大原櫻子(C)モデルプレス

大原櫻子「つま好き」櫻井海音との胸キュンシーン秘話「アドリブで…」デビュー作「カノ嘘」からの変化も語る<インタビュー>

2021.11.24 08:00

歌手で女優の大原櫻子(おおはら・さくらこ/25)が、ニューシングル「ポッピンラブ!/Greatest Gift」をリリース(11月24日発売)。モデルプレスインタビューでは、主演ドラマ「つまり好きって言いたいんだけど、」(テレビ東京/毎週水曜深夜0時30分~)の主題歌「ポッピンラブ!」に込めた想い、櫻井海音との胸キュンシーン秘話、ラブコメ初挑戦で感じた女優としての変化まで、たっぷりと語ってもらった。

  

大原櫻子「つまり好きって言いたいんだけど、」で主題歌担当

大原櫻子(C)円城寺マキ・小学館/「つまり好きって言いたいんだけど、」製作委員会
「つまり好きって言いたいんだけど、」は、マネージャー×俳優の2人が、同じ目標に向かって努力する中で芽生える恋心…好きになっちゃいけないのに…そんな葛藤や、素直に表現できないもどかしさが溢れる“焦れキュン”な禁断のゴシップラブストーリー。

東啓介、大原櫻子、佐藤江梨子(C)円城寺マキ・小学館/「つまり好きって言いたいんだけど、」製作委員会
大原が演じるのは、突如芸能事務所に転職することになった冴島千歳。小さい頃に散々騙され、恥をかかされた経験から「嘘が大嫌い」になった。ブレイク寸前の注目俳優・藤代瀬那(櫻井)のマネージャーとなった千歳は、振り回されながらも、瀬那を育てようと奮闘。しかし瀬那の正体は、昔、千歳を騙していた幼なじみだった。

ぶつかり合いながらも互いに信頼を深め、距離を縮めていく展開に夢中になる視聴者が続出。禁断の恋の行方に大きな注目が集まっている。

大原櫻子(C)モデルプレス
また、大原が作詞作曲した主題歌「ポッピンラブ!」をバックに千歳と瀬那がダンスを披露するエンディングもキュート。その振り付けも、大原自身が手掛けた。

大原櫻子「ポッピンラブ!」に込めた想い

大原櫻子(C)モデルプレス
― 「ポッピンラブ!」はドラマの脚本を読んで作詞作曲されたそうですが、どのような楽曲になっていますか?

大原:千歳ちゃんの想いを軸に、片想い中で告白する勇気が出ない女の子たちにエールを送りたいという気持ちを込めました。

― ミュージックビデオもビビッドカラーでとても可愛かったです!こちらもご自身でプロデュースされたのでしょうか?

大原:ありがとうございます!髪型や衣装の感じも私からご提案させていただきました。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― ドラマのエンディングでも披露している、サビのダンスも大原さんが振り付けされたそうですね。

大原:はい。エンディングでダンスが出来たら…というお話をいただいて、まだ振り付けがなかったので自分で作らせていただきました。ライブでもファンの方々と一緒に踊りたいですし、今はTikTokでもたくさんの方が踊ってくださっているので、もっともっと広がったら嬉しいです!

― ライブで盛り上がる1曲になりそうですね!一方、「Greatest Gift」は、また雰囲気がガラリと違うバラードになっています。

大原:そうなんです。「つま好き」では相手のことを思って身を引く切ない場面もあったりするので、その時の想いをヒントに書きました。

大原櫻子、芸能マネージャーに憧れ

大原櫻子(C)円城寺マキ・小学館/「つまり好きって言いたいんだけど、」製作委員会
― ドラマでは芸能界の裏側も描かれていますが、役作りではご自身のこれまでの経験や実際に出会ったスタッフさんなども参考にされたのでしょうか?

