<山本彩インタビュー>なぜ1stシングルを「イチリンソウ」にしたのか― シンガソングライターの決意と責任を胸に…
シンガーソングライター・山本彩のモデルプレスインタビュー後編。NMB48卒業からソロアーティストとして始動するまでの期間、1stシングル「イチリンソウ」(4月17日発売)の制作について話を聞いた。
山本彩「一生分ぐらい休みました」
― インタビュー前半で“空白の時間”と仰っていましたが、ソロ活動始動前はゆっくり出来ましたか?山本:もう一生分ぐらい休みました(笑)。こんなに休んでていいのかって思うぐらい自分の時間がありましたね。
― 具体的にはどんなことをしていたんですか?
山本:卒業してからは、NMB48の卒業生や、ずっと会いたいけど会う時間がなかった学生時代からの友だちに会うウィークを作っていろんな人と会って、その後オーストラリアに1週間ぐらい行って、戻ってきて制作を始めてました。
― 卒業生の方とはどんな事を話すんですか?
山本:結局仕事の話になりますね。
― そういう時、山本さんはお話聞くタイプ、それともお話するタイプ?
山本:聞くほうが多いです。
― では、1人での活動になった今、困ったことがあった時は誰に相談するようにしていますか?
山本:家族です。私のお仕事のことを全て理解してくれているわけではないですが、お仕事のことも全然どうでもいいことも家族LINEに投げて、姉兄や両親から意見がもらえています。
― 今回のシングル制作にあたっても相談した?
山本:制作の時は籠もって、あまり人とは接触しないんです(笑)。
1stシングルを「イチリンソウ」に決めた理由
― シングル「イチリンソウ」からも新たな一歩を踏み出すイメージが伝わってきました。ご自身で作詞作曲をなされましたが、この「イチリンソウ」を“山本彩1stシングル”に持ってきた理由はあるのでしょうか?
山本:一番は「私らしいかな」というところです。恵まれた環境に慣れていたところから、一歩外に出て一人でやっていく想いをそのまま載せた歌詞で、今の自分だからこそ歌える、今の自分自身を一番出せる曲ということで「イチリンソウ」を選びました。
― 山本彩としての決意表明?
山本:はい、決意です。
― 他の2曲「君とフィルムカメラ」「Are you ready?」も、「イチリンソウ」とは別の色で“山本彩らしさ”が表現されていたように感じました。
山本:「イチリンソウ」には聴いている方を引き込むような壮大なものがあったので、それとは全然違う日常的な「君とフィルムカメラ」。あるいは、これもまた全く違ってライブなど表舞台に立って、前を向いている自分としての「Are you ready?」。その時その時の自分の心境が曲に出ていると思ってます。
― 今回からギターレコーディングもご自身が参加されていますよね。
山本:今までもしたいなとは思っていたんですけど、これからシンガーソングライターとして名乗って1人でやっていくからには、出来る限りは甘えずに自分やろうって決めて、今回から自分でやるようにしました。これまでは完全に出来上がったバンドのサウンドに身を委ねて歌っていたんですけど、自分のギターで自分の歌を支えるはすごく大変で、プレッシャー、責任感は今まで以上にありましたね。
山本彩が新たに工夫したこと
― ギターに限らず歌もシンガーソングライターとして、今まで以上に注目されるところだと思いますが、新たに工夫したことやチャレンジしたことはありますか?山本:今までに使ってなかった言葉遣いや一人称を使い分けてられるようになったらいいなって思いながら書くようにしています。本や新聞を読んでボキャブラリーを増やして、自分が聞き馴染みない言葉やフレーズ意識して落とし込めたかなと思います。
― 「イチリンソウ」でこだわった歌詞をあげるとしたら?
山本:『白い妖精』というのがイチリンソウの代名詞なのでそれを入れたり、2番Bメロはソロになるにあたって自分自身が気づいたことをそのまま書いてみたりしました。
― 山本さんは曲を作るとき作詞と作曲どちらが先ですか?
山本:それが難しくて…この曲は“イチリンソウ”っていうキーワードが先にあって、そこから何となく「この曲ってこういうイメージかな」みたいにメロディを完成させて、そこから「イチリンソウ」の歌詞を完結させようっていう感じでです。メロディの完成のほうが早いんですけど、その前に何かキーワードになるものがあったりすることが多いです。
― では今回“イチリンソウ”といキーワードが先にあったということですが、浮かんだ理由は?
山本:それまでイチリンソウの存在を知らなかったんですけど、知った時に「うわ!自分みたいだな」って素直に思って、「これだったら今の素直な気持ち、自分の気持ちが書き下ろせそう」って思ってました。
― 最後に、モデルプレス読者にメッセージをお願いします。
山本:モデルプレスを御覧の皆さんにも、学生を卒業したり、新社会人になって一人暮らしを始めたり、環境が変わった方が多いと思うんですけど、「イチリンソウ」はそういう方々の希望になるような、力になれると思うのでぜひ聴いてください。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
■山本彩 1st Single「イチリンソウ」
【初回限定盤(CD+DVD)】
・CD収録内容
1:イチリンソウ
2:君とフィルムカメラ
3:イチリンソウ (instrumental)
4:君とフィルムカメラ (instrumental)
・DVD収録内容
1:イチリンソウ Music Video
2:イチリンソウ メイキング映像(レコーディング風景・アーティスト写真&ジャケット写真&Music Video 撮影風景)
【通常盤(CD Only)】
・CD収録内容
1:イチリンソウ
2:君とフィルムカメラ
3:Are you ready?
4:イチリンソウ (instrumental)
5:君とフィルムカメラ (instrumental)
6:Are you ready?(instrumental)
■山本彩(やまもと・さやか)プロフィール
生年月日:1993年7月14日
血液型:B
身長:155.5cm
出身地:大阪府
特技:ギター・ダンス・熱中すること
趣味:歴史探索・学ぶこと・知ること・音楽・映画鑑賞
2010年にNMB48のオープニングメンバーとして加入。グループおよびチームのキャプテンを務める。2015年にはNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌『365日の紙飛行機』のセンターに抜擢、2017年末にAKB48として出場した紅白歌合戦での“総選挙”「夢の紅白選抜」では1位を獲得。2018年10月27に約3万人を動員した“NMB48 山本彩 卒業コンサート 「SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」”を開催。翌月11月4の「大阪・難波 NMB48劇場」での公演を以てNMB48を卒業した。
そして、2019年1月1日よりソロ活動を本格始動し、2月から24都市27公演、約2万6千人の動員を予定のライブハウスツアー「I’m ready」をスタート。4月17日に、1stシングルにして、ユニバーサルミュージック移籍第1弾シングル「イチリンソウ」をリリースする。
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