モデルプレスのインタビューに応じた井口綾子(C)モデルプレス

井口綾子、色白×もっちり“モッツァレラボディ”の秘訣 ミスコン後リバウンドも再びダイエット成功で進化<1st写真集「いのあや」モデルプレスインタビュー>

2019.03.16 07:00

現役女子大生で、「ミス青山コンテスト2017」準グランプリの井口綾子(いのくち・あやこ/21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。2018年9月に鳴り物入りで「週刊プレイボーイ」表紙に大抜擢。“モッツァレラボディ”と称される色白でもっちりした健康ボディで世の男性を虜にした井口が、芸能界入りして1年を待たずして、20日に1st写真集『いのあや』とデジタル写真集 『バカンス』(ともに週刊プレイボーイ特別編集・集英社刊)を発売。インタビューでは、“モッツァレラボディ”をキープするために撮影前に行った準備から1月上旬に行われたハワイ・オアフ島での撮影のエピソード、芸能界入りしてからの約1年を振り返り、大学卒業を目前にした現在の心境に迫った。

  

井口綾子“モッツァレラボディ“のキャッチコピーは「友達にイジられます(笑)」

井口綾子(C)熊谷貫/週刊プレイボーイ/1st写真集「いのあや」より
― 今回は写真集発売おめでとうございます。まず、昨年「週刊プレイボーイ」でグラビアデビューしたときの心境からお伺いしたいんですが、グラビアに対して抵抗や恥ずかしさはなかったですか?

井口:水着自体プライベートであまり着ないので、2年ぶりくらいに着て、最初に撮影するときや衣装合わせのときはやっぱりちょっと気恥ずかしさみたいのはありました。

― 芸能界に入ったときからグラビアをやることは想像していましたか?

井口:大学4年になるタイミングで事務所に所属することになって、このまま就職せずに頑張ろうと心に決めたので「いつかはあるかな」とは思っていたんですけど「こんなにも早く」とは思いました(笑)。「週プレ」さんのグラビアは登竜門みたいなイメージがあったので、いきなり表紙をさせて頂けることになって嬉しい気持ちと同時に、芸能界に入って半年の私に務まるのか、という不安の方が大きかったです。

― すごい抜擢ですよね。そして、“モッツァレラボディ”というキャッチコピーが誕生しました。

井口:私もネットニュースで最初に見て知って、「私って“モッツァレラボディ”なんだ」って(笑)。「誰が考えたんだろう?」と思ってマネージャーさんに聞いたら事務所の方が考えて下さったみたいで、マシュマロボディとかは今までもあったと思うんですけど“モッツァレラボディ”は初めてだったので「よく思いついたな~」と(笑)。

― なかなか出てこないワードですよね。ちなみにモッツァレラチーズはお好きなんですか?

井口:普通に好きなんですけど、それから友達とご飯に行ったときに、カプレーゼとかがメニューにあると「これ頼んで平気?」とか逆に「頼んだ方がいい?」とかイジられるようになりました(笑)。

― ご家族はグラビアを始めた当初は、どういう反応でしたか?

井口:事務所の方や「週プレ」の方が表紙に起用して下さったことにすごく感謝していて、「頑張ってきな」と送り出してくれました。

― 誌面はご自分で見せましたか?

井口:いや、買っていましたね。家にありました。それで写真が家族LINEに「綾子いた」みたいな感じで貼られて(笑)。売られているのが見つける度に沢山買って、コンビニの棚の1列目を全部「週プレ」で並べたりとかしていました(笑)。

井口綾子、グラビアは毎回発見「自分ってこんな顔しているんだ」

井口綾子(C)熊谷貫/週刊プレイボーイ/1st写真集「いのあや」より
― 写真集の撮影地であるハワイに行かれたことは?

井口:家族旅行で行ったことはあったんですけど、仕事で行くのは初めてでした。

― ずっと撮られている、という経験は初めてだったと思うんですけど、どうでしたか?

