生田絵梨花が思う乃木坂46の今後…ミュージカル女優としての葛藤も<モデルプレスインタビュー>
2019.06.08 13:00
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乃木坂46の生田絵梨花(いくた・えりか/22)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
生田絵梨花、新写真集女王に
生田のセカンド写真集『インターミッション』(2019年1月22日発売/講談社)が、売上27.5万部で(オリコン調べ)で今年度上半期写真集ランキングの1位に。上半期での売上としては、2017年に白石麻衣写真集『パスポート』(2017年2月7日発売/講談社)が記録した20.1万部を上回り、“歴代最多売上”を達成。生田が新写真集女王の座に輝いた。
また、生田が上半期1位を獲得するのは、2016年に発売した写真集『転調』(2016年1月21日発売/集英社)に続いて2度目。通算2度の上半期1位は生田が歴代初となる。モデルプレスでは、写真集ヒットの裏にある乃木坂46、ミュージカル女優としての一面に迫った。
生田絵梨花、ミュージカル女優としての葛藤
― 「第44回菊田一夫演劇賞」受賞おめでとうございます。会場でもたくさんの方から声をかけられている中で「自分はまだまだ至らない部分が多い」と話している姿が印象的でした。アイドルという枠を超えて、ミュージカル女優としても活躍する生田さんですが、不安や葛藤はあるのですか?生田:ありますね。まずは実力面ですごい人たちがたくさんいて、上手くなりたいと思ったところですぐに上手くなれる人はいないので、時間をかけて続けていくしかないと思います。でも、技量があるだけでは心に響く演技はできない。いかに自分の経験や生活をしている中で感じること、その瞬間に芽生える感情などを演技に込められるかということも必要なので、そのためにいろいろな経験をすることが必要なんです。すぐに解決する問題ではないので、少しずつ前に進んでいこうと思います。
― 栄誉のある賞をいただくことで、少し自信に繋がりますか?
生田:賞をもらったから「認められた」「自信がついた」とはまだ思えないです…。でも「頑張らなくては」とより思えるし、こんな贈り物をいただいたからには信じて進もうという勇気にはすごく繋がりました。
― Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画『キレイ―神様と待ち合わせした女―』(2019年12月より/Bunkamuraシアターコクーン)で主人公・ケガレ役を演じることが決定しましたが、現在の心境や、新たな挑戦に向けての意気込みを教えてください。
生田:錚々たるメンバーの中で大丈夫なのだろうかという不安があります。でも、またここで学ばせてもらうことによってどんな扉が開くんだろう、どんな自分が出てくるんだろうと、すごく楽しみです。
生田絵梨花、今後の乃木坂46はどうなる?
― 生田さんが客観的に4期生の活動を見ていて、現時点で注目してるメンバーはいますか?生田:みんなです。特定の子の名前を出さないのには理由があって、まだ今の段階では誰がどう芽を生やすか分からないので、全員の可能性や伸びしろを信じることが大切かなと思います。今はみんなを見守りたいです。
― これまでともに活躍してきたメンバーの卒業も続いていますね。乃木坂46を第一線で引っ張っている存在である生田さんが思う、今のグループの現状や今後の目標について教えてください。
生田:1期生が減ってきて、寂しさや「これからどうなっていくんだろう」という思いもありますが、今全員がすごく前向きに輝きを出せているんじゃないかなと思います。1期生は忙しかったらそれぞれ声を掛け合って、お互いに支え合って絆がどんどん深まっているし、4期生が入ってくることに対しても見守る雰囲気があるので、まだまだみんなで結束して上に登っていけるんじゃないかな。そのためには、たくさんの方の助けも必要になってくるかと思うのですが、「乃木坂46 23rdシングル『Sing Out!』発売記念ライブ」でもファンの方からの熱い応援をすごく感じることができたので、まだまだ止まらずにいきたいなと思います!
生田絵梨花の新たな夢は?
― 以前の写真集インタビューで「夢を叶える秘訣」をお聞きした際に「諦めないで続けることが一番大事」とおっしゃっていました。最近諦めないで続けて叶った夢や、現在新たに思い描いている夢を教えてください。生田:「舞台」は、まさに叶った夢です。もちろん一度舞台に出られるということ自体もすごく嬉しいのですが、それを次に繋げることが大事。これまでは“ザ・ミュージカル”という舞台に立たせていただいていたのですが、『キレイ―神様と待ち合わせした女―』はストレートプレイの劇団の人たちで行うミュージカルという珍しい環境に飛び込むので、今までとは違う挑戦になると思います。ミュージカルという軸はぶらさずに、ストレートプレイを楽しみたいです。
新たな夢としては、ミュージカルのほかにも、映像のお芝居もしたい。「夢が叶った!」というより、一歩一歩前に進む感覚です。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
生田絵梨花・写真集『インターミッション』概要
【発売日】2019年1月22日(火)【撮影】中村和孝
【出版社】講談社
【ロケ地】アメリカ・ニューヨーク
【体裁】オールカラー160P/ソフトカバーB5版変形
【写真集公式ツイッター】@erika_newyork
生田絵梨花(いくた・えりか)プロフィール
1997年1月22日生まれ。A型。ドイツ・デュッセルドルフ出身。2011年、乃木坂46の1期生として活動開始。10thシングル『何度目の青空か?』でセンターを務めるなど、常にグループの中心的メンバーとして活躍。アイドルとしての活動以外に『レ・ミゼラブル』や『ロミオ&ジュリエット』など多数のミュージカル作品にも出演。2019年4月には、優れた芸術家らを表彰する『第44回 菊田一夫演劇賞』の演劇賞を受賞した。ピアノの腕前も抜群、乃木坂46イチの才色兼備であり、天真爛漫な魅力で多くの人々を魅了している。
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