萩原利久&FANTASTICS八木勇征、互いの「美しい」と感じるところは?BL作品出演への思いも明かす<美しい彼>
俳優の萩原利久、FANTASTICS from EXILE TRIBEの八木勇征が、18日よりスタートするドラマ特区「美しい彼」(MBS 毎週木曜24時59分~)の合同取材会に出席。ネガティブだがピュアな平良一成(ひら・かずなり/萩原)と、イケメンでスクールカーストの頂点に君臨する「キング」・清居 奏(きよい・そう/八木)が織りなすボーイズラブを描く本作で初共演を果たした二人に、本作への思いや、俳優として互いに感じる「美しい」と思うところ、そしてそれぞれが考える「夢を叶える秘訣」について語ってもらった。
ドラマ「美しい彼」
同名のヒット小説をドラマ化した、高校から大学と青春期の2人の関係を繊細に描いた今作。底辺“ぼっち”な男子高生と、学校の中心で美しくカリスマ的魅力を持った対極な男子高生二人の、分不相応な恋心の行方を描く。“青春の爽やかさ・儚さ・切なさ”に共感し、「性」の概念を超えて、もどかしくも、キュンとするストーリー展開となる。萩原利久&八木勇征、BL描くドラマ出演への心境明かす
― BL(ボーイズラブ)を描く本作ですが、出演が決まったときの心境は?緊張や戸惑いなどはありましたか?八木:全然、戸惑いはなかったですね。本当にいろいろな恋愛観があると思いますし、今の時代だからこそ徐々に少しずついろいろな人に浸透していっていると思うんです。
今回、自分自身が「美しい彼」という作品に触れてみて、自由な愛って、性別関係なく成り立つものなんだとより感じるようになりました。
本当に愛って自由だし形って決まっていないと思うんです。作品に触れれば触れるほど、その思いは次第に強くなっていきましたね。
萩原:偏見的なものは全然なくて。むしろ世代的にというか、最近特に多いですけど、目にする機会はもともとありました。作品として表現するうえでは、やっぱり見え方ですね。例えば、身長がほぼ同じになると目線も同じですし、見え方ひとつをとっても、今までやった事のないものでした。
攻めがいて受けがいてみたいな、ドラマだからこそ、最低限そういうルールがあるじゃないですか。そういう部分を、ただの一お客として見ているときは、できていたものを眺めているだけだったので、そこまで深く考えたことはなかったのですが、いざ表現する側になると、そういう小さな一つ一つのこともやってみるといろいろあって。
「美しい彼」ということで、酒井(麻衣)監督も「きれいな画を撮りたい」「綺麗に二人を映していきたい」ということは、最初の段階から仰っていたんです。そこは監督のイメージするものに、なんとか自分も乗りたいなと思っていました。そういう面でのやったことのない表現というか動きに対しての挑戦というか、戸惑いというか。緊張もあったのかなと思いますね。
萩原利久、役者の面白さ実感 八木勇征「学べる時間がすごく多くて、毎日が楽しい」
― 本作を通じて、役者の面白さを再認識した瞬間はありましたか?萩原:感情が大きく膨れ上がったりするシーンって、赴くままにいきたいんですが、やっぱり実際はカメラマンさんがいて、照明さんがいて、たくさんの人がそこに合わせて動いているんですよね。熱くなりつつも、どこか常に冷静な部分を持つ。やっぱりそこのバランスって、どんなシーンでも持たなければと思いました。今回はその点、先ほど言ったように、今まで知らなかった新しいルールや動きがありました。こういうフィクションというか、「どう見えるか」みたいなことは、考えながらやるのがすごく楽しいです。
「こう見えた方がきれいかな」とか。顔を寄せるだけでも、一回一回「こっちのほうがいいかな」みたいな確認をしました。現場で毎日ちょっとしたアイデアを、いろいろなスタッフさんと話しました。もちろん、本番をやっている瞬間もすごく好きなんですけど、意外とリハーサルや段取りの段階やアイデアを出し合う時間っていうのはやっぱり好きですね。楽しいなぁと改めて思いました。
八木:僕自身は、連続ドラマに出演させていただくことが初めてでした。演技経験がすごく少ないので、本当にいろいろなこと全てが新鮮で。カメラの奥に監督をはじめとしてカメラマンさん、照明さん方やたくさんのスタッフさんがいらっしゃる芝居場も、カットがかかるあの瞬間も、全部が刺激的でした。
何より、キャストの方々や関係者の方がいて、この作品が成り立っているんだと、改めて分かった部分もたくさんありました。いろいろな面で学べる時間がとても多く、毎日が楽しいです。「清居奏というキャラクターが、この世界に存在していたら、どうなんだろう?どんな見え方するんだろう?」と一人の人物・キャラクターに対して考えながら費やす時間が、僕の中ではものすごく楽しかったです。自分自身が、演技というものにどっぷりハマってます(笑)。
自分としても、もっといろいろな刺激も取り込んでいきたいです。ダンスや歌で表現するアーティストとしてグループ活動をし、多くのファンの方が応援してくださっている。この作品もそうですが、自分の引き出しをどんどん増やしていくことによって、表現者としての幅を広げ、深みのある人間になっていけたらなと思っています。
萩原利久&八木勇征、互いに感じる「美しい」と思うところとは?
