「Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔＆横尾渉 NAKED～素のまま沖縄2人旅～」
2011年の
Kis-My-Ft2デビュー以降、テレビでも引っ張りだこで多忙な日々を送ってきた藤ヶ谷と横尾が最近、共に心を惹かれているのが美しい自然や貴重な生き物との出会い、日本の良きモノ・コトを体験すること。本番組では、そんな2人が沖縄の離島＝石垣島＆西表島をお忍び訪問。気の向くままにドライブしながら、男2人で過ごす休日の旅に密着している。
藤ヶ谷太輔＆横尾渉、念願の旅番組実現
― 旅の内容はどのように決めていったのでしょうか？
藤ヶ谷：好き放題に言いました。「仕事だと思わないでください」って言われていたので、尺とか考えずに「あれ行きたい」「ここも見てみたい」「これも食べたい」って好きなことを言っていました。
横尾：スタッフさんが2人の好きな場所だったり、行ってみたい場所だったり、色々リサーチしてくれて、沖縄っていうのが決まりました。石垣島と西表島というのも「ぶらり途中下車の旅」のスタッフさんが調べてくれて。それから雑誌とかを全部見せてもらって「こういうことをやりたい」「ああいうものを食べたい」って言って、予約しなきゃいけないものは取っていただいて、あとは本当に自由でした。
藤ヶ谷：1話に関しては、何も起こらない（笑）。
横尾：車内トークだね。僕たちの日常会話ってこんなにくだらないんだって発見しました。
藤ヶ谷：やばかったよね。ほとんど使われてる。車内で旅行トークしているシーンが1話にあるんですけど、わたは僕が家族と旅行に行っているのを見て、自分も旅行に行きたいと思ったっていう話をしていて。僕は前から海外に行くときに（横尾を）誘っていたんですけど、わたはウォシュレットがないといかないらしいんです。この前、僕がハワイに行った時にウォシュレットがついているホテルだったので「ハワイだったら一緒に行けるね」っていう話をしていたら、その会話がそのまま使われていました（笑）。2人でウォシュレット使うかどうかの話をするなんて、なかなかないよね（笑）。
横尾：自分で見ていて、カメラに撮られていることを忘れているんだろうなって。車内はほぼノーカットでした。普通の番組だと、全部使われない会話しかしてない（笑）。
藤ヶ谷：別に今まで隠していたわけじゃなくて、使われていなかっただけで、楽屋で話している感じのままっていうか。その空気を作ってくれたスタッフさんもすごいなって思いました。
横尾：あと、声を張ってないから聞き取りづらいよね。すみません、我々の責任です（笑）。
藤ヶ谷：ボゾボソ話していて全然聞こえない（笑）。
横尾：あとお互いに相手の話を聞いてないところもあるよね。
藤ヶ谷：そういうのを（視聴者に）探してほしい！「今スルーしてる！」って（笑）。
横尾：でもちゃんと会話は続いてる。
藤ヶ谷：果汁100％っていうか、“横尾100％”が出ていた感じがした。お互いに適当なところが出ているから、よく成り立っているなって。
― 3泊4日の旅行は贅沢ですね。
藤ヶ谷：僕たちはもちろん贅沢だったけど、マネージャーさんやスタッフさんたちも楽しんでいました。景色の写真を撮りに行ったりしていて、僕らの撮影とか見てない。野放し状態だった（笑）。
横尾：たまに映り込んでる。
藤ヶ谷：カメラマンが「ダメダメ！」ってね（笑）。
横尾：食事もある程度、僕らが食べたのを見たら、もう席に座って食べ始めていました。僕らに気を遣わせないように、逆に一緒のことをやろうとか、同じ感覚にいようって、そういう雰囲気を作ってくれていました。
藤ヶ谷：びっくりするぐらい緩かったので、ぜひ見てほしいです！
― なかなかない撮影ですね！
