桜井野の花、母の涙で考えた引退 殺害予告も…仕事復帰の決意とこれから<独占インタビュー後編>
5月に無許可でキャバクラを営業したなどとして逮捕された、歌舞伎町キャバクラのキャスト兼オーナーでYouTuberとしても活動する桜井野の花。現在も裁判が続く中、保釈後は歌舞伎町のキャバクラ「R」にて、キャバクラ嬢として勤務している。
モデルプレスインタビュー【後編】では、逮捕時に母の涙を見て感じたことや、復帰への覚悟とファンへの思いを打ち明ける。
「女手一つで育ててくれた」母が逮捕で涙
最初にニュースで逮捕の報道が出た時に、お母さんに逮捕されているのがバレるとまずいからって、家のテレビを壊れたことにしてもらっていたのですが、1週間後くらいのまとめニュースで知ってしまって…。勾留中は、お兄ちゃんとお母さんとの接見禁止は解除されて、お兄ちゃんには2回だけ会いました。でも、格好やアクリル板越し1枚で会話するなど、テレビや映画で見る犯罪者の姿そのものなので、お母さんがその姿を見たら発狂してしまうと思って…連れてこないようにしてもらっていました。
保釈されてあのお兄ちゃんが迎えにきてくれて、そのあとすぐお母さんに会いに行ったんですけど、お母さんがめちゃくちゃ泣いていて。その時はやっぱりもう私には経営者は不向きなんじゃないかなって思いました。
私が小学3年生の時に父親が亡くなって、母親が女手一つで育ててくれたっていうところがあったので、経営者だったらある程度贅沢な暮らしができるけど、そういうのもいらないんじゃないか、普通の人に戻っても良いんじゃないかなとも思いました。
お母さんは「そんなに痩せちゃって。とりあえずご飯食べなさい」と言ってくれました。今でも感情が上がったり下がったりしているのですが、それでも今は前を向いて頑張っていこうって思う時間の方が長くはなってきてはいます。
掲示板で殺害予告も…ファンからの反応
桜井野の花のファン以外の人からは「お前って最低な人間だよな」ってやっぱり言われることはあったし、逮捕されたら離れていく方が多いと思っていたのですが、「R」で働くことをSNSで伝えた時もポジティブなコメントが多かったのですごくありがたいなという印象です。でも掲示板の匿名で殺害予告も来ました。年齢と本名に関してはニュースで出ているし、ある程度の住所も特定されていて…冗談半分で書いているなら良いのですが、これが本当だったらどうしようと、頭の中がぐしゃぐしゃしている状態です。SNSでも活動をしているし、キャバ嬢として働いているので、今自分がどこにいるとか何を食べたということを発信するリスクも感じています。
リスクがありながら仕事復帰をした理由
保釈金です。私個人の資産や目に見える現金が、何千万円という単位で押収されてしまってるんです。保釈金も人に借りている状態ですし、今回逮捕されたことで、結構色んな方にお金を借りてしまっている状態なので、働かなきゃいけない。「桜花」とかの家賃や、その業者さん、キャストの従業員に迷惑がかからないように給料はきちんと支給しているのですが、結局そこのお金以外は借りて、お給料を出してしまっているんです。すぐに働いて返すのが当たり前だし、怖いからとか、裁判が待っているからとかで、うじうじして家に閉じこもっている場合ではなく、働かなきゃいけない。
母の涙、ファンからの言葉…「家族とファンが二大巨頭」
保釈された時にファンの方々から温かい言葉をたくさんいただけて、「桜井野の花はこれで終わると思ってない。今回の逮捕の一件で沈むような人間じゃないって思ってるからこれからも頑張ってください」っていうコメントやDMをいただいて、「私ってまだみんなに期待してもらってる立場なんだ」と頑張ろうと思いました。逮捕のことがあってもついてきてくれるファンの方がたくさんいたというところがすごく心の支えになったし、今後もっともっと私が活躍していくことがあのファンの方への恩返しになると思っているので、そのファンの方に今後もファンでいてもらえるように頑張りたいなって思います。
それと、やっぱり母親の涙を見た時に「あ、これ親孝行し終わっていないな」って思って。小さい頃から親と一緒に貧乏な生活をしてきたので、やっぱり親には楽な生活させてあげたいなって思うので。私にとって、家族とファンが二大巨頭です。
桜井野の花、今後への決意
周りの歌舞伎町の人たちから聞く、歌舞伎町でのルールや「これくらいだったら大丈夫でしょ」っていう浅はかな助言の中で経営を始めてしまったっていうのが、今回の私の摘発や逮捕に繋がったと思うので、今後は目に見えないところでも、風営法に引っかからないような形で、しっかりとやっていければなと思っています。正直全部投げ出したくなることもありますが、今回の逮捕をバネに、弁護士の方からも色々勉強させてもらったのでそれしっかり活かして、逃げるんじゃなくて今後とも頑張っていきたいなっていう気持ちはあります。SNSなどもストップするわけではなく、皆様に頑張っている姿を見せていければなって思っているので、今後とも応援してもらえたら幸いでございます。
(modelpress編集部)
桜井野の花(さくらい・ののか)プロフィール
