世界的ダンサー・RIEHATA「音楽は私にとっての“魔法”」世界で活躍を続ける“強い信念”とは?日常生活で欠かせないものも明かす<インタビュー>
2023.03.03 19:30
早くからアメリカでダンスを学び今では有名アーティストの振り付けから、MV出演もしているダンサーでアーティストのRIEHATA。今回、パナソニックが展開する総合Hi-Fiオーディオブランド・Technics(テクニクス)とモデルプレスがコラボしたWEB動画に、ダンサー注目度No.1のRIEHATAが出演。撮影後にはインタビューを実施し、世界で活躍するために大切にしていることから日常生活で欠かせないものまでを語ってもらった。
提供元:パナソニック株式会社
目次
RIEHATA、国立競技場で舞う
2月某日、暖かな日差しが差し込む国立競技場のフィールド。RIEHATAは真っ白な衣装に、長い三つ編みという印象的な出で立ちで登場。
前日にはMV撮影を行っていたとのことだが、フィールドを駆け回るなど疲れを一切見せず、率先して現場を盛り上げている姿が印象的だった。
少しでもより良いものを作ろうと、現場でディスカッションを重ねながら撮影は順調に進行。すべてのダンスシーンの撮影が終わり、最後はインタビューへ。
ダンスシーンの撮影では世界で活躍するアーティストとしての強いこだわりや信念を感じたが、インタビューでは「今、夢の中で生きている」と涙を見せる場面も。
大ケガを経験するなど、決して順風満帆なダンス人生ではなかったRIEHATA。それでも諦めずにダンスを続けてきたからこそ、今夢に向かっている若者へ伝えたい想いを語ってくれた。
RIEHATA、一番大事にしていることとは?
早くからアメリカでダンスを学び、今では有名アーティストの振り付けから、MV出演もされているRIEHATAさん。振り付けはどのように考えられていますか?RIEHATA:常に気分が良い状態を保つこと・毎日の生活を楽しく過ごすことを心がけています。そうすることで、いつどんな仕事がきても対応することができるし、突然何かを求められても新しいアイデアが降りてくるんです。
― 振り付けを考えるには、気分が良い状態を保つことも大切なんですね。
RIEHATA:そうですね。“BEST OF ME(自分の一番良い状態)”でいることが大切だと感じます。それはフィジカル面もそうですし、健康面もそう。「元気でいなきゃ」と思うより、心から元気でいることで自然と笑顔も増えるし、仕事へのモチベーションも高くなります。“BEST OF ME”の状態を保つために、自分のことを熟知して、「どんなことがあったら気分が落ちるのか」「どんなことをした時に自分は喜んでいるのか?」を考えるようにしています。
― 例えばどのような方法で“BEST OF ME”を保つようにしているんですか?
RIEHATA:私は日記を書くことで、自分と向き合うようにしています。他にも気の合う仲間と過ごすことで、自然と笑顔でいられる日々を送れています。たくさん笑いあえる仲間と一緒に過ごしたり、自分が好きだと思うものに囲まれることで“BEST OF ME”でいることができるんです。逆に自分が落ち込んだりネガティブになることを熟知することも大切にしています。
― 世界で活躍するにはタフさも必要かと思います。RIEHATAさんのエネルギー源や、身体のケアで気を付けている事を教えていただけますか?
RIEHATA:メンタルケアとボディケアは一番大事なことなので、ほぼアスリートと同じ感覚だと思います。ボディケアをしっかりすることで、自然とメンタルケアにも繋がっていくと感じます。私は膝の大ケガ(前十字靭帯断裂)を経験していて、手術はしましたが今以上に良くなることはなく、常にケガと向き合っていく必要がある。それでもパワフルでダイナミックに動けるようにしておかないといけないんですが、私も人間なので面倒くさくなることもやっぱりあります。そんな時は自分を打ちのめす勢いでトレーナーさんにしごいてもらったり、仲間と一緒にトレーニングをしたり。自分にできる範囲で続けられることを日々試行錯誤しています。
RIEHATA「音楽は私にとっての“魔法”」
― ダンスと音楽は切っても切り離せない関係ですが、ダンサーのRIEHATAさんにとって<音楽>とはどのような存在ですか?RIEHATA:音楽は私にとっての“魔法”なんです。音楽を聴いていると自分の世界を作ることができたり、「傷ついて苦しくて何もできない…」と思ってもイヤホンをつけて音楽を聴くことで心が入れ替わっていくような気がするんです。音楽の“魔法”があるおかげで生きていると言っても過言じゃないほど、私の人生にとってかけがえのない存在です。
― ダンスと同様に音楽はとても重要な存在なんですね。
RIEHATA:音楽が大好きで、自然と体が動いちゃって、今ダンサーしているので(笑)。ダンスを愛している以前に、音楽を愛しているので、本当に私にとって大切なものです。
― 先ほどイヤホンのお話が出てきましたが、音楽を聴くときはイヤホンで?