横尾：太輔がずっと心配していました。「俺、こういうのできるかな？」って。僕は「ぶらり途中下車の旅」でこういうのを勉強していたし、チームぶらりだったし「大丈夫だろ！」って言っていたんです。実際やってみて「これで良いんだ」って分かったみたいです。
藤ヶ谷：食事の時もカメラ目線で「見てください！」「美味しい！」とか、やらないでって言われていて。後半になって、わたは撮られているのに後頭部だけが映ってた（笑）。わたと「いつか緩い旅番組やりたいね」ってデビューした時ぐらいからずっと話していたので、こうして形になって、色々なことを経験してきてよかったなと思いました。仕事だから大変なことももちろんあったけど、そういうことも含めて、やってきて良かったなって。でも、この番組は見ても感動もしない（笑）。
横尾：掃除機かけながらとか、携帯いじりながらとか、チラ見するぐらいで良い（笑）。
藤ヶ谷：「行きたいな」「この2人楽しそうだな」っていうのはあると思います。でも、感動とか、勉強とか、2人の大人な部分が見えたっていうのは全然ない。
横尾：ふざけているおじさん2人みたいな感じだよね。ただ、雨でも沖縄は楽しめるよっていうのは伝わる。雨の景色も良いし、晴天になった時のこの違いが沖縄の景色の良さを教えてくれる。人も良かった！
藤ヶ谷：出会いだったよね。
藤ヶ谷太輔＆横尾渉、互いの素を感じた瞬間
― お互いに特に素が出ていたと思う場面はありますか？
藤ヶ谷：わたが“おじさん2人”って言ってましたけど、僕は全然おじさんだなっていう実感はなかったです。でもわたに対しておじさんになったなって思ったのは、ダジャレがめっちゃ多くてしつこい（笑）。こんなんだったっけ？って思うくらい。結構使われているよね。
横尾：使われてるね。
藤ヶ谷：僕も完全スルーしてる。ツッコむとかじゃなくて、人としてシャットアウトしてる（笑）。楽屋のまんま。“横尾100％”！
横尾：カメラが回っている感じもなかったし、やっぱり
藤ヶ谷太輔が横にいるっていう安心感というか、楽さもありました。
藤ヶ谷：2人でしょうもない話して爆笑しながら運転していたけど、しょうもないことばかり喋っているから、ナビ間違えまくったりとか（笑）。そういうのがたくさん映っています。リアルで面白いです。
― 横尾さんから見て、藤ヶ谷さんの素が出ていたなと思う瞬間は？
横尾：（悩む）
藤ヶ谷：何やっても完璧だから、難しいところあるよね（笑）？
横尾：確かにそれはありますね（笑）。でも、物をこぼしたりすることもありますし、子どもの時に楽しかったことを大人になってやると「疲れるからやりたくない」って言う人もいるけど、それを少年のような顔をして楽しんでいるのが素だなって思いました。好きなことをしている時の顔だなと感じたし、僕に甘えているような顔もしていたので、素だなと思いました（笑）。
藤ヶ谷：これで僕たちを知ってくれる方々もいらっしゃるかもしれないけど、1発でどういう人か分かるよね。パブリックイメージとか、役のイメージとか、グループバランスとか全くなく、こんな2人なんだって。
横尾：取り分け用のトングがあるのに、太輔が箸で取ろうとしていたから「トングあるよ。トングで取りな」って言ったんですけど、僕は次自分が取る時にお箸使ってた（笑）。
藤ヶ谷：マネージャーさんがその場面を見て「あの瞬間やばかったです。横尾さんが人に散々言う割に自分が箸で取ったところもやばかったし、それを見ている藤ヶ谷さんが何も言わなかったところもやばかった」って言っていました（笑）。“やばい”の連続だったね。
横尾：自分たちで映像を見るとすごく恥ずかしい！
藤ヶ谷：恥ずかしいね！
横尾：見てほしいんだけど、見てほしくない気持ちもちょっとあるぐらい恥ずかしい。
藤ヶ谷：わたはもう5話まで見たらしいけど、僕はまだ1話しか見られてないです。
藤ヶ谷太輔＆横尾渉“わたたい”の関係性は「昔から変わらない」
― “わたたい”の愛称でファンから親しまれているお二人ですが、この旅を通して改めてわたたいの関係性を実感したことはありますか？