井口:撮影は4泊6日くらいだったんですけど、楽しくて終わるときは「ああこれが最後か」と寂しかったです。

― 緊張はしなかったですか?

井口:最初のグラビアのときは緊張したんですけど、今回はなかったです。緊張よりもどんな感じの写真集になっているんだろうと気になって、夜にカメラマンさんがデータを見せてくれるのが楽しみでした。

― それまでもファッションモデルの経験はあったと思うんですけど、グラビアのポージングは勉強されましたか?

井口:今までのファッション系とは全然違うので、あんまりグラビアを見たことがなかったんですけど、意識的に見るようになりました。最初の「週プレ」のグアムのときは本当に「どうしたら良いんだろう?」とか「これって正解なのかな?」とか思いながら、カメラマンさんやスタッフさんがとても優しかったので「もっとここをこうした方が良いよ」とか「こっちの方が体が綺麗に見えるよ」とか教えてもらいながらやったという感じでしたね。

井口綾子(C)熊谷貫/週刊プレイボーイ/1st写真集「いのあや」より
― すごく自然な表情が素敵だと思います。

井口:でもそれは本当に自然なところを切り取って下さっているんですよね。ファッション系だと服を見せるとか目的があるので、キメキメの写真が多いと思うんですけど、グラビアは自分のふとした表情を見るのがすごく変な感じで「自分ってこんな顔しているんだ」と毎回発見があります。

― 特にお気に入りのカットを教えて下さい。

井口:ワンピースの衣装も好きなんですけど、青いニットの写真は特にお気に入りです。全体的な雰囲気も好きだし、衣装合わせのときにスタイリストさんに「大きめのざっくりとしたニットとか着てみたい」と提案したのを採用してもらったので、自分の意見を取り入れて下さって嬉しかったです。

― ハワイを満喫する時間はありましたか?

井口:正直満喫するような時間はなかったんですけど、撮影が夕方くらいに終わってそこから1時間とか2時間とか、買い物して良い時間を頂いてワイキキあたりを歩いたり、アラモアナに行ったりとかはしました。撮影自体が“THE・ハワイ”という感じで綺麗な海とかに連れて行って頂いたので、そこで満喫しましたね。

井口綾子、写真集のために毎日ジム3軒

― 写真集のために準備したことや、体を絞ったことは?

井口:自分的には1回目の「週プレ」のときは思うように痩せられなかったので、今回は写真集だし絶対後悔したくないと思いました。それまでも出すかも出さないかも、ということは聞いていてジムとかには行っていたんですけど、出すことが正式に決まってから撮影期間までが3週間くらいしかなくて、「写真集は一生残るし絞んないとヤバい!」と思って毎日ジム3軒ぐらい行っていました。

― 3軒!?それぞれ違いがあるんですか?

井口:1時間走って、1時間ボクササイズして、1時間弱ぐらいパーソナルで筋トレして。あとは炭水化物とお酒も抜きました。ちょうど年始の撮影だったので、年末年始って大体の人がちょっと太っちゃう時期だと思うんですけど、そこで心を鬼にしていました(笑)。体重は全体で3、4キロ落ちましたね。

― 元々ミスコンまでの1年間で約10キロの減量に成功されたんですよね。

井口:そうなんです。でもそこからリバウンドしちゃって、そのときは食事制限しかしてなくてトレーニングはしてなくて。食事だけで痩せたしいいや、と思っていたんですけどそうすると絶対にリバウンドすると気づいたのでこれを機に筋トレを始めようと思って、ダイエットを再開させました。

井口綾子(C)熊谷貫/週刊プレイボーイデジタル写真集「バカンス」より
井口綾子(C)熊谷貫/週刊プレイボーイデジタル写真集「バカンス」より
― 具体的に絞りたかったパーツはどこですか?

井口:お腹。元々上半身が痩せにくくてミスコンのときも体重は落ちていたんですけど、上半身が「この体重だったらもっと細いべき」と自分で感じていたので、やっぱり筋トレしないとダメなんだなと思って、腕とかも気になっていたんですけど、一番目立つのはお腹かなと思って腹筋をしたり、体幹を鍛えるトレーニングをしたりしました。

― 逆に自信があるパーツはどこですか?

