【百田夏菜子インタビュー】ファンを想うからこそ難しかった挑戦「作ってよかったなと実感しています」
【百田夏菜子インタビュー(前編)】ももいろクローバーZのリーダーで俳優の百田夏菜子(ももた・かなこ/30)が、初のフォト&スタイル『ももいろクローバーZ 百田夏菜子 フォト&スタイルブック えくぼは恋の落とし穴♡Anniversary30』(宝島社)を刊行。彼女の魅力がたっぷり詰まった同書は、長きにわたり多彩な表現力でファンを魅了し続けてきたからこそ「挑戦」だったと語る。
「ももいろクローバーZ 百田夏菜子 フォト&スタイルブック えくぼは恋の落とし穴♡Anniversary30」
撮影は、7月に30歳の誕生日を迎えた百田の出身地・静岡県で実施。大自然の中で赤の華やかなドレスをまとったカットや、日常を切り取ったような自然体の表情、少し大人っぽい雰囲気の夜のシーンや、水中での写真など、様々な百田夏菜子が楽しめる。誌面では、百田の30年を振り返るページや、ファンからの質問に回答するQ&A100、私服ページ、こだわりのメイク・スキンケア・ネイルなども特集。表紙には部屋で日常を過ごす姿をイメージした1枚が選ばれた。
百田夏菜子「自分を出す」という挑戦
百田:私の中ではすごく挑戦ではあったんですけど、今の私、過去、 未来も含めて見てもらえる1冊になったらいいなと思っていたので、実際ファンの皆さんが喜んでくれている姿を見ることができて、作ってよかったなと実感しています。「新たな一面が見れた」「知らなかったことが多かった」など色んな意見を聞くことができました。
― 「挑戦」とは具体的にどのようなことですか?
百田:写真1枚とっても、このスタイルブックじゃなかったら使わなかっただろうなっていう写真だったり、普段だったら弾かれちゃうけど自分のスタイルブックだからこそ入れちゃえみたいな写真だったり。
あとは、自分のことをもっと知ってもらうということです。「求めていただいていることにお応えするにはどうすればいいのかな」ということはよく考えるんですけど、「どんな自分を知ってもらいたいか」「どんな自分を見てほしいか」ということに向き合ってみると、それがすごく難しかったです。みんなが何を求めてくれているんだろうと想像しながら、そこから出来ることって何かな?と自分と向き合って出来た1冊なので“自分を出す”ということが私にとって挑戦でした。
― “自分”を試行錯誤しながら表現した1冊。各地でイベントも行ってファンの方の声を直接聞けたかと思います。
百田:「同じスキンケアにしてみた」「同じメイクをやってみたよ」って伝えてくれる方がいて嬉しかったです。最初、自分の日常や使ってるものを伝えるのはちょっと照れくさかったけど、それが誰かのためになってるのかなって思ったら、やっぱり今回やってみてよかったなって思いました。
― 「えくぼは恋の落とし穴」というタイトルはまさに“百田夏菜子”ですね。
百田:私が結成の時から作っているキャッチフレーズで、ずっとそばにいたワード。当時、レッスン場にホワイトボードを置いて「みんなで自己紹介、キャッチフレーズを決めましょう」みたいな日があって、それぞれのチャームポイントを書く中で、そこに「えくぼ」って書いたのがこうやってキャッチフレーズになったんです。まさかこんなに長く使うとは思っていなかったんですけど。私のことを知らなくても、このワードを知ってるという方がたまにいらっしゃって、そこまで知っていただけているのは嬉しいですよね。
フォトブックは、最初「百田夏菜子フォト&スタイルブック Anniversary30」だけだったんですけど、何か私らしい言葉を入れたいなと考えたときに、1番近くにあるもので、記念すべき瞬間の自分を知っていただきたいなという本だからこそ、ずっとそばにあったこのフレーズを改めてチョイスしました。
モノノフのアンケートに驚き「まさかのツインテール?」
― 書籍の中にはモノノフ(=ももクロファンの総称)の方々にアンケートをとるコーナーもありました。皆さんの声を受けて、自分の認識とは違って驚いたことはありますか?百田:好きな髪型ランキングを募集したんです。1位はポニーテールだったんですけど、これはグループを結成した時から決められていて、私は「ポニーテールができる長さじゃないとダメ」「常に衣装を着るときはポニーテール」っていう決まりがあって印象が強いので、好きになってくださった方がたくさんいると思うんです。
でも、2位のツインテールは意外でした。そんなに多くやってないし“私と言えば”っていう髪型とは全然違うし…。ポニーテールが1位でストレート、お団子かなと思ってたらまさかのツインテール?みたいな(笑)。
― 3位はハーフツイン。面白い結果でした。
百田:ザ・アイドルみたいな髪型が好きだったってことなんですかね?昔から戦隊モノっぽい衣装で、王道可愛い衣装で出てきた感じもないですし、リーダーなのでキリッと強いイメージを持ってもらうことが多いので、まさかの甘めにびっくりしました。
印象的だった撮影
― 撮影で思い出に残っていることがあれば教えてください。百田:水の中で撮ったのが印象的です。その場でチェック出来なかったので「せーの」で潜って、時間の限り撮れるだけ撮って、後で確認するっていう緊張感がある現場でした。「撮れてなかったらどうしよう」「全部目をつぶっていたら…」「衣装とか髪が変なところにいってたら…」とか不安だったんですけど、その分サプライズ感もあって、実際すごく素敵な写真になったので、それが見れたときはホッとしました。
― 幻想的で素敵な写真でした!
百田:小学校の時に「30分間回泳」っていうのがあって、30分間とにかく水に浮いてる試験があったんです。なかなかハードなんですけど、今回の撮影で久々にプールに入って浮いたときに「小学校の時に感じたやつだ(笑)」って懐かしくもなりました。
― 現場の楽しさが伝わる写真ですね。
百田:ナチュラルに飾らずに、ちょっと開放的な気持ちで撮影しようって思っていたので、初めて行く場所ではなく、自分が生まれ育った場所での撮影になりました。本当にリラックスして、のんびりその場の空気がやっぱ表れているかなと思います。
★インタビュー後編は「必死だった20代」「人生の中で1番大きな選択」「30代の変化」「夢を叶える秘訣」について語ってくれた。
(modelpress編集部)
百田夏菜子(ももた・かなこ)プロフィール
1994年7月12日生まれ。静岡県出身。アイドルグループ・ももいろクローバーZのリーダー。音楽活動のほか、ドラマ、舞台、バラエティ番組、モデルなど多方面で活動。2025年2月12日には初のソロアルバム『ビタミンB』をリリース。アルバムに伴いMOMOTA KANAKO LIVE TOUR 2025「VITAMIN-B」も開催する。もっと詳しくみる
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