RIEHATA:ヘッドホンの時もありますがワイヤレスイヤホンは荷物にならないから毎日使ってます。移動はもちろん、音楽を聴きながらアイディアをメモしたりもするので、そういう時にも使っていますね。
― ヘッドホンはどのような時に?
RIEHATA:ヘッドホンって首からぶら下げているだけでカッコいいじゃないですか。ただのカッコつけでつけている時もあります(笑)。それと耳全体をカバーするので、ムードを作れるというか、音楽の世界に入り込める感覚はありますね。
― イヤホンやヘッドホンを選ぶ時のこだわりはありますか?
RIEHATA:やっぱりつけ心地は気になりますね。耳の大きさも左右対称じゃないし、いかに違和感なくフィットするのかは大事。コレオグラファー(振付師)として“聴こえない音”を生み出すくらい音楽を身体に入れる必要があるので。とにかく繊細な音まで感じたいと思った時、つけていることを忘れるようなフィット感は大切。どんな音も逃したくないので。
― 音質はもちろんフィット感も大切なんですね。
RIEHATA:そうですね。それに私は歌も大好きなので、歌っている方の個性を拾えるのも重要だと考えています。重低音やビートだけでなく、吐息までもリアルに聞こえて、鳥肌が立つようなイヤホンが理想だと思っています。
RIEHATAの毎日に欠かせないモノ
― 今回、Technicsの完全ワイヤレスイヤホン(EAH-AZ60)を使用しての撮影でした。RIEHATAさんはTechnicsというブランドはご存じでしたか?RIEHATA:正直、ワイヤレスイヤホンは初めてつけました。Technicsというロゴは見たことあるので、ブランドは知っていました。スピーカーとかターンテーブルのブランドとして有名なんですよね?スタジオとかでよく目にしていました。
― Technicsの完全ワイヤレスイヤホンを着用しながら国立競技場での撮影はいかがでしたか?
RIEHATA:かなり驚きました。ワイヤレスイヤホンをつけながら思いっきり踊ったので、途中で飛んで行っちゃうんじゃないかと思ったんですけど、フィット感がすごく良くて全く外れる感じもしない。ワイヤレスイヤホンを着けていることを忘れて音だけにフォーカスできたのは、ダンサーにとって理想的ですね。お世辞抜きで本当に良かったです!
― 「EAH-AZ60」はイヤーピースのサイズが7つあるので、自分の耳のサイズに合わせることができますが、フィット感はいかがでしたか?
RIEHATA:7つもあるんですんね!私は耳の穴が小さいので、着け心地がフィットしなかったり入らないこともあるんです。だから今まで新しいイヤホンを試すのに躊躇していたんですが、Technicsのワイヤレスイヤホンは窮屈感もないし、落ちる不安もない。振り付けが思いついて、急いでイヤホンをする場面も多いんですが、そういう時もすぐに耳にフィットする感じがあるので、ノーストレスで音楽の世界に入れるような気がします。
― 音質はいかがでしたか?
