モデルプレスのインタビューに応じた小笠原海(C)モデルプレス

超特急・小笠原海、グループ結成初期に感じていたターニングポイント メンバー個人活動への本音【舞台「聖剣伝説3」インタビューVol.3】

2025.02.22 07:00

「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」(東京・サンシャイン劇場/3月7日〜)で舞台初主演に挑む超特急の小笠原海(おがさわら・かい/30)。モデルプレスでは、3回にわたってインタビューをお届け。Vol.3では、今までに感じたターニングポイントや、グループ活動と個人活動への思いに迫った。

  

小笠原海主演「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」

「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」は、「聖剣伝説」シリーズ3作目として1995年に発売されたアクションRPG「聖剣伝説3」のフルリメイク版として発売され、世界累計出荷・DL販売本数100万本を突破した人気作。マナの力を利用し世界征服をたくらむ勢力の争いに巻き込まれながら、必死に運命に抗う若者たちの旅立ちと試練の物語となっている。初の舞台化となる本作で、小笠原は、草原の王国フォルセナ出身で国を愛し、負けず嫌いな性格の傭兵として仕えるデュランを演じる。

小笠原海、グループ活動は「精神面の安心感が違います」

小笠原海(C)モデルプレス
― 小笠原さんが思うグループ活動と個人活動の違いはありますか?

小笠原:この仕事は仲間はいれど、どこまでいっても自分次第だと思うので、大きな違いはそんなにないです。もちろん仲間の助け、メンバーの助けは大事ですし、グループの仕事はメンバーがいるという精神面の安心感が違います。届けたい思い、やりたいことがあって仕事をしているので、グループでも個人でもやっていることは変わらないです。

― 両立は大変ではないですか?

小笠原:僕も含め、みんな基本的に個人活動と両立しているので、合間を縫ってやってきているのかなと。それがしんどかったらみんな個人活動はしていなくて、多分みんな楽しくやっているんじゃないかなと思います。

小笠原海(C)モデルプレス
― グループ、個人活動だけでなく船津稜雅さんとの「稜海しました!」(トークライブ・冠番組・ラジオなど)での掛け合いも面白いです。

小笠原:あれは楽屋の延長線上で、何も考えていないです(笑)。楽屋でも本当にトークライブのまんまです。トークライブのときはちょっとエンタメになっていますが、基本的にあのまんまのことを喋って、しょうもないやり取りをして、ただ楽しんでいるだけです(笑)。

― 今回の舞台など、個人活動がグループに還元できていると感じる瞬間はありますか?

小笠原:基本的にグループに還元したくてやっているということがもちろん大きくて、その中でお互いがお互いに作用できると思っています。もちろん個人での活動がグループに反映されることもたくさんありますし。例えば、グループでテレビに出たときに、僕のことを「『アンナチュラル』(TBS系/2018)で観た」など言ってくださることもありますし、1人で出たときに「超特急の子が出てる」と言ってもらうこともあるから、それぞれがそれぞれに作用していて、どっちが欠けても僕ではないですし、どちらも大切にしている部分です。お芝居の経験は、パフォーマンスの中で感情移入、表情、身体に感情を乗せる部分でかなり還元されていると思います。

小笠原海(C)モデルプレス
― メンバー各々個人活動もされていますが、メンバー内で影響を受けることはありますか?

小笠原:僕が「聖剣伝説」をすることは、他のメンバーにはできないことですし、他のメンバーの仕事は僕にはできないことで、それぞれにしかできないことをやっているので、そこはお互い尊敬の念を持っています。

小笠原海、グループ結成初期に感じていたターニングポイント

小笠原海(C)モデルプレス
― 新体制から2年半、グループとしては14年目になりますが、今まで活動してきて感じたターニングポイントはありますか?

小笠原:すごく初期ですが、タクヤ(草川拓弥)が入ったことです。もともと高校の同級生で、高校の友達が同じグループに入ったという感覚なので、支えにもなりましたし、感覚として大きかったなと。放課後や休みの日に一緒に練習したり、一緒にリハーサル、レッスンに向かったりしたことは、学生時代だったからこそできたことでしたし、タクヤじゃなかったら、どうなっていたか分からないですね。

― 今までに諦めなくて良かったと思う出来事は?

小笠原:こうやって今「聖剣伝説」をできていること、グループとして居られていることも、こうして今インタビューしてもらえているのも、「このライブがどうこう」とかではなく、続けてきたからこそ今があるので、どれも大きい仕事だったなと思います。

小笠原海、20代から30代へ 意識的に変化したこと

小笠原海(C)モデルプレス
― 2024年は20代から30代になった節目の年だったと思います。30代になって変化したことはありますか?

小笠原:変わったわけではなく、変えたことはあります。今年の目標でもあるんですが「会いたい人にちゃんと会う」ことを大事にしようと。同級生も社会人になって10年近く経って、特に地元の友人はそれぞれスケジュールがあったり、家庭がある人もいたり、予定を合わせるのが少し億劫になってしまったり、僕自身のスケジュールもギリギリなので「分かったら言うわ」で結局流れちゃって、全然会えないことも多かったんですが、僕自身が人と会って力をもらえるタイプなので、多少無理してでも人と会った方が良いなと思いました。

― 30代になって4ヶ月ほど経ちましたが、会いたい方に会えていますか?

小笠原:今は地元の友人とも高校時代の友人とも会っています。高校時代のメンバーは、今までもほぼ月一で集まっていて、それは変わらず大事にしています。

― ありがとうございました!

★Vol.1、Vol.2も配信中。

取材こぼれ話

小笠原海(C)モデルプレス
取材部屋に入ったその瞬間から「おはようございます!」と明るく挨拶してくれた小笠原。取材中、少し待たせてしまう時間が発生しても「大丈夫ですよ」「ゆっくりで」などと声を掛けてくれたり、合間にはスタッフと談笑する姿もあり、小笠原の温かさを感じた時間だった。(modelpress編集部)

小笠原海(おがさわら・かい)プロフィール

小笠原海(C)モデルプレス
1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の2号車・カイとして活動中。主な出演作品は、TXドラマ25「これから配信はじめます」、BS-TBSドラマ「御社の乱れ正します!」、TBSドラマ「アンナチュラル」、映画「東京喰種」、朗読劇「ROOM」など。

「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」ストーリー

世界がまだ闇に閉ざされていたころ、マナの女神は、世界を滅びに導く神獣を「マナの剣」によって打ち倒し「マナストーン」に封印した。

時は流れ、──今、平穏は終わりを告げようとしている。魔法の源であるマナの減少、そして世界を我が物にしようと企むものたちによって。大いなる陰謀の渦に巻きこまれた6人の若者たち。

1人は真の強さを求めて旅立つ。
1人は親友の蘇生を胸に秘め、夜の森を駆け抜ける。
1人は愛するものを救うため、逃亡者として故郷を後にする。
1人は帰る場所を失い、絶望とともに国を発つ。
1人は大切な人を探すため旅に出る。
1人は国家の復興を誓い、走り出す。

各々が運命に抗うため「マナの剣」を求め、ついにその道は交差する。運命に翻弄された彼らの選択は如何に、そして暗躍する悪の存在から世界を救うことができるのだろうか?

3月7日〜16日に東京・サンシャイン劇場、4月4日〜6日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。
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