広瀬アリス、関ジャニ∞大倉忠義にキュンとした撮影エピソード “恐妻”役で「かなりのインパクトを残したかった」<「知ってるワイフ」インタビュー>
女優の広瀬アリス(ひろせ・ありす/26)が、ヒロインを務めるフジテレビ系新木曜劇場「知ってるワイフ」(毎週木曜よる10時~ ※初回15分拡大)が2021年1月7日よりスタート。このほど広瀬がモデルプレスらのインタビューに応じ、主演の関ジャニ∞大倉忠義との撮影エピソードや、作品の見どころを語ってくれた。
関ジャニ∞大倉忠義主演、広瀬アリスがヒロインの「知ってるワイフ」
本作は、韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで2018年8月~9月に放送された同名ドラマが原作。「結婚生活、こんなはずじゃなかった!あの頃に戻って人生をやり直したい!」と日々嘆く恐妻家の主人公・剣崎元春(大倉)が、ある日突然過去にタイムスリップして、妻を入れ替えてしまうところから始まるストーリー。
広瀬は元春の恐妻で2児の母親の澪役。高校時代、バスで財布を拾ってわざわざ届けてくれた元春に一目ぼれし、頼み込んで家庭教師になってもらい積極的にアタックし結婚。タイムスリップ後の世界では、澪は独身となり、1人の自立したキャリアウーマンになる。
広瀬アリス、2児の母親役オファーに「もうそういう年齢になったんだな」
― 子どもを持つ主婦役を演じるのは初めてということで、改めてオファーが来たときの心境を教えて下さい。広瀬:今まで若くして子どもを生むという役を演じたことはあったんですけど、こういった主婦役は初めてなのでまず「もうそういう年齢になったんだな」と思いました(笑)。台本を読んだときに自分が想像していた以上に壮絶というか、夫婦仲がリアルに描かれていてそこはちゃんと演じたいと思ったし、とにかく楽しみでした。
― 母親を演じて改めて母親のすごさを感じることもありましたか?
広瀬:実際子役の子が泣いちゃって撮影が進まないこともあって、あやして機嫌を取ることはすごく大事だなと思いました。自分もセリフを確認したりしたかったんですけど、それよりもまずコミュニケーションを取った方が自然と出てくる言葉で会話できたし、結果的にそういうところを本番で使って頂いたこともありました。私はその撮影中だけあやしていればいいですけどこれが毎日続くとなるとプラス家事もありますし、“お母さん”は本当にすごいなと思いました。子役の子を自転車で後ろと前にひとりずつ乗せるシーンもあるんですけど、めちゃめちゃ怖かったです。
広瀬アリス“恐妻”演技のこだわり「かなりのインパクトを残したかった」
― “恐妻”を演じる上で意識したことは?広瀬:普通に怒っているんじゃないと台本を読んで分かりました。韓国のドラマも観させて頂いたら「結構奇声に近い」という印象があったのでそれに近づけたいなと。もちろん喋るペースやトーンも全部考えて段取りやテストや本番で合わせていきましたが、やっぱりかなりのインパクトを残したかったので思いっきりどならせて頂いたし、物を投げるときはどっちかというと大倉さんめがけて投げていました(笑)。
― 大倉さんの反応は?
広瀬:「当てる?」って言っていました(笑)。
― 広瀬さん自身は夫としての元春さんはどう思いますか?
広瀬:ダメだと思います(笑)。女性から見た元春は、ちょっと子どもっぽいというか視野が狭いと思いますね。
― 元春と澪の関係性はどう思いましたか?
広瀬:「もっともっと言葉にすれば良いのにな」とは客観的に思いました。「ありがとう」も「ごめんね」も「こうして欲しい」も全部言葉にしないと伝わらないですし、それは夫婦仲だけでなく人間関係全部に通じると思います。
広瀬アリス、大倉忠義演じる元春は「母性本能をくすぐられる」
― 広瀬さんにとって一番地雷な元春の部分は?広瀬:人の話を聞かないのが全てにおいて嫌かもしれないです。
― そういうとき広瀬さんだったらどうしますか?
広瀬:嫌味のように気づくまでずっと大きい声で言います。家族にもそうですけど、バンッと怒るよりは追い詰めていくタイプなので突発的には怒らない。あんまり怒らないんですけど、敵に回したらやっかいかもしれないですね(笑)。
― 過去やタイムスリップ後の元春さんはどうですか?
広瀬:元春さんは澪と違って記憶が一緒だというのがあるんですけど、いつになってもずっと同じキャラクターです。憎めなくてどこか放っておけない存在なので母性本能をくすぐられます。
― それは大倉さんが演じていらっしゃるからでしょうか?
広瀬:それはすごくあると思います。もちろん元春のまんまではないですけど可愛らしい雰囲気があります。
広瀬アリス、自粛期間明けの撮影に苦労も
― 大倉さん自身の印象はどうでしたか?広瀬:ふわふわした方だなと(笑)。結構スケジュールがハードだったので「一緒に頑張ろう!」と毎日撮影していました。関係性上、仲良くなる役でもないかなと思っていたのでほどよい距離感でお芝居をしてとてもやりやすかったです。
― 撮影の合間はどうやって過ごされていましたか?
