福原遥&桜田通、オトナな極甘ラブシーンに挑む「覚悟がないとできない」
2019.07.03 19:00
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7月4日スタートのドラマ特区「コーヒー&バニラ」(毎週木曜深夜24:59~ほか)でラブラブな極甘カップル、リサ&深見を演じる女優の福原遥&俳優の桜田通にモデルプレスがインタビュー。
福原遥、桜田通と溺愛系極甘ラブストーリー
女性の夢と願望を全て叶えきる“溺愛系極甘ラブストーリー”が支持され、シリーズ累計450万部(電子含む)を突破している大人気コミック「コーヒー&バニラ」がついに実写ドラマ化。物語は、田舎から上京し大学デビューを果たしたばかりで恋愛初心者の主人公・白城リサが、パーフェクトイケメンの若手実業家・深見宏斗とひょんなことから恋人同士になるところから始まる。初めてできた彼氏に舞い上がるリサ。しかし深見が隠している過去、ライバル社長や同級生、秘書など恋敵も出現し、2人の極甘生活に苦味を与えていく。
“女子の理想”をギュッと詰め込んだようなラブラブなカップル役に挑む2人を、クランクイン前に直撃。ドラマ「グッドモーニング・コール」以来、約3年ぶり2度目の共演となるが、甘いラブシーンもたっぷりな同作への意気込みとは?
極甘ラブストーリーへの意気込みは?
― ドラマも原作通り“極甘”なラブストーリーですが、撮影に臨むにあたり心境はいかがですか?桜田:僕は本当に「とんでもないことになってしまったな」という思いが強いです(笑)。台本を読みながらも、深見さんという完璧な存在が実写化されるにあたって「これは本当に可能なのか」という不安はあって、今は凄くドキドキしています。少女漫画原作ですし、もちろん甘いシーンが見えがちだとは思うのですが、でも外身だけでなく、深見さんの優しさ、包容力、すごく真面目な部分だったり、人と人とが出会って、この人のために生きていこうと思う温かさみたいなものは、実写化でもブレないようにしたいと思います。でもやっぱりそれに説得力を持たせるべく、深見さんのダンディなところやジェントルマンなところは勉強しながら近づけていけたらと思いますね。
― 2人はご共演されたことがありますが、福原さんは桜田さんにどんな印象をお持ちですか?
福原:前の作品でもそうでしたが、とても優しくて、本当に深見さんのような包容力があるし、大人な方だなと思っていました。お兄ちゃんのような感じです。
― 今回、そのお兄ちゃんからたくさんキスされてしまいますが…。
桜田:そうなんですよね。それこそ最初に一緒にやったのは3年前くらいなのですが、福原さんとこういう役をやることになるとは想像もしていなかったです。ポスター撮影の時もかなり近い距離になって、僕も凄く緊張しましたし、これから一緒に作品を作っていく仲間として、覚悟がないとできないものなので、頑張りたいです。
― 福原さんは相手が桜田さんということでいかがでしょうか。緊張はされていますか?
福原:こういう大人なシーンも多い作品は初めてなので、それに対しての緊張や不安はあります。でも桜田さんとは一度共演させていただいたことがあるので、安心感は凄くあります。
― お互いに、前回共演した3年前から成長したところは感じていますか?
桜田:「3年A組」(日本テレビ系ドラマ「3年A組−今から皆さんは、人質です−」)の迫真の芝居、本当に素晴らしかったです。
福原:ありがとうございます(笑)。
桜田:そのような方と僕がご一緒させていただけるということで…。
福原:いやいやいや、こちらこそ。私も「わたし、定時で帰ります。」見てました!(笑)
桜田:ありがとうございます(笑)。もちろん普段、仲間でもあるし友達でもあるし、同じ仕事をして同じ夢を志す2人ではありますけど、「グッドモーニング・コール」の当時から福原さんはちゃんと役として物語を生きていかれる女優さんだなと思っていました。なので、こういう作品をやったことがないという面に関して僕は実は心配していないです。
しかも福原さんは、凄くリサにあっていると思うんですよ。リサの役をめちゃくちゃ恋愛経験豊富な女優さんがやったらまた違ってくると思うんですよね。この純粋な、それこそ福原さんは子役時代の頃から皆さんに知られていますし、全国民が親心を持ちながら見るようなことになると思うんです。漫画の中でも、リサの純粋さの引力に惹かれて、少しずつみんなが親心を持っているような雰囲気があるので、そういう意味でも福原さんはリサにピッタリだと思います。
福原:でも私も、深見さんはそのままだと思うので。
桜田:いやいやいや、やめなさい(笑)。
福原:でもそういう温かみだったり包容力だったり優しさっていうものは桜田さんもお持ちだと思いますので、どこか似ているなって。なので一緒に話し合って、私も頑張れたらと思います。
― 前回の共演では福原さんは未成年でしたが、もう成人されましたね。
桜田:そうだね~。時が経つのは早いね。
福原:でもそんなに経った感じしませんよね?
