広瀬アリス&なにわ男子・道枝駿佑、初共演でラブコメ「可愛かった」キュンキュンした瞬間語る<マイ・セカンド・アオハル>
2023.10.11 12:00
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10月17日スタートのTBS系火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(毎週火曜よる10時~)で主演を務める広瀬アリスと、出演するなにわ男子の道枝駿佑が、モデルプレスらの合同取材に応じた。“アオハル”な大学生活を描く完全オリジナルストーリーで初共演する2人に、お互いの印象や役作り、“アオハル”エピソードなどについて語ってもらった。
広瀬アリス&道枝駿佑「マイ・セカンド・アオハル」
本作は、広瀬演じるやっかいな問題を抱えた30歳の主人公・白玉佐弥子が、道枝演じる謎の大学生・小笠原拓の一言をきっかけに学び直しを決意して大学生となり、令和の大学生たちに揉まれながら恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。脚本は『東京ラブストーリー2020』や『ゆるキャン△(ドラマ版)』シリーズ、『自転車屋さんの高橋くん』などを手掛ける北川亜矢子が務め、主人公ががむしゃらに突き進む人生の第二章の幕開けを、笑いあり、涙あり、胸キュンありのオリジナルストーリーで描く。
広瀬アリス&道枝駿佑、初共演でラブコメ “キュンキュンした瞬間”語る
― 今回初共演となりますが、実際にお会いして一緒にお芝居してみていかがですか?広瀬:撮影したのはまだ2~3シーンくらいなのですが、私が思い描いていた拓がそのまま目の前にいて、2人の掛け合いももっと増えていくので、これからすごく楽しみだなと思いました。
道枝:撮影が始まったばかりなのですが、楽しく撮影しています。これから回数を重ねるごとに距離も縮まっていくと思うので、その雰囲気がお芝居でも出せたらいいなと思います。
― 広瀬さんは「思い描いていた通りだった」ということでしたが、台本を読んだ際に、佐弥子と拓についてお互いどんな印象を受けましたか?
広瀬:私が思い描いていた拓は、ミステリアスで省エネ。あまりはしゃぐタイプではないけれど、人としてすごく惹かれる部分がある人だなという印象を持ったので、本当にそのままだなと感じました。
道枝:台本を読んだ時点では、佐弥子にコミカルさがあったので、感情が顔にも出るのかなとイメージしながら読んでいました。
― ご自身のキャラクターを演じていかがですか?楽しいところや共感するところなどがあれば教えてください。
広瀬:私はもうカロリーが高すぎて…(笑)。
道枝:そうですね(笑)。
広瀬:かなり弾けた役柄なので、毎日朝から晩までドタバタしていて大変です(笑)。ドジでいつも何かひとつ足りない惜しい女性なのですが、彼女を見ているとすごく応援したくなるし、“この子のために何かしてあげたい”と思ってしまうような女性です。私もドジをすることは多いですが、佐弥子ほどではないかなと思います(笑)。
道枝:拓は普段の僕とは真逆のような人です。表情や立ち居振る舞いも僕とは全然違うので、新鮮な感じで見ていただけるのではないかなと思います。矛盾しているのですが、“狙っていないかっこよさ・可愛さを狙う”ということに挑戦しています(笑)。歩き方、物の持ち方など、どうかっこよく見せるのかをいろいろ探りながら演じるのがすごく楽しいです。
― 役作りにおいてほかに心がけていることはありますか?
道枝:僕は監督から「等身大で演じてください。そのままでもいいぐらい」と言われたのですが、それが逆に難しいなと思いました。でも、なにわ男子で歌番組に出させていただいた時、僕の話の聞き方が拓っぽかったらしく、僕自身は全然そんな感じがしなかったのですが、自分が前に出ていない時の自分というものを拓に取り入れて演じています。
広瀬:私は佐弥子がどんなに悲しいことがあっても、悲しく見せないようにしています。ラブコメですし“アオハル”なので、悲しい気持ちにはあまりなってもらいたくなくて、アクシデントが起きても面白おかしく皆さんに見てもらえたらいいなと思っています。本当に悲劇だらけなので、いかにそこをコミカルに見せられるかということを考えながら演じています。
― 本作の情報が解禁された際、道枝さんが「キュンキュンさせる自信はあります!」とコメントしていましたが、撮影が始まって広瀬さんはキュンキュンしていますか?
広瀬:キュンキュンシーンありましたよ!(その場で再現)あれ、良かったです!
道枝:良かったです。ありがとうございます(照)。
広瀬:キュンキュンする仕草が結構ドラマの中で散りばめられていて、大学でのとあるシーンで「お~!いいね~」と思いました。可愛かったです。視聴者の方もすごくキュンキュンすると思います。
「年上の男性と一緒にお仕事をすることが多かった」広瀬アリス、ラブコメに戸惑い?
― まだクランクインしたばかりとのことですが(※取材は8月下旬)、大学でのシーンや家族とのシーンなど撮影現場の様子をお聞かせください。広瀬:私は家族との最初のシーンで団結力が生まれました。「これが1発目か!」というくらいの勢いですごかったです(笑)。これから家族のシーンがもっと増えていくと思いますし、シェアハウスのメンバーが全員フルで揃うのもこれからなので、良い空気感が作られたらいいなと思います。大学生だからこそのノリやセリフのテンポ感が今回のドラマでは多くなるので、出来る限りその空気感を早く完成させたいという気持ちでいっぱいです。楽しみです。
― 共演者の方とはお話しされましたか?
