「恋する母たち」磯村勇斗、吉田羊とのラブシーンは“打ち合わせ一切なし” 話題の肉体美・にじみ出る色気の秘密<モデルプレスインタビュー>
2020.11.20 08:00
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壁ドンに全裸待機、人気のないオフィスでの強引なキス―。TBS系金曜ドラマ『恋する母たち』(毎週金曜よる22時)で、既婚者である年上上司・優子(吉田羊)にアクセル全開でアプローチする年下イケメン・赤坂剛を演じる磯村勇斗が話題だ。
「恋する母たち」赤坂くんに落ちる視聴者続出中
赤坂は何事もスマートにこなし将来を期待されている若手社員。上司である優子に惹かれていき、オフィスで壁ドンをして意識させたかと思えば、ひょんなハプニングから同じ部屋に宿泊することになった出張先では「もう我慢出来ないです、俺」と全裸でベッドに押し倒す。ついに深い関係に発展すると、若さゆえか「離婚して?僕だけの優子さんになってほしい」と独占欲は止まらず。「性欲はもって3年。私達は今、性欲に支配されている」とたしなめる優子に「性欲だけじゃない。この先50年だって一緒にいたい。結婚しよう」と思いをぶつける。
吉田羊との打ち合わせは一切なし にじみ出る色気は意識している?
優子と2人の時に見せる甘えた口調や色気、困惑するほどまっすぐにぶつかってくる赤坂に落ちる視聴者が続出しているが、「ありがたいですね。赤坂やドラマ全体が女性たちに刺さっているのは嬉しいです」と反響の大きさを喜んだ磯村。中でも2話の壁ドンや3話の全裸待機など優子とのラブシーンは大きな話題を集めているが、意外にも吉田とは一切打ち合わせをしていないという。
「ほかのどのシーンでも、羊さんとは事前にそういう芝居の話は一切していないんです。もうその場でお互いが持ってきたものをぶつけ合う。それが羊さんのスタイルでもあるので、僕もそれに合わせていこうと。お互いのリズムはわかってきているとは思うので、どんどん心が通じ合ってきている感じがしています」。
3話で披露した肉体美も注目を集めたが、撮影に向け背中周りのトレーニングを強化。「あんまり鍛えすぎても赤坂っぽくないかなと思ったので、いい具合を探りながら、見られても大丈夫な体を作りました」と振り返った。
肉体だけでなく、にじみ出る色気も赤坂の人気を押し上げているが、特に意識はしていないそうで「もうこれは本当にメイクさんと撮り方のおかげ(笑)。本当に救われていると思います」と謙遜。
優子への絶妙な甘え具合も「自然にそうなっているんだと思うんですよね。やっぱり年上女性には甘えたくなるところがあると思うので、男の子はみんなこんなふうにやっているんじゃないかな、というのはちょっと考えてやっています」と明かす。
4話のラストでは、優子の夫・シゲオ(矢作兼)に密会現場を見られるという修羅場に。
磯村自身もまだ最終話の展開を知らないそうで、今後の見どころについて「僕としてはもう一度優子さんに思いっきり気持ちを伝えてほしいなと思っています」と期待を込めて語った。
“ハマり役”を更新し続ける磯村勇斗が見据える2021年
赤坂について、「引っかき回している感じはあるんですけど、すごく仕事もできて上司を支えられる。男から見てもできる男」と印象を語った磯村。「仮面ライダーゴースト」(2015/テレビ朝日)で注目を集め、さらに知名度を上げるきっかけとなった朝ドラ「ひよっこ」(2017/NHK)の好青年・ヒデ、そこから真逆の不良役「今日から俺は!!」(2018/日本テレビ)の相良、「きのう何食べた?」(2019/テレビ東京)で演じた同性愛者の中性的な青年・ジルベールなど、どの作品でもその確かな演技力で爪痕を残してきた。