RIEHATA:イヤホンを着けた時にすごくリアルに音を感じたんです。言葉にするのは難しいんですけど、音に立体感があるというか。耳元で音楽が流れているはずなのに、音が遠くに聞こえるんですよ。振り付けはゼロからイチを作る職業なので、常に動いているというよりはじっとイヤホンで音楽を聴きながら考えるんです。その時にビジュアライズ(思い描く)され、完成したダンスが見えてくる。それを具現化してコレオグラフ(振り付け)にしていくという、ちょっと変わったプロセスなんです。「EAH-AZ60」のワイヤレスイヤホンはビジュアライズしやすく、アイデアが想像しやすい。自然とダンスの映像が浮かんでくる感じでした。
― それくらい音が立体的でリアルだったんですね。
RIEHATA:そうですね。今日も国立競技場でダンスをしている時に、「こんな動きをしよう」「こんなダンスをしたら、この音に合ってるな」というのが見えてきました。
― 専用アプリの「Technics Audio Connect」(※1)を使えば音質などの調整をすることもできるそうです。
RIEHATA:やってみたい!聴く音楽によってライブ感だったり重低音を抑えたりもできるってことですよね。最高ですね!私はめちゃめちゃヒップホップダンサーですけど、昭和のフォークソングなど色んな音楽で日々癒されているんです。恥ずかしいですけど、朝洗濯する時とかはハワイアンミュージックを流したり(笑)。音楽によって重低音を抑えて声質にフォーカスしたりできるのは本当に最高。私は音楽を聴くと鳥肌が立ったり、自然と涙が出てきたりと、音楽が染みるスポンジのような体質で。これは神様にもらった耳だと思うんですけど、だからこそもっと音楽から受ける可能性の幅が広がるように感じます。
― 業界最高クラス(※2)のノイズキャンセリング機能もあるので、さらに音楽の世界へ浸れそうですね。
RIEHATA:そうなんです。今日撮影で使ってびっくりしました!周りにはたくさんのスタッフさんがいて、外なので騒音もある。でもイヤホンで音楽を聴いている時は、周りの音は何も聞こえませんでした。スタッフさんと会話ができなくなるぐらい(笑)。それにアンビエント機能を初めて使ったんですけど、これもびっくりして。
― ノイズキャンセリング機能とは逆に、外の音や声を取り入れる機能ですね。
RIEHATA:アンビエントモードにしたら外の音が普通に聞こえるようになって。でも自分や相手の声がこもっている感じもなくて、普通に会話ができるので驚きました!音楽を聴きながら会話をしないといけない場面もあるので、その時にすごく便利だなと思いました。だって右側のイヤホンを長押しするだけですから。私は機械オンチで全部の機能を使いこなせないことが多いんですけど、「EAH-AZ60」はシンプルですごく使いやすいですね。
― 「EAH-AZ60」はシルバーとブラックの2色ありますが、プライベートで使われるとしたらどちらを選びますか?
RIEHATA:最初は絶対にシルバーがいいと思ったんです。アクセサリーにも合うし、シルバーならコーディネートの邪魔をしないと思って。光沢感のあるブラックだと存在感が強いかなと思っていたんですけど、マットデザインなんですよね。ブラックもめちゃめちゃかっこいい…!私は炊飯器とか電子レンジとか、家電をマットのブラックで揃えていて(笑)。ブラックが好きなわけじゃなくて、マットなブラックが好きなんです。なので今はブラックがいいなって(笑)。
― (笑)。今回、Technicsの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」を使用されてみて、どんな方におすすめだと感じましたか?
RIEHATA:音楽が好きな方にはもちろんおすすめだと思います。あと「ダンスは踊れないけど、ダンスを観ていると自分も踊った気分になる」という方にもぜひ試してほしい。音がすごく繊細で立体的なので、自分の好きなアーティストやグループの音楽を目をつぶって聴けば、音楽の中に自分がいる感覚になるはず。それにイヤーピースが選べるので、女性の方にもすごくおすすめ。サイズが合わないことって多いと思うんですよ。デザインもシンプルなのでラグジュアリーに、お洒落に着けられると思いますね。
RIEHATAが涙…「今、夢の中で生きている」
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいると思います。そういった読者に向けて、RIEHATAさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。RIEHATA:“夢を叶えるためのコツ”とか“夢を叶えるために何をするか”ではなくて、日々のルーティーンが一番大切だと思っています。今日どう過ごしたかが明日の未来に繋がっていくし、「常に夢の中で生きていよう」と思っています。夢の中で生きていくというのは、自分のやりたいことを心から楽しんだり、勇気を持って挑戦してみること。毎日色んな選択をして生きていく中で、自分の直感を信じることも大切にしています。そして必ずそれが人のためになっているのか、自分のためになっているのかも大切にしています。
― 自分の直感を信じた選択を。
RIEHATA:大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当に小さな選択もです。例えば朝ジョギングに行くかどうか、朝洗い物をするかしないか、今日は誰と会おうかとか。そういった小さい選択の積み重ねが一日のルーティーンになっていきますよね。そうしていくと自然と自分の直感に従って一日を過ごせるようになっていき、気付いた時には夢の中にいる。
― “夢を追う”のではなく“常に夢の中で生きる”という考え方は素敵ですね。
RIEHATA:今日の撮影も“今、夢の中で生きている”という気持ちにさせていただきました。夢が叶ったという気持ちではなく、自分がやりたいことをたくさんの方と一緒に作れるのがすごく嬉しくて…(涙)。だからこそ何も考えずに踊ることができたし、国立競技場に立てたことに感謝しています。毎日ひたむきに、一生懸命生きてきて本当に良かったなと思えました。だからこそ夢の中で生きるには日々の過ごし方が大切。私は大きな夢を持っている少女だったんですけど、そのおかげでたくさんのインスピレーションや愛をもらい、夢の中で生きていける。そのお返しもしながら生きていこうと常に思っています。
― 素敵なお話ありがとうございます!ちなみに今挑戦してみたいことなどはありますか?
