松井愛莉、笠松将と“お茶を口移し”胸キュンシーン “惑わされた”恋愛秘話も明かす<「エロい彼氏が私を魅わす」インタビュー>
2021.08.21 18:00
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フジテレビが運営する動画配信サービス・FODにて9月18日深夜0時より配信されるオリジナルドラマ「エロい彼氏が私を魅(まど)わす」(全8話)で主演を務める女優の松井愛莉(まつい・あいり/24)。モデルプレスでは、自身と「あまり似ていない」と語る “世間知らずのお嬢様”を演じるにあたっての心境や、人としての‟色気“か“条件面”かで結婚相手に葛藤するストーリーにちなみ、松井自身の恋愛エピソード・結婚観について迫った。
松井愛莉主演「エロい彼氏が私を魅わす」
同作は結婚を目前に控えた主人公・仁美(松井)が、工事現場で偶然出会った魅力的な男性・まなぶ(笠松将)に惹かれ、誰もがうらやむ婚約相手・圭吾(結木滉星)との間で葛藤していく姿を描いた恋愛ドラマ。家族や周囲がそれぞれの思惑で翻弄されあって急展開していくストーリーは、見る人を釘付けにする内容となっている。脚本を担当する野島伸司は、“社会的タブー”を真正面から扱った作品を多く手掛けたヒットメーカーとして知られ、「高校教師」「未成年」「聖者の行進」など独自の視点で社会を鋭く切り取ったドラマで、世間に衝撃を与えた。
松井愛莉、お嬢様の主人公を演じることには「少し不安」
― 今作への出演が決まった時の気持ちはいかがでしたか?松井:素直に嬉しかったです。私が演じる仁美はすごくピュアな性格なのですが、それ故に嘘がつけなくて、言わなくても良いことを言ってしまうんです。私とはあまり似ていないと思ったので、最初は少し不安がありました。
― 演じる上で意識していた点はどこですか?
松井:ピュア故に、視聴者の方から嫌な風に見えないといいなと考えていて、そこは注意していました。仁美は全てをさらけ出してしまうので、憎めないキャラになるように監督と話し合いながら演じました。
松井愛莉、笠松将演じる“まなぶ”の魅力とは?“お茶を口移し”シーン振り返る
― 印象的な撮影エピソードを教えて下さい。松井:全体的にすごくセリフ量が多かったので、休憩時間に自然と皆で台詞合わせることはよくしていました。撮り終わった後に皆でハイタッチをしたこととかも何回かあって、和気あいあいとした現場でした。
― 仁美とまなぶがお茶を口移しするシーンがあると聞きました。撮影の時のお気持ちはいかがでしたか?
松井:そのシーンの撮影がクランクインの日で、周りの女性スタッフたちがザワザワしていました(笑)。どうやってそのシーンを撮るか、当日その場で打ち合わせをしたんですが、台本を読んだ時は驚きましたね。
― 婚約者のいる仁美のことを魅了してしまうまなぶですが、その魅力はなんだと思いますか?
松井:仁美はまなぶに一目惚れするんですが、回を進めてくうちにその優しさとか、温かさに気付くんです。そういうところに仁美は惹かれたのかなと思います。
松井愛莉、自分がもし主人公だったら?
― そんなまなぶと婚約者の圭吾、松井さんだったらどちらを選びますか?松井:回を重ねるごとに人間性が見えてきまして、そういった面を含めるとまなぶかなと。すごく優しくて、人の気持ちを読んで接してくれるところは圭吾にはないところですね。
― どういったところがまなぶの“エロい彼氏”ポイントだと思いますか?
松井:筋肉、喉仏、血管とかですかね。工事現場で汗を滴らせながら働く姿を見て仁美は一目惚れしているので。そういったところから色気が出ているんだと思います。
― 外見からも様々な魅力が出ているんですね。では、松井さんが男性に“人としての色気”を感じる部分は?
松井:私は2つあるんですけど、まず手フェチです。手がむちっとしているよりも関節がよく出ていてゴツゴツとした大きい手がいいですね。
― 笠松さんの手はいかがでしたか?
松井:結構良い手だったと思います。しっかりと見ていなかったのでわからないのですが(笑)。
― あともう一つは?
松井:鼻とフェイスラインですね。そこが綺麗な人は、ついつい見惚れちゃいます。
松井愛莉、恋愛で「惑わされた」経験は?
― タイトルに因んで、松井さん自身が恋愛において「惑わされた」と感じたエピソードを教えてください。松井:恋愛で…なんでしょうか。私から好きになって上手くいった試しがなくて、基本的にグイグイ来てくれた人を好きになる傾向があるんです。そういう点ではアタックされることに惑わされているんじゃないかと思います。
― どういったアタックが刺さりましたか?
