有岡大貴 (C)TBS

Hey! Say! JUMP有岡大貴、初刑事役のメンバーの反応は?役者として大切にしていることも明かす<「インビジブル」インタビュー>

2022.05.06 06:00

TBS系金曜ドラマ『インビジブル』(毎週金曜よる10時~)に出演するHey! Say! JUMP(※aはセンチュリーゴシック)の有岡大貴(ありおか・だいき/31)が、モデルプレスなどのインタビューに応じ、役への思いや撮影現場の様子、メンバーからの反応などについて語った。

  

高橋一生主演「インビジブル」

普段目にする事故や事件には未解決事件となってしまうものも多々あるが、実はその中には警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”によって行われている犯罪がある。この物語は、そんなクリミナルズを捕らえるため、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメント。

事件解決のためならどんなグレーな手でも使い、“悪”を許してはならないという執念にも近い正義感を持つ刑事・志村貴文を高橋、犯罪コーディネーター“インビジブル”であるキリコを柴咲コウ、志村の天敵とも言えるキャリア監察官・猿渡紳一郎を桐谷健太、捜査一課を束ねるリーダー・犬飼彰吾を原田泰造、志村を慕う捜査一課の刑事・五十嵐夏樹を堀田茜が演じる。

有岡は純粋でポジティブだが、少し自己主張が激しいエース刑事候補・磯ヶ谷潔(いそがや・きよし)を演じ、初の刑事役に挑む。

有岡大貴、初の刑事役への心境明かす

― 今回初の刑事役ですが、演じる上で意識していることはありますか?

有岡:今回刑事だからと言って何かするわけではなく、どちらかというと磯ヶ谷というキャラクターに対して意識していることは多いです。

― どんなことを意識されていますか?

有岡:磯ヶ谷は、頑張り屋さんだけどどこか空回りしていたり、人の手柄を自分のものにしたり…そういったところから3話では志村と事件捜査で行動を共にして、少しずつ磯ヶ谷自身の心境の変化や成長が見られていきます。だから3話までと3話以降でどこか成長しているなと思ってもらえるようなキャラクターにできるよう撮影しています。

― 3話の事件を通じて、磯ヶ谷の心境に変化があったんですね。

有岡:志村のやりすぎな捜査に疑問を抱いている磯ヶ谷が3話の事件を経て、より志村に協力的になります。捜査へも真面目に取り組むといった磯ヶ谷の成長が感じられると思います。

― 今後、磯ヶ谷がどうなってほしいかという理想があれば教えてください。

有岡:オリジナル脚本なので今後の物語の展開が僕もまだわからず、磯ヶ谷自身がどんなセリフを言うのか、どんな風に事件と絡んでいくのかなどわからないことも多いんですが、理想としては「どうしようもないな」と思われがちの磯ヶ谷がしっかりと捜査をして、事件を解決するようなことになれば良いなと思います。

― 刑事役だからこそやってみたいシーンはありますか?

有岡:普段衣装で装備をたくさんつけているので、その装備を使ってみたいです。今後拳銃を使うかはわからないですが、もしかしたらそういうシーンも出てくるかもしれないなと。

有岡大貴、高橋一生と共演「緊張というよりは…」

― 高橋一生さんと共演して印象深かったことはありますか?

有岡:一生さんは現場でも演出部の方と話し合いをされながらアイデアを出したり、僕たちが演じやすいような環境を作ってくださったりと、お芝居以外の心遣いという点でもとても感謝しています。磯ヶ谷というキャラクターに関しても、「磯ヶ谷がいるから志村のキャラクターがよりわかりやすく際立つ」と声をかけてくださいました。

― 共演に際して緊張はありませんでしたか?

有岡:もちろん現場では勉強になることばかりですが、割と早い段階からお話させていただいていたので、緊張というよりは一緒にいて楽しいなと感じます。撮影の合間は気さくにお話ししてくださいます。

― ドラマ内ではアドリブのようなやりとりもありましたが、台本にはないことが現場で決まっていくこともありますか?

有岡:あります。1話の堀田さん演じる夏樹と車の中に2人でいるシーンでは、夏樹がパンを食べていて磯ヶ谷が「一本ちょうだい」とねだるのですが、そのシーンは半分くらい現場で決まりました。台本に肉付けがされたような感じです。

― 高橋さんとのシーンでもアドリブはありましたか?

有岡:磯ヶ谷はどちらかというと志村に序盤は振り回されることが多いキャラクターなので、一生さんの演技に対して臨機応変に振り回されながらアドリブをしています。

有岡大貴、“憧れの人”とサウナトーク「とても幸せ」

― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?

