「ザ・ノンフィクション」出演の「バーレスク東京」Momo、SNSでの誹謗中傷への思い 立ち直ったきっかけは「てんちむさん」<インタビュー後編>
2021.08.08 19:00
フジテレビ系ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」に出演したことでも注目を集める「バーレスク東京」のダンサー・Momo(もも)。SNSでのキュートでセクシーな投稿の発信で、ファンを増やし続けている彼女だが過去には誹謗中傷に悩んでいたことも明かした。そんな彼女が今前を向けるようになった理由に迫る。<インタビュー後編>
Momoは4月1日生まれ、香川県出身。小動物のようにキュートなルックスとグラマラスなボディのギャップが魅力だ。
ダンサーとしてだけでなく、InstagramやTikTokでのセクシーな投稿でも一躍人気となり、最近では雑誌でのグラビアにも挑戦。
「ザ・ノンフィクション」では単身上京し夢を追いかける中始めたSNS投稿にて、外見への誹謗中傷を受けた経験を赤裸々に語り、多くの反響を集めていた。今回は、そんなMomoに誹謗中傷を受けての心境や、ファンへの思いについてインタビューを行った。
Momo:昨年のコロナ禍でお店が休業に入る直前に、常連の方に「Momoちゃん最近霞んできたね」と言われたのがすごく悔しくて、今まで頑張っていなかったSNSをちゃんとやろうと思ったことがきっかけです。「バーレスクで唯一無二になりたい」「少しでも元気を与えられて、頑張れたと思えるものを何か作りたい」と思った時にSNSで1番になることを思いついて、今ではそれを叶えることができました。YouTubeで「TikTok バズり方」と調べたり、ゆうこすさんが出されているSNSの本を読んだり…。結構勉強しました(笑)。
― 「ザ・ノンフィクション」でも仰っていた、誹謗中傷に悩まれていた当時の心境はいかがでしたか?
Momo:お店に入ったばかりの時はアンチコメントに対して言い返している人を見て「気にしなくていいのに」と思っていたんです。でも、実際に外見のこと、歯並びとかについて言われるのはすごく悔しいっていうのが大きくて。
― いつ頃からそういったコメントが来るようになったんですか?
Momo:始めた頃は「バーレスク東京」で会ったことがある方とか、SNSで私に興味を持ってくれてフォローしてくれた方が多かったので結構温かかったんです。でも、その後に「ザ・ノンフィクション」のパート1が放送されて、Instagramのフォロワーが6千人から2万人くらいに増えたので、その頃から増え始めました。
― どういったコメントが増えたんですか?
Momo:「いじめのことを気にしないで頑張っている姿に憧れました」とかありがたいコメントも頂いたんですが「Momoちゃんの歯並びが怖くて番組が面白くなかったです」とか「歯並びのことが気になって番組に集中できませんでした」とか、そういったものも来るようになって。エゴサーチをしたら全否定するようなことを書いたサイトとかも見つけてしまったんです。もちろん私自身もきつかったし、これを香川の友人や親が見てしまって悲しいと思われるのも嫌だと思いました。
― エゴサーチはするタイプですか?
Momo:どんな人が自分のことを拡散してくれているのかも見るようにしているので調べちゃうんですよね。でも最近はあんまりしないようにしています。一度、TikTokでプチ炎上をしてやる気を無くしてしまった時に、ファンの方が「大丈夫だよ」とコメントで支えてくださって。エゴサーチよりもコメントを大事にしようと思うようになりました。
Momo:「バーレスク東京」に来られたお客様に怒られてしまった後に、SNSで誹謗中傷を受けた時は「私、何の為に頑張っていたんだっけ?」と思っちゃいました。その時はメイクをしても涙で落ちて…みたいなの繰り返していましたね。
― お客さんに直接言われることもあるんですか?
Momo:ファンの方が、他のお客さんと仲良くしているところを見て「俺のところにはこれくらいしか来てくれなかったのに」って。キャバクラと違って付け回しの人がいる訳ではなく、私が誰に付きたいかで席を周るので、それで「あっちの席ばっかり回って…」みたいに怒らせてしまうことはあります。
― 他のダンサーの方も誹謗中傷に悩まれている方は多いんですか?
Momo:それぞれ1人くらいはいると思います。「バーレスク東京」の子はあまり弱い部分を見せないけど、以前泣いて相談してきた女の子がいて「難しいよね。気持ちわかるよ~」と思いながら話しました。
― 現在でもそういった声は届きますか?
Momo:前よりは減りましたね。雑誌に出た時に「投稿と写真違いすぎ」と送ってきた方がいたんですが、返事をしないでいたら「ザ・ノンフィクション」が放送された後に「すみません、『ザ・ノンフィクション』見ました。酷いことを言った意識がなかった」と送られてきて、悪いなと思ってくれたなら良かったなと思いました。
Momo:アンチコメントに負けずに「バーレスク東京」に入って頑張っているてんちむさんに憧れて、私も前を向けました。切り替えて前を向いているの姿は応援したいという気持ちにさせてくれるし、私もそういう風になりたいなと思いました。
― てんちむさんがきっかけなんですね。
Momo:彼女も裏では泣くことがあるかもしれないけど、それを一切見せないことによって私達もすごい元気を貰えるんです。一緒に働いてみて、暗いところが全くないし、最初から「てんちむです。よろしくお願いします!」と明るく入ってきたのを見て「すごいな。この人!」と思いました。私も誰かが落ち込んでいる時に希望を与えられる存在になれたら嬉しいです。
― 落ち込んでいる時に元気付けられたことはありますか?
