内田理央、YouTubeチャンネル開設で新たな発見<星の数ほど星に願いを>
舞台「星の数ほど星に願いを」(8月27日~/紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)で主演を務める女優の内田理央が、作品への思いや、自身のYouTubeチャンネルについて語った。
内田理央、舞台初主演
約3年ぶりの舞台出演にして、初の主演を務める内田。ブルー&スカイ氏の演出のもと、“どんな願いも叶う神秘の石”としてインチキ占い師たちに売りつけることにより、財をなしていた工場の融資担当の銀行員を演じる。以下、内田のインタビュー。
内田理央、銀行員役は「半沢直樹」が参考
― この作品で、内田さん演じる「ナナ」の役どころ、ストーリーや見どころなどを教えて下さい。内田:ストーリーは、“どんな願いも叶う神秘の石”を作っている倒産寸前の町工場で、私の演じる銀行員の「ナナ」が工場再建のために奮闘するお話です。私(ナナ役)は銀行員なんですけど、最初は“融資はできない”という厳しい銀行員かと思いきや、本当は工場再建を一番願っている人物で。個性豊かな登場人物に振り回されながらも、頑張る役柄になっています。
― 銀行員の役のイメージとして、参考にしたものなどはありますか?
内田:今回は銀行員ならではの債権、融資、当行、稟議…とか、難しい言葉が出てくるんですけど、演出家のブルー&スカイさんから、そういうのは全部池井戸潤さんの「半沢直樹」を見れば分かると言われて、改めて前回のシリーズを夜なべで見ました!
― 「ナンセンスコメディ」とのことですが、お芝居で人を笑わせることのご酸味や難しさがあったら、教えて下さい。
内田:初めは「ナンセンスコメディ」というジャンルを知らなくて、どういうものなんだろうと思っていました。でも実際にやってみて、私が笑わせるという意識は全く持たなくて良いんだと知りました。それは、ブルー&スカイさんの世界自体がめちゃめちゃ面白くて。台本の訳分からなさだったり、くだらなさが面白いので、私はひたすら銀行員のナナとして、一生懸命やることをやれば良いんだっていうことが、稽古をしていくうちに分かりました。なので今回は大きく悩んだりとか、抱えたりとかはしないで、ブルー&スカイさんの世界に身を任せつつ、コメディだから楽しくやろうと思って稽古に挑んでいます。
― コロナ禍という今の状況でも、楽しく見ることができる作品に感じますね。
内田:そうですね。何も考えずに見れる内容です。全く重くなく、難しくなく、空っぽで見れると思うので、悩んだり窮屈な毎日の方も、よかったら見に来ていただければと思います。
内田理央、主演舞台への思い
― 稽古の雰囲気、共演者の方たちの印象などを教えて下さい。内田:雰囲気はすごく穏やかです。ブルー&スカイさんの演出が優しくて分かりやすいので、ピリピリは全くせずに、楽しくみんながトライする場になっています。ただソーシャルディスタンスというか、かなり距離がある状態で稽古をしているので、きっと普段だったらもっと仲良くなれているんだろうな、というのはとても心苦しいです。ご飯も行けないし、休憩中もコミュニケーションとかが少ないので、そういうところは課題だなと思います。
― コロナ禍で舞台をする中ではマイナスな面も多いと思うのですが、逆にこのような時期で良かったと思うことはありますか?
内田:まだ開幕していないけど、今みんなでお芝居ができる有り難さはかなり感じます。私は今まで舞台にあまり携わってこなかったけど、舞台やアート、文化を守るというか、ずっとそこで生きている人って沢山いるから、そういう意味では、スタッフの方やキャストの方の守りたいという気持ちがすごい伝わってくるので、(今一緒にお芝居を)できているのは幸せだなと思います。
内田理央、YouTubeチャンネルの反響は?
― YouTubeチャンネル開設の反響について教えて下さい。内田:新たなチャレンジなので、コメントなどたくさん読ませてもらっています。動画では自分の素の部分だったり、自分の趣味を全開に出させてもらっていて、刺さる人に刺さればいいなという気持ちでやっているんですけど、意外にも反響をいただいて、「内田さんこういう人だったんだ」って結構驚かれている方も多くて。普段私のパブリックイメージは“きっちりしている人”だったんだな、とか発見がありました。
― YouTubeチャンネルで今後やりたいことなどはありますか?
内田:今後色々なジャンルの動画を出していくと思うので、その反応を楽しく見させていただこうと思っています。でもYouTuberさんのしているようなすごい大きなプロジェクトとか、そのような面白いことはきっと私にはできないと思うので、どちらかと言ったら地味に、本当“牛歩内田”という感じでやっていきたいと思います(笑)。
― “牛歩”ですか?