有岡:捜査一課のメンバーはまとまって撮影することが多いのですが、緊迫したシーンを撮っていることが多い分、合間はいろんなお話をして過ごしています。特に原田泰造さんとは…ごめんなさい、サウナの話が来たって思ったかもしれませんけど(笑)、サウナが好きでずっと泰造さんとお話ししてみたいという思いがあって、サウナ好きな人からするとやっぱり“一度は一緒にサウナに入りたい人”というのが原田泰造さんなんです。そんな泰造さんとサウナのお話ができるのはとても幸せですし、僕が泰造さんとサウナの話をしすぎて周りに引かれていないか心配しています(笑)。お互いのおすすめのサウナを教えあっています。

― 原田さんとサウナ話で盛り上がっているんですね。

有岡:撮影が始まった最初の方は2人で盛り上がっていたんですけど、さすがに「これはいかん」と思ってなるべく周りの方にサウナを好きになってもらおうと、泰造さんを筆頭にサウナの魅力を布教しています。

― 有岡さんはサウナの資格を取られていましたよね。

有岡:そうなんです!ありがとうございます。

有岡大貴、Hey! Say! JUMPメンバーからの反応「大人になったよね」

― Hey! Say! JUMPのメンバーから同作への感想はもらいましたか?

有岡:感想はまだもらってないんですけど、たまたま同じスタジオで(中島)裕翔が別の作品を撮っていまして。同じタイミングで会うことがあったのでその時に裕翔が写真撮ろうよって言ってくれて、お互い役の衣装で写真を撮って「え~大ちゃんこんな感じなんだ!」と反応はもらいました。メンバーとのタイミングが合わず、なかなかみんなで集まるということができていないので、感想はまとめて聞いておきます。

― メンバーとはドラマに関するお話はされますか?

有岡:今、山田(涼介)も伊野尾(慧)も同じタイミングでドラマを撮っているので、お互いの現場の話や(撮影が)どんな感じ?という話は会った時にします。今どこまで進んでいるのか、何話を撮っているのかを聞いています。

― 山田さんと中島さんは刑事役の経験がありますが、刑事役の演技について相談はされましたか?

有岡:特に相談はしなかったです。でも僕自身も驚いたことではあったんですが、今回新人の役ではなく、ある程度経験を積んだ刑事役なので、「大人になったよね、すごいことだよね」という会話をメンバーとしました。演技面ではないですが、山田の『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(2020年/TBS)で一緒だったスタッフさんが、今回この現場にいらっしゃるので「あの時、山田さんとこんなこと話したんだ」という話を聞いたりすることも。だから、それぞれ出演させてもらえて嬉しいなと思っています。

有岡大貴、役者として心掛けていることとは?

― 昨年は単独でのドラマ初主演を務められましたが、役者として大切にしているモットーやマイルールはありますか?

有岡:1クールというのは始まってしまったら長いようであっという間なので、過ごす時間に共演者から何を吸収できるかと考えたり、スタッフさんとコミュニケーションをとったり、より良い時間を過ごせるようにするのは今までずっと心掛けていることです。

― バラエティでもご活躍されている有岡さんにとって、俳優業の魅力は?

有岡:僕の場合は特に、バラエティ番組でのキャラクターをパブリックイメージとして持っていただけていることが多いので、お芝居をしていると毎度驚いてもらえるんです。「(キャラクターと)一致しない」「頭が混乱する」と言ってもらえるので逆にありがたいなと思いますし、何よりも想像力を膨らませながら作品の中に参加できる楽しさに魅力を感じています。

― それぞれの現場に向かう時、意識的にアイドルと役者を切り替えていますか?

有岡:どうですかね…このドラマではおでこを見せる髪型をしているのですが、実は朝起きて寝癖を直す時に、自分でこの髪型のために癖付けてから現場に入るんです。だけど、ドラマの撮影日ではなくHey! Say! JUMPの現場なのに間違えて、自分でおでこを出して癖付けている時もたまにあるので、切り替えられてないのかもしれないですね。切り替え下手なのかもしれない(笑)。

― では、ビジュアルから切り替えるタイプということですか?

有岡:今回は特にそうかもしれないです。

― アイドル・バラエティ・役者でそれぞれ大切にしていることはありますか?

有岡:うーん…。すべて楽しみながらやっているということは共通しています!好きでやっていることなので。本当は1つずつかっこよくやっていきたいんですけど、少し難しかったです(笑)。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

金曜ドラマ「インビジブル」

TBS系にて、毎週金曜日22時~22時54分放送中
出演:高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴、堀田茜、原田泰造、桐谷健太ほか
脚本:いずみ吉紘、槌谷健
プロデュース:佐藤敦司、浅野敦也
演出:竹村謙太郎、棚澤孝義、泉正英
製作:TBSスパークル、TBS
公式Twitter:https://twitter.com/invisible_tbs/
公式Instagram:https://www.instagram.com/invisible__tbs/

有岡大貴(ありおかだいき)プロフィール

1991年4月15日生まれ、千葉県出身、A型。2007年9月にHey! Say! JUMPが結成され、11月に「Ultra Music Power」でメジャーデビュー。音楽番組やコンサートなどで活躍する一方で、多くのドラマ・舞台・バラエティなどにも出演。現在「ヒルナンデス!」(NTV)で火曜レギュラーを務めるなど、活躍の幅を広げる。
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