EVNNEケイタ、リーダーとして話し合いで心がけていること 2度のサバイバル番組も経て掴んだ今「1つも後悔はない」<インタビュー連載Vol.7>
2024.01.13 17:00
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グローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」に出演した7人で結成された韓国ボーイズグループ・EVNNE(イブン)のモデルプレスインタビュー連載。Vol.7にはケイタ(KEITA/22)が登場。
「BOYS PLANET」出身・EVNNEを直撃
EVNNEメンバーはケイタのほか、パク・ハンビン(PARK HANBIN)、イ・ジョンヒョン(LEE JEONGHYEON)、ユ・スンオン(YOO SEUNGEON)、チ・ユンソ(JI YUNSEO)、ムン・ジョンヒョン(MUN JUNGHYUN)、パク・ジフ(PARK JIHOO)。9月19日に1st Mini Album「Target: ME」でデビューし、11月18、19日には神奈川・ぴあアリーナMMにて日本で初となるファンミーティング「2023 EVNNE 1st Fanmeeting [Good EVNNEing] in Japan」を開催した。また2024年1月22日に2nd Mini Album「Un: SEEN」をリリースする。ケイタ、EVNNEとしてのデビューを決意するまで
― 今回モデルプレスがケイタさんにインタビューさせていただくのは初めてとなります。改めてになりますが、まずはK-POPアイドルを目指し始めたきっかけから教えてください。ケイタ:音楽を始めたのが12歳の頃です。きっかけはBIGBANGさんのコンサートで刺激を受けたり、先に妹たちがダンスを習っていたので横で見ている時に両親から「1回やってみーや」と言われて踊ってみたりして、興味が湧いてきたという感じです。興味が湧いて始めたというよりかは、1回やってみてだんだんと好奇心が湧いてきました。最初はダンスから始めて、ボーカルにも興味が出て、ラップするようになって…という順番です。
― そこから色々な経験を経て今に至りますが、EVNNEとしてデビューすることが決まった時の心境はいかがでしたか?
ケイタ:デビュー前、「こういう案が来ているけどどうする?君の意見を1番尊重します」と言われて大分考え抜いた結果、決断しました。皆実力があって信じられる子たちなので、踏み出してみることが1番良い道だと思って全力でやることに決めました。
ケイタ「ボイプラ」&EVNNEの活動を経て印象が変わったメンバーは?
― EVNNEのメンバーで一緒に過ごすようになって、知り合った時から1番印象が変わった人を教えてください。ケイタ:ハンビンです。最初は少し近寄りがたいというかクールなイメージがあったんですけど、「BOYS PLANET」で実際に仲良くなってみると可愛い弟みたいな感じで、結構おちゃらけたキャラクターだったので印象が大分変わりました。
― 具体的にどのあたりで変わりましたか?
ケイタ:最初のオールスター(クラス)の時は「意外とテンション高めだな」と思っていたんですけど、その後(アーティストバトルで)「Switch」を一緒にやることになって、練習中などやる時はしっかりやるけど、それ以外の時は結構いたずらっ子なんだなという印象に変わりました。
― EVNNEの活動を始めてから印象が変わったメンバーは?
ケイタ:スンオンですかね。元からテンションは高かったんですけど、いざ一緒にやってみてもっと高くて予想を超えてきました。例えば移動中とか活動の合間時間に寝ていたら「一緒に遊んで」と起こしてくるんです(笑)。
ケイタ、EVNNEのリーダーとして話し合いで心がけていること
― 元々高い実力を持ったメンバーが集まっていますが、結成後に意見がぶつかったり喧嘩をしたりすることはありましたか?ケイタ:意見がぶつかるというよりかは、話し合いはよくします。なので、お互いの意見を尊重しながら、すり合わせます。リーダーなので意見が分かれたりすると最終的な判断が僕に回ってくることが多いんですけど、そういう場合は多数決や、「前回は〇〇の意見を聞いたから今回は△△の意見にしよう」など、平等になるように心がけています。
― リーダーとして憧れている像や、「こういうリーダーでありたい」と決めていることは?
ケイタ:やっぱり弟たちがいつでも悩みごとでもなんでも気軽に1番話しやすいリーダーになりたいと思っています。
― 実際にメンバーから相談されることは多いですか?
