山本賢太アナ、杉原千尋アナ (C)モデルプレス

杉原千尋&山本賢太アナ、YouTube撮影での裏話明かす「まさかのハプニング」これまでの葛藤と夢を叶える秘訣【フジテレビアナウンサー×モデルプレス連載<“素”っぴんトーク>】

2022.07.16 17:05

「フジテレビ×モデルプレス」アナウンサー連載第2弾『“素”っぴんトーク』―――― Vol.25~26は、杉原千尋(すぎはらちひろ・26)、山本賢太(やまもとけんた・24)の「フジテレビアナウンサーch.」YouTube班の2人でトーク。

  

フジテレビアナの素顔に迫る「“素”っぴんトーク」

フジテレビ×モデルプレスPresents“素”っぴんトーク(C)モデルプレス
テレビには映らないフジテレビ女性アナの知られざる素顔に迫った連載第1弾「女子アナの“素”っぴん」に続く本連載では、対談形式にパワーアップ。共通点を持ったメンバー同士が集まり、仲間だからこそ知る“素”の一面を引き出していく。

第13回はフジアナたちの素顔が垣間見えるYouTubeチャンネル「フジテレビアナウンサーch.」の主にキャスティングを担当する杉原アナと山本アナにインタビュー。

――――――――後半戦(Vol.26)スタート!

山本賢太アナ、久慈暁子アナ“卒業式”裏話明かす

山本賢太アナ、杉原千尋アナ (C)モデルプレス
― これまでにやった企画で、特に印象に残っているものを教えてください。

杉原:私は自分でプロデュースした海老原(優香)さんの「【毎朝5分】海老原ヨガ#1」です。5分で誰でも簡単にできるので、視聴者の方があの動画を日課にしてくださればいいなと思いプロデュースしました。初めて自分で台本を書いて、詳しくなかったヨガのことを勉強して、撮影する場所や日時も全て決めて…そのような制作者としての体験ができたのがとても貴重でした。

山本:ヨガ企画を考えたきっかけは何だったんですか?

杉原:視聴者の皆さんに、フジテレビアナウンサーch.をルーティーンにしてほしいという気持ちがありました。また海老原さんはヨガの資格を持っているのですが、それを知らない方も多いので、フジテレビアナウンサーch.が生活の一部になってくれたらという思いと、海老原さんを知ってもらうきっかけになったらいいなという思いで企画しました。

山本:僕は4月30日に退職された久慈(暁子)さんの卒業式が印象に残っています。藤本(万梨乃)さんが一から企画や台本、卒業式のセットも考えて…

杉原:小道具を買いに行ったり、必要なものを印刷したり、準備も全部やっていたよね。

山本:その熱量を見て僕らも「絶対成功させたい」と思っていたのですが、本番では永島(優美)さんが感極まって泣いてしまって、それを見て久慈さんも泣いてしまうというまさかのハプニングがあったんです。感動の場面なのですが、それが逆に面白くなって僕含め会場は大爆笑でした(笑)。予想もしていなかった、台本にもなかった面白いものが生まれるのもまた勉強になりましたね。テレビでもある程度台本や決まった流れがあると思いますが、違う方向になった時にさらに面白くなる場合もあるということを間近で経験できて、すごく楽しかったです。

杉原千尋&山本賢太アナ、今後やってみたい企画は?

杉原千尋アナ (C)モデルプレス
― これまでの様々な企画を経て、今後やってみたい企画はありますか?

山本:僕は長期でやりたい企画が一つあります。もし「身体を変えたい」というアナウンサーがいたら、僕が食事管理からトレーニングまで監修してダイエットや身体づくりのサポートをしたいです。

杉原:え~!?めっちゃ長期の企画だね(笑)!それは男性アナウンサーに限る?

