「バチェラー4」藤原望未、秋倉諒子との絆と結末への想い 女性陣の関係性明かす＜インタビュー後編＞

藤原望未、第7話で黄皓とお別れ

「バチェラー・ジャパン」とは、成功を収めた1人の独身男性＝バチェラーのたった一人のパートナーの座を勝ち取るために、性格もバックグラウンドも異なる複数名の女性たちが競い合う「婚活サバイバル番組」。様々なシチュエーションで展開されるバチェラーとの非日常的で豪華なデートや、バチェラーと女性たちが一堂に集まるカクテルパーティーなど、種々のイベントを通じて繰り広げられる恋愛の駆け引きや、そこに現れるむき出しの人間ドラマを描く。

今回は昨年配信された「バチェラー・ジャパン」の男女逆転版である「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン1に参加し、最後の2名に選ばれた黄が、シリーズ史上初めて過去シリーズ参加者からバチェラーとして選出され、17名（2話で途中参加した2名含む）の女性がその婚約者の座を競った。

控えめなアプローチながらもファーストインプレッションから黄の心を掴み、順調に勝ち上がっていった藤原は残り3名のところで黄とお別れ。黄は最終話、パン教室講師の休井美郷（きゅうい・みさと）、パーソナルトレーナーの秋倉諒子（あきくら・りょうこ）の2人から秋倉を選んで旅を終えた。

藤原望未「バチェラー」の旅で意識していたアプローチ

― 参加前はどうやってアプローチしようと思っていましたか？

藤原：皆みたいにキャラとか個性があまりないなとは思ったんですけど、1回すごく好きになった人は絶対嫌いにならない自信があるのと、好きになったら全部相手のことを受け入れることは分かっていたので、そういう面で安心してくれたら嬉しいなと思っていました。だけどもっとちゃんと作戦を練っていけば良かったなと思っています（笑）。やっぱり環境に慣れていなくて全然自分を出せていなかったですね。

あとは黄さんには全然言ってなかったんですけど、良い香りがすごく好きで、香りって記憶に残るし、香りの好みってすごく本能的な部分じゃないですか？初めて嗅いだときに一目惚れならぬ一嗅ぎ惚れした香水があって、それを2ショットのときは多めにつけて、それを黄さんも良い匂いと思ってくれたら相性が良いのかなと思っていました。勝手に自分の中で記憶に残してやろう、と思ってつけていただけなので、ちょっと離れたところにいるときに黄さんから「ここまでのんちゃんの匂いする」と言われたことはあったんですけど、実際効果があったのかは分からないです（笑）。

藤原望未、秋倉諒子との絆 中野綾香からはアドバイスもらう関係性「綾香は先生」

― 一番仲が良かった女性メンバーは？

藤原：諒（秋倉）ちゃんです。最初の部屋が一緒だったので初日からすごく仲良くなって諒ちゃんもトレーナーをやられていてスポーツが好きだし女子高出身というもの一緒だったのですごく気が合って仲良くなって、部屋が変わっても一緒にいましたね。最後に日本に帰る前もずっと話していて作戦会議もしていました。諒ちゃんと（中野）綾香の3人ですごく仲が良くて、綾香は先生なので、綾香先生に私と諒ちゃんがアドバイスをもらって練習とかしていました（笑）。カクテルパーティーでのハグとほっぺにキスは綾香先生のアドバイスでした。

― 中野さんは周りの女性に対してもそんなに協力されていたんですね。皆「自分が残るぞ！」という感じで奪い合っているのかと思っていたので意外です。

藤原：もちろん皆残りたいし、黄さんのことが好きだけど、女の子が集まると恋愛アドバイスし合うじゃないですか？それを部屋の中でずっとやっていて、でも実は皆相手は一緒、という変な空間でした。

