なえなの歌手デビュー裏話 野田洋次郎(RADWIMPS)プロデュース楽曲「うあのそら」
SNS総フォロワー数700万人を誇るトップインフルエンサーでタレントのなえなの(22)が、野田洋次郎(RADWIMPS)プロデュース楽曲「うあのそら」でアーティストデビューを果たした。数々のアーティストの楽曲を手がけてきた野田が「どこか冷めたような、でも人懐っこい、なぜか耳から離れない」と表するなえなのの歌声。約2年前からスタートしていたというプロジェクトのきっかけ、昨年行ったレコーディング、そして今の気持ちなどを聞いた。<モデルプレスインタビュー>
なえなのアーティストデビュー、きっかけは「インスタコラボ」
― なえなのさんの座右の銘は「好きなことをして生きる」。音楽好きであることは知っていましたが、想像の遥か上をいく発表で驚きました。なえなの:常に挑戦し続けたいと思っていて、アーティストデビューはその中の一つとしてずっとありました。まさにそうさせていただいた、でかでかイベントです。夢がまた一つ叶いました。
― どんな縁があって、野田洋次郎さんにプロデュースしてもらうことになりましたか。かねてからRADWIMPSが好きと公言していましたね。
なえなの:それこそ2年前くらい、もう少し前かな。私がインスタライブをよくしていたんですけど、それを野田さんが観てくださって。そしたらある日、一緒にコラボ配信することになって。そこからですね、しっかりとお話して連絡を取らせていただくことになったのは。それから楽曲の話が上がってきました。なのでインスタライブのコラボがきっかけです。
― それから約2年をかけて、ゆっくりとプロジェクトが進行した。
なえなの:野田さんが他の制作期間に入ってしまい、デモができるまでに時間がかかりました。それに「うあのそら」、実は1回目にいただいたデモとまったく違う曲なんです。1曲目も大好きだったんですけど、カッコ良すぎて私のイメージとかけ離れているかもしれないって。野田さんも少し変えてみようかなと言ったりしていて、そんな話し合いを重ねながらできたのが「うあのそら」。私もボイトレとかミュージックビデオのためのダンスレッスンに通わないといけなかったので、そういうのもあって、あっという間に2年が経ちました。
― 実感はいつ頃わきましたか。
なえなの:最初に楽曲をやる、やらないという話が出たのが、野田さんと私の直接のやり取りで。そのあとに事務所の方などが入って本当にやろうとなって。野田さんとお話している時点では「いや、まさかな」と思っていたんですけど(笑)、でもそこから「あれ、これ本当にあるのかもしれない」となってきて、デモができましたとなったところで「やばい、本当だ」って(笑)。そこでやっと実感というか「本当にやるんだ、頑張らなきゃ」という気持ちの切り替えをしました。
なえなの、野田洋次郎とのレコーディングを回顧
― 終始ワクワクが止まらなかったような話しぶりですが、とはいえ不安もあったんじゃないですか。なえなの:本当に不安でした。もともと自分の歌声が好きじゃなかったので…カラオケに一人で行って、録音して聞くみたいなことをやってみたら、さらに自信がなくなってしまって。野田さんにプロデュースしていただくのにこれはまずいと思ったので、少なくとも自分では自信が持てるように、それからたくさんボイトレに通って、一人でカラオケに行って、ひたすら練習しました。
― 野田さんも「レコーディング当日までのボイトレ、そしてビデオ撮影に向けたダンス練習など、仕事の合間を縫って懸命に励むストイックな姿に驚かされたりもしました」とコメントを寄せていました。
なえなの:嬉しいです。最初「うあのそら」の高い音が裏声でしか出なかったので、ボイトレの先生と、そこを地声で出せるようにしようと決めて。ボイトレの先生も途中から変わった、と言ってくださって嬉しかったです。
― 野田さんは「どこか冷めたような、でも人懐っこい、なぜか耳から離れない彼女の歌声」と絶賛していました。
なえなの:照れくさかったです。レコーディングのとき、普段はなにに対してもまったく緊張しないんですけど、すごく緊張していて。そしたら野田さんが「あなたにしかない歌声だから」というような言葉で褒めてくださって。でもそのときは私が緊張していたから言ってくれたのかな、と思っていたんですけど、あとからでもそういう風に言ってくださったので、本当に嬉しかったです。