山本:いや、どちらでも大丈夫です。

杉原:じゃあちょっとシャープになりたいという女性でも?私、立候補しようかな。

山本:本当ですか!?3ヶ月間くらいかけてやりたいです!食事やトレーニングの様子も撮りつつ、最後はビフォー・アフターでどれくらい変わったか比較したいですね。「この衣装を着たいけど、今の体型では着られない」という女性でも、「マッチョになりたい」という男性でも、どんな人でもサポートします。

山本賢太アナ (C)モデルプレス
― フジテレビアナウンサーの方の中には、ほかにも筋トレやヨガが趣味の方がたくさんいらっしゃいますよね。

山本:そうなんです。僕以外の方にもアドバイザーとして入っていただければ、より厚みのある企画になると思います。

杉原:山本のトレーニングがちょっとマンネリ化してきた時に、違う人のトレーニングも挟んでくれたらいいよね(笑)。私は、とにかくアナウンサーの仲の良さが伝わる企画をやりたいです。テーブルゲームを皆でやるなど、わちゃわちゃ感のある動画を企画したいですね。仲の良いメンバー同士だからこそ色々イジりどころがあると思いますし、意外な組み合わせでももっと仲が深まるかもしれないので、今後やってみたい候補の中にあります。

山本:どんなゲームですか?例えばUNOとか?

杉原:そう。UNOや今YouTubeで流行っているゲームなどを取り入れて。

山本:いいですね。1人1人の前にカメラを置いて表情を撮って…。

杉原:言葉を使うゲームでもいいですし、アナウンサーがテレビでは絶対見せないようなことをやってみたいなと思っています。

杉原千尋アナ (C)モデルプレス
山本:それから僕は、自分で24時間チャレンジもやりたいです。

杉原:その企画は山本だけでやりなよ(笑)。

山本:はい、僕がやりたいんです(笑)。例えば、「24時間後にカラオケ95点を出す」というテーマだったら、24時間の間に歌がうまい人やボイトレの人に教わって練習をたくさんして、24時間後にカラオケの点数を測るみたいなやつです。

― 山本アナは出す企画が全てストイックですね(笑)。

杉原:確かにそうですね(笑)!私は逆にのんびりしたものばかり。企画出しでこういう個性も出てくるので、そこも面白いですね。

杉原千尋&山本賢太アナが今、ぶつかっている壁

山本賢太アナ、杉原千尋アナ (C)モデルプレス
― ここからはアナウンサーとしてのお仕事についてもお伺いしていきたいと思います。現在担当している番組でぶつかっている壁はありますか?

杉原:私は「ノンストップ!」の生放送で壁にぶつかっています。スタジオの皆さんが何をどれくらい話すのかも大まかにしか決まっていないので、その場で起こったことへの受け答えなど、臨機応変に対応する難しさはすごく感じています。失敗しても二度と同じ場面は来ないので、応用の日々なんです。次に似たようなことが起きた時に応用できるかが勝負というか…。なので反省しつつ、次に向けた心構えを持っておく。今はずっと勉強している感じです。

ですがやはり天才的な出演者さんが集まっている番組なので、笑いに変えてもらってたくさん救われています。視聴者の方から「『ノンストップ!』の人ですよね」と声をかけていただくこともあって、そのように覚えてくださったり、「杉原さんを観ていて元気になりました」と笑ってもらえたりすると、すごくやりがいを感じます。

山本賢太アナ (C)モデルプレス
山本:僕は「ポップUP!」と「Live News イット!」の両番組で取材を担当しています。取材するためには情報が必要なので、取材相手の方が出演している作品を観たり、普段どのような生活をされているのか調べたり、昔の取材データを確認したりして準備していくのですが、そうすると自分の知識もどんどん増えるんです。例えば取材のために観たドラマの話で友達と盛り上がったり、毎日成長を感じられるところにやりがいを感じています。

また取材はたくさん調べても上手くいかない方が多く、これまで1度も「完璧にできた」と感じたことはありません。今日も取材してからここに来たのですが、「こう聞けばよかったな」「もう少し深堀りしてもよかったな、なぜあの時次の質問に行ってしまったんだろう」など毎日反省していて、悔しい気持ちにもなります。

杉原:でも山本はまだ2年目なので、そういう勉強をして自分の中に落とし込んでいけたら、良いアナウンサーになれるんだろうなと思うよ。

山本:頑張ります。

杉原:私が言えたことではないのですが(笑)、すごく貪欲で仕事に対しての気持ちが前向きなので、頑張っている姿も伝わってきます。

山本:ありがとうございます。でも難しいですよね…。僕の返し方次第では、相手に「ん?その質問はなんだ?」と思わせてしまう可能性もありますし、言葉一つ一つに気をつけなければと思っています。

杉原千尋アナ (C)モデルプレス
― 最後にお二人に、モデルプレス恒例の質問として“夢を叶える秘訣”をお伺いできればと思います。杉原アナには2019年にもインタビューを受けていただき、その時には「諦めないこと。ありきたりですけどそれに尽きると思います」と答えていらっしゃいました。そこから約3年、その考えに変化はありましたか?

