「最高の教師」當真あみインタビュー “誰にも言えない「悩み」を抱えていた”東風谷葵の役作り(C)モデルプレス

「最高の教師」當真あみインタビュー “誰にも言えない「悩み」を抱えていた”東風谷葵の役作り

2023.09.16 18:10

話題の日本テレビ系連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(毎週土曜 後10:00)にて、クラスで成績トップを争う優等生・東風谷葵(こちや・あおい)役を演じる女優の當真あみ(16)に、「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER」(9月2日開催@さいたまスーパーアリーナ)の舞台裏でインタビューを行った。

  

「最高の教師」「最高の生徒」総勢34人が「TGC」登場

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」ステージより(C)モデルプレス
イベントでは「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」と、クロスオーバー作品である「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」(毎週土曜 後2:30 ※関東ローカル)に出演する、鳳来高校の生徒総勢34人が集結し会場を沸かせた。

イベント出演前の當真あみにインタビュー

當真あみ(C)モデルプレス
― ファッションショーに出演するのは初めてですね。(※出演前にインタビューを実施)

當真:初めてです。さきほど少し客席で観ていたんですけど、お客さんの熱気がすごくて、もし自分がランウェイに立ったら、会場の雰囲気に飲みこまれてしまうんじゃないかと、今とても緊張しています。

― 楽しみにしてます。「最高の教師」に出演中の方々とは、会場に着いてからどんなことをして過ごしていましたか?

當真:同じ生徒役の茅島みずきさん、田鍋梨々花さんたちがモデルとしてランウェイに出ているのを生配信の動画で観て、お客さんみたいに「カッコいい!!」とかキャーキャー騒いでいました(笑)。

― これから當真さんもそのランウェイに立ちます。

當真:大丈夫ですかね(苦笑い)。でもみんなと一緒に出るので安心感はあります。

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」ステージより(C)モデルプレス

當真あみ「最高の教師」東風谷葵役で存在感を放つ

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」ステージより(C)モデルプレス
― 「最高の教師」は毎週放送されるたびに、SNSのトレンドを関連ワードが席巻しています。當真さんは東風谷葵を演じていますが、役作りはどのようにしましたか?

當真:東風谷は落ち着いていて静かなところなど、自分の性格に近かったので、意外と普段の自分のままでも演じられる役ではありました。先生の言葉を受けて、そこから自然に素直な反応ができるように心がけています。

― “誰にも言えない「悩み」を抱えている”という役どころでしたが、そこに難しさはありましたか?

當真:ありました。1話から6話まで“誰にも言えない「悩み」”を視聴者の方に隠したまま演じるのがすごく難しかったです。もしかしたらそうなのかもと気づかれたらいけない、何気ないシーンでもそれがわからないように、というのを意識していました。

― “誰にも言えない「悩み」”とは、芦田愛菜さん演じる鵜久森叶が好きかもしれない、ということが明らかになりました。

當真:はい、鵜久森さんが好きかもしれないというのが、あとから観返すと、確かにそう感じられるかもと思ってもらえるような、その難しいラインが成立するように演じたいと臨んでいました。

― オンエアを観て、その後の反響を見て聞いて、その努力は報われたんじゃないですか。

當真:そうですね。救われました、という言葉もいただいて、いまだに悩みながらではありますが、少し安心しました。

― 松岡茉優さんや芦田愛菜さんからもらった言葉で、印象に残っているものはありますか?

當真:6話の松岡さんとのシーン、すごくセリフが長かったので少し間違えてつっかえてしまったとき「大丈夫だよ、ゆっくり、何回でもできるからリラックスして」と本当に優しい言葉をかけてくださって、とても安心できたことを今でも覚えています。芦田さんは年齢も経歴も先輩なんですけど「気を使わなくていいよ」とか「愛菜ちゃんって呼んでいいよ」とか何度も気さくに話しかけてくださいました。お二人のそういう雰囲気に何度も助けられています。

ネクストブレイク筆頭候補「期待に応えられるように頑張っていきたい」

當真あみ(C)モデルプレス
― デビューしてまだ2年しか経っていないのが驚きです。ドラマ、映画、CMなどの抜てきが続き、そのたびに爪痕も残していて、ネクストブレイクの筆頭候補に挙げられることもしばしば。そんな状況をどのように感じていますか?

