茅島みずき、なにわ男子・道枝駿佑と再共演「心強い」 注目集めた「メンズ校」撮影裏側エピソード明かす<モデルプレスインタビュー>
2021.02.21 08:00
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「ポカリスエット」「三菱パワー」などのCMで注目を集める女優・茅島みずき(かやしま・みずき/16)にモデルプレスがインタビュー。昨年10月期に放送されたテレビ東京系ドラマ「メンズ校」や、現在放送中のNHKドラマ「ここは今から倫理です。」(総合、毎週土曜よる11時30分~)に出演し、3月29日から上演されるなにわ男子・道枝駿佑主演舞台「Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-」にヒロインのジュリエット役として初めての舞台出演を控えている。今回はドラマの撮影エピソードや、舞台への意気込みなどを聞いた。<後編>
茅島は2004年7月6日生まれ、長崎県出身。芸能プロダクション「アミューズ」が2017年に開催したオーディション「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリを獲得し、芸能界入り。2019年3月には「第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」でモデルデビューを果たし、当時14歳とは思えない堂々としたウォーキングで初ランウェイを飾った。
同年4月、“ブレイク女優の登竜門”とも言われる「ポカリスエット」のCMに起用され脚光を浴びる。2019年、BS日テレドラマ「恋の病と野郎組」の第1話ヒロインで女優デビュー。昨年8月に公開された映画「青くて痛くて脆い」でスクリーンデビューし、今年5月21日公開予定の映画「藍に響け」に出演。2月1日発売の雑誌「Seventeen」3月号より、専属モデルに加入するなど、活躍の幅を広げている。
茅島:「メンズ校」は同世代の女の子たちが観てくれていたので、連絡がたくさん来ました。「まさか出るなんて思っていなくて、たまたまテレビを観ていたら自転車に乗って現れたからびっくりした!」というような声は結構ありました(笑)。
― マドンナのようなポジションでしたが、演じてみていかがでしたか?
茅島:私が演じた鷹野エリカは不思議な雰囲気を持った謎が多い女の子で、道枝さんが演じた牧以外にはあまり感情を表に出さず、牧に対しても話が進んでようやく素を見せるという役柄だったので、どのタイミングでどれくらい感情を見せたらいいのかが難しく、悩みました。狩山俊輔監督とは「青くて痛くて脆い」でもご一緒させていただいて、今回が2回目だったので、現場では安心して臨むことができました。
― コミカルなシーンもありましたが、その切り替えも難しかったのでは?
茅島:大橋(和也)さんが演じた藤木に告白されて振るシーンは、テンポ感が大事だと思ったので、そこは意識しました。狩山監督と話し合って、「藤木が言いかけている時にズバッと振っちゃっていいよ!」と言われたので、バッサリと(笑)。大橋さんは本番でテストとは違うことをしてきたりして、「そっちか!」とびっくりして面白かったです(笑)。
― アドリブですか?
茅島:アドリブだと思います。みんな笑いが堪えられなくて、笑ってしまった時がありました(笑)。現場では何度も笑いが起こっていました。
― 和気あいあいとした撮影現場だったんですね。
茅島:はい。私は道枝さんと大橋さんとのシーンが多かったので、他のメンバーの方とはあまり話せていないのですが、仲が良いんだなというのはとても伝わってきました。夏の撮影で、場所が徳島で暑かったので、私はすごく日に焼けて汗もかいて、「あっつ~」と言っていたのですが、道枝さんを見ると全然汗をかいていなくて、「さすがですね」と話しました(笑)。
茅島:今回役作りのために人生で初めて髪の毛を染めました。もともと地毛が焦げ茶だったのですが、明るく染めるというのも自分の中では一つの挑戦で、染めたらみんなからの評判も良くて染めて良かったですし、自分が演じたい姿に近づけたなと思います。
― 山田裕貴さんと共演した感想をお聞かせください。
茅島:山田さんは本当に素晴らしくて、現場で学べることが多いです。山田さん演じる高柳先生はクールで無口な役なのですが、山田さん自身はすごく面白い方で、現場でも常に盛り上げてくれますし、お芝居に取り組む姿勢など一つ一つが勉強になります。困っていたらすぐに助けてくれるので、尊敬するところしかないです。
― では、本当に先生のような感じですか?
