小西桜子(C)モデルプレス

“ネクストブレイク筆頭”小西桜子、ドラマ主演続々抜てき 反響と手応えを語る<インタビュー>

2021.01.05 05:00

“令和注目の女優”と呼び声が高い女優の小西桜子(22)。テレビ大阪で2021年1月9日スタートのドラマ「京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ~」(毎週土曜、深夜0時56分~ ※1話は深夜1時26分~・BSテレ東、毎週土曜、深夜0時~)にも主演が決まっており、今や飛ぶ鳥を落とす勢いだ。今回、モデルプレスはそんな彼女にインタビューを行い、関西での撮影秘話や、女優としての手応え、オフの話をじっくり聞いた。

  

NON STYLE石田明が脚本「京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ~」


中村俊介、小西桜子、新津ちせ(C)「京阪沿線物語」製作委員会
同作は、NON STYLEの石田明が連続ドラマ初脚本を手掛けたヒューマンドラマ。映画や舞台の脚本などで多彩な才能を発揮するM-1グランプリ王者の石田が、関西を舞台に笑いあり涙ありの人情ドラマで新境地を開く。

小西桜子(C)「京阪沿線物語」製作委員会
映画「初恋」(2020年)のヒロイン、テレビ東京のドラマ「猫」(2020年)の主演など、2020年の話題作に多数出演した小西は、同作で自分を見失い思い悩む小説家・井町潤役を演じる。

小西桜子主演「京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ~」


小西桜子(C)モデルプレス
― 今回ドラマ「京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ~」の主演おめでとうございます。決まったときの心境と、作品の見どころをお聞かせください。

小西:まず、脚本を読ませて頂いて、すごく面白いなって思いました。私は関東出身なので、あまり関西に馴染みがなかったので、関西ならではの会話のキャッチボールの面白さを改めて感じました。読んでいても、ジーンと胸があったかくなるような人情味あふれるお話なので、そこがこのドラマの1番の魅力かなと思います。

― 今回、自分を見失い思い悩む若い小説家という役柄ですが、役作りで苦労したところはありますか。

小西:私が頂いた潤という役は、自分を見失って東京から逃げて来る役なのですが、そこで、関西の人たちの温かみに触れて彼女が少しずつ変わっていきます。役については、監督から「関西のことを勉強する必要とか全然ないし、本当に全然わからないまま身を委ねて、そのまま自然に反応していけばいいよ」って言われていたので、私も考えすぎずに、割と自然な感じで演じることが出来ましたね。

小説家という職業は、自分で経験したことがなくて想像しかできなかったんですけれど、活字に触れるようには意識していました。「1作目は良かったけど、2作目で書けなくなって…」みたいなところは割と自分の仕事でも置き換えられるような気もしますし、そこは共感できるなと思ったので、あまり考えすぎずにすんなり演じられたのではないかなと思います。

“令和のヒロイン”、女優としての小西桜子


― デビューから今までを振り返って、女優としての手ごたえはいかがでしょうか。

小西:最初は嬉しい気持ちや、やる気がすごくあったんですけど、それが現場だとなぜかうまく出せなくて。大きい作品に出させて頂くことがあっても、自分が女優として何か強い印象とかを作品に残せたかな…と悩むことはありました。やり方もよく分からない状況でしたし、演じることが難しかったですね。

でも、本当にいろんな作品に出させて頂くにつれて、見てくださった方が私の役に対して「良かった」などの感想をいただけることが多くなったので、ちゃんと作品の中で何か印象を残せているのかなって思えるようにはなりました。

小西桜子(C)モデルプレス
― 小西さんが今後、女優として挑戦したい役や作品のジャンルなどはありますか?

小西:やってみたいなと思ったのは怒る役です。今まで、怒る感情がベースにある役をやってみたいことがないから、やってみたいなと。怒りっていうのがベースにあって、世の中への怒りなどが溜まっている役が良いです。ヒールと言うより…どちらかと言えばダークヒーローに近いですかね(笑)。

― 今回、主に関西で撮影がありましたが、プライベートやデートで行きたいなと思った場所はありますか?

小西:大阪がすごく楽しかったです。京都は何度か行ったことがあったのですが、大阪は初めてだったので。ひらパー(ひらかたパーク)とか行かせて頂いて、すごく楽しかったです!休園日に撮影で使わせて頂いたので、乗り物とかも楽しみきれてなかったところもあるので、また機会があればプライベートで行きたいなと思います。

遊園地では乗り物が好きです、大阪で乗った時はめちゃくちゃ楽しかったです。デートで遊園地に行くとすれば、ジェットコースターに乗れるような方が良いですね、一緒に乗りたいです。

小西桜子、オフは料理に挑戦


小西桜子(C)モデルプレス
― 最近ハマっていることや、オフができたらやりたいことはありますか。

小西:自炊をしようかなぁと思っていて。この「京阪沿線物語~」の撮影でしばらく地方に行ったりしてホテルに泊まる事が多くて、あまり自炊はせずにおいしいご飯を食べさせて頂いてたのですが、クランクアップして時間もあるので、自炊してみようかなと今考えています。

最近、母親がオリーブの実をいっぱいくれたので、これ入れたら美味しいかなと思って、オリーブの実を切り刻んで、卵焼きに入れてみました。おいしかったです。

― 今後、作ってみたい料理はありますか?

小西:ポトフとか簡単そうなので作ってみたいです。あまり具材をいっぱい入れる料理は作れないんですけど、普通にお野菜いっぱいの“一汁三菜”みたいな栄養いっぱいな献立が作れるようになりたいですね。

― 最後に、モデルプレス読者に向けて“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。

小西:すごく大げさかもしれないけれど、今が当たり前じゃないと思うこと。私は、「明日何があるかわからないな」って最近特に思うので。もし、目の前にチャンスがあったら、必ず掴んだ方がいいと思います。

当たり前にできていた仕事も、出来なくなるかもしれないと思ったら、私もすごく気持ちが変わったので。大げさかもしれないけど、そんな気持ちで「目の前のことに全力でやっていく」というのが大事なのかなって思います。

― ありがとうございました。(modelpress編集部)

衣装協力:SHIROMA、プリマクレール・アタッシュプレス
スタイリスト:吉田ナオキ

小西桜子(こにし・さくらこ)プロフィール


小西桜子(C)モデルプレス
生年月日:1998年3月29日
出身地:埼玉県
血液型:A型
趣味:水泳、ボート、映画鑑賞、絵を描くこと

映画「ファンシー」(2020年)、「初恋」(2020年)、「猿楽町で会いましょう」(2020年)など2020年にあらゆる作品に出演。テレビドラマでは、ABCテレビ・テレビ朝日「年下彼氏」(2020年)、「映像研には手を出すな!」(MBS)など話題作にも多数出演している。今年11月から放送したドラマ「猫」では、俳優の前田旺志郎と地上波連続ドラマ初主演を務めた。
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