藤ヶ谷：昔から変わらない良さがあるね。変わっちゃったな…みたいな寂しい部分はない。おふざけしたいっていう時のタイミングが似ている時もあれば、互いに「もうしつこいわ！」って思う瞬間もあったりする。感覚みたいなのは昔から変わらないと思います。でも、掘っていけば今まで話していた話より深い話ができるようになった。例えば料理なんて前はきっと浅かったけど、今は聞いたらどんどん深い答えが出るし、そういうのは逆も然り。でも根本は変わってないです。
横尾：お互いに変わってないね。普通のテレビだと、今まで得た情報を上手く活用して、言葉にしていくけど、今回はそれがゼロだった。だから本当に僕はひどかった（笑）。
藤ヶ谷：今回の外ロケは人との触れ合いが多かったんですけど、改めて礼儀正しい人なんだなって感じました。
横尾：それは僕も思いましたよ。
藤ヶ谷：去る時に「後で来ます！」って一言添えるとか、懐にスッと入っていく感じが三男坊みたいだった。でも僕の情報は、すでに見た1話までの情報だから、それ以降なくなったかもしれない（笑）。
横尾：逆に僕がちょっと引いている相手とは、太輔がすごく喋ってくれたりとか。全部カットされたけど（笑）。
藤ヶ谷：下ネタのおじさんね（笑）。配信でも使えなくて、案の定バッサリ（笑）。
横尾：ただボケたい自分もいて、途中からライバル視していました。
藤ヶ谷：変なスイッチが入ったよね。なんでそっち行ったんだろう？って思ってた。僕は「そうですね〜」って言っていたけど、（横尾は）「くそ〜！」みたいな（笑）。番宣とかでも「ここ頼むわ！」「俺ここ行くわ！」っていうバランスが良くて、ぶつかることはないですね。でも、文章が長いとか、噛みそうなやつはすぐこっちに持ってくるから「言えよ！」って返しています（笑）。
横尾：言わされるんです。
藤ヶ谷：（台本に）書いてあるんだよ（笑）！
藤ヶ谷太輔＆横尾渉、もし第2弾があるなら？
― もし第2弾があるとしたら、行きたい場所や挑戦したいことはありますか？
藤ヶ谷：まずは、今回がこれで良かったのか知りたいです。自信がないわけじゃなくて、スタッフさんが「今の時代はゆったりとした感じで、2人の関係性がわかる番組が良い」って言っていたので、それを早く実感したいです。
横尾：このチームだったら素を出せるので、どこに行っても楽しいと思います。行きたいところももちろんありますけど、このチームでやるというのが前提。欲を言えば、外国とか行けたら大人の社会勉強になるかなとは思います。
藤ヶ谷：僕ら英語が喋れないから、もっとやばそうだけどね（笑）。
横尾：もちろん国内も行きたいし、外国にチャレンジするのも良いけど、言葉の壁があるね。あと、僕はウォシュレットっていう壁もある（笑）。
藤ヶ谷：今回はマネージャーさんもすごく楽しんでいました。スケージュールを確認しても、何も把握してない（笑）。東京の仕事だったら、次は何時に取材…とか把握しているけど、ずっとボーっとしてた（笑）。
横尾：沖縄の雰囲気と撮影の緩い感じに全部飲まれていたね。
藤ヶ谷：すごく面白いです（笑）。ぜひ見てください！
― ありがとうございました！
（modelpress編集部）
藤ヶ谷太輔（ふじがや・たいすけ）プロフィール
1987年6月25日生まれ。神奈川県出身。AB型
横尾渉（よこお・わたる）プロフィール
1986年5月16日生まれ。神奈川県出身。A型。
Huluオリジナル「Kis‐My‐Ft2 藤ヶ谷太輔＆横尾渉 NAKED～素のまま沖縄2人旅～」
【Hulu配信（全5話）】
＜＃1〜＃4＞ 独占配信中
＜＃5＞ 6月27日（金) 18：00
【ダイジェスト版】
6月27日（金）24：45～25：14（日本テレビ）
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