モデルプレスのインタビューに応じたイ・ジョンヒョン(C)モデルプレス

EVNNEイ・ジョンヒョン、言葉詰まらせ語った“練習生時代の自分に伝えたいこと” 努力に気付いてくれたパク・ジフに感謝<インタビュー連載Vol.5>

2024.01.11 17:00

グローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」に出演した7人で結成された韓国ボーイズグループ・EVNNE(イブン)のモデルプレスインタビュー連載。Vol.5にはイ・ジョンヒョン(LEE JEONGHYEON/21)が登場。

  

「BOYS PLANET」出身・EVNNEを直撃

EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス
EVNNEメンバーはイ・ジョンヒョンのほか、ケイタ(KEITA)、パク・ハンビン(PARK HANBIN)、ユ・スンオン(YOO SEUNGEON)、チ・ユンソ(JI YUNSEO)、ムン・ジョンヒョン(MUN JUNGHYUN)、パク・ジフ(PARK JIHOO)。2023年9月19日に1st Mini Album「Target: ME」でデビューし、11月18、19日には神奈川・ぴあアリーナMMにて日本で初となるファンミーティング「2023 EVNNE 1st Fanmeeting [Good EVNNEing] in Japan」を開催した。また2024年1月22日に2nd Mini Album「Un: SEEN」をリリースする。

イ・ジョンヒョン、高校時代のステージ経験で「本当に喜びというものを感じました」

イ・ジョンヒョン(C)モデルプレス
― 今回モデルプレスがジョンヒョンさんにインタビューさせていただくのは初めてとなります。まずはK-POPアイドルを目指し始めたきっかけから教えてください。

イ・ジョンヒョン:僕がアイドルの夢を見たのは高校1年生の時でした。ラップが好きだったので、元々はラッパーになりたかったんです。でも、趣味というか遊び半分でダンスの同好会みたいなものに入ったら、修学旅行などでステージに立つ機会があって。そのためには、振り付けやダンスの練習をしなければいけないですよね。それで一生懸命練習していたらダンスの実力も上がって、そこから興味が湧きました。実際にステージに立って歓声を聞いて、本当に喜びというものを感じました。それで、ラップとダンスが両方できるアイドルを目指すようになりました。

― そこから練習生期間を経て、EVNNEとしてついにデビューすることが決まった時の心境はいかがでしたか?

イ・ジョンヒョン:デビューできる機会ができたという話を聞いて、とてもありがたいなと思いましたし、素晴らしい機会だと思いました。7人は全員魅力もあって実力も素晴らしい。そういったメンバーが集まるということで、「素敵でかっこいいステージを残すことができるな」「かっこいいことをすることができるな」と思いました。

イ・ジョンヒョン、自身の努力に気付いてくれたパク・ジフへの感謝

EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス
― EVNNEのメンバーで一緒に過ごすようになって、知り合った時から1番印象が変わった人を教えてください。

イ・ジョンヒョン:スンオンだと思います。最初に話をした時はすごく静かな人だなと思いました。でも一緒に過ごしていると、突拍子もないことを言ったり、面白い姿も見せていて。またすごくテンションも高くて、チームの中のムードメーカーとも言えるほど、本当にいたずらもよくするし口数もすごく多いです(笑)。なので、最初の印象と1番変わったなと思うのはスンオンです。

― 元々高い実力を持ったメンバーが集まっていますが、結成後に意見がぶつかったり喧嘩をしたりすることはありましたか?

