比嘉愛未、岩田剛典は「パーフェクト人間」互いに助けられた瞬間・リスペクト語る【「フォレスト」インタビュー】
2025.01.28 17:00
ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ「フォレスト」(毎週日曜よる10時15分~)でW主演を務める女優の比嘉愛未(ひが・まなみ/38)とEXILE/三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典(いわた・たかのり/35)にモデルプレスがインタビュー。初共演でタッグを組んだ2人が互いに助けられたこと、撮影を通じて抱いた印象などを語った。
比嘉愛未&岩田剛典W主演「フォレスト」
オリジナルストーリーとなる本作は、本枠でのドラマ放送が始まって以来初のサスペンス作品。同棲してまもなく1年を迎える恋人同士の幾島楓(比嘉)と一ノ瀬純(岩田)の恋愛模様、登場人物それぞれが抱える「嘘」、そして、そこに隠された「真実」を描く。比嘉愛未、プレッシャーの中で助けられた岩田剛典の存在「良いパートナー」
― 1話から怒涛の展開で、恋人らしい雰囲気とシリアスな場面の緩急の激しさにとても引き込まれました。比嘉:そうなんです!ぜひ早く続きを観てほしいです!緩急で言ったら、どこの作品にも負けません(笑)!「ジェットコースター」とはこういうことかと感じました。
個人的には、民放のゴールデン帯の主演は初めてではないものの経験は多くないので、プレッシャーも多少感じています。でも今回はW主演ということで、傍に同じモチベーションと情熱を持って戦ってくれる人がいることがこんなにも心強いんだと実感しました。きっと1人だったらできなかったと思うので、本当に良いパートナーがいてくれて助けられました。
比嘉愛未&岩田剛典、互いの印象語る
― 初共演となりますが、お互いの第一印象、またご一緒して印象が変わったところがあれば教えてください。比嘉:アーティスト業に役者業、ソロでもパフォーマーとして活動されている上、アートまでできて、本当にマルチで多彩な表現者だなと尊敬していました。また、実際にお会いしたら自分の想像を遥かに超える“大人”でした(笑)。それは最初の取材でも第一印象として話していたのですが、良い意味でその印象が最後まで変わらなかったです。3ヶ月間ずっと一緒に作品を作ってきて、人間的な一面も知れましたが、最初に抱いたイメージと変わりませんでした。今回の作品は嘘と真実がテーマになっていますが、岩ちゃん自身は本当に嘘がない人なんだと思いました。本当にパーフェクト人間ですよ。
岩田:いやいやいや、ありがとうございます。比嘉さんとは、多分共演者の方で共通の知り合いはいると思うのですが、今回初共演だったのでお会いする前はメディアで拝見する姿での印象でした。
比嘉:本当に会わなかったよね。
岩田:そうなんですよ。だから女優さんとしての印象で、わりとしっかりした女性像を演じてらっしゃるイメージが強かったのでそういった印象を抱いていましたが、初対面からすごく接しやすくてこんなにも打ち解けられる方なんだとびっくりしました。撮影中もずっと変わらずこのままでいてくださったので、現場も楽しかったですし、すごく助けていただきました。
比嘉愛未&岩田剛典「もし愛する人が自分の知らない顔を持っていたら?」
― 本作では「もし愛する人が貴方の知らない顔を持っていたら、変わらずその人を信じ、愛し続けられますか?」というキャッチコピーが掲げられていますが、お二人はもし相手の知らない顔を知ってしまったらどんな行動を取りますか?比嘉:相手にとって良いことであり優しさになるのであれば、見て見ぬふりをすることもできますが、お互いの関係性に溝ができてしまうなら、たとえどんなことだろうと向き合いたいです。状況にもよりますが、まずは逃げずに話し合いたいなと思います。だから、楓が逃げずに純と向き合っていく心情は共感できます。
岩田:僕もどんなことであれ話し合うと思います。その嘘で、これまでの自分の知っている相手の顔がひっくり返るわけではないと思うので。でも自分の知らない顔があるんだと思うとショックはショックですよね。ただ、それでもそこは理解しようという気持ちにはなると思うので、まずは話し合って、結果はその話し合い次第じゃないですかね(笑)?