杉原:変わっていないです。今5年目を迎えて、これまで自分の中で色々な葛藤もありましたし、アナウンサーとしての目標に達していないなと悩んでいた時期もありましたが、それでもとにかく仕事を頑張り続けました。そうしたら「ノンストップ!」でも担当曜日が増えたり、先輩からもらうアドバイスも高いレベルのものに変わっていったりしました。私は天才肌ではないので、どうしても努力でしかやっていくことができないタイプなんです。とにかく頑張り続けたら、本当の目標が達成できなかったとしても違う形で花が開くこともあると思うので、目標や夢がある人は諦めずに努力することに尽きると今でも思っています。

山本:(言葉が)沁みますね…!

杉原:(笑)。まだ5年しか経ってないので大きなことは言えないですし、実績があるわけでもないですが、その気持ちは持っていた方が自分の背中を押してくれるのかなと思います。

山本賢太アナ (C)モデルプレス
山本:僕は今まで夢は言葉にしてきました。「野球のこの選抜チームに入る!」「フジテレビのアナウンサーになります!」など、これまで言葉にしてきた夢は全部叶えてきました。そうすると、周りの人もサポートしてくれるんです。僕は大学時代野球部で、練習や試合を就職活動を理由に抜けることはあまり良くないのですが、僕は早めに皆に言っていたので「頑張ってこいよ!」と送り出してくれて。

また、周りに言うことで「有言実行しなきゃ」と自分にプレッシャーを与えることもできると思います。根拠のない自信も、時には必要なのではないでしょうか。僕は大学時代1回も野球の試合に出られなかったのですが、その時は「出たい」と口にしながらもどこか「できるかな?」と自信を持てないまま練習してしまっていました。

杉原:じゃあ、アナウンサーになる前は「受かる!」と思いながらやっていたってこと?

山本:はい。それこそ根拠のない自信ですよね。「大丈夫かな」と思っている時は成功できないし、「できるぞ」と思って練習するのと「大丈夫かな」と思って練習するのだと、後者は身になっていないと思うんです。僕はまだアナウンサーになってから何か夢を叶えたわけでもないですし、まだまだ頑張らないといけないですが、そういう根拠のない自信も大事だと思います。

山本賢太アナ、杉原千尋アナ (C)モデルプレス
― 最後に、このインタビューを読んでフジテレビアナウンサーch.を知った方々へメッセージをお願いします。

杉原:アナウンサーが一から作った企画がたくさんあるので、新たな一面を皆さんに観ていただけて楽しんでいただけるチャンネルになればいいなと思っています。ぜひご覧ください!

山本:アナウンサーの人柄や趣味なども動画を観ていただくことですごくよくわかりますが、企画の内容から「この人ってこういう人なのかな」と見えてくることもあると思うので、そういう部分を楽しんでもらえたら嬉しいです!

― 貴重なお話をありがとうございました。



(modelpress編集部)

杉原千尋(すぎはら・ちひろ)プロフィール

杉原千尋アナ (C)モデルプレス
生年月日:1995年11月9日/出身地:富山県/出身大学:国立音楽大学/血液型:O型/入社年:2018年

<担当番組>
ノンストップ!
Tune

山本賢太(やまもと・けんた)プロフィール

山本賢太アナ (C)モデルプレス
生年月日:1998年4月11日/出身地:東京都/出身大学:慶應義塾大学/血液型:A型/入社年:2021年

<担当番組>
ポップUP!(エンタメキャスター)
LiveNews イット!
VS魂(ナレーション・実況)
スポーツ中継(野球・駅伝)

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