水沢林太郎、デビュー前から変わらない“信念”明かす 俳優&モデル両立への想いも「甘い覚悟ではできない」<「もしも、イケメンだけの高校があったら」インタビュー>
2022.01.15 17:00
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テレビ朝日系土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」(15日放送スタート/毎週土曜よる11時~)に出演する水沢林太郎(みずさわ・りんたろう/18)。モデルプレスインタビューでは、撮影現場の様子や共演者とのエピソードのほか、18歳にして多彩に活躍する彼の“信念”に迫った。
水沢林太郎「もしイケ」で“純和風イケメン”役
今作は、秋元康が手掛ける新感覚の「イケメン」だらけの学園ドラマ。主演の細田佳央太演じる平凡な高校生・池田龍馬が個性豊かなイケメン高校生たちと「全国選抜高等学校イケメン大会」(通称・選抜イケメン大会)という目標に向かって競い合いながら突き進む姿を通じ、多様性が広がる令和の時代における真の“イケメン”とは何か、“かっこよさ”とは何か、その本質に迫る。水沢は、剣道ひと筋で誰に対しても礼儀正しい純和風イケメン・神宮源二郎役を演じる。
水沢林太郎、共演者との会話が役作りのヒントに
― まずは、神宮源二郎の役作りで意識されていることを教えてください。水沢:神宮はキャッチコピーにある通りの“純和風イケメン”で、寡黙で剣道ひと筋の男です。剣道は今までやってこなかったので、撮影の合間に教えていただきながら練習しています。僕自身も神宮と同じく静かな部分があるので、そこはあまり苦しく考えず、現場でキャストの皆さんやプロデューサー、監督とコミュニケーションをとりながら作っている感じです。「ここはどうしたらいいですか?」「こうだったらこうですよね」などと、自分がやりやすく、見せやすくする方法を話し合いながらやっています。
― これだけ同世代の方々が集まる現場も珍しいと思うのですが、次世代を担う俳優さんが集結されている中で、刺激を受けた出来事はありますか?
水沢:僕はこれまでこんなにがっつり同世代の人たちと一緒に芝居をすることが少なかったので、この現場に入れること自体が刺激的でした。撮影現場でも、僕が悩んでいる時に誰かと話すことで、それをヒントとして取り入れられたりするので、そういう空間にいることがすでに刺激になっています。
― 具体的にどんなヒントを得たのでしょうか?
水沢: 1つのものを僕と違う観点から見ている方がいるので、相談をしているわけではないのですが、会話の中で「あ、なるほど。そういう見方もあるのか」と気付くことができて。きっと皆互いにそう思うことがあるので、それがコミュニケーションにもなっています。
内藤秀一郎を宮世琉弥らがいじる…楽しそうな現場の様子
― 今回が初共演となった方も多いのでしょうか?水沢:佳央太と(藤枝)喜輝は過去に共演していて、(宮世)琉弥はこれまで何度もオーディションで会っているので自然と仲良くなりました。内藤(秀一郎)くんと(藤原)大祐は初でした。
― 撮影現場で印象に残っているエピソードはありますか?
水沢:内藤くんが異常にいじられるんですよ(笑)。年下組からいじられているのがめっちゃ面白くて、それを見るのが好きです(笑)。
― その年下組というのは?
水沢:琉弥と大祐と、たまに喜輝です。内藤くんはすごく心が広くて優しいので、いじられても怒らないし、ノリツッコミで返したりしていて(笑)。微笑ましいな~と思って見ています。
― 水沢さんは一緒に内藤さんをいじったりはしないんですか?
水沢:一切参加しないです。それを見ているのが好きなので(笑)。
水沢林太郎「誰にも染まらない」“信念”明かす
― 「真のイケメンとは何か?かっこよさとは何か?」というのが作品のテーマになっていますが、水沢さんにとってはどういう人がイケメンだと思いますか?水沢:人によってイケメンの見方はたくさんあると思うので、言葉にするのが難しいです。でも、僕は当たり前のことが当たり前にできる人がかっこいいなと思います。
― 水沢さんが思う、自分の“イケメンポイント”はどこですか?
水沢:え~、何だろう…。何だと思いますか(笑)?
― 例えば、自分の中の信念みたいなものはありますか?
水沢:「誰にも染まらない」です。
― かっこいいですね!それは芸能界に入った最初から決めていたことですか?
水沢:いや、入る前からです。自分らしく生きたいと思っていて。
― そう思ったきっかけは何ですか?