茅島:現場ではお兄ちゃん感が強いです。親しみやすさがあります。
― 素敵ですね。学園ドラマということで、同世代の生徒役の方も多いと思いますが、現場はどのような雰囲気ですか?
茅島:撮影初日はびっくりするくらい静かでした(笑)。私は喋ることが好きなので、吉柳咲良ちゃんとずっと喋っていたのですが、みんな静かだったので私たちの会話が丸聞こえで、後々聞いたらみんな「この空気、大丈夫なのかな?」と思っていたらしいです(笑)。それこそ山田さんが盛り上げてくれて喋れるようになったので、今はみんなすごく仲が良くて、本当の学校以外にもう一つの学校があるみたいな感じで楽しいです。
― 同世代との共演は演じやすいですか?
茅島:同世代だからこそ勉強になったり刺激になったりする部分があるので、楽しいしですし、自分にとっては学べる場所です。
― 茅島さんが現役高校生ということもあって今は学園ドラマの作品が多いですが、今後学園ドラマ以外で挑戦してみたい作品や役柄はありますか?
茅島:役柄としては、二面性のある役に挑戦したいです。飯豊まりえさんの「暗黒女子」という映画を観て、私もあのような作品に出てみたいと興味を持ちました。将来的には、朝ドラにも出演できたらいいなと思っています。
― すごく合いそうです!事務所の先輩方もたくさん朝ドラに出られていますね。
茅島:はい。私も先輩方のように、朝ドラに出られるよう頑張りたいです。いつかはヒロインもやれたらいいな、とは思いますが、そのためにちゃんと実力をつけたいです。
茅島:全体での稽古が始まる前に、道枝さんと2回くらい発声と滑舌の稽古をしてました。発声・滑舌に関しては自宅で出来るトレーニングを教えていただいて、家に持ち帰って練習しています。現代の言葉ではないので、台詞の言い回しが難しく、分量もすごく多いため、頑張って自分の中に落とし込んでいる状態です。舞台に出て成長できることはたくさんあると思うので、良いものにして自分も成長できたらなと思います。
― 台詞はどのように暗記しているんですか?
茅島:ひたすら読んでひたすら声に出して覚えています。これまでのドラマや映画だと、相手役の台詞を録音して自分の台詞部分を空けて練習するのですが、今回の作品は一人で長台詞を話すことが多いので、とにかくひたすら読んで覚えるのみです!
― ジュリエット役を演じることに対しての心境をお聞かせください。
茅島:ジュリエットの年齢は14歳なのですが、結婚して相手のことが好きすぎて死を選んでしまうという、14歳とはいえすごく覚悟があり、ブレない芯の強さを感じました。相手のことがすごく好きで好きで眠れない、というような、14歳ならではの天真爛漫さはしっかりと出していけたらと思っています。
― 共演経験のある道枝さんと組むことはやはり心強いのでしょうか。
茅島:最初の稽古で久しぶりにお会いした時に「再共演が思ったよりも早いですね」と話しました(笑)。またこうしてご一緒する機会があって嬉しいですし、とても心強いです。みんなで相談しあいながら、素敵な作品作りが出来たらいいなと思っています。
茅島:私もまだまだ自分の夢が叶ったわけではないので、皆さんに言えることは少ないのですが、人生にチャンスは何回も訪れないので、今自分にチャンスが来ていると感じたら、失敗を恐れずにまずは挑戦してみることが大事なのかなと思います。
― 素敵なアドバイスをありがとうございます。最後に、モデルプレスの読者へメッセージをお願いします。
茅島:今回初舞台でとても緊張しているのですが、皆さんに良い作品を届けられるように頑張りますので、楽しみにしていてください!
