飯沼愛「マイ・セカンド・アオハル」より(C)TBS

飯沼愛「マイハル」サグラダファミリ家メンバーとの撮影裏話 座長・広瀬アリスは「気さくで素敵な方」<「マイ・セカンド・アオハル」インタビュー>

2023.10.23 12:00

現在放送中のTBS系火曜ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(毎週火曜22時~)に出演する女優の飯沼愛(いいぬま・あい/20)にインタビュー。共演者とのエピソードや自身が演じる役柄、本作の見どころについてたっぷりと語った。

  

広瀬アリス&道枝駿佑「マイ・セカンド・アオハル」

飯沼愛「マイ・セカンド・アオハル」より(C)TBS
本作は、広瀬アリス演じるやっかいな問題を抱えた30歳の主人公・白玉佐弥子が、なにわ男子の道枝駿佑演じる謎の大学生・小笠原拓の一言をきっかけに学び直しを決意して大学生となり、令和の大学生たちに揉まれながら恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディー。

飯沼は、佐弥子の年下のクラスメイトで潮海大学建築学科の1年生、冷静で何ごとにも動じない優等生・沢島真凛を演じる。

飯沼愛「マイ・セカンド・アオハル」は“THE・ラブコメ”

飯沼愛「マイ・セカンド・アオハル」より(C)TBS
― 台本を読んだときのストーリーの印象を教えてください。

飯沼:THE・ラブコメだなと思いました。特に佐弥子の1話の前半のドタバタ劇がとてもコメディーたっぷりで、読んでいるだけでもクスっと笑えます。

― 役作りのときに真凛のイメージをどのように膨らませていったのかお聞かせください。

飯沼:監督と実際にお話しながら膨らませました。クランクインする前にも少しお話をする時間があったので、そこで色々と聞き出して、少しずつヒントをもらいながら自分の中でイメージを膨らませていったという感じです。真凛はしっかり者で優等生タイプの子なのですが、撮影が進むにつれて監督から「ところどころデリカシーがないところがほしい」「たまにおばちゃんっぽいところがあるといいな」とご要望をいただきました。監督とお話をしていて、真凛のそういうところが好きなのだろうなということが伝わってきたので、そこも大事にしています。あとは、(潮海大学シェアハウスの)サグラダファミリ家のメンバーでの大人数のシーンも多いので、みんなとの空気感も大切にしながらやらせていただいています。

真凛は複雑な家庭環境ですが、だからこそ誰に対しても偏見がない子です。サグラダファミリ家メンバーもとても個性豊かなのですが、偏見がなく誰にでも平等に接することができるから、みんなと仲良しなんです。真凛にとってもこのバックボーンがマイナスではないし、とても自立している子だなと思います。

― 様々な作品に出演されて役作りの方法の引き出しも増えてきたと思うのですが、本作を通して女優として伸ばしたいこと、成長したいことはありますか?

飯沼:今までは1対1や1人芝居が多かったんですけど、今回のようなサグラダファミリ家メンバーのみんなで撮る大人数でのシーンは意外とあまりやってこなかったんです。だから自分のセリフがない間は何をするか、次のセリフまでに何をするか、というのが難しかったです。この部分に関して監督が「ドラマによって違うけど、今回はいかに自然にできるかというのがテーマだと思う」と言ってくださったので、大人数でのシーンは特にいかに自然に居られるかを考えています。そこは頑張りどころだなと思っています。

飯沼愛、広瀬アリスは「気さくで素敵な方」現場の様子明かす

飯沼愛、箭内夢菜「マイ・セカンド・アオハル」より(C)TBS
― キャストの方々の印象や、現場の雰囲気をお聞かせください。

飯沼:とても楽しいです。バーベキューのシーンでは撮影が終わった後にみんなで実際にあった食べ物をずっとつまんだり、よくじゃんけんをしたり、和気あいあいとしていて穏やかな現場だなと思います。

― 広瀬さんの印象はいかがですか?