水沢:色々あったのですが、それを経験した上で「やっぱり自分らしく生きるのが正解だな」と思いました。人に合わせるというのも、最初は良くてもだんだん辛くなるだろうし、大人になるにつれて自分の意見も言いづらくなることもあると思うので、自分らしくいればいいかなと思ったんです。もちろん自分が勝手にそう思っているだけなので間違っているのかなと思う時もありますが、この業界に入ってからも「自分らしくいたい」というのは強く感じています。
水沢林太郎の“夢を叶える秘訣”
― 水沢さんは俳優だけでなくモデルとしても活躍されています。今後も両立されていくのでしょうか?水沢:はい。甘い覚悟ではできないと思っていますが、両方やらせていただけるのであれば頑張ってやっていきたいです。どういう風になりたいかという目標はなくて、この業界で自分を作り上げられればいいなと思っています。
― そんな水沢さんの“夢を叶える秘訣”を教えてください。
水沢:「俺の話は長い」(日本テレビ系/2019年)に出演した時に、監督の中島悟さんにやりたいことを聞かれて「こういうことやりたいです」と話した時に、「それをずっと言い続けろ。ずっと言い続ければできるし、それができるようになれ」と言われました。なので、言葉に出し続けることが大事だと思います。夢は自分の中で忘れちゃいけないことだろうし、信念を持って言い続けることが必要なのではないでしょうか。
― では、水沢さんも周りの人に自分の夢を話されているのでしょうか?
水沢:僕は「こういう役をやりたい」というのがなくて、今はありがたいことにやらなきゃいけないこと・役をいただいているので、それをやるために「ここはこうしたい」というのを色々な人に相談しています。「こういう場所に行きたい」「こういう経験をした方がいいのかもしれない」とか、そういう考えも話しています。
― 最後に、この作品の見どころと視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
水沢:佳央太を筆頭に今注目の若手が集結しているので、すごい画力があって観ていて面白いと思います。ちょっと泣けるところもあるかもしれないですが(笑)、このご時世だからこそ腹抱えて笑って、ポジティブな気持ちになっていただきたいです。
― 貴重なお話をありがとうございました。放送を楽しみにしています!
撮影の合間には「僕モデルプレスめっちゃ見てますよ!」と笑顔を見せ、壁ドンのようなポーズをお願いすると「よく見るやつだ~!」と照れながらも応じてくれた水沢。撮影中のお茶目な一面と、真摯にインタビューに応じる姿のギャップに驚かされた。「誰にも染まらない」――強い信念を持った水沢の活躍に注目していきたい。
(modelpress編集部)
土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」第1話あらすじ
高校入学式当日。受験した学校に全て落ち、2次募集でなんとか合格した私立美南学園に向かう、ごく平凡な高校生・池田龍馬(細田佳央太)のかたわらで、その通学路では女子高生をはじめ、会社員らしき女性やおばあさんまで、多くの女性たちが何やら色めき立っていた。その視線の先には、完全無欠のエース級イケメン・柳一星(宮世琉弥)、可愛い系イケメン・若林拓実(藤原大祐)、和製イケメン・神宮源二郎(水沢林太郎)や爽やかイケメン・一ノ瀬塁(内藤秀一郎)、はつらつイケメン・宇治原修(藤枝喜輝)など、眩しいほどのイケメンたちの姿が。そんな異様な光景にも気づくことなく学校に向かう龍馬だったが、入学式で初めて衝撃の事実を知る…そう、美南学園はイケメンだらけの名門校だったのだ。
海老名晴子校長(秋山菜津子)の口から語られたのは、「全国選抜高等学校イケメン大会」優勝の目標。一体何のことだかさっぱり理解できない龍馬だったが、唯一話しかけてくれた同級生・若林の説明で、年に一度全国のイケメンたちが集まってイケメン度を競い合う、通称「選抜イケメン大会」と呼ばれる大会で、美南学園はここ2年こそ全国大会を逃してはいるものの、かつては輝かしい成績を収めていた強豪校だと知る。3カ月後には地方予選が控え、間もなく1年生の代表メンバー候補が選ばれることに。若林いわく、1年のエースは一星だという。
その発表当日。この日選ばれた候補者20名は、そこからさまざまな審査を経て、最終的に選抜大会に出場する5名が決定する。端から自分には関係ないと思っていた龍馬は、興味なく発表を聞いていたが、そこでまさかの事件が起きる。
「美南学園イケメン選抜ランキングバトル」も開催中。推しを見つけたら投票して応援することができる。
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水沢林太郎(みずさわ・りんたろう)プロフィール
2003年2月5日生まれ、埼玉県出身。ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系/2017年)の第3話にゲスト出演し、俳優デビュー。2019年10月期のドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系)「ブラック校則」(日本テレビ系)で全く違った役柄を演じ話題に。その後も、ドラマ「17.3 about a sex」(ABEMA)「24時間テレビ ドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』」(日本テレビ系)、主演ドラマ「SDGsミニドラマ 海辺のわすれもの-Once Again,By The Sea-」(NHK総合)など数々の作品に出演している。また、大人びた顔立ちと184cmの高身長を活かし、雑誌「MEN'S NON-NO」の専属モデルとしても活動。俳優・モデルとして活躍を広げている。
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