井口:えー!難しい…でもメイクさんに唇はよく褒められます。自分ではよく分からないんですけど、形と水分量がちょうど良いらしいです(笑)。

― “モッツァレラボディ”を維持するためにしていることは?

井口:モッツァレラって言うくらいだから色白が大切で失っちゃいけないところだと思うので、普段から日焼け止めは絶対に塗るのと、ピタミンのサプリを毎日飲んで、保湿のクリームは欠かさないようにしています。

井口綾子(C)熊谷貫/週刊プレイボーイ/1st写真集「いのあや」より
― 写真集の中で女性に特に見て欲しいカットやポイントはありますか?

井口:何だろう?この写真集って、際どいカットだったりちょっと変わった水着だったり、そういう“セクシー”を強調している部分は良い意味でないと思うんですよ。ヘルシーな感じが多いと思うので、実際に女性の方にもインスタの写真を撮る参考になるのかな。あとはカメラマンさんが光をすごく気にして下さって、最後の方のページとか光の入り方がすごく綺麗なので、女性が見ても楽しめるんじゃないかなと思います。

井口綾子、青学卒業し芸能界一本へ

― 大学卒業も目前ですが、心境はいかがですか?

井口:本当にあと少しで卒業式なんですけど、まだ実感が全然わかないです。

― ご友人と卒業旅行の予定は?

井口:金曜日と土曜日にレギュラーのお仕事を頂いているので、海外の長旅はできないんですけど、近場で京都に行ったり、この間も韓国に行ったり、ちょこちょこ1泊2日とか2泊3日ぐらいで行っています。

― この1年間、大学と芸能活動の両立はいかがでしたか?

井口:4年生はそんなに忙しくないので、めちゃくちゃ大変ではなかったんですけど、「もしテストの日に良い仕事を提案されたらどうしよう」とかそういう心配はありました(笑)。

― 事務所に所属されてから色々なお仕事を経験されたと思うんですが、特に大変だった仕事や悩んだことは何ですか?

井口:それこそグラビアは悩んだというか、大きな分岐点だったかなと思います。あとはミオヤマザキさんの「哀図」のWebショートフィルムに出させて頂いたときは泣く演技で、最初は「ちょろっと一滴出ればいいよ」くらいに言われていたんですけど、本番になったら「ボロボロ泣いて欲しい」と言われて、どうしよう?と思ったことはあります。

あとは、ずっと明石家さんまさんに会うのが夢だったので、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出させて頂いたときはすごく緊張してあまり記憶がないですね(笑)。お笑いがすごく好きで、やっぱりさんまさんはお笑い界で神のような方だし、笑いにも厳しそうなので、「変なこと言っちゃったらどうしよう」とか考えましたね。

― オンエアをご自身で観てどうでしたか?

井口:収録終わった後は「全然ダメだった」と思ってすごくズーンと落ち込んでいたんですけど、初出演だと自己紹介以降振ってもらえないこともあるみたいで、アンケートの中からさんまさんに選んでもらって話を振ってもらえたので、それは良かったなと思いました。でも今でもやり直したいと思っちゃいます。

井口綾子、ストイックな自己評価

― 話をお聞きしていると、1つ1つのお仕事にすごくストイックな印象なんですが、周りの人に相談することもありますか?

井口:マネージャーさんに「今日どうでしたか?」とか「こう思ったんですけどやっぱりそうでしたか?」とか聞くことは多いですね。友だちは全然違う職業なので「全然できなかった」と軽く愚痴ることはあるんですけど、深刻に相談することはなくて、するとしたらマネージャーさんか父です。

― お父さんはどんな風に返してくださいますか?