ケイタ:相談というよりかは、皆積極的に話しかけに来てくれたり、思っていることを言いに来てくれたりするので、そういった辺りでは少しは信じてもらえているのかなと思います。結構全員がちゃんと言ってくるタイプで、今日も「これどうしたらいい?」とか「これ復習したいんだけど手伝ってくれない?」と言ってきたり、「今回はこんな感じでしたいんだけど」みたいな意見を結構はっきり言ってくれるので、そういった部分では僕も難しくなく、リーダーとしてもやりやすい環境を皆が作ってくれているのかなと思います。
― 話し合いなどで、いつも大事な意見を言ってくれたり話題を変えたりするメンバーはいますか?
ケイタ:ジフがマンネ(最年少)なんですけど、1番冷静というか客観的に物事を見ることが上手なので、ジフの意見を聞いて皆納得することも結構あるんです。そういった場面では「この子若いのにちゃんとした考えを持っているんだな」と思います。
― これまでメンバーから言われて印象的だった言葉を教えてください。
ケイタ:「ヒョン(お兄さん)がリーダーでよかった」とたまに言ってくれるので、 やっぱりそういう言葉を聞けると「上手くできていたんだな」という安心感があるし、ちゃんと面倒を見てあげたいなという気持ちが大きくなります。
― どういう場面で言ってくれることが多いですか?
ケイタ:撮影の合間や音楽番組が終わって皆で「お疲れ様」と言っている時に、1人ずつこそっと少し一言かけてくれるのが心に残っています。
ケイタ、挑戦を経て掴んだ今「1つも後悔はない」
― 「BOYS PLANET」の時は悩んだことも色々多かったと思います。今新しいグループとしてデビューすることができ、当時の自分に伝えたいメッセージは?ケイタ:「ボイプラ」に出ることも大きな決断で、デビューに向かっていた他の練習生とは違って、僕は自分を見直すための自分への挑戦でした。そこから生まれてくるものがあったからこそEVNNEになれたと思うので、やっぱり挑戦してよかったなという思いが1番大きいです。その努力があるからこそ今の結果があるとまた改めて感じました。
― 色々なことに挑戦してきたと思いますが、後悔した経験はないですか?
ケイタ:全部の一つ一つが今の結果に繋がっているなというのはよく感じてきたことなので1つも後悔はないです。
ケイタの悲しみを乗り越えた方法
― 何かに飛び込む時は怖いと思いますが、どこからモチベーションが湧いたり、何が頑張る原動力になりますか?ケイタ:小さい頃からやってきたので、少しネガティブになった時は、いつも今までの努力を1番無駄にしない方法を考えます。そうすると「もうちょっと頑張ってもいいかな」という思いが出てきます。
― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな読者に向けて、ケイタさんの“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。
ケイタ:僕もサバイバル番組を2回経験して大変な思いもしましたが、その度に今まで自分がしてきた努力を信じて、耐えていったと思います。
ケイタの夢を叶える秘訣
― モデルプレス恒例の質問である“夢を叶える秘訣”もお伺いしたいです。ケイタさんの考えをお聞かせください。ケイタ:行動を先送りせずに、今に集中すること!ですね。
― 最後に、ケイタさんの今の夢・今後の目標を教えてください。
ケイタ:これからもっと多くの方たちにEVNNEというグループを知ってもらい、もっと多くの国でも僕たちを知って認めてもらうことが今の夢、目標です。
― 貴重なお話をありがとうございました。
後記
メンバーイチ練習生経験も長く、ラップを始め卓越したオールラウンダーなスキルとリーダーシップで引っ張る最年長のケイタ。集合カットの撮影中は後列のスンオンからくすぐられるなど、メンバーから愛されるヒョンであることが伝わってきた。「BOYS PLANET」では日本人として唯一ファイナルに進出するもあと一歩のところでデビューを逃すなど、様々な困難や壁を乗り越えてきた苦労人だが、過去の話題でも彼自身からはネガティブな言葉が出てこないことが印象的だった。周りの環境のせいにすることなく、常に笑顔で音楽を楽しみ、グループに尽くし、アーティストとして高みを目指し続ける彼だからこそ、メンバーもファンもついていきたいと思えるのだろう。(modelpress編集部)
ケイタ(KEITA)プロフィール
生年月日:2001年7月4日
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