モデルプレスのインタビューに応じたゆんと、ヴァンビ (C)モデルプレス

美男美女YouTuberコンビ・ヴァンゆん、歌手デビューまでの“エモい”軌跡語る ライバルはEXIT<モデルプレスインタビュー前編>

2020.11.12 12:00

美男美女YouTuberコンビ“ヴァンゆん”が、12日に配信する楽曲『ラ・ラ・ランデヴー!』で、かねてからの夢であったアーティストデビューが決定。今回モデルプレスのインタビュー<前編>では、楽曲制作の裏話やMV制作秘話について語ってもらった。

  

“終わらない青春ラブコメ”ヴァンゆん

ヴァンビ”と“ゆん”、合わせて“ヴァンゆん”。「ヴァンゆんチャンネル」の登録者数は、11月12日時点で223万人を超える。これまで別々の事務所に所属していた2人だが、昨年芸能事務所・太田プロダクションへの所属を発表。

ゆん、ヴァンビ(C)モデルプレス
以降、YouTuberだけでなく、マルチタレントとして雑誌やテレビにも多数出演しているヴァンゆん。実際にはカップルではないが、カップルと思えるような絶妙な距離感が魅力の2人で、まさに“終わらない青春ラブコメ”を見ている気持ちにさせる不思議なコンビだ。公式チャンネルでは「はじめての同棲」「男女の友情は成立するの?」などの検証動画やドッキリ企画が人気で、ヴァンゆんにしか作れない企画は他の男女YouTuberとは一線を画している。

祝・アーティストデビュー「ヴァンゆんって激エモ!」

ヴァンゆんデビューシングル『ラ・ラ・ランデヴー!』ジャケット(提供写真)
― まず楽曲『ラ・ラ・ランデヴー!』の配信おめでとうございます。

ヴァンビゆん:ありがとうございます!

― 前回インタビューの時に、曲を出したいと仰っていたのですが、今回楽曲『ラ・ラ・ランデヴー!』の配信が決まった時の心境を教えてください。

ヴァンビ:元々僕がバンドマンで、ゆんちゃんがアイドル活動をしていたので、僕たちは音楽という面で失敗を経験しているんです。僕には「歴史に名を残す」という大きい夢があって、それを叶えるには音楽しかないと思っていました。音楽に関しては、2人とも一度は諦めた夢だったのですが、YouTubeを通して、目標に向かってがむしゃらに進んで行ったら、結果的に大きな夢に繋がっていたようで…。枝分かれして別の道に行った風に見えたと思うけど、頑張っているうちに、元々あった大きな一本の道に合流できた気がして、今すごくエモいなぁと思っています。

ゆん:泣けてきたぁ(笑)。私は、曲を出してアーティストデビューさせてもらうことが素直にとても嬉しいです。学生のころからマルチタレントになりたいと思っていたので、YouTubeを始めたり、ヴァンビ君と出会ってコンビになって、芸能事務所に所属させて頂いたりしたのですが、事務所に入った時にヴァンビ君が「じゃあ、俺、ゆんちゃんの夢を一緒に叶える、アラジンのジーニーになるよ!」って言ってくれたんです。

ヴァンビ:3つまでなら叶えてあげるよって(笑)。今、マルチタレントになれて、ゆんちゃんも僕もやりたかった音楽でアーティストデビューも出来て。あと1つですが、それは僕が叶えようと思っています。

ゆん:世界進出でお願いします。

ヴァンビ:世界進出…(笑)。世界進出してからの成功は保証できないですけど、とりあえず世界に飛ぶことは出来るので飛行機の予約だけは僕がします(笑)。

ゆん:話が脱線しちゃったので戻します(笑)。今、私は自分の目標が達成出来つつあるので、今度は私がヴァンビ君の夢を叶えるジーニーになりたいと思って音楽に挑戦した所もあります。特に今回は、彼の昔からの夢でもあった音楽の道に繋がった事だったので、色々ひっくるめてヴァンゆんってエモいなって改めて思いました。歌詞もエモいのですが、楽曲ができた当初、うれしい気持ちとなんとも言えないエモさが溢れてきて、激エモでしたね(笑)。エモ連発してみました!!