内田:牛歩って言葉すごい好きなんですよ(笑)。干支の、牛が前の晩くらいから歩いてくというエピソードがあって、ゆっくりだけど一歩一歩進んでいくみたいなのが好きです(笑)。
内田理央、自粛期間で「自律神経が整いました」
― 自粛期間中、お家時間はどのように過ごされていましたか?心がけていたことなどがあれば教えて下さい。内田:多分すごい貧乏飯を食べていたからだと思うんですけど、自粛期間、全然太ったりとかはしなかったです。ただ運動ができなかったから、ヨガのYouTubeとかを見て、やったりしていました。
― お家にいることはストレスではありませんでしたか?
内田:めちゃめちゃストレスじゃなかったです。すごい自律神経が整いました(笑)。すごい、ゆったりまったりスローライフって感じでした。
― 自粛期間を経て、表現者としてエンタメの役割についてどんなことを考えましたか?
内田:自粛期間、テレビを見る機会もすごく増えて、普段は見ない時間帯のバラエティとか、ジャンルのドラマだったりとか、映画も結構見ることができたんですけど、どのエンタメも普段どおりにはいっていない状況だったと思います。舞台とか映画館にも行けなかったりとか、色んな人たちが今大変な思いをしていると思います。でも、私は今までエンタメに支えられて生きてきたので、これからもそれを支える関係者の1人になれたらいいなと思います。
(modelpress編集部)
もっと詳しくみる
あわせて読みたい
-
内田理央、美脚全開“サーファー”デビュー「スタイル良すぎて反則」と反響
モデルプレス
-
内田理央、舞台初主演「正直不安やプレッシャーがありました」<星の数ほど星に願いを>
モデルプレス
-
内田理央、メイク動画撮影も「出すか迷っている」理由は?
モデルプレス
-
内田理央、YouTube開設を発表 BAN覚悟?過激企画を予告
モデルプレス
-
視聴総合ランキング
2025年08月24日 02:15時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。
-
01
DOPE 麻薬取締部特捜課
CASE 8 バディの信頼と疑念 DOPE誕生の真実
8月22日(金)放送分
TVerで見る -
02
奪い愛、真夏
#5「あの人とタイムリープ」
8月22日(金)放送分
TVerで見る -
03
しあわせな結婚
6話 第二部!疑惑の妻と裏切りの朝
8月21日(木)放送分
TVerで見る -
04
40までにしたい10のこと
#8 会えない時間で気付いたこと
8月22日(金)放送分
TVerで見る -
05
能面検事
第7話 大阪地検、占拠!?爆弾魔の立てこもり
8月22日(金)放送分
TVerで見る
最新ランキングはこちらPowered by -
-
内田理央「鬼滅の刃」胡蝶しのぶの声マネ披露に反響「めっちゃ似てる」
モデルプレス
-
内田理央、昔住んでいた“ガチオタ部屋”に反響殺到「オタクの理想形」「親近感湧く」
モデルプレス
おすすめ特集
-
“モデルプレス初”グラビアオーディション開催 写真集・ファッションショー出演も
特集
-
8月のカバーモデルはFRUITS ZIPPER
特集
-
日本一かわいい中学生決める「JCミスコン2025」開催中!
特集
-
日本一のイケメン中学生を決める「男子中学生ミスターコン2025」開催中!
特集
-
インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」
特集
-
国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中
特集
-
モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」
特集
-
モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!
特集
-
"史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介
特集
-
国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!
特集
-
ディズニープラスでは人気の神作や話題の新作が見放題!【PR】
特集
おすすめ記事
SPECIAL NEWS
記事ランキング
RANKING
-
01
朝ドラ「あんぱん」脚本家・中園ミホ氏、自らオーディション呼んだ若手俳優明かす「もっと大きい俳優さんになる」ミセス大森元貴らキャスティング秘話【インタビューVol.3】
モデルプレス
-
02
朝ドラ「あんぱん」脚本家・中園ミホ氏、蘭子(河合優実)&八木(妻夫木聡)への“親心”告白「幸せにしてあげたい」戦争描く覚悟も【インタビューVol.2】
モデルプレス
-
03
超特急シューヤ、前グループ解散時に秘めていた夢「改めて表舞台に立とうとは一切考えていなかった」過去を力に変えて掴んだ現在地【「TRENTE」インタビュー】
モデルプレス
-
04
朝ドラ「あんぱん」最終回は100通り構想 “軍国少女”のぶを通じて伝えたい戦争の恐ろしさ【脚本家・中園ミホ氏インタビューVol.1】
モデルプレス
-
05
TBS田村真子アナ「ラヴィット!」出演は「思い描いていたアナウンサー像とかけ離れていた」葛藤乗り越えられた理由【インタビューVol.1】
モデルプレス