飯沼:アリスさんは最初からフランクで、キャストの方ももちろんですが、スタッフの方々ともとても仲が良く、誰とでも楽しそうにお喋りされているのが印象的です。ありのままというか、気さくで素敵な方だなと思います。

― 関係性が少し難しい父親役の安藤政信さんに関しては、どのような印象をお持ちですか?

飯沼:面白い方です。休憩時間に入ったら、ふとどこかへ散歩に行っていなくなっちゃったりします(笑)。アリスさん曰く、とても天然らしくて。安藤さんのそういった雰囲気が、自分のイメージしていたパパ(日向祥吾)ととてもリンクしていて、最初からパパとの距離感をうまく掴めた気がします。アリスさんと一緒で、そのままで着飾らない方です。

飯沼愛がやり直したいこととは?学生時代を振り返る

飯沼愛、箭内夢菜「マイ・セカンド・アオハル」より(C)TBS
― 本作には、佐弥子が大学に入り学び直すという軸がありますが、飯沼さんご自身がやり直したいことはありますか?

飯沼:学生時代は中高バスケ部だったのですが、特に中学校は部活中心の生活で部活に打ち込んでいて、そこで顧問の先生によく怒られていたんです。今思うと「確かにそりゃ怒られるよな」ということがたくさんあるんですけど、当時は、「なんで怒られているんだろ」「うわ、また怒られた」とかしか考えていなくて。ちょっと成長した今のマインドなら、もう少しうまいことできたんじゃないかなと思うので、やり直したいかもです(笑)。

― 例えばどのようなことで怒られていたのですか?

飯沼:怒られるとコートに入れなくて練習ができないんです。それで顧問の先生に謝りに行くけどダメで、もう1回謝りに行って、ダメで。それを繰り返していたら先生に「謝るだけは簡単」「過去の先輩たちは朝一に学校に来て、トイレ掃除とか庭の草抜きとか学校の清掃をして行動で示していた」と言われたんです。そう言われた私は「なるほど、掃除をすればよかったのか!」と思い、朝一に学校の掃除をして「よし、行動で示した!」と思って、また顧問の先生に謝りに行ったんです。そしたら「言われたことしかできないのか」とまたさらに怒られて。自分からすると「あれ、掃除は間違いだった…?」みたいな(笑)。でも今考えると、先生の言う通り言われたことしか出来ていなかったんですよね。全く自分で考えていなかったというか。先生に言われたことを間違って解釈しちゃって、それでよく怒られていました。当時は全力でやっていたつもりなのですが、今振り返ると「確かにそれは許されないわな」ということがたくさんあります。

飯沼愛が語る「マイ・セカンド・アオハル」の見どころ

飯沼愛「マイ・セカンド・アオハル」より(C)TBS
― 最後に本作の見どころを教えてください。

飯沼:佐弥子さんのコメディーっぷりが私もとても楽しみです。台本を読んでいてもクスッと笑ってしまうぐらいですし、アリスさんご本人も「1人のシーンは自由にふざけてる」とおっしゃっていたので、早くオンエアで観たいです。佐弥子さんの夢に向かって奮闘する姿にもたくさん元気をもらえると思うので、そこはとても見どころだと思います。

― 貴重なお話をありがとうございました。

(modelpress編集部)

飯沼愛(いいぬま・あい)プロフィール

飯沼愛(提供写真)
2003年8月5日生まれ。香川県出身。2021年4月、TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」にて、全国9000人の中から10人に選ばれ、さらにそこから3ヵ月にわたる演技バトルで1位を獲得。同年10月より同局の深夜枠に新設された「よるおびドラマ」の第1弾「この初恋はフィクションです」の主演に選ばれる。近年の主な出演作品は、「パパとムスメの7日間」(TBS系/2022年)「アトムの童」(TBS系/2022年)「VIVANT」(TBS系/2023年)など。
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