― そんなお二人がお互いに感じる「俳優としての魅力」は?または「美しい」と感じるところはありますか?八木:ありますよ。利久くんは手と目が、すごく美しいなと思っています。この作品は、見つめ合うシーンが多々あるのですが、いま僕が、利久くんと過ごした時間よりも多い時間を過ごしているグループのメンバーと見つめ合えるかと言ったら、そうではなくて(笑)。
やっぱり恥ずかしいという感情が勝ってしまうと思うんです。だけど利久くんは、そういった照れが僕の中で薄くなるほど引き寄せられる目をしているなと撮影を通して感じていました。本当に「はじめまして。よろしくお願いします」で、顔を上げたあの時から思っています(笑)。
萩原:ふふ(笑)。恐縮です(笑)。僕はばちっと思い出しました。勇征くんのすごく美しいところ。筋肉です!
八木:はっは(笑)。
萩原:最初に筋肉を見たのは、着替えている時かな。着替えている時に、普通にふと見たら…美しかったですね。
八木:見られました(笑)。
萩原:やっぱり同じ同性から見ても憧れる体ですね。本当に美しいです。なりたいです(笑)!
八木:ははははは(笑)。
萩原:でも本当に魅力的ですね。引き締まっているというか。男から見て、すごくなりたい…いま急に思い出しました。
八木:(利久くんも)引き締まってるじゃん。
萩原:いやいや、もう比べ物にならないですよ(笑)。
萩原利久&八木勇征の“夢を叶える秘訣”とは?
― そんなお二人が考える「夢を叶える秘訣」は?萩原:小さい頃は、どんな夢でも見れたと思うんですけど、周りやいろいろなものを見てだんだんと選択をしていくじゃないですか。たぶん好きなものと得意なものが違うということもあると思うんです。自分は、習い事とかがあまり続かなかったタイプなんですけど、たくさん選択肢がある中で、今の仕事が小さい頃から始めて唯一、ちゃんと続けられていることなんです。
「今までの他のものと何が違うのかな?」と思った時に、やっぱり「一番好きだった」のが大きいかなと思っています。やっぱり一番好きなものが一番続くし、一番楽しいし、一番努力できるものなのかなと思うんです。好きなものを一番に、まずはチャレンジしてみてというのが、一番楽しく継続して、目指すモチベーションも作りやすいですよね。「好きなものが一番」かなと、私は思います!(八木を見ながら)
八木:いいですね。すばらしい。夢を叶える秘訣…そうですね。自分の持った夢に対して、発信し続けることです。自分が持っている夢を誰かに言うでもいいですし、別にお母さんでも家族でも、友達でもいいんです。周りに、常日頃から発信することですね。例えば、自分は歌手になりたいんだったら、歌手になりたい!じゃなくて「歌手になるんだ!」と。
「なる、なる、なる」と言っていると、周りから見た時に、それが自分のイメージにも繋がってくるんですよね。「○○は歌やりたいんだよね」って、その人がまた違う人に発信してくれると思っているんです。だから、どんどん広がっていくし、可能性もチャンスも、どんどん増えてくると思うんですよ。「『夢を叶える秘訣』は、常日頃から自分の夢を発信し続けて、いつかそのチャンスが来た時に掴める準備をしておくこと」です!
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
萩原利久/ヘアメイク:Emiy、スタイリスト:Shinya Tokita
八木勇征/ヘアメイク:大木利保、スタイリスト:葛西克哉
萩原利久プロフィール
生年月日:1999年2月28日/出身地:埼玉県/血液型:A型2008年に芸能界デビュー。「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」(2019年/テレビ東京系)やドラマ「鈍色の箱の中で」(2020年/テレビ朝日系)で主演を務めたほか、「3年A組―今から皆さんは、人質ですー」(2019年/日本テレビ系)や連続テレビ小説「エール」(2020年/NHK)など数多くの話題作に出演し、高い演技力で注目を集める。
八木勇征プロフィール
生年月日:1997年5月6日/出身地:東京都/血液型O型2017年「VOCAL BATTLE AUDITION 5」に合格しダンス&ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEに加入。ボーカルを担当し、のびやかかつ澄んだ歌声で人気を博す。ドラマ「マネキンナイトフィーバー」(2020年/日本テレビ系)にてグループで主演を務めるなど、俳優としても活躍の幅を広げている。
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