ゆん(C)モデルプレス
― デビュー曲『ラ・ラ・ランデヴー!』はどんな曲ですか?作詞にも挑戦したとお聞きしましたが、曲の中で注目して欲しいポイントがあれば教えて下さい。

ヴァンビ:僕たちのファンや、この曲を聴いた人みんなが楽しめるものにしたかったので明るい曲にしました。男女コンビの僕らは、「男女両方の気持ちがわかるぜ」っていう所が強みだなと思うんです。男女の掛け合いとか、僕らが普段生活をしていく中で経験してきた事が歌詞にふんだんに盛り込まれていて、男女共にどこかで共感できる部分があるように意識しました。「こういうの憧れるな」って部分がたくさん散りばめられているので、聴くだけでも良し、歌っても楽しい、見ても楽しい、そんな曲に出来たのではないかと思っています。

ゆん:同世代の子も楽しめる歌詞だと思うし、私たちよりも大人世代の方も「あ、こういう青春あったな、学生時代に」って懐かしめるような歌詞にもなっていると思います。そんな気持ちを意識して、ヴァンビ君と制作してきたので、老若男女愛される曲になってくれたらいいなって思います。それに、それぞれが初めてソロラップに挑戦しているので、是非注目して欲しいです。

ヴァンビ:僕のソロラップの一番良い所は、意味有りげな事を歌って、中身が何もないっていう所ですね。おすすめです!(笑)

― 作詞に関してはどういう風に担当分けをしたのですか?

ヴァンビ:自分たちで「こういう言い回しにしたい」とか、「これを歌いたい」みたいなワードを随所に入れさせて頂いた感じです。2人で意見を出し合って1曲を作り上げました。

ゆん:サビとかメロディ、Aメロ、Bメロとかは二人で出し合ったりして、ソロの所はお互いが好きなように相手に任せて、という感じで進めました。ラップ自体にそれぞれの色が強く出ていると思います。

ヴァンビ:ラップシーンはMVとかでもすごくこだわっていて、面白い物が出来たなと思います。

ゆん:ヴァンゆんらしく、ボケと突っ込みの絡みがあってファンの方も楽しめるし、合間にセリフや合いの手も挟んでいるので、友だちとカラオケに行ってみんなで歌った時に、盛り上がれて仲良くなってくれるといいなあと思います。

― 先程、少しお話に出ましたがMVの制作中の秘話や、撮影中に苦労した所などがあればお聞かせ下さい。

ヴァンビ:これは大々的に言っていきたいのですが…。

ゆん:声を大にして(笑)。

ヴァンビ:MVの撮影に24時間かかりました!ぶっ通しで!朝の5、6時から始まり、終わったのは次の日の朝5、6時でした。衣装や場面チェンジ、外ロケなどとにかく詰め込みたい物を全て1日に詰め込んでいたら、そうなってしまいましたね。ダンスを入れるので振付をつけてもらったのですが、ギリギリまで「こっちが良いんじゃないか」「あっちが良いんじゃないか」ってかなり考えて。

ゆん:当日に変更したりして。

ヴァンビ:そう!当日のギリギリまでやりました。

ゆん:「ダンスシーン撮ります」って言われる直前までね。

― ダンスはご自身で振付をしたのですか?

ゆん:振付師さんと一緒に私たちも案を出し合いながら「ここはもうちょっとこうした方が可愛くないですか?」という風にみんなで作りあげました。ダンスパートがあった方がMVを見た時に真似したくなると思ったので、そんな振付にしてみました。

ヴァンビ:それこそ、YouTubeやTikTokとかで“踊ってみた動画”が出来るような、「聞いて良し、見て良し、踊って良し」の三拍子が揃った曲になっております。

― ありがとうございます。歌手として、今後共演してみたいアーティストはいますか?

