【山下美月インタビュー】乃木坂46バスラ裏話、朝ドラ「舞いあがれ!」久留美ちゃん話など
2023.03.18 19:40
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【乃木坂46・山下美月「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」(3月4日開催@東京・国立代々木競技場第一体育館)バックステージ「モデルプレス」スペシャルインタビュー】
国民的アイドルグループ・乃木坂46の中心メンバーでありながら、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインの幼馴染・久留美ちゃんを好演中の山下美月さん(23)。ここ数年で女優としても認知を拡大させていますが、本職のアイドル活動も新曲でセンターに起用されるなど活発化しています。今回の取材では、声出し解禁となったTGCのランウェイや、2月に行われた乃木坂46のバースデーライブ、さらには3月で最終回を迎える朝ドラのことまで、幅広くお聞きしました。
山下:お客さんの歓声がないTGCは最初の頃、少し不思議な感じで戸惑いました。でもいつの間にかそれに慣れてきている自分がいて。でも今回、女の子の歓声がたくさん聞こえて、本当に嬉しかったですし、TGCが戻ってきたなという気持ちになりました。
― 声出し解禁といえば、一足先に乃木坂46の11周年バースデーライブもありましたね。地鳴りのような歓声に私も鳥肌が立ちました。
山下:みなさん、待ちに待っていた感じがすごくありましたよね。私たちは声が出せない期間、少しでも楽しんでもらうにはどうしたらいいのか、と工夫をしてきたけれど、声を出してお互いのリアクションを共有し合う感覚というのは、なににも代えがたい素敵なことなんだと実感することができました。
山下:(齋藤)飛鳥さんのポジションに入るということで、飛鳥さんのファン、乃木坂46のファンのみなさんの想いを背負わないといけない、それをとても大きなプレッシャーでした。飛鳥さんの動画を毎晩見て、一人でダンスの練習をして、本当にたくさん、たくさん練習をしたので、今までのバスラの中でも印象に残っているパフォーマンスです。
― 3期生ライブで披露された“メンバー紹介”が、メンバーの特徴を捉えていて面白い、とファンの間で話題になっていました。山下さんは梅澤美波さんの「クールビューティー『THE TIME,』」を考えたとか。
山下:そうなんです。今の梅に一番当てはまるのってなんだろう、といろいろ考えて。今回、(秋元)真夏さんが卒業されて、新しくキャプテンに就任したので、きっと「キャプテン」とか「まとめ役」とか「先頭に立って走っていく」みたいな言葉をみんなは期待しているのかなと思ったんですけど、梅ってそれだけじゃない。私としては本来の一人のアイドルとしての梅を見てほしい、魅力を知ってほしいと思ったので、クールビューティーな見た目と、一方で「THE TIME,」での安住アナとのやり取りの面白さ、そこから感じられるギャップ、そんなところから「クールビューティー『THE TIME,』」にしました。
― 素敵なエピソードですね。山下さんのことを「年中無休アイドル」と紹介したのは阪口珠美さん。
山下:最初は私の顔が好きとか、生まれ変わったら山下の顔になりたいとか、言ってくれてて。そこからいろんな案が出て、「仕事ください山下美月」とか「スケジュール詰まりまくり山下美月」とか(笑)。そんないくつもの案をブラッシュアップしていったら「年中無休アイドル」にしよう、ってなりました(笑)。
山下:4期生と5期生は私たち3期生からすると、めちゃくちゃ可愛い後輩だけど、期別ライブをするとなったら負けたくないと思ってしまいます。今回、私たち3期生のライブを最高のものにして、これからの乃木坂46で先頭に立って走るんだ、という強い気持ちでいたんですけど、4期生と5期生のライブを観たら、あまりにも良すぎて(笑)。今まで1期生、2期生の先輩方が見せてくれた、良い意味で自由というか、考えたことを発信する力というか、やるべきことをやるだけではなくて、やるべき以上のことをやる時期に、3期生は今回のバスラから入ったんだと思いました。最後にもう一度盛り上げたい、それを実現できるのは「三番目の風」をもう一度披露すること、そんな風に直感で動きました。
山下:これまで私なりに、久留美ちゃんを丁寧に、丁寧に演じてきました。放送期間が約半年、最後の1ヶ月はいろんなことが凝縮されていると思います。久留美ちゃんは誰と結ばれるのか、どんなお仕事に就くのか、いろんな予想がネットを見ると上がっていて、私もそれを見るのがとても楽しい時間になっています。久留美ちゃんの結末をぜひ見届けてもらえたら嬉しいです。
(modelpress編集部)
「2023年モデルプレスヒット予測」女優部門に選出。現在、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」、フジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」に出演中。3月29日発売の乃木坂46・32ndシングル「人は夢を二度見る」では同じ3期生の久保史緒里とダブルセンターを務める。4月28日スタートのテレビ東京系ドラマ8「弁護士ソドム」(毎週金曜 後8:00)へのレギュラー出演も決定した。
山下美月「声出し解禁」に笑顔
