「マイファミリー」鈴間役・藤間爽子、二宮和也の雰囲気作りに感心「飾らないナチュラルな方」<インタビュー>
2022.05.29 09:00
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TBSで放送中の日曜劇場「マイファミリー」(毎週日曜よる9時)に出演する女優の藤間爽子にインタビュー。役柄や現場でのエピソードなどを聞いた。
二宮和也主演「マイファミリー」
今作は、誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていくストーリー。鳴沢温人(二宮和也)と鳴沢未知留(多部未華子)の夫婦が、誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意し、たった2人で戦うノンストップファミリーエンターテインメント。第6話のラストでは、犯人を追跡した温人の目の前に鈴間亜矢(藤間)の姿が。鈴間は“共犯者”として、これまでの誘拐事件に何らかの関りがあることが明らかとなった。そして第7話では、プロフィールが詐称されていたという事実の発覚とともに、突如、温人の前に現れ、意味深な言葉を残し、颯爽と姿を消してしまった。
藤間爽子、“誘拐犯”判明の反響明かす
― 出演のオファーがあったときの感想をお聞かせください。素敵なキャストの皆さんと共演させていただけることが嬉しかったです。それと同時に、女優としてのキャリアが浅い私が「作品の足を引っ張らないか?」とか「浮いてしまうのではないか?」という不安も押し寄せてきました。鈴間亜矢という役をいただいてからは、台本に描かれている以上に魅力的な人間にしていきたいという熱い思いを持って、現場に臨みました。
― 鈴間が誘拐犯だと判明しましたが、反響はありましたか?
犯人だと判明する第6話放送中は撮影していたのですが、放送後に携帯を見たら友達から「お前だったのかー!」というような連絡がたくさん来ていました(笑)。物語の前半はなかなか登場してこないので、「いつから本格的に出てくるの?」とか「どういう役どころなの?」と聞かれてもずっと答えづらかったんです。すごくみんなをだましている気持ちだったので、ようやく役どころが明かされて少し肩の荷が下りました。
藤間爽子、二宮和也&松本幸四郎の現場での印象語る
― 共演する二宮さんの印象を教えてください。二宮さんはキラキラしたアイドルの一面と役者としての一面をお持ちですが、飾らないナチュラルな方だなと思っていました。実際お会いしてもやはり飾らない方で、どんなに連日の撮影で忙しくても色々な方とお話して、楽しそうな姿が印象的です。緊迫したシーンが多い中、撮影の合間は穏やかなんです。それは二宮さんが意識して雰囲気を作ってくださっているのかなと思いました。
― 日本舞踊のお仕事でもご一緒している松本幸四郎さんとは、お話されましたか?
撮影シーンの入れ替わりのタイミングでたまたまお会いして、ご挨拶しに行こうと思っていたら幸四郎さんの方から来てくださって。会ってまず「(役柄について)悪い人だ!」と言われました(笑)。日本舞踊の公演でご一緒することはあったのですが、ドラマの撮影現場でお会いすることは初めてだったので少し新鮮でしたし、ほっとしたような気持ちになりました。
藤間爽子、現場で受けた刺激とは?
― 日本舞踊や舞台でご活躍されていますが、今回の現場に参加して勉強になったこと、刺激になったことを教えてください。ドラマの現場は舞台と比べて稽古をしたり、試すことがそんなにできないんです。現場の状況や監督の要望に柔軟に対応する力が求められているような気がしていて、瞬発力が映像のお芝居をする上ではすごく大事だなと思いました。現場にいるとほかの役者の方がどんな風に対応してお芝居されているのか間近で見られるので、すごく刺激的ですし勉強になります。
― 最後にタイトルにちなんでファミリーを感じる瞬間を教えてください。
この撮影の現場です。プロフェッショナルの方たちが集まって作品を良くしていこうとする気持ちはもちろんのこと、本当にスタッフさんが温かい現場を作ってくださるんです。現場にはその日のシーンが載っている台本が用意されているのですが、プロデューサーの飯田さんが毎回コメントを書いてくださっていて、それを読むことで緊張がゆるんだりしています。緊張していると「この前の放送の反響どうだった?」と声をかけてくださるスタッフさんもいらっしゃって。現場の雰囲気を良くしてくださる皆さんの優しさがすごく感じられて、本当にこの現場がファミリーとなって一丸となって作品を作り上げているのを感じますし、私も皆さんの思いに応えて最後まで演じ切りたいと思っています。
(modelpress編集部)
第8話あらすじ
「俺が誘拐した」親友・東堂(濱田岳)の告白に、温人(二宮)と未知留(多部)、三輪(賀来賢人)は言葉を失くす。最愛の娘を誘拐される苦しみを誰よりも知っている東堂が、なぜ?
温人たちは沸き上がる怒りを抑えながら、犯行に至った理由やその一部始終を聞く。そして、浮かび上がってくる数々の疑問点、東堂の娘・心春ちゃん誘拐に残る多くの謎。
明かされる更なる真実、物語はついに最終章を迎える…。
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