JO1木全翔也&佐藤景瑚が語るメンバーからの刺激 “トリートメント”の変化とは<「STRANGER」インタビュー前編>
2021.08.27 19:00
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8月18日に4THシングル「STRANGER」をリリースしたグローバルボーイズグループJO1の木全翔也(きまた・しょうや/21)と佐藤景瑚(さとう・けいご/23)の2人がモデルプレスのインタビューに登場。前編では、「STRANGER」収録楽曲の制作エピソードや、成長が止まらないパフォーマンスについて質問。世界を見据えて結成されたJO1だけに、パフォーマンスへの絶賛の声に対しても「まだまだ」と口を揃えるストイックな一面に迫った。
JO1、4THシングル「STRANGER」
「STRANGER」のコンセプトは、“見慣れない世界との出会い、また新たな自分の姿を発見する”。1STアルバム「The STAR」でもセンターを務めた、川西拓実がセンターを務めている。表題曲「REAL」は、葛藤の末、抱いていた夢・描いていた未来が“リアル” なものになっていく、成長と変化を表現。メンバー同士が抱き合う“ハグダンス”が特徴となっている。「REAL」は「THE ODAIBA 2021 バーチャル冒険アイランド」のテーマソングに起用されているほか、YSL BEAUTY「LIBRE」CMテーマソングの「Freedom」、MBSドラマ特区「ラブファントム」オープニング主題歌「Dreaming Night」も収録されている。
木全翔也&佐藤景瑚、4THシングル「STRANGER」苦労したポイントは?
― 今回は、どういったシングルになっていますか?佐藤:「暗くて長いトンネルにいるかのように抱いていた夢、描いた夢がリアルになっていく」(「REAL」の曲紹介資料を読み上げる)…と書いてある通りなんですけど、やっぱり今夢を追って色々なことに挑戦したり、夢に向かって頑張っている人に聴いて欲しいので、……ちょっと助けて(木全に助けを求める)!
木全:そうですね。やっぱり今コロナ禍で、先が見えなく暗く感じている人もいると思うんですけど、その暗闇を抜けた先に光とか描いていた未来が待っていると思うので、僕らの曲を聴いて希望を持って頂ければと思います。
― 特に歌、ダンスなどパフォーマンス面で苦労したパートや楽曲は?
佐藤:僕は「STAY」です。キーが高いので歌の面ですごく苦戦しました。今回は全体的に今までとは違って「REAL」だったらセクシーな感じを表現しているし、キーやテンポも色々と難しかったのでかなり頑張ったんじゃないかなと思います。いっぱい練習しました。レッスンで先生に色々と聞きながら練習するんですけど、もらったパートがなかなかできなかったら他のメンバーに行ってしまったりするので皆必死で自分のパートを練習して、分からなかったら先生に教えてもらいながら頑張りました。
木全:「Freedom」はダンスというより移動がすごく大変です。入ったと思ったらすぐ出たり、動きが難しいですね。具体的なところでは、「ICARUS」のラップパートで「永遠なんてこと信じてないけど~」というところがあって、練習のときは作曲家さんではない方にラップを教えてもらったんですけど作曲家さんと歌い方に解釈の違いがあって、それでレコーディング本番にちょっと苦戦しました。
― そういうときはその場で修正していくのでしょうか?
