ヘラヘラ三銃士、豪華コンサートの舞台裏に迫る「できないと思っていた」演出とは？平成フラミンゴとの新曲制作秘話も＜モデルプレスインタビュー＞

同公演は、2021年に続き二度目となる単独ライブ。「愛、示しーや」「見たらグイ☆」など3人を象徴する楽曲はもちろん、中町JPやばんばんざいのぎし、とうあやまあたそ、三上悠亜やなごみらをゲストに迎えYouTubeで人気を博したコラボ楽曲を生披露するなど、ファンを熱狂させた。

ヘラヘラ三銃士、二度目のライブ開催の経緯

― まず、ライブの開催への経緯を教えてください。

ありしゃん：去年もZepp DiverCityでやらせてもらったんですけど（2021年8月開催「ヘラヘラ三銃士　ほぼ1stコンサート2021夏～見たらグイ☆～」）、そのときは私たち3人といくつかのゲストの方に来ていただいて行ったんですね。今年は3月に女祭りを開催したということで、一味違ったヘラヘラ三銃士をお見せできたらと思って、シャッフルユニットや豪華なゲストの方をお呼びして、ちょっとフェスっぽい、夏祭りみたいなイメージで開催させていただきました。

― 特に注目して欲しい曲はありますか？

まりな：「NUMA」と「狂騒マリオネット」はヘラヘラ史上初のダンサーも含めたダンス曲で、今までと多分全然違うと思うので注目してほしいです。

ありしゃん：私もダンスを頑張ったのでぜひ「NUMA」と「狂騒マリオネット」を見てほしいです。

ありしゃん「こんなこと言いたくないんですけど」リハーサルでぶつかった壁

― 沢山のクリエイターの方々がゲスト出演しますが、リハーサルの様子はいかがでしたか？

ありしゃん：まずあの人数の忙しいクリエイターさんがリハに何度も来てくれて、スケジュールを合わせてここに来てくれたことにものすごく感謝しています。

まりな・さおりん：本当にありがとうございます。

ありしゃん：本当に「○○コレクション」と付いてもおかしくないんじゃないかというくらい豪華な方々に来ていただいて。しかも今回は出演者としてだけでなく、応援としていろいろなクリエイターさんが来てくれているので、沢山の人に見守られながらやるライブです。

さおりん：そう言われると緊張してくる…。ダンスについて、私はアイドルをやっていたんで経験があるんですけど、2人は辛かったんじゃないかな。

ありしゃん：よくわかっているね！本当にやばかったよ。今日のライブの最後でその話をしようとしたのに先に言われた（笑）。

さおりん：多分皆、ありしゃんはダンス苦手だけど頑張っていると思っているよ。この1ヶ月、SNSで言っていたもんね。

まりな：そこが売りだからね。

さおりん：泣いちゃうんじゃない？

ありしゃん：本当にこんなこと言いたくないんですけど、できないと思っていたんで、乗り気ではなかったです…。

さおりん：自分の得意分野じゃないことをやるわけだからね…。

ありしゃん：そう。で、（まりなとさおりんが）歌も上手いしダンスもできるし「私、すげー足引っ張っているじゃん」と思いながらやっていたんですけど、YouTubeでは私が「わーっ」と喋っている分、ライブになると2人がすごく頼もしくて。位置を教えてくれたりレコーディングの音程をとってくれたりとか。さおりんは自分のことで精一杯なはずなのに、うちの位置を「ありしゃん1.5」みたいに言ってくれて、その中でもすごく絆が深まったと思います。

