モデルプレスのインタビューに応じた竹内唯人(C)モデルプレス

竹内唯人「オオカミちゃん」本気で恋した3ヶ月・号泣した杉本愛里の脱落・成長したこと…<モデルプレスインタビュー>

2019.11.03 07:00

AbemaTVオリジナル恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』に出演し話題を集めたクリエイター・竹内唯人(たけうち・ゆいと/18)が、10月29日に『Only Me』でアーティストデビュー。モデルプレスのインタビューに応じ、『オオカミちゃん』で注目された恋愛や芸能活動への思いを語ってもらった。

  

「オオカミちゃん」で話題を呼んだ竹内唯人

竹内はそのファッションセンスとスタイリッシュなルックスと気さくなキャラクターのギャップでティーンからSNSで圧倒的な支持を得るクリエイター。最近は実姉・たけうちほのかとのYouTubeチャンネル『タケログ』を開設するなどモデル・インフルエンサーとしてのマルチな活動を行っている。

「オオカミちゃんには騙されない」(C)LESLIE KEE(C)AbemaTV
『オオカミちゃんには騙されない』は、真実の恋をしたい男女10人が、恋の駆け引きやデートを繰り返しながら本気の恋に落ちていくまでを追いかける恋愛リアリティーショーでシリーズ6作目。今までのシリーズとは異なり、女性5名の中に絶対に恋をしない嘘つき“オオカミちゃん”が1人以上いることが最大の注目ポイントとなっていた。

竹内唯人「オオカミちゃんには騙されない」最終話(C)AbemaTV
竹内は『Popteen』専属モデルの浪花ほのか(ほのばび)からも思いを寄せられながら、『Seventeen』専属モデルの杉本愛里(あいり)と中間告白で両思いに。しかし、“オオカミちゃん”を予想する視聴者投票によって第7話でもっともオオカミちゃんだと疑われたあいりが脱落。最後まで気持ちを貫き通しあいりを信じた結果、最終話で“オオカミちゃん”ではなかったことが明らかになり、まっすぐな純愛が視聴者の間で大きな感動を呼んだ。

竹内唯人『オオカミちゃん』で感じた成長

― 最初に『オオカミちゃん』についてお伺いしたいと思います。すごい反響だったと思いますが、いかがでしたか?

竹内:やっぱりフォロワーさんが増えたし、街でも圧倒的に声をかけられる率は上がりました。元々フォロワーは10万人くらいいて、中学生とか高校1年生とかが多くて、もちろんその世代の方も増えたんですけど、街歩いていると意外と30代の人とかも声をかけてくれるようになって結構幅が広がったなと思います。

― 確かに、視聴者は10代20代ばかりかと思いきや意外と30代の女性ファンも多いみたいですね。一定期間同世代の男女数人で恋愛するという機会自体特殊な経験だと思うんですが、振り返っていかがですか?

竹内:「恋愛をしに行くぞ」という態勢で挑んだので自然と恋愛するように気持ちも行ったということもあったんですけど、本当にどこで聞かれても皆口揃えて「人間として成長した」と言っていましたね。あのメンバーは家族っぽいんです。

― トークショーのときもおっしゃっていましたね。

竹内:実生活で俺は弟なんですけど、Kayaとか(黒田)昊夢(以下:ひろむ)とか見ていると初めて弟を可愛がる感情が生まれて。やっぱり年下がいると1個上でも、「ちょっと違うところを見せないとな」みたいなカッコつけるじゃないけど良い意味で見栄を張ってまとめようという気になって、リーダーを任せてもらったこともあったので、バシッと言うこともありました。その中でRude-α(以下:ルード)くんが一番年上だったんですけど、気付かされることがいっぱいあって、今の自分じゃダメだなと思うことも多くて、人間として成長しながらちゃんと大人な恋愛ができたなと思います。

― 見ていて、すごく唯人さんはリーダー気質なんだなと感じました。

竹内:よく言われますね。サッカーやっているときとか、学校行事とか、集団生活するときは割と真ん中に立っていたかもしれないです。

竹内唯人「オオカミちゃん」以前の恋愛は?

竹内唯人「オオカミちゃんには騙されない」第1話(C)AbemaTV
― 始まるときは恋愛に対してモチベーションが高い時期だったんですか?

竹内:「別に誰がオオカミちゃんとかどうでもいい」と思って、恋愛しなきゃ生きていけない体質になっていました(笑)。

― それ以前はいつ頃まで恋人がいましたか?

竹内:この職業をちゃんとしっかり始めよう、という手前で1回別れているので別れて1年位でした。仕事だと同世代の人と仕事することはあまりなくて、取材とか撮影で一緒になることはあるけどそれでわざわざ「連絡先交換しようよ」とはならないから、恋愛対象に見るのは難しかったです。

― 以前の恋人と別れた理由は?