桜田:なんだかんだ3年だもんね。3年ってそんなに長い期間ではないかな?
福原:そうそうそうそう。
― お2人とも制服でしたよね。
福原:そうだ~。
桜田:僕も制服からスーツになって、社長になった。今回は社長です(笑)。頑張ります(笑)。
福原:レベルアップしてる感じ!
リサと福原遥、深見と桜田通
― リサは福原さんと同じ20歳の設定ですが、ウブで、恋に憧れているようなリサと、ご自身の恋愛観を比べていかがですか?福原:どうなんだろう…でも原作を読んでいてリサにたくさん共感できたので、似ている部分は多いなと思います。
― 福原さんといえば子役時代の“まいんちゃん”を知っている人も多いですし、「もうこういうオトナなシーンを演じるんだ」と驚く方も多いと思います。ご自身でも挑戦の部分でしょうか?
福原:そうですね。私自身も、大丈夫かな、私できるかな、という不安や緊張はいつもより大きかったです。原作ファンの方もたくさんいらっしゃるので、ピッタリだと思ってもらえるように頑張りたいという思いも凄くありました。でもお話を頂いたことは凄く嬉しかったので、いい作品ができたらと思います。
― 桜田さんも役の設定が30歳ということで年齢的には近いものがありますよね。
桜田:そうですね、今27歳なので年齢は違いですが、すごく背伸びをしないとできない作品だと思っています。少女漫画の中に出てくる男の人というのは、ある意味いろんな人の理想が詰まっている存在だと思うんです。それを生身の人間が演じるにあたって、リアルに映るところもあれば、漫画だからいいなと思う部分もあると思うんですよ。それに関しては監督やカメラマンさんのお力、現場でのお芝居も合わせてみて、ドラマ版「コーヒー&バニラ」の正解というものを目指したいと思っているんですけどね。極力は原作の良さをなくさないようにしたいですし、深見さんになるにはどうしたらいいのだろうと必死に考えているところです。
最近、他の作品を撮影しているときも現場にいる年上のかっこいい俳優さんたちを見るようになってしまって。すごく気を遣えたり、自然とかっこいいことをできる方…向井理さんなんですけど(笑)。そういうところがやっぱり憧れられる対象なのかなって思っていて、この仕事をしているとありがたいことに周りにかっこいい男性がたくさんいるので、僕自身それを投影してできるように、深見さんを演じたいと思っています。
― 具体的にはどのように役作りをされているのでしょうか。
気の遣い方、動き、その人が持っている雰囲気みたいなもの、例えばいい意味で余裕のある男性だったり、そういうところまで人を見て学んでいますね。
あとは「コーヒー&バニラ」って、不幸な描写が無いと言うか、優しさだったり、温かさだったり、深見さんがリサのことを本当に好きで愛していて、甘いもので溢れている。だから現場でも、僕は深見さんとしてリサに対する常に一途な気持ちを持ってそこにいれば、第一段階はクリアできると思っているんです。でもそこだけをクリアするんじゃなく、そこから先、一緒に入れないときはどう守っていけるんだろう、隣にいられないときはどうこの人をエスコートしていくんだろう、という深見さんらしさみたいなものをまだ模索しています。
福原:私は、リサちゃんは純粋さが一番だと思っているので、その純粋さ、天真爛漫さというのは、絶対なくしたくないなと思います。漫画を読んで仕草だったり表情だったりを研究しながら、台本と照らし合わせてイメージをしているところです。
あとはやっぱり、深見さんを本当にまっすぐ一途に思う表現の仕方というか、こんなに真っ直ぐ愛が溢れてくるんだ、と思わせるようなリサちゃんの素敵な魅力を出せるように、現場に挑みたいと思っています。
恋愛作品の面白さとは
― 恋愛ものをやる上で楽しみな部分、撮影の面白さはどういうところでしょうか。福原:お互いが惹かれ合って、好きになって、大切な存在ができてその2人の想いが通じ合っていく。そういうところはいつ見ても素晴らしいなと思います。思ったことをまっすぐ人に伝えたり、素直に行動できたり、大切な人に思いを伝えるということが本当に素敵なことだと思うので、そういう瞬間が見られるのが恋愛作品ならではですし、2人の空気感というか、それがいいなと思っています。
桜田:恋愛ドラマにもいろんな形があると思っていて、それこそ僕が以前出演した「パーフェクトクライム」は不倫が出てきたりとか、題材って色々あると思うんです。「コーヒー&バニラ」に関しては、やっぱり「こういう恋愛がしてみたいな、こういう男性がいたらいいな、こういう女の子と出会えたらいいな」と見てくださる人たちが思ってくださるようなドラマにしたい。見ている人が自分も温かい気持ちになったり、好きな人に思いを伝えてみようかな、周りにいる人たちを大切にしよう、そう思えるようなものを伝えられるドラマにしたいなと思っています。だから現場で皆さんと一緒に、恋愛の枠の中で、どれくらい視聴者の方々の理想の作品にできるのかというのが楽しみでもあり、挑戦でもあり、不安でもあります(笑)。
“女子の理想”深見について
― 作品に登場するキャラクターの中で、現実にいてほしいキャラクターは誰でしょうか。桜田:それはやっぱり深見さんにいてほしいですよね。圧倒的にかっこいいし、あのスパダリ感みたいなものは、いたらそれだけ魅力的じゃないですか。ぜひ会ってみたいものですね(笑)。
福原:私も深見さんにいてほしいです(笑)。自分が出会いたいというより、深見さんは本当に女性の理想像だと思うので、ぜひ、そういう人がたくさんいたらいいなと思います。
― 深見の女性に対する接し方は理想だと思いますか?
