日向亘、有村架純・高橋海人らとの約束「姉ちゃんの恋人」“家族LINE”の存在「全部背中で見せてくれた」<モデルプレスインタビュー後編>
俳優の反町隆史が主演を務める4月1日放送のカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』(よる9時~)に出演する俳優の日向亘(ひゅうが・わたる/20)。後編では、ネクストブレイクの呼び声も高い若手俳優の1人である日向に芸能界入りした当時に感じていた葛藤や、これまでの共演者との裏話に語ってもらった。<モデルプレスインタビュー後編>
日向亘、母&姉きっかけで芸能界入り
― 母親と姉がオーディションに応募したことがきっかけで芸能界に入ったとお聞きしました。元々芸能界に興味はありましたか?日向:当時は、まさか自分が出る側になるなんて考えてもいなかったです。テレビっ子だったので見ることは好きでしたが、どうやって芸能人になるかもわからないですし、考えたこともなかったです。
―当時は考えてもいなかった芸能界に入ったということで、活動していく中で葛藤することもあったのでは?
日向:葛藤だらけです(笑)オーディションを受けても落ちて、自分が落ちた作品をたまたま目にしたら「うわ、これ自分がやる可能性もあったんだ」と考えてしまい悔しい気持ちになることもありますし、オーディション関係なく作品を見た時に羨ましいなと感じることもあります。
日向亘「姉ちゃんの恋人」で共演・有村架純は「本物の家族として接してくださる」
― これまでに数多くの作品に出演されていますが、日向さんの地上波連続ドラマ初出演作が3年前に放送された「姉ちゃんの恋人」。有村架純さんと姉弟役という大役で初めての経験も多かったと思うのですが、振り返ってみていかがですか?日向:主演としてのあり方や現場を引っ張ることはこういうことだと、全部背中で見せてくれたのは架純ちゃん(有村)でした。私生活から兄弟役の3人(King & Prince・高橋海人※「高」は正式には「はしごだか」、日向、南出凌嘉)と本物の家族として接してくださるのが伝わってくるんです。だから「架純ちゃんって呼んで」と兄弟役の僕たちに言ってくれて、タメ口で話すという決まりがありました(笑)。僕らも最初は「そんなこと出来ません!」という感じでしたが、次第にタメ口も馴染み、日頃から些細なことで連絡を取り合う仲になり、家族LINEもあったんです!私生活からしっかり役作りで家族になろうとする部分を架純ちゃん発信で進めてくださり、とても感謝しています。
― 素敵です。当時はどんなやり取りをされていましたか?
日向:私生活のことからお仕事の悩み相談まで幅広く相談に乗ってくれました。現場では誰よりもセリフの量が多いし、撮影の日数は多いし、拘束時間は長いし、たくさん取材を受けてるし…時間の無い中でも共演者の1人に丁寧に向き合ってくださって、本当にすごい方だなと思いました。今振り返っても、架純ちゃんの様な素敵な演者になりたいと感じますね。
― 他にこれまでの俳優業を振り返って、印象に残っている作品はありますか?
日向:1つに絞るのは難しいのですが、共演者の皆さんとの距離が近くて楽しかった現場は「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」です。朝から夜中まで乗客役の皆さん全員と毎日一緒に撮影をしていました。普通のドラマ撮影だと、自分がいないシーンなどもあり撮影に参加しない日もでてくるのですが、基本すべてのシーンに皆さんが出演するので一緒にいる時間が長く絆が深まったと思います。
― 先輩方との撮影も多く刺激を受けたのでは?
日向:特に山田裕貴さんと赤楚衛二さん、上白石萌歌さんの姿に刺激を受けました。僕よりも撮影日数が長く、寝る間もなく撮影されていましたが、忙しい撮影の中でも1番現場を盛り上げて、特に明るく振る舞ってくださったのはあの3人だったんです。そんな姿を受けて現場を引っ張る人は、様々な角度からの責任感や覚悟を持ちながら撮影に挑んでいるのだと感じました。
日向亘の「夢を叶える秘訣」
― モデルプレス読者の中にも今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、これまでの人生を振り返って感じた日向さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。日向:後先の事を考えずに飛び込むことだと思います。例えば、俳優になりたい夢があるとして、「両親に反対されたらどうしよう」と思いとどまって行動に移せないことってあるじゃないですか。でも、色々と考え込んでしまうと、もしかしたら叶えることが出来た夢へのチャンスを逃してしまうことになると思うんです。僕は「もうやっちゃえ!」「後から考えれば良いんだ」という気持ちで何事にも飛び込めばいいと思っています。結果として、自分が望んでいた夢ではなくても、別の形で新しい夢を掴むきっかけに繋がる可能性もありますし、何事も前のめりになって挑戦することが大事だと感じます。
― これまでの人生を振り返って、日向さんの1番の挑戦は何ですか?
日向:芸能界に入ったことは、僕の中でも大きな挑戦でした。母と姉に「オーディションに応募してみたら?」と言われたことがきっかけでしたが、今思うと「めんどくさい」と断ることも出来たと思います。僕は、「楽しそうだな」という好奇心と、もし落ちてしまっても、そのオーディションでグランプリを獲った方が大物になったら「同じオーディション受けていたんだ!」と笑い話にもできるなと思ったことがきっかけでオーディションを受けていました(笑)。ですが、結果的に僕の人生を1番大きく変えるきっかけになっています。もし夢に向かって進むことを躊躇している方がいたら、何事も経験と思って勇気を出して一歩踏み出してみてください。
― 貴重なお話ありがとうございました。
(modelpress編集部)
反町隆史主演「GTOリバイバル」
1998年の夏に放送された反町主演の連続ドラマ『GTO』(グレート・ティーチャー・オニヅカ)が、26年の時を経て、新作スペシャルドラマ『GTOリバイバル』として復活。『GTO』は、藤沢とおるによる同名漫画が原作で、反町演じる元暴走族の高校教師・鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。立場や損得とは無縁の教師・鬼塚が、本音をぶつけ合い、命がけで生徒に向き合うことで、社会の裏側にくすぶっている問題をも解決していく。日向が演じるのは、3年1組の生徒である宇野晴翔。野球の推薦で入学するも、ケガによって野球ができなくなってしまったことで、父親から「クズ」「死ね」などと日々ののしられている役柄だ。
日向亘(ひゅうが・わたる)プロフィール
2004年3月18日生まれ、群馬県出身。2019年「HORIPRO MEN’S STAR AUDITION(ホリプロメンズスターオーディション)~未来のスターはキミ?それとも隣のカレ?~」でグランプリに選ばれ、芸能界入り。ドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系/2020年)で地上波連続ドラマ初出演を果たすと、特撮テレビドラマ「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系/2021年)では、主人公の弟・五十嵐大二/仮面ライダーライブとカゲロウ/仮面ライダーエビルの二役を演じ、知名度が上昇した。近年の主な出演作品は「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系/2023年)、「どうする家康」(NHK/2023年)、「君となら恋をしてみても」(MBS/2023年)、「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系/2023年)、「マルス-ゼロの革命-」(テレビ朝日系/2024年)など。もっと詳しくみる
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