安斉かれん&安斉星来、姉妹初共演の感想は?家族しか知らない素顔も「姉は意外と…」<「ちゃんと世界線」インタビュー>
2022.03.07 17:15
アーティストの安斉かれんとモデルで女優の安斉星来が姉妹だと公表されてから、早くも大きなサプライズが。3月2日にリリースした『ちゃんと世界線』のMVに星来も参加し、初の姉妹共演が実現した。大きな話題を呼んだ二人に、これも初となる姉妹インタビューを実施。初めて一緒に仕事をした感想は?姉妹だから知っている“素顔”とは?
7作連続リリース
2021年9月より7作連続配信リリースを行っているかれん。第5作目となる『ちゃんと世界線』は、並行世界がテーマ。<人生には物事が無限にある中、選択を迫られる時期が数多くある。「もし、あの時、別の選択をしていたら」というパラレルワールドを想像することもあるけど、過去の悔いより未来の話をしよう>といったメッセージが込められたポップパンクに仕上がっている。同作のMVには妹の星来も参加し、すでに大きな話題を呼んでいる。撮影前日の“意外”なやり取りから、撮影当日の裏側までを聞いた。
初の姉妹インタビュー
― 『ちゃんと世界線』のリリース、おめでとうございます!かれん:ありがとうございます!
― 今作のMVには妹の星来さんも出演されているとのことですが、2人でのお仕事はそれ以来ですか?
かれん:そうだよね?
星来:うん、そうです。
かれん:一緒にお仕事をするのは今回が2回目になります。
― 先日、実の姉妹だと公表されましたが反響はいかがでしたか?
かれん:ちょっと感づいている方もいましたけど、それでも「本人たちから聞けて良かった」という声が多くありました。優しいファンの方が多くて、薄々気付いていても言わないようにしてくれていたんです。
星来:そうだね。「これからも頑張って」だったり「楽しみにしてます」という温かい声を沢山頂いたので本当に嬉しかったです!
― ありがとうございます。後程MVでの姉妹共演のお話もたっぷり聞かせていただければと思います。まずは『ちゃんと世界線』はどのような楽曲なのか教えていただけますか?
かれん:楽曲のテーマはタイトルにもあるように、違う世界線(並行世界)です。例えば「今のお仕事をしていなかったら何をしていたんだろう」「違う世界線もあったのかな」と考えることってあると思うんです。でも過去の決断や今まで歩いてきた道があるからこそ、今ここに立てている。過去のことを悔やむのではなく「今をちゃんと生きていこう!」というメッセージを込めています。ただ歌詞は「未来を頑張ろう!」といったキラキラした内容ではなく、現実的なものになっています。曲調もとってもキャッチーで疾走感のある楽曲なので聴きやすいと思います!
― 特にこだわった部分はありますか?
かれん:並行世界がテーマになっていますが、サビ以外のAメロやBメロでは現実的で自分を振り返るような歌詞を意識しました。“並行世界”と聞くと少し難しい印象があると思うんですけど、難しく捉えて欲しくなかったので割と分かりやすい言葉を使うようにしています。
― タイトルの『ちゃんと世界線』も砕けたイメージを持ってもらうように?
かれん:そうなんです。いくつか候補はあったんですけど私らしいなって。
星来:「ちゃんと」ってよく使うよね(笑)。
かれん:そう!「私って結構ちゃんとしてるでしょ」とか「ちゃんとやってるよね?」ってよく言うんです(笑)。なのでタイトルは自分の言葉からとって、難しく感じてもらわないよう意識しました。
― 星来さんは『ちゃんと世界線』を聴いてみていかがですか?
星来:ポジティブな歌詞ではあるんですけど、その歌詞の中には色々な想いが込められているのかなと感じました。姉は意識していないのかもしれないけど、妹の私からしたら「色んな想いが詰まっているな」と感じました。
― 身内だからこそ感じるような。
星来:そうですね。『ちゃんと世界線』は姉の想いが込められている楽曲だと思います。
初共演となったMV撮影の感想は?
― ありがとうございます。それでは初共演を果たしたMVのお話も聞かせていただければと思います。かれんさんは撮影いかがでしたか?かれん:初めての姉妹共演だったので、星来がいることで心強かったですし、何より楽しく和やかに撮影できました。姉妹共演以外にも360度回転するカメラを使ったり、振りがある撮影も初めてで、色々初めて尽くしでした。セットチェンジも多くて、色んな世界線を旅しているような新感覚のMVになっています。
― 様々なシーンが登場しましたね。
かれん:そうなんです。宇宙とか森とか色々な世界が6つ出てくるのも見どころです。鏡で囲まれるシーンもあるんですけど、自分がどこにいるのか分からなくなりました(笑)。
星来:そう!「あれ?どこにいるの?」みたいな(笑)。
かれん:本当の星来がどこにいるかも分からなくて頭がバグりそうでした(笑)。
星来:不思議な感覚だったよね。
― 戸惑う二人の様子も見どころですね!星来さんは姉妹共演はもちろん、MV撮影も初めての参加ですか?