比嘉:そうなっちゃうよね(笑)。
比嘉愛未&岩田剛典の夢を叶える秘訣
― 最後に、夢を追うモデルプレス読者に向けて、お二人の“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。比嘉さんは2017年のインタビューで「感謝することを忘れないこと」、岩田さんは2023年のインタビューで「夢を持てることも才能」とした上で「いろいろなものに目を働かせながら、見て、聞いて、その先に生まれてくる夢を見つけてください」と回答されていました。比嘉:以前話していたこととベースは変わりません。私が今ここにいるのは、ここに導いてくれた人たちの応援やサポートがあったから。今、こうやって最高な作品を自分が代表してお話できていることも感謝しかありません。でもそれは必要な出会いがあったからであって、自分1人だけでは絶対叶わないと思うんです。だから、人それぞれどんな夢か分からないですが、コーチだったり先生だったり導いてくれる人に感謝すること、尊敬することが大事かもしれません。自分が目指しているロールモデルがいたとしたら、その人を尊敬して心からなりたいと思うことで、その夢に近づくのかなと思います。
岩田:情熱ですね。情熱=努力にも繋がると考えていて、本気で思っているか思っていないかで「叶う」「叶わない」の差が出てくるものじゃないかな。もっと言うと、どこまで自分を信じられるかどうか。やっぱり途中で諦めてしまったり気持ちが途絶えてしまったりすると、夢や目標が遠のいてしまうので情熱が大事だと思います。
― ありがとうございました。
こぼれ話
今回のインタビューが新年初対面だったという比嘉と岩田。そんな2人が出演した元日放送の同局系番組「芸能人格付けチェック!2025お正月スペシャル」では、比嘉が不正解を連発し全問正解の岩田を道連れにする展開がSNS上で話題を呼んでいた。これを受け、読者プレゼント用のチェキにサインする間には、比嘉が「『格付け』本当にごめんね」と岩田に謝罪すると、「いやいや、完璧でしょ!?めちゃくちゃ面白かったです」と岩田がすかさずフォローするやりとりも。誰に対してもフラットで、その場にいるだけで周りを明るく照らす比嘉と、柔和な空気感で場を温かく包み込む岩田。そんな2人が対照的な役柄で織り成すサスペンスストーリーは果たしてこれからどんな展開を迎えるのか。一挙一動見逃さないよう見守り続けたい。(modelpress編集部)
比嘉愛未(ひが・まなみ)プロフィール
1986年6月14日生まれ、沖縄県出身。2005年、映画「ニライカナイからの手紙」で女優デビュー。2007年にNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」でヒロインを演じ注目を集めると、その後もドラマ・映画「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ、ドラマ「GTO」(2014)、「日本沈没-希望のひと-」(2021)など数々の話題作に出演。近年の主な出演作はドラマ「作りたい女と食べたい女」(2022、2024)、「大病院占拠」(2023)、「新空港占拠」(2024)、「スカイキャッスル」(2024)、映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」(2023)など。待機作に映画「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』」がある。岩田剛典(いわた・たかのり)プロフィール
1989年3月6日生まれ、愛知県出身。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー。俳優としては、2016年公開の映画初主演作品「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」で第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞などを受賞。近年の主な出演作はドラマ「あなたがしてくれなくても」(2023)、「アンチヒーロー」(2024)、「虎に翼」(2024)、映画「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」(2023)、「聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメン VS 悪魔軍団〜」(2024)など。「フォレスト」第4話あらすじ
誕生日会の夜、楓の母・鈴子(松田美由紀)が意識を失い病院に搬送される。誰かが鈴子を毒殺しようとした可能性があると、鈴子の専属医師・篠田塔子(水野美紀)からほのめかされた幾島楓(比嘉愛未)は、鈴子が倒れる直前、忘れ物を取りに一人で幾島家へと戻って行った恋人の一ノ瀬純(岩田剛典)に疑いの目を向けてしまう。そんな楓に純は、鈴子と話していたという真実を偽り、「財布を取りに戻っただけ」と嘘をつくのだが…。翌日、鈴子の秘書・葉山修(堀部圭亮)は、楓と楓のいとこの水原真琴(ファーストサマーウイカ)に、ブランフォレストで食中毒が起きた3年前の防犯カメラの映像を見せる。そこには帽子にマスク姿の不審な人物が映っていた。初めて映像を目にした楓は、隠された真実以上に不審人物の姿に激しく動揺する。その人物は、純が持っているものと同じ衣服を身につけていたのだ…!?
純への不信感をますます募らせる楓。一方、母・茜(黒沢あすか)の診察に付き添う純は、ある人物に、楓にも伝えていない秘密を打ち明け、26年前の弟の失踪に関する調査を依頼する。
※放送終了後、TVer・ABEMAで見逃し配信
※TVerは第1話~第3話、最新話見逃し配信中
ABEMA番組ページ: https://abema.tv/video/title/871-316
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