「虎に翼」BE:FIRST三山凌輝、伊藤沙莉の演技に圧倒 手応え感じた共演シーン明かす【インタビュー】
2024年度前期連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)に出演するBE:FIRSTの三山凌輝(RYOKI/みやま・りょうき/25)。インタビュー後編では、主演を務める女優・伊藤沙莉の凄さや手応えを感じた共演シーン、撮影裏話までたっぷりと語ってもらった。
三山凌輝、座長・伊藤沙莉の演技に圧倒
― 今回朝ドラで錚々たる俳優さんと共演されていますが、座長・伊藤さんのお芝居を間近で見ていかがでしたか?三山:圧倒されています。本当にすごいと思ったのは、直前まで前室で笑いながら話していたのに、本番になった瞬間に大泣きの演技をしていたことです。泣きの演技から始まるシーンでも難なく泣いていて、しかもその表情だけで情景が見えるんですよね。本当に勝てないなと、あれは誰もできないんじゃないかなと思いました。あと、お芝居で表情を意識しすぎると、映像で見るとやりすぎになってしまうこともあるのですが、伊藤さんはただただそのままの気持ちが表情に出ているから、表情がいい意味でわかりやすく素敵なお芝居だと感じました。
― 伊藤さんの役者としての瞬発力や表現力の大きさを実感したんですね。
三山:アジャストが上手というか天才的な方なんだろうなと。自由にお芝居をされているので、そこに迷いがないという感じがしました。
三山凌輝、手応え感じた伊藤沙莉との共演シーン
― 演じた中で印象に残っているシーンを教えてください。三山:今後でてくる直明とお姉ちゃんの2人のシーンはすごく印象的でかなり神経を使いましたし、作品の中でも大事なシーンだと思います。直明はいつもお姉ちゃんに全肯定していた弟でしたが、そのシーンでは直明なりにお姉ちゃんに物申していて、2人だけのシーンだったので、空気感というのもその場で出たリアルなものになっています。長回しでセリフも多く、直明が一方的にお姉ちゃんに喋り続けるみたいなシーンはほかになかったので新鮮でした。このシーンは「お姉ちゃんの今後の人生の考え方に響いてくるぞ」と思ったので、僕も大事に演じました。
― そのシーンの撮影で手応えはありましたか?
三山:その日は僕の事務所の社長など色々な人が撮影の見学に来ていて、モニターを凝視されていたので「やめてくれよ」という気持ちでしたが(笑)、終わった時に社長に初めてそんなに褒められたというぐらい「文句の付けどころがなかったよ」と言ってもらえました。それは未だに鮮明に覚えていて、監督も「すごく良かった。いいシーンだった」と言ってくださったので、すごく嬉しかったです。
三山凌輝、伊藤沙莉との撮影裏エピソード
― 座長・伊藤さんの印象について教えてください。三山:気さくで、飾らなくて、人としてすごく素敵で、親しみやすい方だなと思いました。僕が撮影で「東京少年少女保護連盟」が上手く言えなくて3、4回ぐらいNGを出してしまった時があったのですが、伊藤さんが「私も数日前同じことやったから大丈夫だよ」と言ってくれて、その優しさに和ませていただいてなんとか4回目ぐらいで言えました。
― 三山さんがクランクイン当初緊張されていた時に、伊藤さんが緊張をほぐしてくれたというお話もありました。そういう優しさを振り返ってみていかがですか?
三山:伊藤さんとは色々な話をさせてもらっていて、すごくやりやすい現場にいさせてもらっているんだなと感じています。家族役のみなさん全員が本当の家族のような雰囲気を出してくださるし、子役のみんなもいるから楽しくて、のびのびと現場にいさせてもらっています。伊藤さんはプライベートの話もラフに聞いてくれますし、仲良くしてもらっています。
― 撮影現場ではどのようなお話をされていますか?
三山:伊藤さんのお兄さんのオズワルド・伊藤(俊介)さんがBE:FIRSTのファンということで、そういうきっかけから話が盛り上がりました。僕の母親は沙莉さんのファンで、出演舞台「パラサイト」を2回観に行ったという話も初日からしました。数日前には、飲みに行きましょうといった話にもなりました。
インタビューこぼれ話1/喜びを感じる瞬間
友達とお酒を飲んだりサウナに行ったりする瞬間です。息抜きするのが大事なデトックスの時間になっています。インタビューこぼれ話2/“坊主3人衆”で有名に
花江さんの子供役2人から「直明兄ちゃん、食堂行こ」と、毎回食堂に連れていかれています。坊主3人が並んでご飯を食べるので、ちょうどいい感じに座高がずれて、携帯のアンテナみたいに階段になっているんです(笑)。坊主3人衆で毎日食堂にいるのが結構有名になっているらしいです(笑)。後記
今回のインタビューはリモートで行われ、取材陣による挙手ボタンの反応に「すげぇ」と冒頭から早速いたずらっぽく笑った三山。「よろしくお願いいたしま~す」と笑顔で手を振りながら挨拶したり、バーチャル背景が同じ記者に「同じ背景の家?」と聞いたりと、少年のようなピュアさが人を惹きつける彼の魅力だと感じさせられた。一方で、作品について話を聞くと真剣な顔つきに変わり、朝ドラ初出演となった作品への強い思いを自分なりの言葉で選ぶ一幕も。誠実に作品に向き合う姿勢からは、俳優としての覚悟がうかがえた。伊藤沙莉ヒロイン朝ドラ「虎に翼」
110作目の朝ドラとなる同作のモデルは日本初の女性弁護士、のちに裁判官となる三淵嘉子さん。激動の時代を生きた1人の女性法曹とその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描いていく。主演の伊藤は主人公・佐田(猪爪)寅子を演じ、脚本を吉田恵里香氏が務める。三山が演じるのは、寅子の弟・直明役。純粋な性格で家族想い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面を持つ。(modelpress編集部)
三山凌輝プロフィール
1999年4月26日生まれ、愛知県出身。俳優として映画「縁側ラヴァーズ」(2020)、「人狼ゲーム デスゲームの運営人」(2020)などに出演し、2021年8月より7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのメンバーRYOKIとして活動を開始。演技作品、アーティスト活動と多岐に渡って活動している。もっと詳しくみる
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