広瀬:私はずっとゲームしていました、大倉さんもゲーム(笑)。今回の現場は皆マイペースだったので空き時間は個人の時間を楽しむという感じでした。
― 撮影全体で印象的だったことは?
広瀬:結構初日から大変で、自粛明けすぐだったので勘が戻らなくてそっちに必死だったかもしれないです。ここ数年色んな作品を続けてやらせて頂いていたので、すんなり入ってくることが多かったんですけど、やっぱり2ヶ月台本を読まない日々が続くと普通のセリフですら入ってこなくて少し苦労しました。
広瀬アリス、大倉忠義にキュンとしたシーン
― 過去の回想シーンや、タイムスリップ後の世界では女子高生やキャリアウーマンと様々な顔を見せていますが、どのように演じ分けましたか?広瀬:澪の役は1人の人をずっと演じている感覚がなくて、学生からお母さん、キャリアウーマンまで色んな役をやっていたので同じようにしなくて良いのかなと思って、もちろん見た目も違いますし別人を演じている感覚でした。学生服はもう恥ずかしいですね(照)。なんだかんだ毎年お芝居で着ているんですけど年々恥ずかしくなってきます。
― 「恋愛がメーンのドラマは25歳にして今回が初めてです」とコメントされていて意外に感じました。
広瀬:同世代の女優さんが土屋太鳳ちゃん、川口春奈ちゃん、松岡茉優ちゃんとかなんですけど、皆が制服で胸キュン映画やってるときに私は「釣りバカ日誌」でワイワイやっていました(笑)。どちらかというと社会派の作品が多かったんです。
― 今回、恋愛ドラマらしい胸キュンシーンの撮影はいかがでしたか?
広瀬:恋愛ものをがっつりやってきたタイプじゃなかったので、大倉さんと「ちょっと恥ずかしいね」と言いながら撮影していました。免疫がないのでシンプルに見つめ合うのが一番恥ずかしかったです。まだアクションがある方が顔も見なくていいんですけど…。腕組むときも「失礼します」みたいな感じでした。
― 回想の女子高生時代のシーンは?
広瀬:制服を着ると気持ちも若返るし、猛アタックしていく女の子だったのでそこは勢いに任せてワッ-と言えて楽しかったです。あんなに積極的にアタックするのは私自身は絶対無理なので羨ましいですね。
― 元春さんに演じていてキュンとしたシーンありますか?
広瀬:最後の方なんですけど、お疲れモードで髪の毛がワッサーと乱れているシーンがあって、カッコよかったですね~(笑)。
(「そこ!?」とスタッフからツッコミ)
広瀬:ちょっと色気を感じたんです。私、乱れた髪に色気を感じるタイプなんです!いつも元春さんは髪の毛を上げているので、そのギャップで私みたいなタイプは皆「キャー!いつもの感じじゃない」とキュンとすると思います(笑)。俳優さんが朝現場入りするとき、ヘアセットする前の髪型もすごい好きです。学生のときもどっちかというとぼけっーと寝ぼけながら寝癖をつけてくる男の子を見るのが好きでした。
広瀬アリス、結婚は「まだいいかな(笑)」
― 今作を経て自身の結婚観に変化はありましたか?広瀬:演じて「ちょっと大変だな、もうちょっと1人の時間楽しみたい」と思ったので、まだ1人でいいかなって思いました(笑)。子どもがいてわちゃわちゃしているのも楽しいんだろうなと思ったし、キッチンの前に子どもたちの小さいコップとかキャラクターものが置いてあるのも可愛いと思ったりしたんですけど、シンプルに今ではないかなと。
― キャスト発表の際、「過去に戻りたいと私も常に思っています」とコメントされていましたが、広瀬さんの戻りたい過去は?
広瀬:もう1回学生生活をしっかり過ごしたいです。中学3年生で上京する機会が多くて卒業式の前日まで東京にいたのでもっともっと学生を楽しみたかったですね。帰り道に何か買って食べて帰るとか、そういう普通のことでいいので。全然卒業アルバムに載ってなかったんですけど、たまたま久々に学校行ったときにアルバムのカメラマンさんが来たことがあって、そのとき体操着忘れて全然違う人の苗字の入ったものを借りていて、それがアルバムに写っているのが恥ずかしい思い出です(笑)。
― 改めて注目して欲しい見どころを教えて下さい。
広瀬:ファンタジーラブストーリーなんですけど夫婦のリアルなシーンや、元春と澪以外のキャラクターのバックグラウンドも掘り下げていったりするので人間関係を改めて考えさせられる作品になっていると思います。あとは「元春頑張れ!」って応援したくなると思うのでぜひ存分に大倉さんを楽しんで頂きたいです!
(modelpress編集部)
広瀬アリス(ひろせ・ありす)プロフィール
生年月日:1994年12月11日出身地:静岡県
血液型:AB
身長:165cm
趣味・特技:乗馬、バスケットボール
2008年女優デビュー。「Seventeen」専属モデル(2009-2015)を経て、多数のドラマ・映画に出演。近年の主な出演作に連続テレビ小説「わろてんか」(2017)、ドラマ「探偵が早すぎる」(2018)、「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」(2019)、「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」「七人の秘書」(2020)、映画「氷菓」「巫女っちゃけん。」(2018)、「AI崩壊」、(2020)「サイレント・トーキョー」(公開中)など。バラエティ番組「アナザースカイII」ではMCを務める。
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