28歳の今、『恋する母たち』への出演を決めた理由は、さらに新たな顔を表現するためでもある。
「今までこういった“ザ・恋愛もの”、特に大人ラブストーリーはやってきていなかったので、そろそろ挑戦してもいいのかなと」。
そんな磯村に作品選びの基準を聞いてみると、「基本的にお仕事をいただけることはありがたいこと」と前置きした上で、「自分として面白いか面白くないかというのもありますけど、似たような役にならないか、似た作品が続かないかというところはわりと意識している部分ではあります」と答えてくれた。
新型コロナウイルスの影響により、エンタメを取り巻く環境が大きく変わった2020年。磯村にとってどんな1年だったのだろうか。そして、作品ごとに“ハマり役”を更新し続ける磯村が見据える来年のビジョンは。
「世の中に負の雰囲気が漂っていて、すごく考えさせられる1年でしたね。生活様式が変わって生きづらくなったなとは思いますが、その中でも愛を持って接することが大事だなということに改めて気づくことができた年でもありました。俳優として様々なことに挑戦させてもらえる年もあったので、そういった意味ではプラスだったかなと思います。
来年はどんな1年になるんでしょうね?来年もちょっと変わった役にも挑戦していけたらいいなとは思っています。また赤坂とは違う役に出会えたらいいなという思いで俳優を楽しんでいけたら」。
(modelpress編集部)
磯村勇斗(いそむら・はやと)プロフィール
1992年9月11日生まれ、静岡県出身。2021年の待機作は映画「ヤクザと家族 The Family」(1月29日公開)、「きのう何食べた?」「東京リベンジャーズ」など。「恋する母たち」第5話あらすじ
赤坂(磯村勇斗)との密会を夫のシゲオ(矢作兼)に見られた優子(吉田羊)。ついにシゲオから「限界だ」と言われてしまう。さらに故郷の与論島でフリースクールを立ち上げようと準備をしていて、息子の大介(奥平大兼)も連れていくと告げられる。大介も麻蔵学園高校を退学し、シゲオについて行くつもりでいた。仲良く引っ越しの相談をする2人を前に、優子は居場所がなかった。しかし、疎外感を感じていたところに思わぬ声がかかる。一方、杏(木村佳乃)は息子の研(藤原大祐)のことで頭を悩ませていた。研は、斉木(小泉孝太郎)が自分の父親の駆け落ち相手の元夫であることを知り、ナーバスになって未だ家に帰ってこない。多感な年頃の研を心配した杏は、しばらく会うのをやめようと斉木に伝える。しかし、会えなくても、杏の好物を買い家の玄関先にそっと差し入れしてくれる斉木のさり気ない優しさに喜び、会えなくても心は通じ合っていると思われた2人だったが…。
その頃、まり(仲里依紗)は、温泉旅館で丸太郎(阿部サダヲ)と一晩を過ごし帰宅。先に帰っていた夫の繁樹(玉置玲央)から、浮気相手ののり子(森田望智)のことを謝られ複雑な心境だった。その繁樹が、辣腕弁護士の特集でテレビの密着取材を受けることに。まりは張り切って準備しようとするが、息子の繁秋(宮世琉弥)のことで意見がぶつかってしまう。子どもの気持ちなど考えず、見栄を張ることしか頭にない繁樹に、まりは一層不信感を募らせる。
夫と息子が与論島へ行き、一人で東京に残ることになった優子は、コジカフーズの社長から千葉支店への異動を打診される。千葉支店の営業部で成果をあげて本社に戻れば、出世コースだ。シゲオとの一件以来、優子のことが気がかりな赤坂だが…。そんな中、優子は赤坂の元彼女の有馬(結城モエ)から、呼び出される。
数日後、すっかり仲良くなった杏と優子とまり。喫茶店でいつものように女子会が開かれていたが、優子の口から飛び出した結婚時の衝撃的な告白に2人は驚愕する。
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