― レコーディングではなにか野田さんからアドバイスはありましたか。
なえなの:たくさんいただきました。私が初めてのレコーディングだったので、マイクとの距離など基礎中の基礎から、歌のテクニックとして、ここは長めに伸ばす、ここは短く切った方がはっきりする、とか。でも励ましてくださったことの方が印象に残っていて。「いけるかい?」「やれんのかい?」ってライブのときと同じような掛け声をしてくださるんです。それに勝手に盛り上がっていました(笑)。たぶん私がレコーディングでガチガチなのを見て、言えば言っただけ私が緊張するから、それを汲み取ってくださったんだと思います。
なえなの「自分のお葬式でこれを流したい(笑)」
― 「うあのそら」をどんな人に聴いてほしいですか。なえなの:最初は自分に対しての悩みだったり、世間に対しての不満だったり、いろいろごちゃごちゃした感じの感情が入っているんですけど、最後のサビで結局は好きなことをやっていい、結局は自分のことが好きで生まれ変わっても「私は私を選んで生きる」と歌う。なんだかんだ自分のことは好きで、好きにやっていいんだぞ、っていうメッセージがあると私は思っています。ぜひ今、悩んでいる人にも聴いてもらいたいです。
― ワードチョイス、言い回しすべてが、まさに野田さんの歌詞だなと思いました。それでいて、なえなのさんが自身のことを歌っているように感じられる素敵な歌詞で。
なえなの:ですよね、野田さんって占い師かなにかかなと思いました(笑)。打ち合わせをしたとき、言われて図星みたいなことが何度もありました(笑)。歌詞は私が伝えたいことも入っているけれど、野田さんから見た「なえなの」になっているんだと思います。
― 最高ですね。なえなのさんのこれまでの人生や考え方を、大好きな野田さんが歌詞にしてくれたといっても過言ではない…。
なえなの:本当に最高です。自分のお葬式でこれを流したい(笑)。大丈夫かな?縁起悪くないですか?不謹慎じゃないですか?(笑)でもそれくらい嬉しくて大好きな楽曲です。
なえなの、いつかはファンの前で歌いたい
― 「アーティスト・なえなの」として、今後はどのような活動を考えていますか。なえなの:これからもできるならやりたい、でも具体的なことを聞かれるとまだわからないです。本業がアーティストではないので、どこまで時間を注ぎ込めるのか、自分でも想像がついていないですし、たくさんあるジャンルの中でなにが自分に合っているのかもまだわからない。今回はまずやってみたいという気持ちだけでいたところを、野田さんがうまく救い上げてくださったということに過ぎないと思うんです。
― なるほど。でもテレビやライブで歌う姿を見たいと思っているのは私だけではないはず。
なえなの:私もいつかは歌いたいと思っています。ボイトレから1年以上経っているので、特訓し直してから。フェスとかも絶対に楽しいですよね。やりたいことの選択肢を増やしてもらえてありがたいです。
なえなの、夢を叶える秘訣は「可能性を絞りすぎないこと」
― 最後にアーティストデビューを機に思った「夢を叶える秘訣」を教えてください。なえなの:「可能性を絞りすぎないこと」です。できる、できない、向いてる、向いてないはもちろんあると思いますが、それを気にして自分を縛っていると、それがやりたいことだったとき、たぶんやらないまま死んでしまう。自分はここまでしかできない、という思い込みを捨てることは、夢を叶えるために必要だと思います。
(modelpress編集部)
なえなの プロフィール
2001年1月14日生まれ。静岡県出身。タレント・インフルエンサーとしてZ世代を中心に高い支持を集め、SNS総フォロワー数700万人越える。日本テレビ「ズームイン!!サタデー」にレギュラー出演中。他にもバラエティ・モデル・ドラマなど、マルチに活躍中。デビューシングル「うあのそら」はABCテレビ「部活ピーポー全力応援!ブカピ!」の7月-9月度のオープニングテーマ。もっと詳しくみる
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