さおりん：確かにバランス良いね。

ありしゃん：うん。ありがとう。

まりな・さおりん：ありがとう。いつもありがとう。

ヘラヘラ三銃士、平成フラミンゴとの楽曲制作裏側

― 平成フラミンゴさんとの新曲「ヘラミンゴ音頭」を発表しますが、オファーしたきっかけを教えてください。

ありしゃん：元々「何かやりたいね」という話はずっとしていて。で、祭りと言ったら平成フラミンゴしかいないんじゃないかと。

さおりん：熱い女を探していたんだよね。

ありしゃん：同年代ですし、曲調や衣装も含めて私たちっぽいというか、法被もわざわざ作ってもらったので、MVはめちゃめちゃ豪華になっています。

ありしゃん：レコーディングでは、まりなが結構NICOちゃんとRIHOに指示していなかった？

まりな：もう、結構がっつり。

さおりん：ヘラヘラのチャンネルでそのシーンも出ます。

ありしゃん：夏の女祭りのテーマソングを平成フラミンゴとヘラヘラ三銃士で作ったんですけど、レコーディングからMV撮影、ダンス練習もして。

まりな：MVも朝早くて。4時起きとか？

さおりん：早朝でしたよね。4時。

ありしゃん：2人も忙しい中来てくれて、でもすごく楽しい曲になっています。

さおりん：めっちゃ良い作品。

ありしゃん：振り付けもあるから是非TikTokで切り抜いて皆さんに流行らせてもらえたらと思います。

ヘラヘラ三銃士、2022年は「良い発表がまだまだある」

― では、2022年上半期の活動を振り返っていかがでしたか？

ありしゃん：どうでした？上半期わかる？

まりな：上半期ですか？1月から4月くらいの感じ？

さおりん：4月（笑）！？

まりな：それこそ4月に女祭りがあったじゃん。それから皆ちょっと盛り上がって今までは普通の投稿だったけど、女祭りがあってから普段とは一味違う、新しい毎日投稿をできるのが少し進化というか、ワクワクするよね。

さおりん：私は仕事や撮影もそうですけど、YouTuberさん、他のクリエイターさんとめっちゃ仲良くなりました。女祭りから始まってよく会うようになって、プライベートで遊ぶ友達が増えたり、家に来てくれるクリエイターが増えたり。めっちゃ仲良くなって、今日もTWICEメンバー（「What is Love？」カバーメンバー）とご飯行く約束しちゃった。

ありしゃん：早速ね。自分たちと一緒にユニット組んだメンバーももちろん、ぎし（ばんばんざい）とか（中町）JPもそうなんですけど、いつも馴染みのある子たちがいるから安心するというか、隣にいてくれてすごく安心するというか…。そう言えば上半期の話でしたね（笑）。

さおりん：今までは3人でばかりやっていたけど、クリエイターさんとのそういう絆がね。

ありしゃん：はい。上半期についてだと、私も2022年は個人の活動も増やしていきたいと目標を掲げていて、その準備をしていたんです。本当は今日発表したいこともいくつかあったんですけど、準備が間に合わなくてもう少しだけ後になりそうなんですけど、個人の力をつけた良い発表がまだまだあるので、下半期はそれを皆さんにお届けできるような機会にしたいと思っております。

ヘラヘラ三銃士の夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、最後にヘラヘラ三銃士の皆さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

ありしゃん：秘訣はズバリ、失敗を恐れずに挑戦することです。

さおりん：ありしゃんの行動力はまじでやばいです。あと体力おばけ。

ありしゃん：私は夏になるとどうしてもすごく活発になってしまって、「あれやりたい、これやりたい」という気持ちがすごく高まるんです。多分観ている方も、夏休みは社会人になって落ち着いたくらいの時期で、自分と向き合う機会も多くなると思うんですけど、そのときに「あれやってないと後悔するなー」と思うことがあったらぜひ挑戦してみてください。ヘラヘラ三銃士は動画でそういう姿をお届けできればと思っています。

― 素敵なお話ありがとうございました。

（modelpress編集部）

ヘラヘラ三銃士 プロフィール

快進撃を続ける唯一無二の女性3人組YouTuber。敏腕女社長のリーダー「ありしゃん」、強烈な個性を持つ「まりな」、可愛らしい見た目で毒舌の「さおりん」の3人が、“女子のリアル”をありのままに伝える動画で若者たちの人気を集め、現在（8月30日時点）164万人の登録者数を誇る。