Momo:落ち込む出来事があった次の日に、「バーレスク東京」のオーディションの審査員をやらせていただいたんですが、そのオーディションの中に私に憧れて来てくれた方が何人かいらっしゃって「コロナにかかったんですけど、Momoちゃんが毎日配信してくれたことによって元気付けられて今生きられています。毎日『明日死ぬかも』と思っていたけど、Momoちゃんが配信してくれるお陰で、そのことも忘れてぐっすり眠れました」とか「仕事の人間関係で鬱病になっちゃったけど、その時にTikTokでMomoちゃんを見て『何だ、この可愛い子は!?私はこの子と絶対一緒に踊りたい!』と思ってそこから夢を持てました。そこから復帰して、仕事を辞める勇気も出てオーディションを受けに来ました」とか言ってくれて、その時は泣いてしまいましたね。辛いこともあるし苦しいこともあるけど、そんな中で誰かに元気をちゃんと与えられているんだなと実感できました。
― ファンの方から特に印象に残っている言葉を教えてください。
Momo:この前、大阪からわざわざ20歳の女の子が来てくれて。それだけでも嬉しかったんですけど、その子がくれたお手紙に「Momoちゃんのお陰で20歳になるまでの毎日ダイエットしようとか、何着て行こうとか、ネイルこれにしようとか考える日々が本当に楽しくて。この楽しかった日々は絶対にMomoちゃんのお陰です。生きていてくれてありがとうございます」と書いてあったんです。もうすごく可愛いし、自分は本当に幸せ者すぎると思いました。辛いこともあるけどSNSで発信してきてよかったなと、元気づけられました。
― Momoさんにとってファンの方はどんな存在ですか?
Momo:なくてはならない存在です。コロナ禍で無観客になった時にファンサをするところもないし、どこを見ればいいのかもあんまり分からないし、「何の為にステージに立っているんだろう」と思ったんです。ファンの方がいたからこそ元気よくステージの上で踊れたし、こうやってお仕事をいただけたりもするので、ファンの方がいないと生きていけないんだなと改めて感じました。永遠なんて絶対にないし、だからこそファンでいてくれる内は本当に大切にしなければならないと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身:香川
身長:153cm
趣味:温泉巡り
特技:ラテンダンス
ダンサーとしてだけでなく、InstagramやTikTokでのセクシーな投稿でも一躍人気となり、最近では雑誌でのグラビアにも挑戦。
「ザ・ノンフィクション」では単身上京し夢を追いかける中始めたSNS投稿にて、外見への誹謗中傷を受けた経験を赤裸々に語り、多くの反響を集めていた。今回は、そんなMomoに誹謗中傷を受けての心境や、ファンへの思いについてインタビューを行った。
Momo、SNSでの誹謗中傷への思い
― MomoさんがSNS投稿を本格的に始めたきっかけはなんですか?Momo:昨年のコロナ禍でお店が休業に入る直前に、常連の方に「Momoちゃん最近霞んできたね」と言われたのがすごく悔しくて、今まで頑張っていなかったSNSをちゃんとやろうと思ったことがきっかけです。「バーレスクで唯一無二になりたい」「少しでも元気を与えられて、頑張れたと思えるものを何か作りたい」と思った時にSNSで1番になることを思いついて、今ではそれを叶えることができました。YouTubeで「TikTok バズり方」と調べたり、ゆうこすさんが出されているSNSの本を読んだり…。結構勉強しました(笑)。
― 「ザ・ノンフィクション」でも仰っていた、誹謗中傷に悩まれていた当時の心境はいかがでしたか?
Momo:お店に入ったばかりの時はアンチコメントに対して言い返している人を見て「気にしなくていいのに」と思っていたんです。でも、実際に外見のこと、歯並びとかについて言われるのはすごく悔しいっていうのが大きくて。
― いつ頃からそういったコメントが来るようになったんですか?
Momo:始めた頃は「バーレスク東京」で会ったことがある方とか、SNSで私に興味を持ってくれてフォローしてくれた方が多かったので結構温かかったんです。でも、その後に「ザ・ノンフィクション」のパート1が放送されて、Instagramのフォロワーが6千人から2万人くらいに増えたので、その頃から増え始めました。
― どういったコメントが増えたんですか?
Momo:「いじめのことを気にしないで頑張っている姿に憧れました」とかありがたいコメントも頂いたんですが「Momoちゃんの歯並びが怖くて番組が面白くなかったです」とか「歯並びのことが気になって番組に集中できませんでした」とか、そういったものも来るようになって。エゴサーチをしたら全否定するようなことを書いたサイトとかも見つけてしまったんです。もちろん私自身もきつかったし、これを香川の友人や親が見てしまって悲しいと思われるのも嫌だと思いました。
― エゴサーチはするタイプですか?