― ありがとうございました。
スラリとした長身で、一見大人びた印象を持つ彼女だが、よく笑うチャーミングなその姿に、編集部も終始魅了されていた今回のインタビュー。 “朝ドラヒロイン”という目標に向かって、国民的女優への階段をのぼる彼女の未来に期待したい。(modelpress編集部)
出身地:長崎県
身長:170cm
特技:ゴルフ (ベストスコア70、全国大会出場経験あり)
同年4月、“ブレイク女優の登竜門”とも言われる「ポカリスエット」のCMに起用され脚光を浴びる。2019年、BS日テレドラマ「恋の病と野郎組」の第1話ヒロインで女優デビュー。昨年8月に公開された映画「青くて痛くて脆い」でスクリーンデビューし、今年5月21日公開予定の映画「藍に響け」に出演。2月1日発売の雑誌「Seventeen」3月号より、専属モデルに加入するなど、活躍の幅を広げている。
茅島みずき「メンズ校」鷹野エリカ役で注目浴びる 道枝駿佑・大橋和也らとの共演エピソード
― ドラマや映画への出演が増えていますが、「メンズ校」では鷹野エリカ役としてメインで出演していたので、反響が大きかったのではないですか?茅島:「メンズ校」は同世代の女の子たちが観てくれていたので、連絡がたくさん来ました。「まさか出るなんて思っていなくて、たまたまテレビを観ていたら自転車に乗って現れたからびっくりした!」というような声は結構ありました(笑)。
― マドンナのようなポジションでしたが、演じてみていかがでしたか?
茅島:私が演じた鷹野エリカは不思議な雰囲気を持った謎が多い女の子で、道枝さんが演じた牧以外にはあまり感情を表に出さず、牧に対しても話が進んでようやく素を見せるという役柄だったので、どのタイミングでどれくらい感情を見せたらいいのかが難しく、悩みました。狩山俊輔監督とは「青くて痛くて脆い」でもご一緒させていただいて、今回が2回目だったので、現場では安心して臨むことができました。
― コミカルなシーンもありましたが、その切り替えも難しかったのでは?
茅島:大橋(和也)さんが演じた藤木に告白されて振るシーンは、テンポ感が大事だと思ったので、そこは意識しました。狩山監督と話し合って、「藤木が言いかけている時にズバッと振っちゃっていいよ!」と言われたので、バッサリと(笑)。大橋さんは本番でテストとは違うことをしてきたりして、「そっちか!」とびっくりして面白かったです(笑)。
― アドリブですか?
茅島:アドリブだと思います。みんな笑いが堪えられなくて、笑ってしまった時がありました(笑)。現場では何度も笑いが起こっていました。
― 和気あいあいとした撮影現場だったんですね。
茅島:はい。私は道枝さんと大橋さんとのシーンが多かったので、他のメンバーの方とはあまり話せていないのですが、仲が良いんだなというのはとても伝わってきました。夏の撮影で、場所が徳島で暑かったので、私はすごく日に焼けて汗もかいて、「あっつ~」と言っていたのですが、道枝さんを見ると全然汗をかいていなくて、「さすがですね」と話しました(笑)。
茅島みずき、人生初の染髪 “先生”山田裕貴は「尊敬するところしかない」
― 現在は「ここは今から倫理です。」でメインの生徒役として出演していますが、役作りなどはいかがですか?茅島:今回役作りのために人生で初めて髪の毛を染めました。もともと地毛が焦げ茶だったのですが、明るく染めるというのも自分の中では一つの挑戦で、染めたらみんなからの評判も良くて染めて良かったですし、自分が演じたい姿に近づけたなと思います。
― 山田裕貴さんと共演した感想をお聞かせください。
茅島:山田さんは本当に素晴らしくて、現場で学べることが多いです。山田さん演じる高柳先生はクールで無口な役なのですが、山田さん自身はすごく面白い方で、現場でも常に盛り上げてくれますし、お芝居に取り組む姿勢など一つ一つが勉強になります。困っていたらすぐに助けてくれるので、尊敬するところしかないです。
― では、本当に先生のような感じですか?
茅島:現場ではお兄ちゃん感が強いです。親しみやすさがあります。
― 素敵ですね。学園ドラマということで、同世代の生徒役の方も多いと思いますが、現場はどのような雰囲気ですか?
