横浜流星、川口春奈の胸キュン演技絶賛「鳥肌が立った」キスシーンの裏側も<「着飾る恋には理由があって」インタビュー>
2021.06.22 06:00
女優の川口春奈と俳優の横浜流星が、TBS系火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」(毎週火曜よる10時~)のリモート取材会に出席し、これまでの撮影エピソードや最終話の見どころを紹介。本作を通して訪れた自身の変化なども語ってくれた。
川口春奈、撮影が「終わってしまうのは寂しい」
同作は、着飾るという鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描いた、ルームシェアから始まる“うちキュン”ラブストーリー。インテリアメーカーの広報課社員・真柴くるみを川口、自由気ままな料理人・藤野駿を横浜が演じる。仲良くルームシェアをする登場人物同様、キャスト陣のチームワークも良好で、川口が「(中村)アンちゃんと横浜くんとわたしは同じ作品で共演していたこともあり、現場の雰囲気は最初からよく、のびのびとお芝居ができる環境が楽しいので、終わってしまうのは寂しいです」と話すと、横浜もうなずきながら「安心感のあるメンバーなので、撮影は毎日楽しいです」と笑みをこぼす。
横浜流星、作中で恋に落ちたシーン明かす
そんな撮影の中でもっとも印象的なシーンを問われると、川口は「心が持っていかれるシーンは毎回ありますが、4話の羽瀬ちゃん(中村)が妊娠しているかどうかをみんなで心配するシーン」を挙げ、「ドラマの見どころはキラキラした恋愛描写かもしれませんが、この場面では人がそばにいることの温かさや心地よさを感じてグっと来ました」と回顧。横浜は「1話で僕が作ったカレーを真柴が『美味しい』と涙ながらに食べるシーンは、辛いことがあっても前を向こうとしていて格好いいな…と駿も僕自身も心を動かされました。2話の真柴からの『あなた天才よ』という言葉も、過去から逃げて強気で生きている駿の心がほぐれるようで印象的でした。この辺りから恋に落ちたと思います」と打ち明けた。
川口春奈&横浜流星が語る、キスシーンの裏側
一方、視聴者にとって衝撃的だった、2話の家飲み中の真柴と駿が冷蔵庫前でキスをするシーンの裏側を尋ねられると、横浜は「どうやったら自然に相手に吸い込まれるようにキスができるか、段取りはたくさんしましたね」と返答。川口は「『ここでする?』と疑問を抱く人もいたと思いますが、台本を読んだときは違和感がなかったので、前段階の二人のやり取りや気持ちが大事だと思って演じていました」と当時を振り返った。横浜流星、川口春奈の演技絶賛「鳥肌が立ったもん」
本作を通して、成長を感じているという二人。川口は「キュンキュンだけではない深い人間ドラマで、メリハリのある感情的なお芝居をさせてもらえているのは刺激的です。自分でも見たことのない引き出しを開けてもらっている感覚です」と充実感をにじませる。中でも、4話で「ぎゅうしてもらっていいですか」と駿にハグを求めるシーンについて、「そんなせりふ、人生で言ったことがないですよね(笑)。でも、そこが4話の山場で主題歌が流れるだろうなと想像していて、真柴が劇的に可愛く、抱きしめたいと思わせないといけないから、ニュアンスが大事だと思って演じました。その結果、自分でも見たことのない表情が出ていました」と明かすと、「1話でカレーを食べるシーンも、苦しくてもがいているけど、明日も頑張らないといけないし、そんな時でもカレーは美味しいし…といういろいろな感情がいり混じったときに、自分ってこういう顔をするんだ…という気づきがありました」と新発見を喜んだ。
横浜はその表情に対して「鳥肌が立ったもん。すごいよかった」と感心すると、自身については「ここ1年くらいクールな役が続いて、とびぬけて明るい役がなかったので、明るいけれども心は閉じていて過去があるような役は、すごく難しくて高い壁だと思いました」と述懐する。しかし、「最初は毎日のように駿のことを考えて悩んでいましたが、新たな役に挑戦することは楽しいので、高い壁を作ってくれた制作陣に感謝しています」と頭を下げると、「その壁を乗り越えられたかはわからないけど、今は徐々に駿になれたという実感があるので良かったです」と安堵の表情を見せた。
川口春奈「人としての成長も観てほしい」
そして、「撮影はまだ終わっていないです」と笑いながらも、「とにかく観てほしいです!今まで観ていない人も観てほしい。そして作品を愛してくれたらうれしいです」と最終話を全力アピールする横浜。川口は「人生の岐路に立った登場人物たちの行方を見守ってください。どっちとくっつくの?ハッピーエンドなの?という前に、自分らしく生きることを考えるきっかけとなるようなポジティブな内容になっているので、恋愛のワクワクキュンキュンだけでなく、人としての成長も観てほしいです!」と呼びかけた。(modelpress編集部)
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