HKT48矢吹奈子&AKB48本田仁美、お互いに尊敬している部分は?グループ復帰後の心境語る<「虹オオカミ」最終話インタビュー>
2021.10.24 08:00
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ABEMAによるオリジナル恋愛番組「虹とオオカミには騙されない」(日曜よる10時~)が24日に最終話を迎える。モデルプレスでは最終話にスペシャルゲストとして出演するHKT48矢吹奈子(やぶき・なこ/20)とAKB48本田仁美(ほんだ・ひとみ/20)の2人に収録後にインタビューを実施。最終話の収録を終えての感想や、最近の活動について話を聞いた。
矢吹奈子&本田仁美「虹とオオカミには騙されない」最終回ゲスト出演
「オオカミ」シリーズは、最高の恋をしたい男女が、デートや共同作業を通して恋の駆け引きを繰り返し、本気の恋に落ちていくまでを追いかける番組。出演するメンバーの中に、好きなフリをして真実の恋を惑わす「嘘つき“オオカミ”」が1人以上紛れ込んでおり、予測不可能な恋の駆け引きと、真実の恋を手にするべく恋に悩み葛藤する男女の等身大でリアルな姿が最大の見どころとなる。
矢吹は第1話~第2話に引き続きスタジオゲスト出演。矢吹と前半戦ダイジェスト映像「矢吹奈子と本田仁美のたった15分で追いつけちゃうSP」で解説を務めた本田はスタジオ初登場となる。
グローバルグループ・IZ*ONEの専任活動を終え、今春に帰国した2人は、それぞれ2年半ぶりに復帰した自身のグループで活動中。矢吹は東海テレビ・フジテレビ系ドラマ「顔だけ先生」(土曜よる11時40分~)に出演、本田はコスメブランド「ノートーン(NOTONE)」でプロデュースを行うなど、それぞれ活躍の幅を広げている。
矢吹奈子&本田仁美「虹オオカミ」の推しメンは?“オオカミちゃん”をやるとしたら…
― 最終回の感想を教えて下さい。矢吹:私は予想外でした。
本田:私ももちろん予想外でしたし、ドキドキハラハラが止まらない1時間でした。
矢吹:「このカップルはどうなるか」とか「この子は誰を選ぶのか」とか、最終回までずっと気になるのが「虹オオカミ」だったなと思いました。
― それぞれ一番応援していた推しメンは?
矢吹:私は最初からセイラ(安斉星来)ちゃんです。1話を観たときからずっと応援していて最終手前でしゅうぞう(大平修蔵)くんがセイラちゃんを「太陽LINE」でデートに誘ったのでそのときはすっごく嬉しかったです。
― セイラちゃんを応援していた理由は?
矢吹:人見知りなところというか、奥手なところが応援したくなりました。私もあんまり友達とかに自分から「遊ぼう」とか誘わないんですよ。待ってる側なのでちょっと似た部分はあるのかなと思います。自分から言うのは勇気のいることだと思って、でもセイラちゃんはちょっとずつ「虹オオカミ」を通じて成長できているのが目に見えていたのですごいなあと思いました。
本田:私も自分と似ているタイプだなと思うのがさくら(アリアナさくら)ちゃんでした。恥ずかしくなっちゃうと人の目を見て話せなかったりとか、奥手なところが自分と似ていて、「虹オオカミ」の回を重ねるごとに目に見えて「人ってこんなに変われるんだな」とすごく感動しました。あとは男性メンバーで言うと、こうへい(山下航平)くんがずっと一途で思い続けているのが素敵だなと思いました。
矢吹:“しょうタキ”もずっと応援していました。タキ(Taki)ちゃんがずっとしゅうぞうくんとしょうた(西岡星汰)くんで迷っていて「お願いだからしょうたくんを選んで」と私は思っていたので第11話でしょうたくんの思いが通じたときはすごく嬉しかったです。あの5話のしょうたくんがタキちゃんに渡したひまわりは忘れられないです。
― もし2人がメンバーに入るとしたら、“オオカミちゃん”をやりたい?逆に“オオカミくん”に騙されたい?
本田:え、“オオカミくん”に騙されるのは絶対嫌だ(笑)。
矢吹:私は今回視聴者として観て、”オオカミ”をする側も皆を思って動いているのが伝わったので、すごく難しいし責任感があるなと思って、私にはちょっと難しいと思うし、すごいなと思いました。
― 騙されちゃいそうですか?