大原:はい。私のマネージャーさんはもちろんのこと、参考になる方がたくさんいました(笑)。芸能マネージャー役はずっとやってみたかったので、今回ついに演じることができて嬉しいです。私は結構人に尽くすのが好きなところがあって、マネージャーさんに密かに憧れていて(笑)。あんな大変なお仕事、私には絶対出来ないのですが、心ではずっとやりたいと思っていました。

― 近くで見ているからこそ、より憧れる部分があったのですね。

大原:はい。運転などのスキル面でもそうですし、常に気遣いも出来る。かっこいいなと思います。

大原櫻子(C)円城寺マキ・小学館/「つまり好きって言いたいんだけど、」製作委員会
― 普段は表に立って活躍されている大原さんが、その裏方であるマネージャーを演じるということで、苦労した点などはありましたか?

大原:撮影中はマネージャー役としてタレントさんに尽くしているのに、カットがかかると今度は逆に私がマネージャーさんに助けられていて、「あれ?私は今どっちだろう?」と混乱することはよくありました(笑)。

― 千歳とご自身の共通点はありますか?

大原:友達に嘘つかれた時に、すぐ信じちゃうんです(笑)。話を聞いて「え~!」と驚くと、「いや嘘だよ」「ありえないに決まってるでしょ」と言われたり…。「なんで嘘つくの~!」って怒っています(笑)。

櫻井海音との胸キュン秘話

大原櫻子、櫻井海音(C)円城寺マキ・小学館/「つまり好きって言いたいんだけど、」製作委員会
― 今回の相手役・櫻井さんとは出身高校が一緒とお聞きしました。

大原:そうなんです。私が共演前に海音くんのことを色々調べていたら、母校が同じであることを知って。「後輩なんだ!」とびっくりしました。私も海音くんも、同じ音楽の先生と仲が良かったんです(笑)。先日一緒に母校に行って「つま好き」のポスターを校内に貼っていただきました。すごく感慨深かったです。

― 卒業生同士の共演、素敵ですね!櫻井さんとの胸キュンシーンは、お二人で話し合われながら演じられていたのでしょうか?

大原:はい。そのような場面は特に綿密にリハーサルを重ねていました。動きのテストを4~5回やって、監督や海音くんと意見を出し合いながら作っていった感じです。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― 特に印象に残っているシーンはありますか?

大原:まだオンエア前なのですが、11話で、2人が思いをぶつけ合うシーンはすごくいいシーンになったなと感じています。

― 拝見するのが楽しみです。個人的には、4話で千歳が酔っぱらうシーンがとても可愛くて大好きです(笑)!

大原:本当ですか!?あの時は、結構自然にできてしまった自分にも照れてしまいました(笑)。海音くんにも「らこちゃん、酔ったら本当にこうなるんじゃないの~!?」と言われて、「やめて~!恥ずかしい~!」となりました(笑)。

大原櫻子、櫻井海音(C)円城寺マキ・小学館/「つまり好きって言いたいんだけど、」製作委員会
― 撮影現場でも和気あいあいとした雰囲気で過ごされていたのですね。胸キュンシーンで難しかった場面はありましたか?

大原:物語の序盤で、シートベルトを上手く締められない千歳を見て、瀬那が手をがっと重ねて締めてくれるところがあるのですが、あれはリハーサルでの海音くんのアドリブで、急遽本番でもやることになった仕草だったんです。

リハーサルで私のシートベルトが上手くはまらなくて、そしたら海音くんがガチャッと締めてくれて。終わった後に「今のめっちゃドキドキしました!」と言ったら、監督が「じゃあ採用」と(笑)。ですが、逆にその仕草をもう一度再現しようとすると上手く行かなくて、何回か試行錯誤してあのシーンが完成しました。

大原櫻子、デビュー作「カノジョは嘘を愛しすぎてる」からの変化

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― 女優デビューとなった映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(17歳の時にオーディションで5000人の中からヒロインに抜擢)もラブストーリーでしたが、そこから様々な作品に出演されて、今回大原さんの中で感じた変化はありましたか?

大原:もう変化しかないです(笑)!一つ一つ作品を終えていくごとに、少しずつですが、自分の演技や現場での振る舞い方を客観的に見られるようになってきました。

また、大学での経験も大きいと思います。日本大学藝術学部映画学科の演技コースに入っていたのですが、カメラマンや照明・音響も全て学生たちで担当していたので、裏側や作品を作り上げていく過程もたくさん見ていて。そのような環境からも大きな影響を受けました。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― 2021年、このドラマや音楽活動に加えて、映画や朗読劇などでも多彩に活躍されていましたが、振り返ってみていかがですか?

