モデルプレスのインタビューに応じた結子(C)モデルプレス

摂食障害で7kg減&20kg増の過去…モデル結子、壮絶生活を告白 10代で結婚・出産・離婚も経験して日本代表モデルに<モデルプレスインタビュー>

2019.02.25 19:00

身長178cmで股下92cmという圧巻のスタイルを誇る結子(25)がモデルプレスのインタビューに応じた。その抜群スタイルを武器に、2018年8月、世界24カ国のトップモデルが集結する国際モデル大会「World Supermodel Production」の日本予選「World Supermodel Japan(WSJ)」でグランプリを獲得。そして、今年4月にフィジーで行われる世界大会へ出場する日本代表モデルの切符を手にしたが、彼女の人生は決して順風満帆ではなかった。18歳で結婚、19歳で出産、20歳で離婚、7kg減の拒食症、20kg増の過食症…という壮絶な生活を送っていた。

  

結子、摂食障害の過去を告白

結子(C)モデルプレス
― 本日お会いした瞬間、その抜群スタイルにビックリしました!

結子:ありがとうございます。私用に作っていただいた薬膳茶がありまして、それを飲んで世界大会に向けて体調を整えています。もともと摂食障害がありまして…

― 摂食障害を患ってから、美容法に変化があったということですか?

結子:そうですね。摂食障害を患ったのがちょうど「ミス東京ガールズコレクション(ミスTGC)2014」(2014年3月に開催)のオーディションを受けていた時期で、そのときはガムを食べるのも怖いぐらいでした。なにを口に入れても太ると思ってしまい、食べたら嘔吐を繰り返す、拒食症になってしまいました。

― その時期は、なにも食べることができなかったんですね。

結子:はい…ほとんど食べることができませんでした。だから、骸骨みたいになってしまい、不健康と言われました。大会が終わったら、その反動で今度は過食症になってしまいました。

結子(C)モデルプレス
― なぜ、そこまで食べることへの恐怖があったのでしょうか?

結子:モデルさんの中で体重に悩んでいる方は多いと思います。モデル同士で話していると、わかるし、その方が努力していたら私も…って不安に感じて食べる事が恐怖になっていましたね。

ミスTGCは、半年間トレーニング期間がありました。優勝を目指しているモデルさんが集まって、8月にレッスンがあって、その翌月にもレッスンってなったとき、ちょっと太っていると、「○○ちゃん太ったよね」ってすぐに噂になってしまいました。それを聞いたら、絶対に太れないって思って。

― そのときはどれくらい痩せてしまったのでしょうか?

結子:178cmで53kgとか。だから本当にガリガリでした。

― 水を飲むだけの生活みたいな。

結子:そうですね。お水を飲んで、梅干しとヨーグルトばかり食べていた気がします。だから、肌もすごく荒れて、髪の毛もバサバサでした。

― ミスTGCが終わったら、今度は過食症に?

結子:もうなにかが切れちゃったんだと思います。1番痩せていたときから20kgぐらい太って。事務所に所属していたものの、当然モデルとしての仕事はない。痩せないと痩せないとと思っていたのですが、なにをしても痩せられない。そんな期間が2年ぐらい続きました。

結子(C)モデルプレス
― 過食症のときは、どのような生活だったのでしょうか?

結子:朝起きたらコンビニ弁当を食べ散らかしていたんです。夜中に電子レンジで温めているところを父親が見ていたそうですが、私は覚えてなくて。夢遊病ではないのですが、寝ている間に多分ストレスで食べちゃったみたい。

― 意識がない中で食べていたってことですか?

結子:寝ている間や、誰もいない時はすっごい量を食べていて。それで、20kg以上太って、服も入らない、仕事もない、痩せろって言われる。

結子(C)モデルプレス
― どのように克服したのでしょうか?

結子:1年前に、トレーナーさんに付いてもらい、運動とエステをするようになりました。そのとき「World Supermodel Production」を見つけたことがきっかけで、痩せようと思いました。だから、今と1年前に比べると15kgぐらい痩せたと思います。

― 15kg痩せてから、大会に出場した?

結子:1年で15kgなので、大会が始まったときはまだ8kgしか落とせていませんでした。緩やかに体重が落ちていっています。

結子、結婚・妊娠・離婚も経験

結子(C)モデルプレス
― 元々モデルになりたかったのでしょうか?

結子:小学校のときすでに身長が168cmあり、母親もモデルをやっていたので、小学校2年生のときからの夢でした。高身長のせいで、イジメられていた時期もあって、見返してやろうという思いがずっとありました。小学校の卒業文集にもモデルになりたいと書いていたのですが、父親がすごく厳しくて、学業優先でした。

― それからいつ芸能界デビューを?

結子:16歳のとき、福岡でモデルデビューしました。その頃、両親とインドに住んでいたのですが、1人で帰国して祖母の家に住むことになったとき、たまたまスカウトされて。そしたら、そのスカウトしてくださった方が、私の母のマネージャーさんだったんです。偶然なんですが、これはもうやった方がいいってことじゃない?って。父親にも「やるなら本気でやりなさい」と言ってもらえたので、決意しました。

― それから東京に?