松井:全く恋愛対象として見ていなかった相手がアピールしてきてくれて、それに対して母性本能なのか「あ、可愛いかも」と思っちゃったんです(笑)。そういうことにキュンとしたことはありました。
松井愛莉、結婚観を明かす
― ドラマのテーマが「今時の女の子の結婚観」ですが、ご自身が考える結婚観を教えてください。松井:この作品を撮影してから本当に「結婚ってなんだろう?」と改めて思っちゃいました(笑)。もちろん好きな人と結婚するのが1番なんですが、年齢を重ねるごとに、結婚相手には経済力だったり、頭の良さだったり、、何が一番大切なのかと色々と考えてしまうものだと思います。やっぱり相手に求めるものが必然的に増えていく中でも、ひたむきに好きだと思える人と結婚するのかな。
― まさに今回のストーリーの通りですね。
松井:本当にそうなんです。どこを優先するかは人それぞれ違うと思うんですが、結婚って簡単に決められるものじゃないんだろうなと思いましたし、改めて深いものなんだと実感しました。私はずっと一緒にいる相手となると、価値観などが同じ人がいいですね。
― 視聴者の方に最も注目してほしいシーンはどこですか?
松井:全てのシーンが濃くて見どころだらけなのですが(笑)、仁美の母役の国生さゆりさんと姉役の菅野莉央さんとの掛け合いが特に面白いです。お節介な2人なんですが、仁美をエリートの圭吾と結婚させるためにいろいろ手回しをするんですね。それに仁美が振り回されるところがポイントかと思います。
松井愛莉、ASTROによる主題歌の印象は?
― 今作の主題歌は韓国の人気男性アイドルグループ・ASTROの楽曲「好きな人にサヨナラを言おう」で、脚本を務める野島さんが作詞を担当されましたが、実際に聴いてみた印象はいかがでしたか?松井:ラブコメなのでポップな感じの曲を予想していたのですが、バラードだったので驚きました。「一番好きな人にさよならを言おう」という歌詞が、意味深でお気に入りです。ドラマと歌詞がどう重なるのかをワクワクしながら見ていただけるんじゃないかなと思います。
松井愛莉の夢を叶える秘訣
― では、最後に夢を追うモデルプレス読者に向けて、松井さんの夢を叶える秘訣を教えてください。松井:やっぱり若い方はチャレンジ精神がすごく大事なのかなと思います。やってみないと何もわからないですし、自分に本当に合うものが見つかった時にそれを極めていけばいいと思うので。私も結構色々なことにチャレンジしてきているので、まずは色々なことに挑戦してみて欲しいです。
― これから松井さんがチャレンジしようと思っていることはなんですか?
松井:いっぱいありますよ!滝行は絶対1回やりたい。滝に打たれて色んな悪いものを取っ払いたいなと思います(笑)。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
「エロい彼氏が私を魅わす」あらすじ
仁美(松井)は、誰もがうらやむ彼氏・圭吾(結木)と結婚間近。証券マンで収入もよく、高学歴で、優しくて、見た目も良い、いわゆる優良物件。このまま晴れてゴールインだと思っていたが、偶然街中で出会ったまなぶ(笠松)のニッカポッカ姿でドリルを持つ太い筋肉と滴る汗に、仁美はドキドキが止まらない。学歴も収入も圭吾より劣るが、仁美はまなぶが気になって仕方がない。これってマリッジブルー?一瞬の気の迷い?このまま結婚していいの…。私が選ぶのは“人としての色気”か“条件面”か?松井愛莉(まつい・あいり)プロフィール
1996年12月26日生まれ。2009年に新潮社「ニコラ」のモデルオーディションでグランプリを獲得しデビュー。2010年4月には、女性アイドルグループ「さくら学院」の第1期生に抜てきされ、2012年3月までメンバーとして活躍。2013年ドラマ「山田くんと7人の魔女」(フジテレビ系)で女優デビューし、その後映画「青空エール」(2016年)やドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」(2016年、TBS系)「オトナ高校」(2017年、テレビ朝日系)、「グッド・ドクター」(2018年、フジテレビ系)、「社内マリッジハニー」(2020年、MBS系)などに出演。2020年10月号まで主婦の友社「Ray」の専属モデルを務め、その後2020年11月号で幻冬舎「GINGER」のレギュラーモデルに抜擢。現在はモデル・女優としてマルチに活動中。現在NHKEテレ「沼にハマって聞いてみた」メインMCを務めている。2021年9月23日公開の映画「総理の夫」に出演する。
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