「着飾る恋」乃木坂46山下美月の“オフィスカジュアル”を真似したい 本人の好みも反映された茅野ファッションを解説<スタイリストインタビュー>
2021.06.01 19:00
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女優の川口春奈と俳優の横浜流星が出演するTBS系火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」(毎週火曜よる10時~)に出演中の乃木坂46山下美月。モデルプレスでは、そんな彼女が演じる茅野七海のファッションにも注目し、スタイリングを担当する山田知佳氏に話を聞いた。
「着飾る恋」山下美月のファッションが話題
完全オリジナルストーリーの同作は、着飾るという鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描き、ルームシェアから始まる“うちキュン”ラブストーリー。インテリアメーカー「el Arco Iris」の広報課社員・真柴くるみを川口、自由気ままな料理人・藤野駿を横浜が演じている。茅野は真柴の会社の後輩で、しっかり者だが熱意や感情がオモテに出にくい低音女子。華やかでビビッドカラーも多く取り入れた真柴のファッションは大きな注目を集めているが、その一方で、真柴とは真逆とも言える茅野の落ち着いたOLファッションも「真似しやすそう」「アイドルの美月ちゃんと雰囲気違って新鮮」などと話題に。
今回は、山下の好みも反映されているという衣装のこだわりや、読者も真似しやすいポイントを教えてもらった。
茅野のコンセプトは“着飾らないガール”
― 茅野のスタイリングのコンセプトを教えてください。山田:真柴が“着飾るガール”なので、茅野の方は“着飾らないガール”というテーマで衣装を決めています。
真柴が装飾が多かったり斬新なデザインのアイテムを多く着ているので、茅野はその対比になるよう、シンプルなデザインやくすみ系カラーのアイテムでまとめています。
― 衣装を決めるにあたり、山下さんとのお話し合いなどはあったのでしょうか?
山田:監督とご相談しながらいくつかピックアップしたものを、山下さんにも見ていただいて、一緒に決めさせていただいています。ヘアメイク・小物・衣装担当で相談しながら、みんなで茅野というキャラクターを作り上げています。
また、山下さんは、いつも衣装を見て「可愛い!」や「この色好き」などと言ってくださるので、私自身もすごく励みになっています(笑)。
― 直線的なデザインのアイテムも多く、普段山下さんが乃木坂46の活動の中で着られているようなレースやフリルのある衣装とは全然違う印象でした。
山田:そうですね。衣装によって、普段の山下さんとは違う新たな一面を見ていただけたらすごく嬉しいです。
山下美月の好みも反映された茅野ファッション
― 山下さんが茅野を演じられているからこそ、取り入れた色やアイテムはありますか?山田:とにかく何を着ても可愛く着こなしてくださるんです(笑)。ですが、ご本人が水色やラベンダーなどが好きとおっしゃっていたので、そのような色味のアイテムを探して、暖色系よりも寒色系を多く取り入れています。
真柴がビビッドな色味を着ていることが多いので、2人が並んだ時のバランスも大切にしていますが、山下さんが「(寒色系が)好き」と言ってくださると「そういう色味のものをたくさん見つけてこよう!」という気持ちになりますね(笑)。
― 今年だからこそ取り入れているトレンドアイテムはありますか?
山田:やはり、くすみカラーのアイテムはたくさん取り入れています。
― 4話では、カッチリとしたジャケットの下に淡いブルーのシースルートップスを着られているのが印象的でした。シースルーも流行していますよね。
山田:はい、そうなんです。また、あのシーンは茅野の会社に中国から有名なデザイナーがやってくるという大事な場面だったので、“着飾らないガール”の茅野も少しだけ着飾っているんです。いつもより華やかに仕上げられたらなと思い、あのコーディネートにしました。
― そうだったんですね!では、読者が真似しやすいコーディネートのポイントはありますか?
山田:真柴のファッションも可愛いですが、茅野の服は真柴ほど勇気を出さずとも挑戦しやすいと思います。明るい色を取り入れる場合も、全身ではなくワンポイントに絞っているので、実際に会社で働くOLの方も真似しやすいのではないでしょうか。
― ありがとうございました。今後の茅野のファッションにも注目しています!
(modelpress編集部)
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