結子:福岡ではCMとかブライダルのお仕事をしてて、18歳の終わりぐらいに、両親がインドから帰国するとき、両親と東京に住むことにしました。

結子(C)モデルプレス
― 東京で活動できると思ったときに、結婚、出産…

結子: 1回モデル業を辞めようと思いました。もういいかなって。なにもやりきってはいませんでしたが、東京のモデルって漠然とし過ぎてて。当時の旦那さんも芸能界には大反対だったんです。

― それでも子どもは絶対に産みたいと強い意思があったんですね。

結子:もともとモデルがダメだったら保育士になりたかったくらい、子どもが好きで。産むことを親にも友達にも反対されたのですが、大親友だけ賛成してくれました。ミスTGCのオーディションを見つけたときに離婚を決めたのですが、結婚をしてからモデル業はほぼほぼしていなかったので。

― 2014年のミスTGCを見つけて離婚を決意。再度モデル業に挑戦しようと思ったきっかけはあったのでしょうか?

結子:応募総数が2万人もあったのに、その中の11人で選ばれて。それってすごいことだなと思いました。このチャンスを最大に活かして、この姿を娘に見せた方が絶対にかっこいいなと思ったのと、スタッフさんにここで辞めたらもったいないと言われたので、再びモデル業に挑戦しようと思い離婚も決意いたしました。

結子(C)モデルプレス
― それから子育てと仕事を両立しているんですね。

結子:離婚したとき、娘はまだ1歳半だったのですが、もう小学校1年生になりました。当時は淋しい思いをさせてしまうことも多々ありました。ですが、時間を作るように工夫したり、友達とのコミュニティに娘を連れて行って一緒に楽しんだりしていくうちに、パパがいなくてもいいって言ってくれて、娘にすごく助けられました。

― すごくいい娘さん!

結子:今も私の姿を見て、薬膳茶を飲んでみたいと言い出したり、ママまた太った?とか言ってきたり、逆に娘が自分のことを太ったかもって言い出したり。今回の大会も応援してくれるので、パワーの源になっています。彼女がいなかったら、このままフェードアウトしていたと思います。

結子、美容法を明かす

結子が飲んでいるという薬膳茶(C)モデルプレス
― 次は美容面についてお聞きしたいと思います。先程お話されていた自分用の薬膳茶にはどのような効果があるのでしょうか?

結子:痩せやすくするのを促進してくれるお茶で、みかんの皮、ジャスミン、ハトムギ、バラ、菊などが入っています。見た目はこんなんですが、美味しいです!デトックス茶をイメージしてもらえたら。

― ほかに気をつけていることはありますか?

結子:この薬膳茶以外にも、モリンガというインドのスーパーフードを朝飲むか、食事と一緒に体内に入れています。日本ではあんまり有名ではないのですが、今海外で流行っているんですよ。糖質オフで7kgぐらい痩せたので、今はタンパク質と野菜メインで摂っています。

結子(C)モデルプレス
― 運動面では?

結子:週3~4回ほど朝走るようにしています。ジムには週3日間通っています。あとは、お家で腹筋やヒップアップのエクササイズをやっています。

― すごく美しいヒップだなと思いました!

結子:ありがとうございます。お尻にはすごく気を使っています。500円とかで買えるチューブを使って、お風呂上がりに毎日トレーニングしています。腹筋は億劫だなと思うのですが、これならテレビを見ながらでも出来るので。

結子(C)モデルプレス
― 美に気を使った生活を送っているように見えますが、リフレッシュ法はありますか?

結子:娘との時間です。友達とご飯を食べることも大好きで、ストレスが溜まったときは、お肉ばかり食べています(笑)。あとは、年に1~2回は海外旅行しています。

結子、世界大会「World Supermodel Production」への意気込み

結子(C)モデルプレス
― 4月には世界大会「World Supermodel Production」が始まりますね。

結子:全然選ばれるとは思っていませんでした。昨年7月に予選が始まったのですが、まだ痩せ始めの時期だったので自信がありませんでした。なので、選ばれたときは、私で良いのかなという不安の方が大きかったです。

― 大会に向けてどのような準備をしていますか?

結子:世界大会に向けてのジャパンチームがあって、その本部の方のトレーニングが結構厳しいんです(笑)。通常のトレーニングのほか、撮影、ウォーキング、スピーチなどもあり、意識改革に繋がっています。

結子(C)モデルプレス
― では、意気込みをお願いします!

結子:絶対に優勝して、帰ってきます!優勝してニューヨークのエージェンシーに入るのが、夢です。そして、その後は、ヴィクトリアシークレットのエンジェル(ヴィクシーモデル)になりたいです!

― 日本人初ヴィクシーモデル誕生を楽しみにしています!

結子:ありがとうございます。言い方はあまりよくないかもしれませんが、今回の大会は夢への通過点。だから、この大会を機に、モデルとしてステップアップしていきたいです。

結子、夢を叶える秘訣を語る

結子(C)モデルプレス
― 夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

結子:具体化することがすごく大事です。私はこうなりたいと、具体化して、そのためになにが必要なのか、逆算しました。あとは、なりたい夢を周りに言っていくと、意外と叶うこともあるのかなと思いました。周りに話すことで、助けてもらえたりと、全部に繋がっていきます。ほかにも、自分に自信がないタイプなので、毎朝鏡を見て「今日もキレイ!頑張る!」って言って家を出るようにしたり。自信を持つことはすごく大事だと思っています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

結子(ゆいこ)プロフィール

結子(C)モデルプレス
誕生日:1993年8月12日
サイズ:T178/B84/W60/H83
出身地:福岡県
趣味:ラグビー観戦
特技:ギャル語、英会話
資格:ジュニアアスリートフードマイスター3級、パーソナルカラーリスト2級

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