大阪府出身。キャバクラ嬢として歌舞伎町のNo.1へと上り詰めたのち、2017年に自身プロデュースのキャバクラ「N」を歌舞伎町にオープン。2018年8月にはギャル向け雑誌「小悪魔ageha」の企画「表紙争奪総選挙」にて読者投票により1位を獲得し初代女王に輝いた。11月にYoutuberデビュー。持ち前のトーク力と赤裸々なコンテンツでチャンネル登録者数を伸ばしていた。2019年2月には自身2店舗目となるキャバクラ「桜花」、12月には3店舗目となる「花音」をオープンさせたのち、2020年6月に美容院「cerisier―スリジエ」を開店。その後、2021年4月30日をもって「桜花」「花音」の2店舗の社長を引退した。
もっと詳しくみる
-
【写真】トップキャバ嬢・桜井野の花「-25kg痩せて整形に2000万円」10年前との比較写真公開
-
【写真】桜井野の花、“総額2500万整形公言”YouTubeで人気拡大 キャバ嬢・経営者として「有名になる」までの戦略
-
【写真】桜井野の花“すっぴん”でテレビ出演 100回以上総額約2500万かけた整形公表の理由
あわせて読みたい
-
桜井野の花、逮捕後異例の40日間勾留 壮絶な留置所生活語る「目先のお金に目がくらんでしまった」嫌悪感と後悔<独占インタビュー前編>
モデルプレス
-
桜井野の花、YouTube更新休止を発表 逮捕騒動で「考えていきたい」
モデルプレス
-
桜井野の花、逮捕後に保釈され「キャバ嬢復帰」宣言 エンリケも「おかえり」
モデルプレス
-
桜井野の花に逮捕報道 “総額2500万整形”公言、キャバ嬢・経営者・モデルとして著名に【略歴】
モデルプレス
-
視聴総合ランキング
2025年12月19日 04:45時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。
-
01水曜日のダウンタウン
名探偵津田 第4話 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編
12月17日(水)放送分
TVerで見る -
02上田と女が吠える夜
厄年女が年末に大精算!!令和の婚活、新序章!
12月17日(水)放送分
TVerで見る -
03ちょっとだけエスパー
最終話 Si,amore.
12月16日(火)放送分
TVerで見る -
04もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
第11話 思い出の八分坂
12月17日(水)放送分
TVerで見る -
05推しが上司になりまして フルスロットル
#11 二人を阻む強烈な愛!夢の世界線最終章!
12月17日(水)放送分
TVerで見る
最新ランキングはこちらPowered by -
-
トップキャバ嬢・桜井野の花、キャバクラ無許可営業の疑いで逮捕と報道
モデルプレス
-
雑誌「小悪魔ageha」完全復活 新専属モデルオーディションも開催
モデルプレス
おすすめ特集
-
12月のカバーモデルは「今年の顔」Mrs. GREEN APPLE大森元貴
特集
-
【決勝開始】モデルプレス読者モデル
特集
-
2025年「モデルプレス今年の顔」発表
特集
-
「2026年ヒット予測」発表 モデルプレス独自調査
特集
-
インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」
特集
-
モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」
特集
-
モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!
特集
-
国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!
特集
-
日本テレビ系日曜ドラマ「ぼくたちん家」の情報をたっぷり紹介
特集
-
FODでは放送中の最新作はもちろん、オリジナルの独占作品も見放題配信中!
特集
-
業界初! 全プラットフォーム横断の大規模読者参加型アワード
特集
-
"史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介
特集
-
SM ENTERTAINMENT JAPANが手がける『GPP』の情報をお届け!
特集
おすすめ記事
SPECIAL NEWS
記事ランキング
RANKING
-
01
【竹内涼真&町田啓太「10DANCE」インタビュー前編】「片時もお互いの存在を切り離したことはない」ダンスを通じて深く結ばれた絆と芝居の駆け引き
モデルプレス
-
02
【竹内涼真&町田啓太「10DANCE」インタビュー後編】「あんなに支えてくれる人はいなかった」2人が感謝する存在 ダンスパートナーとしての互いへの想いも語る
モデルプレス
-
03
【「今日好き」しゅんゆまカップルインタビュー】“初彼氏”で「人生変わったかも」再会経て成立した2人のラブラブ近況
モデルプレス
-
04
【ミセス大森元貴インタビュー】バンド=不純物「1人でやった方が気は楽」―それでも若井滉斗&藤澤涼架と歩む背景
モデルプレス
-
05
Hey! Say! JUMP山田涼介、ディズニー作品初参加で「ズートピア史上1番難しいキャラ」演じた覚悟 21年間の芸能活動経て「全てのものはぶつけたつもり」【「ズートピア2」インタビュー後編】
モデルプレス