Momo:どんな人が自分のことを拡散してくれているのかも見るようにしているので調べちゃうんですよね。でも最近はあんまりしないようにしています。一度、TikTokでプチ炎上をしてやる気を無くしてしまった時に、ファンの方が「大丈夫だよ」とコメントで支えてくださって。エゴサーチよりもコメントを大事にしようと思うようになりました。
Momo、客からの声に傷ついた過去
― これまでで1番精神的に落ち込んでしまった時はどんな時ですか?Momo:「バーレスク東京」に来られたお客様に怒られてしまった後に、SNSで誹謗中傷を受けた時は「私、何の為に頑張っていたんだっけ?」と思っちゃいました。その時はメイクをしても涙で落ちて…みたいなの繰り返していましたね。
― お客さんに直接言われることもあるんですか?
Momo:ファンの方が、他のお客さんと仲良くしているところを見て「俺のところにはこれくらいしか来てくれなかったのに」って。キャバクラと違って付け回しの人がいる訳ではなく、私が誰に付きたいかで席を周るので、それで「あっちの席ばっかり回って…」みたいに怒らせてしまうことはあります。
― 他のダンサーの方も誹謗中傷に悩まれている方は多いんですか?
Momo:それぞれ1人くらいはいると思います。「バーレスク東京」の子はあまり弱い部分を見せないけど、以前泣いて相談してきた女の子がいて「難しいよね。気持ちわかるよ~」と思いながら話しました。
― 現在でもそういった声は届きますか?
Momo:前よりは減りましたね。雑誌に出た時に「投稿と写真違いすぎ」と送ってきた方がいたんですが、返事をしないでいたら「ザ・ノンフィクション」が放送された後に「すみません、『ザ・ノンフィクション』見ました。酷いことを言った意識がなかった」と送られてきて、悪いなと思ってくれたなら良かったなと思いました。
Momoが前を向けるようになった理由・ファンへの思い
― そういった声から立ち直った理由を教えてください。Momo:アンチコメントに負けずに「バーレスク東京」に入って頑張っているてんちむさんに憧れて、私も前を向けました。切り替えて前を向いているの姿は応援したいという気持ちにさせてくれるし、私もそういう風になりたいなと思いました。
― てんちむさんがきっかけなんですね。
Momo:彼女も裏では泣くことがあるかもしれないけど、それを一切見せないことによって私達もすごい元気を貰えるんです。一緒に働いてみて、暗いところが全くないし、最初から「てんちむです。よろしくお願いします!」と明るく入ってきたのを見て「すごいな。この人!」と思いました。私も誰かが落ち込んでいる時に希望を与えられる存在になれたら嬉しいです。
― 落ち込んでいる時に元気付けられたことはありますか?
Momo:落ち込む出来事があった次の日に、「バーレスク東京」のオーディションの審査員をやらせていただいたんですが、そのオーディションの中に私に憧れて来てくれた方が何人かいらっしゃって「コロナにかかったんですけど、Momoちゃんが毎日配信してくれたことによって元気付けられて今生きられています。毎日『明日死ぬかも』と思っていたけど、Momoちゃんが配信してくれるお陰で、そのことも忘れてぐっすり眠れました」とか「仕事の人間関係で鬱病になっちゃったけど、その時にTikTokでMomoちゃんを見て『何だ、この可愛い子は!?私はこの子と絶対一緒に踊りたい!』と思ってそこから夢を持てました。そこから復帰して、仕事を辞める勇気も出てオーディションを受けに来ました」とか言ってくれて、その時は泣いてしまいましたね。辛いこともあるし苦しいこともあるけど、そんな中で誰かに元気をちゃんと与えられているんだなと実感できました。
― ファンの方から特に印象に残っている言葉を教えてください。
Momo:この前、大阪からわざわざ20歳の女の子が来てくれて。それだけでも嬉しかったんですけど、その子がくれたお手紙に「Momoちゃんのお陰で20歳になるまでの毎日ダイエットしようとか、何着て行こうとか、ネイルこれにしようとか考える日々が本当に楽しくて。この楽しかった日々は絶対にMomoちゃんのお陰です。生きていてくれてありがとうございます」と書いてあったんです。もうすごく可愛いし、自分は本当に幸せ者すぎると思いました。辛いこともあるけどSNSで発信してきてよかったなと、元気づけられました。
― Momoさんにとってファンの方はどんな存在ですか?
Momo:なくてはならない存在です。コロナ禍で無観客になった時にファンサをするところもないし、どこを見ればいいのかもあんまり分からないし、「何の為にステージに立っているんだろう」と思ったんです。ファンの方がいたからこそ元気よくステージの上で踊れたし、こうやってお仕事をいただけたりもするので、ファンの方がいないと生きていけないんだなと改めて感じました。永遠なんて絶対にないし、だからこそファンでいてくれる内は本当に大切にしなければならないと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
Momo・プロフィール
誕生日:4月1日出身:香川
身長:153cm
趣味:温泉巡り
特技:ラテンダンス
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