板垣李光人「美しすぎる少年」と呼ばれることへの本音&「すごく贅沢」な写真集撮影を振り返る<「Rihito 18」インタビュー>
2020.06.15 18:00
views
1st写真集「Rihito 18」を6月17日に発売する俳優の板垣李光人(18)がモデルプレスのインタビューに応じ、撮影を振り返ってもらうとともに、「美しすぎる少年」と話題になったことへの本音を語った。
板垣李光人、1st写真集「Rihito 18」とは
同書を撮影したのは、役者として第一線で活躍する傍ら、その個性的な感性を生かして写真家として活躍するマルチな才能を持っている安藤政信・市原隼人・三浦貴大。板垣李光人という1人の被写体を3人の俳優がそれぞれの視点から撮影した。安藤は、草木や海、森など自然豊かなロケーションと作りこんだスタジオセット、ユニセックスな衣装によって幻想的な世界観を構築。一方、市原はカフェや路地裏など身近なロケーションとカジュアルな衣装で10代の少年らしい等身大のあどけなさを表現した。三浦は鹿児島・屋久島ロケに安藤と共に参加。同じロケ場所ながら安藤とはまた違う少し大人びた表情の板垣を撮影している。
板垣李光人「Rihito 18」完成で「大事になってしまった」
― どんな写真集に仕上がりましたか?板垣:自分でも予想していなかったぐらい、大事になってしまいました。お三方に撮っていただけるなんて思ってもいなかったので、自分でも写真集を発売できて、驚いています。本当に素敵な表現者のお三方に撮影していただいたので、いろいろな板垣李光人を見ていただけると思います。
― 安藤さんには自らオファーしたとのことですが、安藤さんのどんなところに惹かれてオファーしたのでしょうか?
板垣:共演させていただいたドラマ(神酒クリニックで乾杯を)の撮影の合間にたくさん写真を撮っていただいたのですが、その写真を見て、安藤さんの空気感がとても自分の好きな空気感で、すごく生命力みたいなものを感じました。「写真集を作ろうと思っているので、是非ともお願いします」と、すごくお忙しい方なのでダメ元でオファーしたのですが、引き受けてくださいました。
― ドラマの撮影がきっかけで安藤さんと親交が深くなったんですね!
板垣:そうですね。少しでも時間が空いたら、安藤さんも、三浦さんも、写真を撮ってくださって。写真がきっかけで仲良くさせてもらったので、その後写真集でご一緒できるなんて、幸せだし、すごく贅沢だなと思いました。
板垣李光人、安藤政信・市原隼人・三浦貴大との撮影を振り返る
― 撮影はどうでしたか?板垣:安藤さんと三浦さんと初めて屋久島に行って、撮影したことがものすごく印象的でした。11月の夜、海に入って撮影したのですが、寒いし、波がすごいし、さらわれたらどうしようって思いました(笑)。
― 先行解禁されたジェンダーレス風のカットも印象的でしたが、こちらの撮影はどうでしたか?
板垣:安藤さんに撮影していただいたカットですが、安藤さんと撮影するときは基本的にカメラの奥の方を見つめるというのを意識してやっていました。安藤さんは一つの物語というか映画のような写真が出来上がるので、所々で衣装やロケーションに合わせて、“役”というのを意識しました。
― 大変だった撮影はありますか?
板垣:水中で撮ったカットです。もちろんずっと水の中にいるわけではないのですが、どういう風に自分が写っているのかわからなかったので、どう動いたらいいのか、どんな顔をしたらいいのか全く想像がつきませんでした。結構長い時間撮影していましたが、途中途中で安藤さんが細かく説明してくれたので、結果面白い写真になったと思います。
― お気に入りを1枚選ぶとしたら?
板垣:表紙の写真はもちろん、衣装含めて好きですが、三浦さんに撮っていただいた、木の前に赤い花が咲いているシチュエーションの写真が好きです。三浦さんは、僕と安藤さんが撮影している姿をこっそり撮影しくださるので、なんにも意識していない素の表情になっていると思います。
― 写真集の撮影に向けて準備したことはありますか?
板垣:特別なことはしていないです。そのままでいいのかなと。元々17歳の今を切り取って残したかったので、作り込むというよりは、そのままの普段通りの姿を撮っていただきました。
― 出来上がった写真集を見た感想も教えてください。
板垣:別々の方に撮っていただいた写真を並べてみると、表情や雰囲気が全然違うのがわかってすごく面白かったです。
板垣李光人「美しすぎる少年」と話題に
― 板垣さんと言えば、「美しすぎる少年」と注目を集めていますが、そう呼ばれている率直な心境を教えてください。板垣:そうやって言っていただけるのはありがたいのですが、知らず知らずのところでハードルが上がっているような気がして、若干不安です(笑)。
― 「仮面ライダージオウ」がきっかけで言われ始めたと思うのですが、当時は驚きましたか?
板垣:そうですね。本当にありがたいんですけど、ハードル上げないでーって思っていました。
― やはり「仮面ライダージオウ」は、ご自身にとっても大きな経験となりましたか?
板垣:1年間という長いスパンをかけて、映像のお芝居をやることはなかなかないので、すごく楽しかったです。
― 「美しすぎる少年」板垣さんが美容面で気をつけていることはありますか?
板垣:肌の調子が悪いとテンションが下がるので、自分のテンションを上げるためにもスキンケアには気をつけています。
― ファッションは?
板垣:ファッションと髪型は好きなようにしています。髪型は仕事の関係で自由に出来ない時期もありますが、ファッションは普段、着たいものを着ています。強そうな、戦闘力がありそうなファッションが好きです。
― 写真集に掲載されているジェンダーレスファッションも普段から着ますか?
板垣:今回着させていただいたのは、ジェンダーレスですが、普段はレディースものも着ます。むしろ華奢なので、レディースでないとパンツなど緩かったりするので、普段もレディースが多いですね。
板垣李光人、夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。板垣:努力は必要ですが、努力しても実らないこともあるので、そのときどう気持ちを切り替えていくのかが大事だと思います。あとは、続けること。続けていかないと成功しないので、諦めないで夢を叶えるための行動をし続けてください。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
次回のインタビュー記事では、読者からの質問に回答。好きな音楽、絵、メイクなどプライベートについてもたっぷりと語ってくれた。
板垣李光人(いたがきりひと)プロフィール
2002年1月28日、山梨県生まれ。2歳でモデルデビューを果たし、幅広いフィールドで活躍。BSテレ東で放送されたドラマ「神酒クリニックで乾杯を」やテレビ朝日で放送されたドラマ「仮面ライダージオウ」などに出演。映画「約束のネバーランド」(12月18日公開)ではノーマン役として出演が決定している。実力派俳優の安藤政信、市原隼人、三浦貴大の3人が写真家として参加した奇跡の写真集プロジェクト、1st写真集「Rihito 18」を6月17日に発売する。
【Not Sponsored 記事】