大原:とても濃かったです。2020年はやはりコロナ禍で色々なことが止まってしまって、時間がすごくゆっくり流れていた印象ですが、2021年は「年明けるまでずっとバタバタしているんだろうな」と思っています(笑)。充実した1年になりました。

― 新たに挑戦したことやご自身の成長を感じられた出来事はありますか?

大原:「英語のカバー曲を発音よく歌いたい」「海外でのお仕事もしてみたい」と思い、この1年間英会話を頑張っていたので、そこはすごく成長できたかなと思っています。

― どのように勉強されていたんですか?

大原:1年間、毎日30分のオンライン授業を受けていました。

― 毎日!?

大原:はい(笑)。なので、舞台中の時はマチネとソワレの間にやったり、朝9時から授業が始まる日や移動中に受講した日もありました。今は毎日ではないのですが、様子を見て続けています。

― 次に海外に行く日が楽しみですね!演技面では、今回のラブコメを含めて色々なジャンルに挑戦されましたが、今後やってみたい役はありますか?

大原:なんだろう、難しいな…。「なんでも来い!」という感じです(笑)!ですが、体を動かすのがすごく好きなのでアクションはいつかやってみたいです。

大原櫻子(C)モデルプレス
― 最後に、来年挑戦したいことを教えてください。

大原:極真空手を習いたいのと管理栄養士の資格が取りたい!この二つはずーっと言っています(笑)。これまでは口に出していただけだったので、来年一歩でも進めたらいいなと思っています。

― 貴重なお話をありがとうございました。

大原櫻子インタビューこぼれ話

大原櫻子(C)モデルプレス
<“健康オタク”大原櫻子が今気になっているもの>

ちょうど明日から、スタイリストさんが紹介してくださった玄米を食べ始める予定です。「七号食」といってカフェインとアルコール抜きで玄米だけを食べて16日間を過ごすという食事法があるのですが、私はとりあえず3日間やってみようかなと思っていて。デトックス効果がすごくあるらしく、人によってはダイエットにもなるみたいなので、私の周りでも始める人が増えてきました。体質が変わっていく感覚を感じられるそうなんです。いい結果が出たら続けて行きたいと思うので、結果が楽しみです!

<コロナ禍で新たに始めたこと>

料理をするようになりましたし、これまで一切してこなかったネットショッピングにも挑戦しました!これまでは必ずお店で見て試して買っていたのですが、お洋服などはオンラインでも買うようになりました。また、竹脇まりなさんのYouTubeチャンネルを見て運動していました。最近は、なるねぇさんと“HIKARIやで”さんの動画もよく見ていて、おうちでエクササイズしています。

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
(modelpress編集部)

大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール

大原櫻子(C)モデルプレス
1996年、東京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。2013年、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」全国ヒロインオーディションで5000人の中から抜擢され、スクリーン&CD同時デビューを果たす。2014年、女優として「日本映画批評家大賞 “新人賞”」、歌手として「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」を受賞。以降、歌手活動と並行して、数々のテレビドラマや舞台へ出演を重ねている。2022年1月、東京・スパイラルホールで行われる舞台「ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~」に出演予定。

モデルプレスインタビュー恒例、ロゴを食べる大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(提供写真)
<ニューシングル「ポッピンラブ!/Greatest Gift」>

「ポッピンラブ!」は高鳴る想いを伝える前の、キラッと光るときめきの瞬間、素敵な恋を予感させるキュートなラブソング。「Greatest Gift」は恋人たちの別れを描いた切ないバラード。対象的な2曲のラブソングを収録した約1年振りのダブルAサイド・ニューシングルとなる。

大原櫻子「ポッピンラブ!/Greatest Gift」通常盤(提供写真)
大原櫻子「ポッピンラブ!/Greatest Gift」初回限定盤A(提供写真)
大原櫻子「ポッピンラブ!/Greatest Gift」初回限定盤B(提供写真)
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