ヴァンビ:昔からずっと言っているんですけど、ジャスティン・ビーバー…。

ゆん:でっか(笑)でっかいよ~(笑)。私は共演したいアーティストと言うよりは、アニメとコラボしたいなと思っています。アニメのテーマソングとか。

ヴァンビ:アニソンやりたいね。

ゆん:アーティストを目指すにあたって、やっぱり「アニソン歌いたい、主題歌を歌いたい!」という目標があるので、やっぱりアニメコラボはしたいですね。最近でいうと『鬼滅の刃』とか、映画もヴァンビ君と2人で見に行きましたし、是非チャレンジしてみたいなと思います。

ヴァンビ:アニソンって一生記憶に残るし、子供の頃に好きだったアニメの曲はずっと歌われるので、誰かの記憶に残れる様な曲を歌いたいなと思います。

ゆん:歴史に名を刻みたいね。

ヴァンビ:ジャスティン・ビーバーとアニソン歌えたら最強です。

ゆん:でかいね~(笑)。

― では、逆に今ライバルとして意識しているアーティストはいらっしゃいますか?

ヴァンビ:難しいなぁ。

ゆん:ライバルとして…。

ヴァンビ:YouTuberで同じレコードレーベルで、コラボも頻繁にしているというのもありスカイピースさんは意識しているのかもしれません。でも、ライバル意識と言うよりは「いつか一緒にライブできたら面白いな」と思っています。

ゆん:私は、テレビとネットを繋ぐ架け橋を目指している同志のEXITですかね。2人とも仲良いですし、YouTubeのコラボも頻繁にしていて、ヴァンゆんとEXITで“パリピクラス”って言うユニットを組んでいるので、パリピクラスとして4人で歌えたら嬉しいなと思います。

ヴァンビ:うんうん、確かに。

ゆん:EXITの勢いがすごいので、置いていかれないように、コラボしてもらっているのが恥ずかしくならないように頑張りたいなと言う気持ちもあって、良きライバルだと思っています。4人で切磋琢磨して、どんどん上に上がれたらいいなと思っています。

ヴァンビ:ライバルであり、マブダチでもあるので“ライマブ”です

― “ライマブ”(笑)。ありがとうございます。以前、「日本武道館に立ちたい」と言うお話をされていましたが、今後の歌手としての目標はありますか?

ヴァンビ・ゆん:やっぱり日本武道館ですね。

ヴァンビ:バンドマン時代から日本武道館が、1つのゴールっていう風に思われているので、一度は破れてしまった夢なのですが、こうやってまた音楽を始めたからには死ぬまでには立ってみたいなと思います。音楽をやる者の聖地みたいなイメージがあるので、そこを目指せるように頑張っていきたいです。夢はどんどん口に出して言葉にした方が賛同してくださる方が増えて応援もして貰えるので、これからもどんどんビッグマウスで大きい夢を口にしていきたいと思っています!

ゆん:私も目指す所はやっぱり大きく、日本武道館!ヴァンゆんは2人とも、現状維持が嫌いな向上心バリバリのハングリー精神コンビなので、もし日本武道館の夢も叶えられたとしたらヴァンビ君のジャスティン・ビーバーとのコラボを叶えるべく、少しずつ世界進出していきたいなと思います。カッコよくワールドツアーとか!

ヴァンビ:最悪、日本武道館の入り口で路上ライブさせて貰えれば、満足します(笑)。

ゆん:もう日本武道館って言うよね、敷地内だったら(笑)。

ヴァンビ:「日本武道館でライブしました」って言い張ります!

 (modelpress編集部)

★インタビュー後編に続く。

ヴァンビ プロフィール

生年月日:7月10日
出身地:東京都
血液型:O型
特技:動画編集、映像制作、メイク
趣味:料理、映画、アニメ鑑賞

ゆん プロフィール

生年月日:12月5日
出身地:愛知県
血液型:O型
趣味:メイク、ショッピング
サイズ:154cm
【Not Sponsored 記事】

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