茅島:撮影初日はびっくりするくらい静かでした(笑)。私は喋ることが好きなので、吉柳咲良ちゃんとずっと喋っていたのですが、みんな静かだったので私たちの会話が丸聞こえで、後々聞いたらみんな「この空気、大丈夫なのかな?」と思っていたらしいです(笑)。それこそ山田さんが盛り上げてくれて喋れるようになったので、今はみんなすごく仲が良くて、本当の学校以外にもう一つの学校があるみたいな感じで楽しいです。
― 同世代との共演は演じやすいですか?
茅島:同世代だからこそ勉強になったり刺激になったりする部分があるので、楽しいしですし、自分にとっては学べる場所です。
― 茅島さんが現役高校生ということもあって今は学園ドラマの作品が多いですが、今後学園ドラマ以外で挑戦してみたい作品や役柄はありますか?
茅島:役柄としては、二面性のある役に挑戦したいです。飯豊まりえさんの「暗黒女子」という映画を観て、私もあのような作品に出てみたいと興味を持ちました。将来的には、朝ドラにも出演できたらいいなと思っています。
― すごく合いそうです!事務所の先輩方もたくさん朝ドラに出られていますね。
茅島:はい。私も先輩方のように、朝ドラに出られるよう頑張りたいです。いつかはヒロインもやれたらいいな、とは思いますが、そのためにちゃんと実力をつけたいです。
茅島みずき、初舞台でジュリエット役に抜擢 意気込み語る
― 先程もお話に出た道枝さんとは、舞台「Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-」で再共演されますが、初舞台を前に何か準備していることはありますか?茅島:全体での稽古が始まる前に、道枝さんと2回くらい発声と滑舌の稽古をしてました。発声・滑舌に関しては自宅で出来るトレーニングを教えていただいて、家に持ち帰って練習しています。現代の言葉ではないので、台詞の言い回しが難しく、分量もすごく多いため、頑張って自分の中に落とし込んでいる状態です。舞台に出て成長できることはたくさんあると思うので、良いものにして自分も成長できたらなと思います。
― 台詞はどのように暗記しているんですか?
茅島:ひたすら読んでひたすら声に出して覚えています。これまでのドラマや映画だと、相手役の台詞を録音して自分の台詞部分を空けて練習するのですが、今回の作品は一人で長台詞を話すことが多いので、とにかくひたすら読んで覚えるのみです!
― ジュリエット役を演じることに対しての心境をお聞かせください。
茅島:ジュリエットの年齢は14歳なのですが、結婚して相手のことが好きすぎて死を選んでしまうという、14歳とはいえすごく覚悟があり、ブレない芯の強さを感じました。相手のことがすごく好きで好きで眠れない、というような、14歳ならではの天真爛漫さはしっかりと出していけたらと思っています。
― 共演経験のある道枝さんと組むことはやはり心強いのでしょうか。
茅島:最初の稽古で久しぶりにお会いした時に「再共演が思ったよりも早いですね」と話しました(笑)。またこうしてご一緒する機会があって嬉しいですし、とても心強いです。みんなで相談しあいながら、素敵な作品作りが出来たらいいなと思っています。
茅島みずきの“夢を叶える秘訣”
― 茅島さんは様々なお仕事に挑戦していますが、今思う“夢を叶える秘訣”をお聞かせください。茅島:私もまだまだ自分の夢が叶ったわけではないので、皆さんに言えることは少ないのですが、人生にチャンスは何回も訪れないので、今自分にチャンスが来ていると感じたら、失敗を恐れずにまずは挑戦してみることが大事なのかなと思います。
― 素敵なアドバイスをありがとうございます。最後に、モデルプレスの読者へメッセージをお願いします。
茅島:今回初舞台でとても緊張しているのですが、皆さんに良い作品を届けられるように頑張りますので、楽しみにしていてください!
― ありがとうございました。
スラリとした長身で、一見大人びた印象を持つ彼女だが、よく笑うチャーミングなその姿に、編集部も終始魅了されていた今回のインタビュー。 “朝ドラヒロイン”という目標に向かって、国民的女優への階段をのぼる彼女の未来に期待したい。(modelpress編集部)
茅島みずき(かやしま・みずき)プロフィール
生年月日:2004年7月6日出身地:長崎県
身長:170cm
特技:ゴルフ (ベストスコア70、全国大会出場経験あり)
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