竹内:元々芸能活動をやることを考えてなくて普通に彼女との写真をSNSに載せていたんですけど、自分が注目されるようになって彼女もフォロワーがついてそれで環境が変わってしまって思うところがあって別れました。だからそういう部分も同じ職業の子の方が分かり合える部分がいっぱいあるんだろうなと思って、『オオカミちゃん』のメンバーはあいりに限らず、気が合うなと思った部分が多くて楽でした。

竹内唯人、杉本愛里に惹かれた理由

竹内唯人、杉本愛里「オオカミちゃんには騙されない」第7話(C)AbemaTV
― 最初からあいりちゃん一筋でしたね。初対面でブレスレットを渡しましたが、見た目が好みでしたか?

竹内:そうですね。「おおっ!」となりました(照)。

― 最後まで気持ちが変わらなかったのは、どういうところに惹かれたからですか?

竹内:関西人で、良い意味で男っぽいんですよ。自分がボケたりふざけたら、ズバッとツッコんでくれるか、それを上回るボケをするので、この人と一緒にいたら面白いんだろうなと思うし、ルックス完璧だし、声も可愛いし…。

― 唯人さんの反応が分かりやすくて可愛らしかったです。

竹内:最初はやっぱり人前で恋愛することが気になっちゃう部分もあったんですけど、何話目かで完全に気にしなくなっていて10人全員かなり自然体だったと思います。

竹内唯人、杉本愛里脱落の瞬間は「大泣きしました」

杉本愛里、竹内唯人「オオカミちゃんには騙されない」第7話(C)AbemaTV
― “オオカミちゃん”は分かりましたか?

竹内:最後まで誰か分からなかったです。配信で自分がいないところで誰かが話している会話を見ると、不安になることはありました。でも途中からどうでもよくなって。ただ「脱落制度はなくなってほしかったね」と10人口揃えて言っていました。

竹内唯人、杉本愛里「オオカミちゃんには騙されない」第7話(C)AbemaTV
― 今回復活ルールもなかったですもんね。

竹内:そうなんですよ。脱落のときは大泣きしましたね。あのときはもう手足の感覚がなくて手先とかしびれて体験したこともない感覚でした。元々ミチと仲良かったこともあって、最初ばびちゃん、2番目ゆうかちゃん、3番目いとちゃんで、いとちゃんの白い花火が上がった瞬間にミチとあいりのどちらかだと思ったらまず苦しくて。ミチの時点でボロボロ泣いてしまって、それで花火が白だったので「ミチが残って良かった」と思った2秒後くらいにあいりが落ちるという現実を認識して崩れました。あんまり覚えてないんです。本当にカラカラでした。

竹内唯人、杉本愛里を最後まで信じられた理由

― 脱落後の後半は、「あいりちゃんが”オオカミちゃん”だったか知る権利を得る場合、他の女の子に告白する権利を失う」という究極の選択を迫られたと思うんですけど、他の女子に告白することは考えなかったですか?

竹内:周りには「ほのばびに行かないの?」と聞かれていたんですけど、あいりが脱落してから“1人になった感”がすごかったんです。1話から7話までずっと、あいりが“オオカミちゃん”だと疑われて批判する方もいたので、あいりが落ちても悔いがないようにと思ってあいりしか視野に入れないで過ごしていたので、周りのメンバーの恋愛が動いていたことを全く見られてなかったんですね。それであいりがいなくなってから急に見られるようになって、それぞれペアが固まっているのを見て、リーダーとして1歩下がってあいりの分まで作業しながら、皆の恋愛に何かあったら助けられればいいかなという感覚でした。

― では悩まずに最後はあいりちゃんを信じる選択をしたと。

竹内:そうですね。

― 最後に“オオカミちゃん”じゃなかったと知ったときは「やっぱり」という気持ちでしたか?

竹内:本当に後半誰が“オオカミちゃん”なのか分からなかったですが、「やっぱりあいりがオオカミちゃんじゃなくて良かった」という感じでした。

「オオカミちゃん」メンバーとの今の関係は?

― SNSではメンバーとのプリクラもよく公開されていますが、その後はどんな関係ですか?

竹内:めっちゃ遊んでいます。一番仲良いのはKayaですね。かずま(ミッチェル和馬)もアメリカ行っちゃっているし、ルードくんもアーティスト活動で忙しいし、各々皆仕事があるのでなかなか10人では会えないですけど。

竹内唯人、一番刺激を受けたのは「絶対ルードくん」

― 人間的に成長できたというのは、チームワークの部分ですか?

竹内:誰かが重い荷物を持っていたときに俺とルードくんが気づいて持ったら皆も1人1人自分の行動に気づいて手伝いだしたり。誰かが気づくと皆が気づくし、良い感じにグループ構成ができていたというか本当に皆ちゃんとしているなと思いました。お互いの良いところだけ吸収して成長し合えました。

― 一番刺激を受けたメンバーは?