桜田:素晴らしいと思いますけどね。深見さんと付き合っている女性は幸せになれると思います。あまり話したくない過去を経験しているような描写もあるけど、僕は結果論みたいなものが大事だと思っているので、漫画の中の深見さんという存在が完璧に見えます。あまり描かれていないだけで仕事もきっちりこなす人だと思っていますし、恋愛という要素が無かったとしても深見さんは素敵な人なのではないかと思います。
福原:それに、誰に対しても特別扱いするわけではなくて、本当に好きな人だけにだけそういう接し方になるというのは、世の中の女性は本当に嬉しいと思います。そういう人と出会いたいという存在なんじゃないかと思いますね。
― 最後に、ファンの皆さんに見どころとメッセージをお願いします。
桜田:ぜひ広い心で受け止めてほしいです(笑)。僕も漫画を読ませていただいて、原作のファンになりました。しっかり自信を持ってドラマ版「コーヒー&バニラ」というものを完成させて、深見さんの顔に泥を塗らないように僕も物語の中に存在したいと思っています。そして深見さんの魅力には仕事の仕方みたいなものもあると思うので、女性だけでなく男性にも彼のような存在を知って頂けたらいいなと思っています。またお母さん世代の方まで、自分の息子が深見さんみたいになってくれたらいいなと思ってもらえるような、かっこいい男になれるよう努力しますので、ぜひ男女も年齢も関係なく楽しみにしていただけたら嬉しいです。
福原:やっぱり深見さんというのは、世の中の女性の理想だと思いますし、そのかっこいい深見さんをぜひ皆さんに沢山見ていただきたいなと思っています。作品を見て「私もこういう恋してみたいな」とときめいていただける作品になったら嬉しいです。原作の世界観を崩さずに、できるところまでちゃんと再現して、作品をしっかり届けられたらいいなと思います。
― ありがとうございました。
「コーヒー&バニラ」第1話あらすじ
モテ系女子大生の白城リサは、周りから高嶺の花扱いされるけど、実は恋愛経験ナシ…。「恋をするならとろけるような甘い甘い恋がしたい――」リサがそんな夢を見ていたある日、しつこいナンパに困っていた彼女の前に現れたのは、スーツが似合う素敵なオトナ男子・深見宏斗だった。スマートな振る舞いでリサを助けてくれた深見。お礼も兼ねて、そのまま食事に行くことになるが…!?はじめてのキスに、はじめての――。ちょっとビターで、極甘な至極の溺愛ラブストーリー。福原遥(ふくはら・はるか)プロフィール
生年月日:1998年8月28日身長:160cm
出身地:埼玉県
血液型:A型
趣味:ダンス
特技:料理
子役としてデビュー。2009~2013年までNHK Eテレ『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』に主役・柊まいん役で出演し、注目を集めた。最近では今年1月期のドラマ『3年A組−今から皆さんは、人質です−』(日本テレビ系)での迫真の演技が話題となった。
桜田通(さくらだ・どおり)プロフィール
生年月日:1991年12月7日血液型:B型
出身地:東京都
特技:作詞・作曲
1991年12月7日生まれ、東京都出身。ミュージカル『テニスの王子様』(2006)にて主役に大抜擢。以降数々の話題作に出演。近作に、ドラマ『パーフェクトクライム』(ABC/2019)、火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS/2019)、主演映画『ラ』などかある。(modelpress編集部)
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