矢吹:騙されるかも。
本田:奈子ちゃん騙されそう(笑)。
一同:(笑)。
本田:私は「あっ」って気づいちゃうかもしれないです。自分がもし”オオカミ”だったら色々なことを考えて結局中途半端になってしまいそうなので、それだったら純粋に恋をしに行きたいと思いますね。
本田仁美、AKB48「根も葉もRumor」でメンバーと「良い部分を共有できた」
― それぞれのグループに復帰されてから半年ほどが経ちました。慣れてきましたか?本田:私はAKB48で新曲「根も葉もRumor」を9月末にリリースして音楽活動をさせていただいたんですけど、AKB48の選抜メンバーとしてプロモーションに参加するのは今回が初めての経験だったんです。音楽番組に出たり、すごく色々な経験をさせていただいているなという実感があります。
― 「根も葉もRumor」はロックダンスを取り入れた難度の高いダンスが話題ですが、本田さんのIZ*ONEでの経験やダンススキルが生きていると思います。メンバーの皆さんにダンスを教えたりすることも増えましたか?
本田:メンバーにダンスを教えるというよりも、帰ったら韓国で学んできた練習の大切さを共有したいなということはずっと思っていたので、そういった面では皆と一緒に練習の時間を多く作ったり、良い部分を共有できたんじゃないかなと今回はすごく思います。
― 柏木由紀さんも「ひぃちゃんに怒られた。本当にすごい!」と厳しく直されたとおっしゃっていましたね。
本田:怒ってはないんですけど(笑)、皆も前向きにもっともっと一緒に成長したい、という思いを持ってくれているのでこれからも頑張りたいです。
― 矢吹さんは「根も葉もRumor」を見てどう思いましたか?
矢吹:すごくカッコよかったです。本当に今までのAKB48とは違うなぁと感じましたね。構成も違ったしダンスもすごく揃っていて、間奏のタットダンスが揃いすぎて何回もそこだけ繰り返して見ちゃいました。
本田:練習の動画を奈子ちゃんに見せたら「すごいね」って言ってくれたよね。
矢吹:そう!ダンスが今までやってきたのとはまた違うジャンルだったから、最初はそれを揃えて綺麗に魅せるのが難しいと思うので、たくさん練習をいっぱいしたんだろうなと思いました。
矢吹奈子、HKT48で2年半のブランクも「メンバーとの関係は変わらない」
― 矢吹さんはいかがですか?矢吹:まだ帰ってきてから新曲とかは出していないんですけど、メンバーとの関係は韓国に行く前とあんまり変わらなくて、HKT48は本当にずっと仲良しで、良い意味で先輩後輩感がないグループだなと改めて思いました。
本田:本当に家族みたいだよね。
矢吹:皆が温かく受け入れてくれて、居心地が良いです。
― IZ*ONEさんとHKT48さんだと、かなり楽曲の雰囲気も違うと思うんですけど、すぐに感覚は戻りましたか?
矢吹:曲調が違うという部分では、完全に分けているので、韓国でやってきたことをそのままやるというわけではなくて、HKT48の矢吹奈子としての姿をお見せしたいなと思っているので、違った部分も見ていただけると嬉しいですね。
IZ*ONEメンバーとのやりとり明かす
― IZ*ONEのメンバーの皆さんとはSNSでもよくお互いのことを投稿したりやりとりをされていますが、よく連絡をとっていますか?本田:12人のトークグループはしょっちゅう頻繁に動いています(笑)。
矢吹:誕生日のときはいつも0時ぴったりに皆で「おめでとう!」「おめでとう!」みたいな(連絡が飛び交う)。
本田:それぞれデビューしたときも「おめでとう!」って。あとは私のSHOWROOMを見ながら「日本語を練習してる」と連絡をくれるメンバーもいました。「発音がめちゃくちゃ良い」って言っていました(笑)。日本人だから。
矢吹:当たり前(笑)。
“ひぃなこ”がお互いに尊敬している部分
― 長い期間一緒に活動されてきたお2人ですが、お互いが一番尊敬している部分はどこですか?矢吹:ひぃちゃんは自分をしっかり持っているところ。最近すごく感じるんです。
本田:日本に帰ってきてから?