道枝:僕はもともと仲の良い水沢林太郎くんと今回また共演しているので、すごく安心感があって心強いです。
広瀬:20代前半の頃、私と同世代の役者さんたちは、制服を着て“壁ドン”“顎クイ”をするような流行りの作品に出ていたと思うのですが、私はその頃、西田敏行さんと『釣りバカ日誌』に出演していて、年上の方と一緒にお仕事をすることが多かったです(笑)。なので、ここに来て初めて年下の子たちと1つの作品を作るということで、どうしようとすごく困っています(笑)。
― (笑)。待ち時間で広瀬さんと道枝さんがお話しする姿をお見かけしましたが、その時はどのようなお話しをされていたのでしょうか?
広瀬:何を喋っていたっけ?
道枝:何を喋っていましたっけ…。他愛もない話をしていました。
広瀬:目の二重が安定しない、とか(笑)。
道枝:あ~!話しましたね(笑)。
広瀬:(笑)。でも初めましての時に道枝さんの21歳のお誕生日をお祝いしたので、「お酒は飲みますか?」とか、そういうお話をした気がします。
広瀬アリス&道枝駿佑、最近“アオハル”を感じたエピソードとは
― ドラマの内容にちなんで、広瀬さんと道枝さんが今学び直したいこと、学び始めたいことがあれば教えてください。広瀬:語学はちゃんと学び直したいです。英語、韓国語あたりができたら楽しいんだろうなと思います。
道枝:そうですね。僕も語学には興味があります。あとは高校生をもう1回やり直したいです。友達はいたのですが、お仕事で文化祭や体育祭には参加できなかったので、せめて文化祭は参加したかったなと思います。
― 青春したいということですね。最近“アオハルしたな”と思うエピソードはありますか?
道枝:今ライブツアー中なのですが、静岡公演の時にシャワー室が2つあって、そこにメンバーが 2人ずつくらいまとめて入っていたんです。みんなシャワーを浴びたいから一緒に入ることが多いのですが、隣にいたメンバー2人がもう1つのシャワー室に移動してきて、なぜか4人で1つのシャワー室を使っていて、それを見て青春だなと思いました(笑)。
広瀬:仲良しだね(笑)。
道枝:楽しかったです(笑)。
広瀬:私はお仕事をして、犬を愛でて、お酒を飲んで寝るだけという年相応の生活をしているので、「青春してるな」と感じることは何もないです(笑)。それこそこの作品で久しぶりに青春を経験させてもらっています。食堂にエキストラさんが100人以上いる中でお芝居をした時に、賑わっている感じが懐かしいなと思ったり、部活帰りの子たちを見て「いいね、青春だね!」と思ったり。自分のことで青春を感じるというより、周りを見て青春を感じる立場になってきたので、数ヶ月の大学生活を楽しみたいと思います。
― 佐弥子は子供の頃からの夢を叶えるために大学に行きますが、2人の子供の頃の夢は何でしたか?
道枝:僕は「マジシャンになりたい」と適当なことを言っていました(笑)。マジックがかっこいいなと思っていて、まさかジャニーズに入るとは思っていなかったので、小さい頃の夢はマジシャンでした。
広瀬:私の家系は看護師が多いので、看護師になりたいと漠然と思っていました。まさか女優になるとは思っていなかったです。
― 最後にドラマの見どころを含め、視聴者の方にメッセージをお願いします。
広瀬:1話からとにかく面白いです。1話、2話は、どちらかと言うと“ラブコメ”の“コメ”が強い内容になっていると思います。笑いながら見られますし、佐弥子が30歳から大学生になるというところに、“何歳からでも挑戦できる”というメッセージが込められているので、誰かの背中を押せる作品になったらいいなと思います。火曜日は、曜日の中でもきっとテンションが下がる曜日かなと思うので、ドラマを見てスッキリして元気になってもらって、水曜日を迎えてほしいです。
道枝:本当にコメディに振り切ったところがいっぱいあるので、学校や仕事終わりに見てクスッと笑っていただけたら嬉しいです。もちろん胸キュン要素もたくさん出てくると思うので、そこにキュンキュンしてもらって、日常の癒やしになれたらなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
第1話あらすじ
非正規雇用歴12年目に突入した白玉佐弥子(広瀬アリス)の人生は、絶妙な運のなさと間の悪さの連続だった。富士市で土産物店を営む実家は貧しかったが、佐弥子は高校の担任教師から受験を進められ、建築の勉強がしたいと潮海大学の受験を決意する。そして迎えた受験当日、予想外の出来事により受験に失敗。貧乏が故に浪人生活も叶わず、佐弥子はそのままの勢いで上京して今の職に就いたのだった。思い描いていたキラキラ東京ライフとは程遠い極めて質素な生活を送っていた佐弥子は、度重なる不運に見舞われ、想像以上にどん底の30歳を迎えてしまう。そんな矢先、更なるアクシデントに巻き込まれた佐弥子は、ひょんなことから小笠原拓(道枝駿佑)と出会う。拓が建築系の大学に通っていると知った佐弥子は、愚痴交じりに大学への未練を打ち明ける。拓はそんな佐弥子に、今からでも大学生になればいいと言い放つ。
拓のこの一言をきっかけに佐弥子の運命が大きく動き始める――!
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