがとうございました。
(modelpress編集部)
松本潤(まつもと・じゅん)プロフィール
1983年8月30日生まれ、東京都出身。1999年嵐としてCDデビュー。その後、『花より男子』シリーズ(2005・2007・2008/TBS系)、ドラマ『失恋ショコラティエ』(2014/フジテレビ系)などのヒット作に出演。近年の主な出演作は、『99.9 -刑事専門弁護士-』シリーズ(2016・2018・2021/TBS系)、ドラマ『となりのチカラ』(2022/テレビ朝日系)、大河ドラマ『どうする家康』(2023/NHK総合)など。もっと詳しくみる
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