竹内:それは絶対ルードくんですね。

― 例えばどういうところが?

竹内:例えば外で歩いていてポケットから何か出したりするときにゴミが落っこちて風でバーって飛んで行っちゃって「あーもういいや」と諦めちゃって、そのまま歩いていたらルードくんは何も言わずに後ろに戻ってゴミをポケットに入れて戻ってくるんです。俺に「拾いに行けよ」とかそういうことを言わずに無言で。それを見せられて自分もそういうこと許される年じゃないし、と思わされました。

― 確かに、それは直接的に注意されるより効果がありそうですね。

竹内:ライブを観ても、「わ~熱いな、この人」と思います。

竹内唯人、アーティストデビューのきっかけは?

竹内唯人アーティスト写真(提供画像)
竹内唯人「Only Me」ジャケット(提供画像)
そして、新たなチャレンジとして『LINE RECORDS』より、デビューシングル『Only Me』のリリースが決定。ソロアーティストであり菅田将暉の音楽活動全般のサポートギタリストなども務めるsooogood!がプロデュースを担当し、竹内本人に初めて会ったときに受けた「無意識に体が動いてしまう、陽の原動力をもった唯人そのもののような曲をつくりたい」というインスピレーションから楽曲が完成。竹内自身も初めての作詞に挑戦し、さらなるマルチな才能が発揮されている。

― ここからはアーティスト活動についてお聞きします。活動を始めるきっかけは?以前から考えていたのでしょうか?

竹内:元々音楽をやりたいなという気持ちは昔からあって、父からも「音楽とかやってみたら」とずっと言われていたんですけど、小中学生の頃って男子はサッカーとかバスケとかスポーツを皆やるじゃないですか?だからそこの輪から外れて音楽をやっているのは「ダサいんじゃないかな」とか「馴染めないのが嫌だな」とか思ってしまっていて…ずっとやりたいという気持ちはどこかで頭にあったんですけどできていませんでした。それで、サッカーを高校2年生のときにやめたんですけど、その理由が、今の年齢でもし上手かったら今頃どっかのクラブチームの高校生チームに入っているはずだけど、そんなことはないし、10年以上やってこれってことは多分趣味で終わった方がいいなと気づいたから。それから、何か他にできることないかなと思ったときにドラムが叩けたこともあって、「音楽楽しい」と思って、そこから今のマネージャーさんと会って色々な方に会ってアーティスト活動をしていこうと思いました。

でも完全に「やろう」と後押しされたのはルードくんですね。実は元々高校生くらいのときにずっとルードくんのラップを聴いていて普通に大ファンだったんです。

― そうなんですか!

竹内:Rude-αのファンとしては見れないですけど(笑)。いつも一緒にいるルードくんは島袋洋平なんですけど、ステージ上がった瞬間にRude-αになるんですよ。そのギャップとステージ上がったときの熱さみたいのが画面通しても伝わってきますけど実際にライブを観に行って音楽って武器になるんだなと強く思って。

― 『オオカミちゃん』の間に決意されたんですね。ジャンルと言うか、今後の方向性はどういった音楽になるんでしょうか?

竹内:ジャンルも、やりたい音楽も、どういうアーティストになるかっていうのも、全然定まってなくて、もがきながら1曲目を作りました。sooogood!のシミズコウヘイさんと作ったんですけど、「こういう感じの歌なんだ」というのが段々自分の体に染み付いてきて色々歌詞も相談しながら書きました。『Only Me』という曲なんですけどめっちゃノれるし、とにかく耳に残ります。口ずさんじゃうようなフレーズが多かったり、あとは歌の最後に“オオカミちゃん”のメンバーの名前を入れているんです。自分以外の9人の名前を使っていて自分の名前は入っていないんですけど、「唯人」=「唯一の人」=「Only Person」=「ただ一人、俺だけ」という意味です。

― “オオカミちゃん”ファンにはぜひ聴いて頂きたい楽曲ですね。今後のアーティスト活動について今の目標は?

竹内:自分だけのライブができたらいいなと思います。ルードくんのライブを観ても誰かに似ているなと思ったことがなくて、曲もそうだし盛り上げ方も「もう1回行きたいな」とガチで思った瞬間があって、そういう風に思わせるライブができるようになりたいなと思います。

― 今一番音楽活動をするモチベーションは何ですか?

竹内:例えば“オオカミちゃん”に出ていたときの気持ちや感じたことをインスタの文とか写真一枚に残すことで終わらせたくなくて、曲に消化したら観ていた人が共感する部分も多分あると思ったので、今自分ができることが“オオカミちゃん”で感じたことを発信することだと思ったんです。なので、今のうちに行動して何か形にしたいと思っています。

― ありがとうございました。

※実姉・ほのかとの2ショットインタビューも後日配信予定!

(modelpress編集部)


竹内唯人(C)モデルプレス
竹内唯人(C)モデルプレス

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