矢吹:うん。
本田:えー!嬉しい。
矢吹:逆に韓国にいたときは、近すぎてそこまでしっかり見ることがなかったんですよね。だけど今、ちょっと離れてグループも違うから会えないときもあるけど、テレビで見たりすると「ひぃちゃんって自分をちゃんと持ってるな」と改めて思いました。一緒にお仕事をすることもあるんですけど、こうやって取材を受けたときの言葉に迷いがないというか、そういうところがすごいなと尊敬します。
本田:私は奈子ちゃんは何事に対してもすごく一生懸命だなと思って、最近テレビ番組のロケで高いところに上っているのがあったんですけど、本当は高いところがめちゃくちゃ苦手なのに頑張っていてすごく感動しちゃいました。
矢吹:あはは(笑)。
本田:あとオススメのドラマの話をしたときに、奈子ちゃんは怖いのが苦手だったんですけど、そういうのも観れるようになっていて成長したなって。誰目線って感じなんですけど(笑)、何事にも一生懸命に取り組むことは良いことだし、最近は演技のお仕事をしていて「私だったらこのセリフ、演技っぽくなっちゃって自然に言えないな」と思うんですけど奈子ちゃんは役になりきっていて、演技している奈子ちゃんを初めて見て可能性を感じました。
― どうして苦手なジャンルのドラマも頑張って観てみようと思ったんですか?
矢吹:頑張ったというか、単純に流行っていたというのもあるし、内容が面白くて頑張って観ました。苦手なものもちょっとずつなくしていけたらなと思います。
本田:食べ物もそうだよね。克服しようとしてるところがえらい。
矢吹:何でもできる人になりたいですね。
矢吹奈子&本田仁美、今後の展望と夢を叶える秘訣
― 改めて今後の目標を教えて下さい。矢吹さんは演技とかバラエティーでも頑張りたいという思いから苦手なものも克服しようという努力に繋がっているのでしょうか?矢吹:そうですね。演技でも普段の自分とは全然違う性格の子を演じるわけで、例えば普段は怒らないけど役の中では怒るシーンがあったりすると、それってすごく難しいじゃないですか?自分が普段していることをするのは簡単だけど、慣れていないことをするのは経験も必要だし、色々なことを経験してお仕事に活かせたらなと思います。あとはHKT48が10周年なので盛り上げていきたいなと思います。
本田:私は歌とダンスはもちろんなんですけど、それだけに囚われずに色々な自分の可能性をもっと探したいなと奈子ちゃんを見て思いました。演技のお仕事もそうですけど、ファッションのお仕事だったり、最近では「NOTONE」というアイパレットのプロデュースもさせていただいたので、色々なことに挑戦して経験して、自分でも気付けなかった可能性に気付けたら良いなと思います。
― 最後に夢を追うモデルプレスの読者に向けて、お2人の夢を叶える秘訣を教えて下さい。
矢吹:夢を叶えるためには、本当に少しでも良いから毎日目標に向かって何かすることがすごく大事だと思います。だから「今日は前に進めなかった」と思っても「今日より明日頑張ろう」とまた思って、前に向かって頑張ったら良いことがあると思うので諦めないで欲しいです。
― なにか前向きでいられるコツはありますか?
本田:奈子ちゃん、ポジティブなイメージがある。
矢吹:大体は寝て起きたらハッピーになっていて。皆さんも人によってストレス発散法じゃないけど、気分転換の方法は違うと思うので、例えばドラマを観たり音楽を聴いたり、自分に合ったやり方が良いと思います。
本田:私は、叶えたい夢ややりたいことを口に出すことがすごく大切だと思います。自分だけで思っていたら周りの人には伝わらないので、どんどん言って「自分はこうなるんだ!」とイメージすることによって夢にも近づいていくのかなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
矢吹奈子(やぶき・なこ/20)プロフィール
2001年6月18日生まれ、東京都出身。チームH所属。過去に子役としても活動。HKT48の中でも異例の東京都出身メンバーで、指原莉乃が握手会で勧誘したことがきっかけで応募。2013年、HKT48の第3期生オーディションに合格。2018年に11thシングル「早送りカレンダー」で田中美久とWセンターを務める。IZ*ONEでは“天使の歌声”と称されるボーカルスキルが高い評価を集めた。土曜ドラマ「顔だけ先生」(東海テレビ・フジテレビ系)で三条愛佳役を熱演中。本田仁美(ほんだ・ひとみ/20)
2001年10月6日生まれ、栃木県出身。愛称はひぃちゃん。全国47都道府県の代表メンバーで構成されるAKB48チーム8にて2014年の結成初期から栃木県代表を務める。チームB兼任。元々チーム8の中ではダンススキルが高いメンバーとして知られており、2018年に韓国のオーディション番組に参加したことでその才能が発掘された。美ボディ作りへのストイックな姿勢にも注目が集まっている。「NOTONE」から自身が監修したアイシャドウパレットが発売中。
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