― 他に先生みたいな存在はいらっしゃったんですか？

藤原：先生は綾香だけですね。ダントツです（笑）。

― やっぱり中野さんのテクニックはすごいんですね。

藤原：すごいですよ。「29年間どうやったら男にモテるかを考えて生きてきた」と言っていました。それを聞いて皆「綾香さま～」とか言って（笑）。

― 全体的に女子メンバーの雰囲気はどうでしたか？

藤原：仲良かったです。正直初対面は「近づきづらいな、仲良くなれなさそうだな」と思った子もいたんですけど喋ってみたら全然そんなことないし、それぞれが全く違うことをしていて普段の生活だと絶対に会わない子たちなので、メイクが得意な子はメイクを教えてくれたり、ネイルが得意な子は皆にネイルしてあげたり、それぞれができることをシェアする協力関係ができていてすごく素敵な子ばっかりでした。

藤原望未、残れる自信はあった？

― 自分が残れるという自信はありましたか？

藤原：行く前は「まあ良いところまで行けるかな」と正直思っていたんですけど、最初のカクテルパーティーで皆に会ったときに、本当に皆素敵で、誰が落ちるかわからなかったので、最初から「これは落ちるかもしれない」と不安でした。

― では進んでいくにつれても自信がなかったですか？

藤原：全然なかったです。だからシンディ（桑原茉萌）とか綾香のデートの話を聞いたときはすごく不安になって焦っていました。配信を見たときも綾香のデートは衝撃的でした（笑）。すごいなと思ったんですけど、女性から見ても惹かれると思います。

藤原望未、配信を観て黄皓に感じたこと

― 配信を観て、黄さんのコメントの中で自分に対して「こんなこと思ってたんだ」ということはありましたか？

藤原：最初の頃カクテルパーティーの5分ぐらいしか話せなくて、全然お互い分かっていなかったと思うんですけど、私が思っていたよりも私のことを見てくれていたのかなというのはちょっと感じました。「本能的に惹かれているよ」とか「一番可愛いと思ってるよ」とか言ってくれるんですけど、「他の女の子にも言ってるでしょ」というのが心の底にあって、その言葉を100％信じて舞い上がっちゃうのが怖くて真に受けすぎないようにしていたんですけど、私が思っていた以上にちゃんと見てくれたのかなと思いました。

藤原望未、最後に選ばれた秋倉諒子への想い

― 最終的に秋倉さんと結ばれたことについてはどう思われましたか？

藤原：素直に嬉しかったです。最後に2人が残ったときに「正直結婚するなら諒ちゃんでしょ」と思っていたので。諒ちゃんと仲が良かったというのもありますし、友達だったところから頑張って恋愛感情に持っていったのがすごいし、諒ちゃんが自信ないところから残った過程も全部一緒に知ってるので、すごく嬉しかったです。

― では最後に今後のご自身の活動について展望や目標を教えて下さい。

藤原：鍼灸の免許を取って女性のために何かできる人になりたいとずっと思っていたので、今は女性のためのサロンを出すことを計画しています。治療や美容を含めて自分ができることを取り入れていけたら良いなと思って、冷え性だったり生理だったりそういう悩みを抱えてる女性は絶対多いと思うし、私自身もそうだったので、そこを一緒に解消して、もっとプラスに持っていけるような場を作りたいし、鍼灸のことも皆に知って欲しいなと思っています。それと同時に芸能関係にも興味があるので、二足の草鞋でどちらも活動を広げていけたらいいなと思います。

― ありがとうございました。

※モデルプレスでは最後まで残った休井へのロングインタビューも公開。

（modelpress編集部）

藤原望未（ふじはら・のぞみ）プロフィール

鍼灸師／神奈川

「バチェラー・ジャパン」シーズン4

Amazon Prime Videoにて独占配信中
話数：全10話

予告編URL：https://youtu.be/QCHxLn6BSLM

製作：Amazon
コピーライト：(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited

番組URL：https://www.amazon.co.jp/dp/B09KN5Q19K