― 東京開催のTGCでは、3年半ぶりに歓声や声援が解禁されてのランウェイでした。山下:お客さんの歓声がないTGCは最初の頃、少し不思議な感じで戸惑いました。でもいつの間にかそれに慣れてきている自分がいて。でも今回、女の子の歓声がたくさん聞こえて、本当に嬉しかったですし、TGCが戻ってきたなという気持ちになりました。
― 声出し解禁といえば、一足先に乃木坂46の11周年バースデーライブもありましたね。地鳴りのような歓声に私も鳥肌が立ちました。
山下:みなさん、待ちに待っていた感じがすごくありましたよね。私たちは声が出せない期間、少しでも楽しんでもらうにはどうしたらいいのか、と工夫をしてきたけれど、声を出してお互いのリアクションを共有し合う感覚というのは、なににも代えがたい素敵なことなんだと実感することができました。
バスラで話題“メンバー紹介”裏話
― 初日公演、山下さんがセンターを務めた「Sing Out!」のパフォーマンスは多くのファンの心を揺さぶっていました。山下:(齋藤)飛鳥さんのポジションに入るということで、飛鳥さんのファン、乃木坂46のファンのみなさんの想いを背負わないといけない、それをとても大きなプレッシャーでした。飛鳥さんの動画を毎晩見て、一人でダンスの練習をして、本当にたくさん、たくさん練習をしたので、今までのバスラの中でも印象に残っているパフォーマンスです。
― 3期生ライブで披露された“メンバー紹介”が、メンバーの特徴を捉えていて面白い、とファンの間で話題になっていました。山下さんは梅澤美波さんの「クールビューティー『THE TIME,』」を考えたとか。
山下:そうなんです。今の梅に一番当てはまるのってなんだろう、といろいろ考えて。今回、(秋元)真夏さんが卒業されて、新しくキャプテンに就任したので、きっと「キャプテン」とか「まとめ役」とか「先頭に立って走っていく」みたいな言葉をみんなは期待しているのかなと思ったんですけど、梅ってそれだけじゃない。私としては本来の一人のアイドルとしての梅を見てほしい、魅力を知ってほしいと思ったので、クールビューティーな見た目と、一方で「THE TIME,」での安住アナとのやり取りの面白さ、そこから感じられるギャップ、そんなところから「クールビューティー『THE TIME,』」にしました。
― 素敵なエピソードですね。山下さんのことを「年中無休アイドル」と紹介したのは阪口珠美さん。
山下:最初は私の顔が好きとか、生まれ変わったら山下の顔になりたいとか、言ってくれてて。そこからいろんな案が出て、「仕事ください山下美月」とか「スケジュール詰まりまくり山下美月」とか(笑)。そんないくつもの案をブラッシュアップしていったら「年中無休アイドル」にしよう、ってなりました(笑)。
3期ライブ「ダブルアンコール」決行した想い
― 良い裏話が聞けました(笑)。3期ライブといえば、山下さんと梅澤さんがファンの想いに応えるように、急きょ実施したダブルアンコールも印象的でした。山下:4期生と5期生は私たち3期生からすると、めちゃくちゃ可愛い後輩だけど、期別ライブをするとなったら負けたくないと思ってしまいます。今回、私たち3期生のライブを最高のものにして、これからの乃木坂46で先頭に立って走るんだ、という強い気持ちでいたんですけど、4期生と5期生のライブを観たら、あまりにも良すぎて(笑)。今まで1期生、2期生の先輩方が見せてくれた、良い意味で自由というか、考えたことを発信する力というか、やるべきことをやるだけではなくて、やるべき以上のことをやる時期に、3期生は今回のバスラから入ったんだと思いました。最後にもう一度盛り上げたい、それを実現できるのは「三番目の風」をもう一度披露すること、そんな風に直感で動きました。
朝ドラ完走間近「久留美ちゃんの結末をぜひ見届けて」
― とてもエモいです。少ない取材時間でいろいろなことを聞いてしまうのですが、朝ドラ「舞いあがれ!」が3月に最終回を迎えます。最後に今後の「久留美ちゃん」について、見どころを聞かせてください。山下:これまで私なりに、久留美ちゃんを丁寧に、丁寧に演じてきました。放送期間が約半年、最後の1ヶ月はいろんなことが凝縮されていると思います。久留美ちゃんは誰と結ばれるのか、どんなお仕事に就くのか、いろんな予想がネットを見ると上がっていて、私もそれを見るのがとても楽しい時間になっています。久留美ちゃんの結末をぜひ見届けてもらえたら嬉しいです。
(modelpress編集部)
山下美月(やました・みづき)プロフィール
1999年7月26日生まれ、東京都出身。2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格して芸能界入り。2021年1月発売の26thシングル「僕は僕を好きになる」でセンターに抜てきされるなど、グループの中心メンバーとして活躍する。ファッション誌「CanCam」の専属モデル。映画「映像研には手を出すな!」、ドラマ「着飾る恋には理由があって」、ドラマ「じゃない方の彼女」など女優としての活動も増えている。「2023年モデルプレスヒット予測」女優部門に選出。現在、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」、フジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」に出演中。3月29日発売の乃木坂46・32ndシングル「人は夢を二度見る」では同じ3期生の久保史緒里とダブルセンターを務める。4月28日スタートのテレビ東京系ドラマ8「弁護士ソドム」(毎週金曜 後8:00)へのレギュラー出演も決定した。
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