井口:父に相談すると、1が100になるというか(笑)。私が欲しかったアドバイス以上のことに発展されてちょっとお説教みたいになってくるので、最近はちょっと控えているんですけど、受験のときから自分のことのように相談に乗ってくれる関係です。

― 1年間やってきて、抱いていた理想と比べると、自己評価としてはいかがでしょうか?

井口:うーん…私は今自分でお仕事を取れる状態ではなくて「週プレ」の表紙とかも、私だけの力だったら絶対もらえなかったお仕事なので、本当は自分の力だけで向こうからオファーが頂けるような状態になりたかったし、今はそういう風に頂いているチャンスをもっともっと生かして、そこまで頑張りたいなと思っています。

― やはり大学の周りの方は全然違う進路に進むと思うので、卒業が近づくとどんどんと実感して不安になることはありませんか?

井口:そうですね。就活から私はしていなかったので、そのときから同い年の友だちと集まると絶対話題の半分は就活になって、「全然皆とは違う道を歩んでいるんだな」というのは実感していました。今だと配属先とか休みの話題が多くて、4月から休みは全然合わなくなっちゃうんだろうな、とか思いますね。安定している仕事ではないので、楽しみと不安があります。

― では、今後の芸能活動の目標を教えて下さい。

井口:4月から新しいお仕事も決まっていて、どんどん自分がやりたいことをやらせて頂いているので、これからも、お笑いが好きなのでバラエティのお仕事とか、色んなことに挑戦して、知ってもらえるようになったら嬉しいなと思います。

― 最後に、井口さんが考える夢を叶える秘訣は何ですか?事務所所属前の2017年8月、2018年4月と過去2回のインタビューでもお聞きしているんですが、アップデートされていたらお伺いしたいです。前回は、「何かに挑戦するときには、得るものもあれば、失うものもあると思うんです。どちらが自分の中で優先事項なのかを考えて行動することだと思います。たとえば友達と遊びたい。だけど明日は撮影だから顔が浮腫んじゃうかも、ということもありますよね。そうしたときに自分がベストを尽くせるようにきちんと選択することだと思います。私もまだまだこれから夢を叶えるところですが、ストイックにいこうと思っています!」と答えて下さっていました。

井口:ベストを尽くせるようにストイックにいく、というのはもちろん今も変わってないんですけど、プラスすると、色々なものを見るようになりました。例えばバラエティ番組だったら今までは好きなものを好きだから観ていたんですけど、今は観たことがなかった番組も今後お仕事を頂けるかも知れないと思って過去のものも含めて意識的に観るようにしています。

― ありがとうございました。

井口綾子の素顔は?

井口綾子(C)モデルプレス
SNSの「#彼女とデートなう」風の写真が「可愛すぎて悶絶」とネットで爆発的に拡散されたミスコン時代、聞いただけで美ボディがありありと浮かび上がる“モッツァレラボディ”というキャッチコピー…彼女を取り巻く情報は、柔らかくて女性らしい印象ばかりだが、その芯は強い。

事務所に所属する前の最初のインタビューで「ヘラヘラして見られるのですが意外と根性があってメンタルが強いと思っています」と答えていた通り、話せば話すほどストイックな素顔が垣間見れ、「…まだ叶えていないので、夢を叶える秘訣って難しいです」と最後に笑顔を浮かべていた姿が印象的だった。(modelpress編集部)


井口綾子(いのくち・あやこ)プロフィール

生年月日:1997年3月24日
出身地:神奈川県
大学:青山学院大学 教育人間科学部 4年生
身長:160cm
趣味:お笑い鑑賞、映画鑑賞
特技・資格:ミス青山コンテスト2017出場
「ミス青山コンテスト2017」にて準グランプリを獲得。現在主婦の友社「Ray」専属読者モデルやFMヨコハマ「F.L.A.G.」レギュラーリポーター・MBSラジオ「オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~」ヤンヤンガールズとしてレギュラー出演中。昨年9月の『週刊プレイボーイ』38号で表紙に抜擢され、そのもっちりした“モッツァレラボディ”が話題となり、世の男性を虜にしている。
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