當真:すごくプレッシャーです。もちろん注目してくださることはとても嬉しいのですが、やっぱりそれで期待値が上がっていくと、自分がそれをさらに超えないといけないのかなと感じてしまうので。でもその期待に応えられるように頑張っていきたいと思っています。

― 今どんな目標を持っていますか?

當真:世代問わず、いろんな方に見てもらえるような女優さんになっていきたいと思っています。

當真あみの「夢を叶える秘訣」

モデルプレスのインタビューに応じた、當真あみ(C)モデルプレス
― 最後に、夢を叶えるために頑張っている読者にメッセージをお願いします。

當真:頑張って夢を追いかけていると、壁にぶつかって悩んだり、苦しかったり、そんなときが必ずあります。でも自分が自分の1番の理解者になることで、少しだけ気持ちが楽になります。自分はこんなに頑張っているんだから少しくらい立ち止まったって、ゆっくりしたっていいんだよって自分の中で自分を褒めてあげる、理解してあげる。それがとても大事だと思います。私も不安になるときがたくさんあって、でも自分が自分を否定してしまうと、もっとつらくなってしまうという経験をしました。自分が自分を1番知っているからこそ、自分を信じることが大事だと思います。

(modelpress編集部)

當真あみ(とうま・あみ)プロフィール

2006年11月2日生まれ。沖縄県出身。2020年10月にスカウトされ、2021年7月にCMでデビュー。アサヒ飲料「カルピスウォーター」14代目CMキャラクターに就任し話題になる。2022年12月公開の映画「かがみの孤城」では主人公・こころ役の声を担当。2023年は日曜劇場「Get Ready!」(TBS系)、ZIP!朝ドラマ「パパとなっちゃんのおお弁当」(日本テレビ系)、ドラマ10「大奥」(NHK)、NHK大河ドラマ「どうする家康」、映画「水は海に向かって流れる」、「忌怪島」が公開するなど出演が続いている。

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

関連ドラマ

  1. 最高の教師 1年後、私は生徒に■された

    最高の教師 1年後、私は生徒に■された

    2023年07月15日(土)スタート

    毎週土曜22:00 / 日本テレビ系

    詳しく見る

あわせて読みたい

  1. <最高の教師 1年後、私は生徒に■された 第9話>鵜久森の“誰にも知られたくない何か”とは 1つの罪の真理に迫る

    モデルプレス

  2. 「最高の教師」鵜久森(芦田愛菜)の死の真犯人に新たな候補?生徒3人の“行動”に疑いの声「何かある」

    モデルプレス

  3. 「最高の教師」相楽(加藤清史郎)がついに本音 “約6分”涙の独白シーンに反響「リアルで引き込まれた」

    モデルプレス

  4. <最高の教師 1年後、私は生徒に■された 第8話>相楽、鵜久森は「俺のせいで死んだ」発言の真相とは

    モデルプレス

  5. 「最高の生徒」畑芽育らNewJeansカバー披露 山下幸輝は見事な早替えも<TGC2023A/W>

    モデルプレス

  6. 「最高の教師」「最高の生徒」総勢約30人が「TGC」登場・役衣装でランウェイ歩く<TGC2023A/W>

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 1月のカバーモデルは「25年ヒット予測」俳優部門に選出された木戸大聖

    特集

  2. 1月のカバーモデルは「25年ヒット予測」女優部門に選出された出口夏希

    特集

  3. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  4. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  8. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  9. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  10. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    奥平大兼「御上先生」撮影で感じた松坂桃李のすごさ「学園モノをやっていないと見られない」気づきとは【インタビュー】

    モデルプレス

  2. 02

    松坂桃李「僕は強い人間ではありません」理想の夫婦像・夢を叶える秘訣から見えた生き方【「雪の花 ―ともに在りて―」インタビュー後編】

    モデルプレス

  3. 03

    「地獄の果てまで連れていく」脚本家イ・ナウォン氏、日韓で異なるドラマ制作方法語る「暗黙の了解とされている」

    モデルプレス

  4. 04

    日本版「わかっていても」ヒロイン南沙良インタビュー「すごく心強かった」横浜流星からの言葉

    モデルプレス

  5. 05

    「海に眠るダイヤモンド」神木隆之介ではない“本物の鉄平役”はどうやって決まった?演じた本人・百蔵充輝に聞いた、壮大なネタバラシの裏側【インタビュー】

    モデルプレス