ゆきぽよの壮絶恋愛エピソード、SLOTHが楽曲化 目指すは「ワンチャン紅白」<「アイタイ アエナイ」モデルプレスインタビュー>
2019.06.27 18:00
ド派手ギャルモデル“ゆきぽよ”こと木村有希(きむら・ゆき/22)と、人気ラッパー・SLOTH(スロース)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
ゆきぽよ&SLOTHがコラボレーション「アイタイ アエナイ」
「モデルプレスヒット予測」20代モデル部門に“ギャル界のNEWヒロイン”として選出しているゆきぽよは、10代~20代から圧倒的な支持を集めるSLOTHとタッグを組み、「アイタイ アエナイ」を6月28日にリリースする。ゆきぽよのリアルな恋愛遍歴をストーリーテラーとしてSLOTHがなぞり、平成時代に一大ブームを巻き起こした、「セツナ系リアルラブソング」のリバイバル版となる楽曲が完成した。モデルプレスのインタビューでは、楽曲に込めた思いや2人の恋愛観、今後の目標について、たっぷりと聞いた。
ゆきぽよ&SLOTH、お互いの印象は?
― 今回初コラボとなりますが、初めて会った時のお互いの印象を教えてください。ゆきぽよ:普段からSLOTHくんの曲を聞いていて知っていたので「あ、本物だ」と思いました(笑)。
SLOTH:僕も「Vine」という6秒動画でゆきぽよちゃんを知っていたのですが、当時は女子高生でバナナを咥えている動画などを上げていた印象だったので、すごい大人になったなと思いました。会ったことはなかったのに、勝手に成長を感じるという(笑)。
― 一緒に曲を作る中で、印象に変化はありましたか?
ゆきぽよ:SLOTHくんは年上だけど、絡みやすい!最初は見た目的にも少し怖いイメージだったのですが、優しかったです。
SLOTH:僕は思った通りでしたね。明るいし、THE・ギャル!進行はやりやすかったです。
ゆきぽよ:やった~!
― 楽曲を制作するにあたって、苦労はありましたか?
SLOTH:今までも切ない恋愛をテーマにした数々の楽曲があるので、どのように差別化をするかというところに苦労しました。3日くらいで完成させたのですが、上手くまとまって良かったです。
ゆきぽよ:超短期間。SLOTH、マジ神っす!ゆきはSLOTHくんに全部任せっきりで…。あ!「大好きだけど、さよなら」という歌詞はゆきの案が採用されました!
― すごいですね!「アイタイ アエナイ」にはどんな思いを込めたのですか?
ゆきぽよ:ゆきの当時の思いが本当に詰まってる!会いたいけど会えないとか、そういう病んでいる気持ちは涙にした方がすぐに癒えるので、今、遠くにいる彼氏を待っている人にぜひ聞いて欲しいです。
SLOTH:良いこと言う~!僕も、ゆきぽよちゃんが言った通りだと思います。女性だけではなくて男性にも、忘れられない女性への思いを断ち切ったり、区切りをつけたりするために、この曲を聞いて欲しいです。
― ゆきぽよさんの実体験を元にした歌詞ではありますが、男女ともに共通する思いが表現されていますよね。
ゆきぽよ:ちょうどSLOTHくんが歌っているところが、男性の気持ちとしても捉えられますね。
SLOTH:そうですね。女性にも男性にも聞いて欲しいです。
ゆきぽよ&SLOTH、目標は「紅白!」
― ゆきぽよさんの前作「#パリピ」(ACEとのフィーチャリング楽曲/2016)とはガラッと雰囲気が変わって、バラード曲には初挑戦となりますが、いかがでしたか?ゆきぽよ:カラオケでしか歌を歌わないくらいのマジの素人だから、超不安。ずーっと不安です。「#パリピ」では、ゆきが歌っているところ「パリピ」しかなかったので(笑)。
― 前回よりも歌の担当パートが格段に多くなっていますが、大変だったこと、苦労した点などはありましたか?
ゆきぽよ:お酒が大好きで、暇さえあればすぐにお酒を飲んじゃうし、酒やけもしやすい声なんですよ。なので、歌えなくなるのがすごく怖くて、のど飴を全部舐め倒しました(笑)。常にバッグの中にのど飴を入れていて、さっきもペットボトルの中にのど飴を3~4個入れて飲んでいました。
SLOTH:それ大丈夫なの!?喉が治るより、虫歯になるわ(笑)。
ゆきぽよ:でも治った!レコーディングで歌えて良かったです。
― 上手く歌えるかなというよりも、声が出るかが不安だったんですね(笑)。プロの方と一緒に歌うのは緊張しましたか?
ゆきぽよ:もうやばい!でも、最初はめちゃくちゃ緊張して歌えないと思っていたのですが、レコーディング1発目から結構ガチで歌えました(笑)。
― すごいですね!SLOTHさんは、ゆきぽよさんの歌声を初めて聞いた時、どう思いましたか?
SLOTH:正直に言うと最初はあまり期待していなかったのですが…(笑)。実際想像以上に上手で驚きました。
― 歌番組などで披露する機会があったら、レコーディングとはまた違った緊張感を味わうことになりますね。
ゆきぽよ:マジでやばいかも…。
SLOTH:いやいやいや、お酒を一旦止めてください(笑)。
― 「アイタイ アエナイ」は、令和を代表する恋愛ソングになるかもしれないですね。
SLOTH:平成最後の日に楽曲の打ち合わせをして、時代をまたいで完成したので、「時が過ぎ去って、時代変わって、2人を別々の未来が待ってる」という歌詞は、時代の移り変わりを意識しました。
ゆきぽよ:神。神ンゴ!