RIEHATA:泣いちゃっている状態ですいません(笑)。私は音楽がべースにあって、ダンスを踊ることで誰かを楽しませることができています。もし可能性があるならば、自分の言葉で歌ったり楽器を使って違う表現ができないかなと考えています。自分が得意なことを増やして、人にメッセージを伝えられるツールを増やすことが今後の目標ですね。私も音楽に救われた身なので、そういう存在に私もなれればと思っています。
― それでは最後に、夢に向かって頑張っている読者へRIEHATAさんからメッセージをお願いします。
RIEHATA:私を見て「すごくキラキラしている」と感じる方も多いと思います。でも大ケガや挫折を乗り越えたからこそ、今ここに立てています。辛いことや大きな壁が立ちはだかったとしても、「もっと上に行けるはず」と絶対に自分を信じ続けてください。夢に向かっている時は怖い事も多いと思います。その気持ちは本当に痛いほどわかるし、体が気持ちについてこないこともある。でも“できない”と決めるのは自分だし、“できる”と決めるのも自分。だから絶対に諦めないでください。そんな人を元気づけたり、勇気を与えるために私も絶対に諦めません。勇気を持って自分を信じてあげてください。
― 貴重なお話ありがとうございました!
(modelpress編集部)[PR]提供元:パナソニック株式会社
・撮影:伊東祐輔
・ヘアメイク:TORI
・スタイリスト:RiBBON
Technicsの完全ワイヤレスイヤホン<EAH-AZ60>
ハイレゾ音質を再現する、臨場感溢れるリアルな高音質。1.独自の音響構造により臨場感溢れるリアルな高音質を実現
2.独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジー搭載により自分の声だけをクリアに相手に届ける
3.業界最高クラス(※2)のノイズキャンセリング性能を実現
■オープン価格
■カラー(2色):ブラック、シルバー
(※1)スマートフォン/タブレットへ専用アプリケーション「Technics Audio Connect」のインストールが必要です。
Android™ 6.0以降を搭載し、 Google Play に対応したスマートフォン/タブレット、またはiOS12以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchに対応しています。
「JustMyVoice」テクノロジーの通話音声事前確認機能はiOS13以降に対応しています。
(※2)国内のノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンにおいて 。JEITA一般社団法人 電子情報技術産業協会 基準に則る 。2021年8月14 日時点、パナソニック調べ
RIEHATA(りえはた)プロフィール
1990年8月9日、新潟県生まれ。世界が認めたダンサー、コレオグラファー、アーティスト。ダンサーとしてChris Brownの振付を筆頭に、K-POPでBTS、BLACKPINK、TWICE、PSY、国内では、King & Prince、EXILE、Nissyなどのヒット作品を手掛ける傍ら、2021年からアーティスト活動を本格的に始動。2022年、AIのアルバムキットカットCMソングに起用されたAI「First Time feat.RIEHATA」やBENNIE K「Dreamland」をオフィシャル・サンプリングしたサマー・チューンを経て、2023年にはRIEHATAが制作した THE HIPHOPでTHE SWAGな楽曲『GOING IN』を1月にリリースし、2月にはRIEHATA初のラブソングとなる『Twin Ray』もリリース!