イ・ジョンヒョン:僕たちはそれぞれ意見を言う時は注意深くなります。なので問題は起きません。またお互いを理解するようにしています。そういったことは番組を通しても経験していました。なので、喧嘩をするというよりも、話し合いをしてお互いを説得する。とにかくたくさん話し合いをするので、喧嘩をすることはないです。

― これまでメンバーから言われて印象的だった言葉を教えてください。

イ・ジョンヒョン:ファンミーティングの時にジフが僕に話したことなんですが、彼から「なんで夜遅くまで練習しているの?」と聞かれたんです。僕はそういった質問をされたこと自体がすごくありがたいなと思いました。なぜかというと、僕は自分自身がいつも至らない部分があるなと感じていて自信もあまりなかったんです。でもジフがそういうところに気付いてくれて、質問してくれた。僕はそれに対して「自信がないから」と返したんですが、ジフは「いや、そんなことないよ。十分上手くやっているよ」と言ってくれて、それがすごく嬉しかったです。

イ・ジョンヒョンの悲しみを乗り越えた方法

イ・ジョンヒョン(C)モデルプレス
― デビューした現在、当時練習生だった自分に伝えたいメッセージは?

イ・ジョンヒョン:う~ん…(深く考え込む)。当時はいつも練習に対して強迫観念のようなものがたくさんあったんです。なので「実際大変だと思うけど、常に自分自身に自信を持って、いつもと同じように普段通りやっていたらかっこいいアーティストになることができるよ」と言いたいです。

― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな読者に向けて、ジョンヒョンさんの“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。

イ・ジョンヒョン:僕は練習生の時、実力も伸びない気がして空しく感じたり色々考えすぎてスランプに陥ったりしたことがありますが、その時はできるだけ肯定的に考えて、その状況でできること・すべきことに普段の何倍も没頭することで、そういった考えを吹き飛ばしました。あとは、その他の時間に音楽を聴いたり好きなゲームをしたりすることでストレスや雑念を吹き飛ばして過ごしました。

イ・ジョンヒョンの夢を叶える秘訣

イ・ジョンヒョン(C)モデルプレス
― モデルプレス恒例の質問である“夢を叶える秘訣”もお伺いしたいです。ジョンヒョンさんの考えをお聞かせください。

イ・ジョンヒョン:まず、1番大事だと思うのは諦めないことだと思います。本当に自分が叶えたい夢なら、どんな苦難が襲ってきても耐えて乗り越えていかないといけないし、そうしてこそ叶えられると思うんです。そして、いつも自惚れることなく自分に足りない点を探して、それをまた直していきながら成長し続けることも、本当に大事だと思います。

― 最後に、ジョンヒョンさんの今の夢・今後の目標を教えてください。

イ・ジョンヒョン:「夢は大きく持て」という言葉がありますが、今の夢は全世界にEVNNEの音楽と魅力を知ってもらい、Billboard Hot 100にチャートインすることです!今後の目標は、着実にアルバムを出して活発に色々な活動をしながらEVNNEの存在感を継続的に出していきたいです。そして、ワールドツアーをして全世界のENNVE(エンブ/EVNNEのファン)の方たちにお会いして交流して、僕たちのステージをお見せしたいです。

― 貴重なお話をありがとうございました。

後記

イ・ジョンヒョン(C)モデルプレス
クールなビジュアルに加え、ラップのみならず歌もダンスもさらりとこなす優れた才能で信頼が寄せられているイ・ジョンヒョン。しかし実はおしゃべり好きで情に厚いという可愛らしいギャップの持ち主でもある。

今回のインタビューでも一つ一つの質問に対してたくさん語ってくれたが、唯一回答に悩んでいたのが練習生時代の自分に伝えたいことを聞いた時だった。「難しいな…」と数回言葉を詰まらせながらも真摯に紡いだメッセージと、様々な苦労があっただろう練習生生活を思い返す彼の姿からは、ここまでの道のりを全身全霊で駆け抜けてきたことがうかがえた。(modelpress編集部)


EVNNE(左上から時計回りに)ユ・スンオン、ムン・ジョンヒョン、チ・ユンソ、パク・ハンビン、イ・ジョンヒョン、ケイタ、パク・ジフ(C)モデルプレス

イ・ジョンヒョン(LEE JEONGHYEON)プロフィール

生年月日:2002年9月11日
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