「オオカミくんには騙されない」失格のさなり、心境を告白 “騙した”古田愛理へ伝えたい思い・脱落&復活したときに考えたこと<インタビュー>
2019.04.01 18:30
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AbemaTVのオリジナル恋愛リアリティーショー『オオカミくんには騙されない』シリーズの最新作となる『白雪とオオカミくんには騙されない』(毎週よる10時~)の最終話が3月31日に放送された。“オオカミくん”であり、規定違反のため失格となったアーティストのさなりがモデルプレスのインタビューに応じた。<※以下、ネタバレあり注意>
“落ちないで投票”で復活したさなり、規定違反で失格に
「OverFlow Project supported by CAMPFIRE MUSIC」でグランプリを獲得し、ラッパー・SKY-HIのプロデュースで今年本格デビューしたアーティストのさなり。中間告白までは3人の女子の矢印が集中しモテモテ状態となり、雑誌「Popteen」で専属モデルを務める古田愛理を選び両思いとなったが、「オオカミくん投票」で1位となり脱落。11話で「落ちないで投票」を上回ったことが分かり、復活を果たしたが、告白前日に愛理に“オオカミくん”であることを伝えてしまい、規定違反のため失格になってしまった。
告白は、女性メンバーがオオカミの着ぐるみに入った男性メンバーに告白し、OKの場合風船を渡す、オオカミの場合は風船を手放すというルール。
愛理が向かったさなりが立っているはずの場所には、さなりの姿がなく風船と手紙のみが。手紙には初対面から愛理のことが気になっていたため、最初は避けていたこと、気持ちを曲に閉じ込めたことなどがつづられていた。手紙で「どうしても自分の口から伝えたかった」「最初から結ばれていない糸だったけど結ばれていたことは確かだから、最後まで一緒にいてくれてありがとう」と本音を明かしたさなり。愛理は「オオカミだと分かっても私の気持ちは最後まで変わらないし、最後の日を今この瞬間を2人で迎えたかったです」と話し、自ら風船を持つと手から離した。
前代未聞の事件となり、この衝撃の結末にスタジオで見守った横澤夏子、Dream Ami、飯豊まりえらは涙を流した。
さなり「予想以上に辛い」 “オオカミくん”を意識していた?あのときの心境は?
インタビューに応じたさなりは、“オオカミくん”として意識したことについて「最初はできるだけ気づかれないように態度や表情を意識していました。最終的には意識していなかったです」と回答。脱落したときの心境を「全員と会えなくなるのは悲しくなかったわけではないけど、心のどこかでこれでよかったとも思っていました」と振り返った。
また、「落ちないで投票」で復活したときは、メンバーと「どう接すればいいのかわからなかった」といい、「皆に会えたのは素直に嬉しかったけど、すごく複雑だった」と葛藤していたよう。
実際に“オオカミくん”という役割を担い、「予想以上に辛いものなんだなと思いました」と打ち明け、「でもそれ以上に悲しませてしまったから、どう言えばいいかわからないですが全部終わって知った後にも『出会えてよかった』と思えたし思ってくれたのが何より嬉しかったです」と愛理への思いも。愛理に伝えたいことを聞くと、「ごめんなさい。本当にありがとう」と答えた。
今回の出演で同世代の中での知名度が急上昇。今後のアーティスト活動について、「音楽は好きなのでこれからも好きにやっていきたいから、どうか好きでいてくれる人はこれからもよろしくお願いします!」とファンに向かって呼びかけた。
「オオカミくんには騙されない」とは
同番組は、本気で恋をしたい女子高生たちが、イケメン男子とデートを繰り返しながら恋に落ちて行くまでを追いかける恋愛リアリティーショー。しかし、イケメン男子の中には、嘘をついたり、好きでもないのにちょっかいを出したりと女子高生たちの恋を邪魔する“オオカミくん”が最低でも1人混ざっている。女子高生たちは、そんな“オオカミくん”の誘惑や嘘に惑わされず、真実の恋を見つけることができるのかというところが番組の見どころのひとつとなっている。
同シリーズはこれまでも、雑誌「Popteen」専属モデルの“なちょす”こと徳本夏恵と「男子高生ミスターコン2016」準グランプリ・那須泰斗の「なちょころりん」カップルや、同じく「Popteen」専属モデルの“ちゃんえな”こと中野恵那とK-1ファイターの平本蓮らの人気カップルを生み出してきた。(modelpress編集部)
さなり プロフィール
2002年11月16日生まれ。小学校低学年時にYouTubeに出会い、オリジナル動画の投稿を開始。動画投稿の収入でパソコンを購入し、遊ぶように動画制作などを行っていた。同じ頃、ラップミュージックと出会い、中学校に入るとフリースタイルラップで友達と遊び始め、中学2年生の頃からオリジナル音源の制作をスタート、再度、動画投稿を始めるようになる。
一度聞いたら耳から離れず、リリックがストレートに入ってくる力強い独特の声が特徴的な16歳のラップアーティスト。
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