木全:そうですね。1回落ち着いて修正していく感じです。
木全翔也&佐藤景瑚、JAMからの絶賛の声も「まだまだ」トリートメントに変化も
― Dance Practice動画などが公開される度に11人のダンスの揃い具合が成長しているというファンの方の意見を見るんですが、成長は実感されますか?木全:確かに成長はしているんですけど、まだまだ改善の余地があって世界的に見たら全然だなと思うので、胸を張って「僕らは成長しました」とは言えないです。
佐藤:まだまだ、まだまだですね。振りをパッと見せられてその場ですぐに吸収できるかと言われるとそうでもないですし、やっぱり1回覚えて皆で合わせたらすぐに揃っているぐらいのレベルにならないと。修正するのが二度手間になってしまうので、そのレベルに達するまでにはまだまだだなと感じます。
― JO1のダンスといえばダンスリーダーの川尻(蓮)さんによる“トリートメント”(川尻を中心にダンスを揃えていく作業のこと)が有名ですよね。
佐藤:本当に助かっています。まだまだとは思うんですけど、最初の頃は「ここのステップが分からない」とか割と根本的なことを教えてもらうメンバーがいたんですけど、今ではどうしても皆で揃えないと合わない手の角度とかを揃えるのがメインになっているので、トリートメント自体の内容が変わってきたのかなと思います。
木全:今でももちろんやるんですけど、結構トリートメント自体の時間は短くなってきたと思いますね。
木全翔也&佐藤景瑚、メンバーの成長に刺激
木全:僕は一応ダンスを前から習っていてもちろん周りに上手い方も沢山いたんですけど、蓮くんほどの衝撃を受けた記憶はなかったんですよね。元々K-POPアーティストの方々のダンスがすごく好きで、蓮くんは良い意味でダンスの癖がなくて本当にK-POPらしくて、すごいなと思いました。あとマイケル・ジャクソンさんもですね。結構オーディションの最初の頃から蓮くんと一緒にいることが多かったんですけど、それで自分のダンスに対する心得というか意識がオーディション初期とはすごく変わったと思います。― 佐藤さんがパフォーマンス面で刺激を受けるメンバーは誰ですか?
佐藤:皆受けます。やっぱり僕は歌ですかね。普段は個々に歌のレッスンをZOOMとかでやっているので、皆の歌をまじまじと聴く機会がなくて、唯一あるのがレコーディングなんです。毎シングルごとに皆がどれだけ成長したかが分かって、聴いていて皆すごく練習したんだなと思うし、そういうところで刺激を受けますね。
木全翔也&佐藤景瑚の“夢を叶える秘訣”
― では、夢を追うモデルプレス読者に向けてご自身の経験を踏まえて“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。木全:「なれる」と思うこと。結果論かもしれないんですけど、「自分は特別だ」と信じる。なんでもいいから「自分は何かで有名になる」とか「すごいやつになる」と思うことは大事だと思います。
佐藤:僕は「自分の直感を信じろ」です。僕は自分が「こうしたい」と思ったらそうするし、それがもし上手く行かなくても自分が選んだことなら間違っていないと思うし、ときには誰かに頼るのもそれも自分が選んだことですし、誰かの意見に左右されるのではなく、自分を信じて行動した方が良いと思います。「PRODUCE 101 JAPAN」のオーディションも自分で受けたいと思ったから受けたし、そのときやっていたことをやめて「できる」と思った自分の直感を信じてこの道を選んだので、自分の直感を信じて行動して欲しいなと思います。
― ありがとうございました。
★後編は、“愛知ズ”の“リアル”なお互いの姿についてわちゃわちゃトーク。メンズ美容を牽引する存在として、美へのこだわりも聞いた。
(modelpress編集部)
木全翔也(きまた・しょうや)プロフィール
生年月日:2000年4月5日出身:愛知県
佐藤景瑚(さとう・けいご)プロフィール
生年月日:1998年7月29日出身:愛知県
JO1 プロフィール
Twitterが発表した「2020年もっとも使われたハッシュタグ:ミュージック部門」で1位に輝いた”拡散力NO.1”グローバルボーイズグループ、JO1。2019年、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」において、“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票で、101人の練習生から勝ち抜いた豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨の11名によるボーイズグループ。グループ名は、「PRODUCE 101 JAPANで一緒に上を目指した練習生が1つになって、世界の頂点を目指していく」という意味を込めて「JO1」と名付けられた。2020年12月6日に開催されたアジア最大級の音楽授賞式「2020MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」にて「Best New Asian Artist」を、「第35回日本ゴールドディスク大賞」では新人アーティスト賞 邦楽部門”ベスト5・ニューアティスト”をそれぞれ受賞。また、Louis Vuitton2021春夏メンズ・ファッションショー、イヴ・サン・ローラン・ボーテの新商品発売イベントにも参加し注目を浴びている。
8月18日にリリースした4THシングル「STRANGER」は初週28万枚超えを記録。デビューシングルから4作連続での初週売上20万枚突破は、史上10組目、男性アーティスト史上5組目となった。
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