星来:はい。初めて参加させていただきました。MVは普通のお芝居とも違うし、学ぶことがたくさんありました。それに姉と一緒にお仕事をするのと、一人でお仕事をするのでは現場の雰囲気が全然違うなって。家族と一緒に仕事をしていることに変な違和感がありました(笑)。
かれん:うん。すごい違和感だった(笑)。プライベートで一緒にいる時と、仕事モードで一緒にいるのがね。今までにない面白い感覚だった。
星来:もちろん楽しい撮影でしたが、「すごく違和感!」というお仕事でした(笑)。
― かれんさん自身も初めての感覚だったんですね。
かれん:そうですね。MV撮影の時は私一人なので。
星来:ソロ多いよね。
かれん:そう。だから誰かと撮影するのはドラマ以外ではあまりないんです。アーティスト活動では多分初めてだったので、そういう意味でも新鮮でしたね。何より妹との共演だったので、撮影しやすかったです(笑)。
― メイキングでは楽しそうに撮影している2人が印象的でした。星来さんからかれんさんに声をかけている場面もありましたね。
星来:MV撮影が初めてだったので不安で…。そもそも「MVってなんだ?」みたいな感じで(笑)。
かれん:セリフも無いしね。
星来:そう。普段はセリフだったり台本があるので、その流れに沿って自分なりのアレンジを加えて演技をしています。でもMVはお芝居みたいな流れがないので、「何をすればいいんだろう」っていう(笑)。
かれん:初めての撮影だと未知だよね。
星来:一番はそれが大きかったかな。それに姉の作品だから、絶対に良い作品にしたいと思っていて。そうなると姉本人に「どうしたら良い?」って聞くのが早いと思ったんです。「今はどんな世界線?」とか「ここはどうしたらいい?」と撮影の時によく聞いてました。
かれん:でもとにかく楽しかったよね。めっちゃ笑いながらね、撮影させてもらいました。
― たくさん話したからこそ良いMVになったんですね。撮影前日もやり取りはされていましたか?
星来:内容についてはあまり話していませんね。「明日の姉の入り早いね」くらい(笑)。
かれん:そんなこと言ってたね(笑)。
安斉星来「姉は意外と…」
― 『ちゃんと世界線』のテーマでもある並行世界にちなみ、もし今のお仕事をされていなかったらかれんさんと星来さんはどんな仕事をしていたと思いますか?かれん:私は多分、夢だったウエディングプランナーになっているんじゃないかなって。地元から出ていないと思うので、もう結婚して子供もいるんじゃないですかね(笑)。星来は警察官?
星来:そんなことも言ってたね!警察官はお母さんに「なってほしい!」って言われていたから視野に入れてはいたけど、本当は美容師が一番かな。
― 美容師なんですね!
星来:はい。幼い頃は美容師になりたい夢があったので、もし芸能界に入っていなかったら美容師の道にいっていたかなって思います。あとは本気でバレーボールをやっていたので、そっちの道もあったのかなと思います。
― 芸能界の道を進んだのはお姉さんの影響も?
星来:元々は幼稚園生くらいの頃からハリウッドのアクション映画をよく観ていて、その「好き」から始まったと思います。でも姉が芸能界に入っていなかったら「好き」で終わっていたかもしれないし、芸能界に興味を持たせてくれたのは姉でしたね。
かれん:身近にいるとハードルは低くなるかもね。
― 今回姉妹ということを公表されたので、今だからこそ明かせる相手に隠していたことなどはありますか?
かれん:えー(笑)!私はないよ!
星来:私も秘密はない!
かれん:普段からよく喋ってるもんね。星来には何でも話しちゃうので。
星来:そうだね。お互いのことは何でも知ってるよね。
― すごく仲良しなんですね!では姉妹だからこそ知っている意外な素顔はありますか?
星来:姉はふら~っとしているように見えて意外と「考え屋さん」な部分がありますね。見えないところですごく考えているというか。
かれん:そっか…、そうだね(笑)。
― (笑)。
かれん:星来はクールで強気なイメージがあると思うんですけど、案外ハートはガラスです(笑)。
星来:まぁ、そういう時もあるよね(笑)。
かれん:うん、人間誰しもね(笑)。
― ありがとうございます。それでは最後に改めて初共演の感想をいただけますか?
かれん:姉妹共演など、初めての事だらけでしたが、私の中でも新しい発見があったり、新鮮な気持ちになれたMV撮影でした。
星来:姉妹で一緒にお仕事ができるのって当たり前じゃないというか。お互いに近い業界で働いていないと一緒に仕事をすることは難しいと思うんです。それでも姉妹でMVを撮影することができて、嬉しいというかありがたい気持ちになりました。
かれん:確かに星来が美容師だったら一緒に仕事する機会ってなかなか無いし、お互いレアな経験ができたね!
星来:うん。そういった意味でも初の姉妹共演のMVはたくさんの方に観てもらいたいです。
― 初の姉妹インタビュー、ありがとうございました!
かれん&星来:ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:avex
安斉かれん(あんざい・かれん)プロフィール
生年月日:1999年8月15日出身地:神奈川県
『ポス(ポストミレニアル)ギャル』と呼ばれる次世代型の一人。令和元日の5月1日に avexよりデビュー。これまでに90代を意識した8cmSGで作品をリリースしていた。5th「僕らは強くなれる。」は音楽関連ランキングにチャートインしGoogleトレンド急上昇ワードで1位を2度獲得。ファッション・アイコンとして、コスメティックブランドの「M·A·C」の店頭ビジュアルの連続採用やティーンから絶大な支持を受けるカラコンイメージキャラクターを飾るなど、そのルックスにも注目が集まっている。
安斉星来(あんざい・せいら)プロフィール
生年月日:2004年2月17日出身地:神奈川県出身
モデル、俳優
2021年8月より配信のABEMA『虹とオオカミには騙されない』にてデビューし、同世代からの支持を得ている。以降、デビューまもなくして東京ガールズコレクション等、立て続けに国内ファッションショーに出演しモデルとしても活躍。日本テレビ バラエティ番組『超無敵クラス』レギュラー出演する一方で、今年2月27日から放送の日本テレビZドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』で女優デビューするなど多岐にわたり活躍中。22年2月歌手の安斉かれんと姉妹であることを公表。