堀田真由「プリズン13」インタビュー「10台以上のカメラがあって…」撮影を振り返る
映画『プリズン13』で主演を務める女優の堀田真由がインタビューに応じた。
堀田のほか、板野友美、前野朋哉、中島健らが出演している。
堀田真由インタビュー
― 最初に脚本を手にした時の印象は?文字で見ただけでも心に感じることがありましたが、実際にそれがどう映像化されていくのかという楽しみもありました。わたし自身はテイストが苦手なジャンルでもないので、怖いとは思わなかったです。でも、この監獄実験がスタンフォード大学の実験結果ということを後で知り、世の中でこういうことが行われているのかと、真実ってすごく怖いなと思いました。
― 完成した映画の感想は?
6画面に分割になるなど、凝っていて面白いと思いました。撮影の時に「小型カメラを意識してください」と言われていて、どういうことなのかなと思っていましたが、完成した映画を観て理解しました。10台以上のカメラがあって、わたしもカメラを持っていたので、どのカメラの映像がどういう風に使われるかわからなかったので、まずそれが面白かったです。
― テーマについてはいかがでしょうか?
看守と囚人など、役割を与えて、心理的に人間を極限状態にまで追いつめるような心理学的な作品は、これまでの日本映画には少なかったような気がして、そういう意味で主人公を演じたこと、10台以上のカメラを回すことも含めて、新しい試みだと思いました。臨場感と緊張感をすごく大切にしていたので、わたしが演じたマリというキャラクターも、台本のそれとは変化していきました。
― 変化していくマリ役については、どのようにアプローチしましたか?
それこそスタンフォード大学の実験結果があったので、人というものはこう変わっていくというものがある、という前提で、マリはどう変わるのか、という逆の入口で入りました。
― 大勢の共演者の方々との感想は?
今回の作品については、言ってみればどこか舞台っぽい要素が強かったので、みなさんキメキメでというよりは、柔軟になんでも受け取ります、というような感じでしたね。わたしも含めて、みなさんそうだったと思います。そのキャラクターにもよると思いますが、こういう方法での撮影に皆さんやりがいを感じているようでした。
― 『プリズン13』に参加して、女優としてよかったことは何ですか?
ひとつは主人公を演じたこと、その責任感は一番ありますね。主人公を演じることは本作で3回目ですが、2回目以降、少し期間が空いていて。それまでは主人公を支えながら、どう自分の色を出すか考えていましたが、主人公を演じるとなると作品全体を考え、アンテナを張っていく。そのための責任感も大きくなり、それは大変でもあり良かった経験でもあります。
― 今年は、出演作も続いていますよね。
この『プリズン13』を含め、6作品が公開になるので、すごく周囲の方々に助けてもらっています。でも作品が続いても満足しないようにしています。そして、そんな自分に安心していたりもして(笑)、やらなくてはいけないことがたくさんあるなあと思っています。
― 多忙な日々のなか、気をつけていることはありますか?
10代の頃に比べ、体調面に気を使うようになりました。それこそたくさん作品をやらせていただくことは、それだけ人様の目に触れることなので、整体にも通いました。以前顔に歪みがあり、整体ですぐに治して。特に、この夏は舞台あいさつもあるので、暴飲暴食しないように気をつけます。
― 最後に作品を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします。
この作品は観るタイミングによって、観終わった後の受け取り方も変わってくると思います。その日の体調によっても違うかもしれない(笑)。本当にいろいろな世代・性別の方々に観てもらいたいですし、ほかにも海外の方はどう受け取っていただけるか気になりますね。マリは<ザ・日本人>な感じがするので、彼女がどう受け入れられるか気になります(笑)。
ストーリー
7日間の実験で100万円の高額報酬―。人気Vtuberソフィアの公開実験<監獄実験>の被験者に選ばれたマリ(堀田真由)は、4m四方の巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室にいた。囚人と看守に別れた被験者12人。看守となったマリだったが、優しさがアダとなり、囚人の暴走を許してしまう。怒り狂った看守たちは戯れを理由に、囚人たちを苛め抜き、マリの立場も危うくなっていく。そして、ヒートアップする実験をさらに煽る13人目の存在ソフィア。1日2回アップされる配信動画は、圧倒的な視聴回数を記録。配信を見守るマリの姉であるユマ(板野友美)は、夫のコウキ(前野朋哉)の助けを借り、マリを救出すべく動き出すが…。(modelpress編集部)
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