― この曲がどんな風に広まって欲しいとか、目標にしていることはありますか?
ゆきぽよ:最初は、同年代の子たちに響くと良いなと思っていたのですが、幅広い世代に広まって欲しい。目標はワンチャン紅白!
SLOTH:音楽番組やフェスなどにもバンバン出たいですね!
ゆきぽよ&SLOTHの恋愛観
― ゆきぽよさんは今回楽曲を制作するにあたって、ご自身の恋愛を振り返るきっかけになったと思いますが、今後どんな恋愛をしていきたいと思いましたか?ゆきぽよ:ゆきに関しては、毎日ちゃんと働いている人だったら、別にお金を持っていなくても良いです。見た目は気にしないので、精神年齢が年相応な人を選ぼうかなと思っています。あとは、周りの友だちはその人の鏡とも言えるので、周りもチェックしなきゃ!年齢は、おしゃれなら40歳までOK!
― SLOTHさんは、ゆきぽよさんの恋愛観を通して、共感したことはありましたか?
SLOTH:歌詞の「ただ普通に手を繋いで散歩する」「豪華なディナーなんていらなかった」は特に共感しました。例えば、リムジンで祝ってもらうとかよりも、夜中に2人でスウェットを着て行くコンビニのほうが良い。
ゆきぽよ:最高!ゆきも共感するところ一緒です。よいちょまる!
― 息がぴったりですね!お互いに、どういう方が合うと思いますか?
ゆきぽよ:SLOTHくんは多分“群れている女”は嫌いっすよね。一匹狼のかっこいいギャルか、お姉さんが良いと思う。
SLOTH:意外と心を見透かされている(苦笑い)。ゆきぽよちゃんは、大人な男性が良いんじゃないかな。工場で勤務している真面目な人とか、難しいかもしれないけれど、芸能人としての“ゆきぽよ”を知らない人が良いよね。
ゆきぽよ:そうだね、お互い謎なまま付き合って、あとから深く知っていきたい。
ゆきぽよ&SLOTH、夢を叶える秘訣は?
― ゆきぽよさんとSLOTHさんが考える、夢を叶える秘訣を教えてください。ゆきぽよ:最近「信じること」が大事だと思いました。言霊は本当にあると思うので、夢を言葉にしてひたすら信じる!あとは、車折(くるまざき)神社のお守りかな(笑)。ずっと通い続けています。
SLOTH:僕もゆきぽよちゃんと似ているのですが、とにかく始めること。例えば「5年前にゆきぽよちゃんとコラボレーションしていれば、あの時もっといろいろできたかもな」とか、いろいろと後悔することもあると思います。でも僕は、今が2029年で10年前の過去から戻ってきたと考えて、今から今をやり直そう、まだやり直すには遅くないと思うようにしているんです。
― 今目標にしている夢はありますか?
ゆきぽよ:ゆきの夢はずっと変わらず、ハリウッドスターです。夢を叶えることはすごく難しいことだけど、近づくことはできるので、大きい夢を持つようにしています。
SLOTH:僕はラップを始めた時、オーストラリア人と2人組でやっていたのですが、そのオーストラリア人はもうオーストラリアに帰っちゃって、連絡先とかも全くわからないんです。なので紅白や海外のフェスなど大きな舞台に立って、そいつが「あいつまだ活動していたんだな」と気づいて、また再会できたら良いなと思っています。
― お2人ともすごく素敵なお話ですね。もし第2弾のコラボレーションがあったら、どんな楽曲を作りたいですか?
SLOTH:第2弾、めっちゃやりたい。今度は恋愛の切ないとかじゃなくて、ふざけきった曲か、スーパーがっつりヒップホップ!
ゆきぽよ:ヒップホップ良いね!しっかり練習して、ラッパーやりたい!
SLOTH:それか「アイタイ、アエナイ」の続編。
ゆきぽよ:「アエタ、アエタ」(笑)。でも本当に第2弾やりたい!ゆき、どんな歌でも歌うよ!
SLOTH:ゆきぽよマジ神ですね。
― 第2弾も楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
ゆきぽよ(木村有希/きむら・ゆき)プロフィール
1996年10月23日生まれ、神奈川県出身。2012年に雑誌「egg」の読者モデルとしてデビュー。動画配信サービスVineにて6000万回という驚異の再生回数を記録するなど、カリスマ動画クイーンとして人気を集める。2017年「バチェラー・ジャパン」に参加すると、派手な見た目と裏表ないストレートな性格が、幅広い視聴者に受け、好感度ランキングで1位に輝く。その後も快進撃は続き、2019年のテレビ出演本数が100本を超えるほどの活躍ぶりを見せている。SLOTH(スロース)プロフィール
東京を中心に音楽活動を開始し、単身渡米。ワシントン州で開催されたコンペティションでアジア唯一の抜てきを受け、最高の栄誉を受賞する快挙を成し遂げる。その後日本での音楽活動を再開。SNSで「噂のBITCH」が話題となり、全国の若者たちが動画を真似するなど社会現象に。以降、若者たちや女性の心理を代弁した楽曲スタイルが定着し、SNSでのバズりを生み出すラッパーとしてその名を確固たるものにした。
【Not Sponsored 記事】