フジ宮司愛海アナ「常にパイオニアでありたい」2023年の“大事な2つのチャレンジ”に熱い思い 初の報道番組担当での2年も振り返る<インタビュー後編>
「フジテレビ」と「モデルプレス」がコラボレーションするアナウンサー連載「“素”っぴんランキング」。同じ場所で働く・協力し合う仲間だからこそ知る“素”の一面を、多彩なランキングテーマによって引き出していく同連載。今回は、Vol.8のテーマ「隠れ美容マニアなアナウンサー」の番外編をお届けする。
フジテレビアナウンサー45人以上への取材から「美容マニア」な女性アナウンサーとして、1番に名前が上がった宮司愛海(みやじ・まなみ/32)アナにインタビュー。後編では、報道に携わる上で常に意識していることや、ポッドキャストなど新たな挑戦への意気込み、「常にパイオニアでありたい」という宮司アナの今後の目標について、たっぷりと語ってもらった。
宮司愛海、報道でのやりがいは?
― 2022年4月、4年間担当されていたスポーツから報道番組の担当に変わり、同年10月より「Live News イット!」のメインキャスターを務めていらっしゃいますが、報道に携わる中でどういった面にやりがいを感じていらっしゃいますか?宮司アナ:社会が抱える幅広い問題や、埋もれてしまっている良いことなどを含め、日々社会と向き合えている実感はとてもあります。自分が30歳を超えて、より大人として成熟していくべき過程にある中で「日々、社会がどのように動いているのか」「自分は社会に対してどのようにアプローチしていけるのか」ということを考え続けられるのは良いことですし、やりがいに繋がっていると思います。
今は政治がとても動いていますが、ほかにも事件など、明日、1分後ですら何が起こっているか分からないですよね。起こったことに対してどのように対処できるかということには、日頃どれだけ考えているかがとても問われると思うので、「この話題に関して自分はこう思う」「この話題を専門家の方に聞くなら、こういう観点で、こういう質問の仕方をしよう」など、ずっと頭の中で考えています。
― 報道を担当されてから、より意識していることはありますか?
宮司アナ:取材の仕方や「どこを1番大事なメッセージとして伝えるか」という伝える際の組み立て方はスポーツ時代から変わっていないですし、むしろスポーツ取材で培われたものが大きいです。報道に就いてからは、視聴者の皆様により分かりやすく噛み砕いて伝えつつも、専門家の方にはきちんと核心をついた質問をするにはどうしたらいいかということを考え、そのための準備をしているイメージです。そのためには「これってどうなんだっけ?」といった、ふとした瞬間に生まれる疑問をそのままにせず、視聴者の感覚としてその都度調べて知識を身につけていくことは意識しています。
宮司愛海アナ、ポッドキャスト・朗読…2023年の新しい試みで気づきも
― また、宮司アナは報道のお仕事だけでなく、ポッドキャストの番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』や、AmazonオーディオブックAudibleでの朗読など、新たな挑戦もされていますが、そういった声のお仕事を始めてみていかがですか?宮司アナ:ポッドキャストについては、特に報道の仕事をしていると、普段の自分の思いを語ることを求められる場所があまりないということもあり、自分の感情を言葉で表現する練習を続けていきたいという思いで始めました。実際にやってみると、純粋に楽しいのが一番大きく、一方で、「1人でもまとまった時間話し続けることができるんだ話せるんだ」と自信も生まれました。アナウンサーとしてのスキルが活きているなとも感じます。反対に、自分が今まで見て見ぬふりをしてきた自分のダメなところや足りないところも改めて感じる機会になり、自分という人間を客観的にも主観的にも見る1年となりました。
Audibleでの朗読に関しては、様々なキャラクターが出てくるので、読み分ける力として自分の引き出しも問われますし、これまでやってきたことに加え新しくチャレンジする部分も味わいました。ポッドキャストと同じく何より楽しくて、そこで得た収穫を普段の自分のアナウンサーとしての仕事にも活かせる、良い循環ができたと感じました。
2023年は自分のキャリアの中で、仕事の広がりが最もあった年だと思っています。これまでアナウンサーとして8年間経験してきたことが決して無駄ではなかったと、これまで頑張ってきてよかったと思えたことはうれしい収穫でしたし、積み上げてきたものを花開かせていくためにも今回はとても大事なチャレンジの一環だったと感じます。どちらも最近のことでまだアウトプットしたばかりではあるので、これから世の中に出てきっと様々なご意見も頂戴すると思いますし、それを踏まえて自分がどのように変わっていけるかが楽しみです。
宮司愛海アナ「常にパイオニアでありたい」2024年の目標語る
― 様々なお仕事に挑戦された2023年を踏まえ、2024年はどのような目標を持っていらっしゃいますか?宮司アナ:2023年は、報道の大型取材としてG7広島サミット(主要国首脳会議)がありましたが、これまで海外取材はコロナの影響であまり行けなかったこともあり、2024年はアメリカの大統領選など海外の取材に行けたらと考えています。そしてそのために、英語をもう1回腰を据えて勉強しようと思っています。
また最近では、誰が伝えているかということ、伝える側の人物像を知ってもらうということも大事な時代になってきたと感じています。もちろん、誠実で、仕事ができる信頼に足る人であることはベースにありつつも、時に少しダメな人間らしいところも感じられることや、身近な存在であるという印象が説得力に繋がる時代になっているのではないでしょうか。ポッドキャストでは、日頃の自分の抱えている気持ちや悩みについて話していますが、それによってプラスの効果を生み出していけるようにこれからもチャレンジし続けたいです。こういった新しい試みが「面白いことをやっているな」という印象に繋がり、アナウンサー全体の自由な働き方や自分らしい発信の方法を考えるところまで広がってほしいと思っています。そして常にそのパイオニアでありたいです。
宮司愛海アナの夢を叶える秘訣
― それでは最後に、ご自身の経験やお話しいただいた目標を踏まえて宮司アナの「夢を叶える秘訣」を教えてください。宮司アナ:自信は持てなくても、「私はできる」と自分への信頼の気持ちを持つことだと思います。これだけ様々な声が様々な場所から届く時代ですから、挑戦が批判されて自分がやりたいことがわからなくなってしまうことも多いと思うんです。私自身は何か大きな夢があるわけではないのですが、仕事が来た時には、まず「なぜかは分からないけれども私ならできそう」と、根拠はなくとも自分が自分の味方になってあげることが何より大切だと思います。
また、これはあくまで私の経験上なのですが、、様々な情報を取り入れて考えて出した結論よりも、直感的に自分が行きたいと思った道の方が大体正解に近いのではないかと思っています。なので、直感を大事にしながら、自分を信じて、同時に必要な努力や準備を怠らないことが、夢を叶えるためには大事なのではないでしょうか。
― 素敵な考えですね!ありがとうございました。
フジテレビアナの素顔に迫る「“素”っぴんランキング」
テレビには映らないフジアナの知られざる素顔に迫った連載第1弾「女子アナの“素”っぴん」、第2弾「“素”っぴんトーク」に続く第3弾「“素”っぴんランキング」では、フジアナ45人以上に取材し、その結果をもとにしたランキングを発表する。(modelpress編集部)宮司愛海アナプロフィール
生年月日:1991年7月29日出身地:福岡県
出身校:早稲田大学文化構想学部
入社年:2015年
担当番組:Live News イット!、タイプライターズ(進行・不定期)
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2025年08月18日 06:30時点
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